平成12・13・14年度
文部科学省教育研究開発学校指定
中間報告会
総合制・地域制の下での
養護学校における教育課程はどうあるべきか
~障害種別の枠を超えた教育課程のあり方に関する基礎研究~
■京都市立西総合養護学校
■京都市立東総合養護学校
■京都市立呉竹総合養護学校
■京都市立白河総合養護学校
提 案 : 企画委員会委員長
朝 野
浩
はじめに
養護育成教育の今後のあり方について
(養護学校の再編に向けた基本的方向)
<報
告>
平成11年11月
京都市教育委員会
養護育成教育の今後のあり方研究プロジェクト
本市養護学校の再編計画
教育改革
 「ゆとり」の中で一人一人の子どもたちに,
「生きる力」を育成する。
■ 自己の生き方を考える
見失ってはならないこと
● 新しい時代を創りだす「個」の営みの尊重
● 障害のある子どもたちの「主体性」の尊重
文部科学省
「21世紀の特殊教育の在り方について」
「生きるすべ」から「生きるかたち」へ
● 教育とは生きるかたちをつくること
家庭や地域社会において「生活者」として,
生きるすべをもって生きるかたちを伝える営み
「生活者」として,お互いが優しく支えあう
自立した社会
「生きるかたち」の
教えあい・支えあい
我々の生活の「場」
インクルーシブな関係
新しい障害観
B.ミケルセン・・・・ノーマライゼーション
障害のある人を可能な限り正常に近い存在にする
「される」存在
● 介
護
発想の転換
「する」存在
● できる存在として捉え直す
視 座
障 害
個人と周りの状況との関係・「環境」のあり方
総合制・地域制養護学校の意義と創造
教育改革
「個」の視点からの出発
障害のある子ども教育の「場」の見直し
● ノーマライゼーション理念の実行
with them から We へ
● 「生活者」の視点
教育活動の支援の場
● 「機能」の視点
障害の特性への支援
障害のある子どもの「生きる力」と保護者への支援
「個別の指導計画」
総合制・地域制養護学校のカリキュラム開発の研究
1.ねらい〔視点〕
① 総合制・地域制養護学校での
社会参加・自立に向けた教育内容の充実
「生きる力」を育てる適切な教育課程の基礎研究
② 総合制・地域制養護学校を支える教育基盤の整備
21世紀の開かれた養護学校のあり方の基礎研究
2.理論仮説
総合制・地域制養護学校のカリキュラム開発は,
① 「社会参加・自立」を積極的に推進する
② 多様なカリキュラムの策定を促す
③ 「個別の指導計画」により新しいカリキュラムを創造する
④ 「四つの生きる力」の視座により
新たな支援のあり方を創造する
⑤ 評価について本人参加や保護者の参加を促す
⑥ 「個別の指導計画」により
「生活者」としての支援のネットワークを創生する
3.研究計画及び方法
● 三つの「場」を超える
① 障害種別による従来の「場」の教育を超える
② 従来の「学校」という教育の「場」を超える
③ 学校種による教育の「場」を超える
必要な時期に必要なことができる学校システム,教育課程の開発
「個別の指導計画」のシステム開発とモデルプランの試行
これまでの障害種別による教育のノウハウの活用
地域に開かれた養護学校のあり方
「地域における特別支援教育センター」
研究組織
新しい教育課程を編成するための基準に関する基礎研究
 基本理念
「四つの生きる力」の視座
1 「生命として生きる力」
2 「生きて生活する力」
3 「生きて働く力」
4 「ともに生きる力」
生命
生活する
働 く
ともに
「四つの生きる力」の視座から
目標設定のための分析と評価の視点
スキル
意欲・主体性
c)
b)
知識・技術
自己選択・自己決定
四つの
生きる力
「四つの領域」
a
b
c
d
)
)
)
)
環
a)
境
「環境(参加とできる状況づくり)」 参加と
出来る状況つくり
「スキル(知識技・術)」
「意欲・主体性(自己選択・自己決定)」
「社会性(ひと・もの・ことへもかかわり)」
社会性
d)
ひと・もの・こと
への関わり
右回りスパイラル構造図
自己(個人)
スキル
意欲・主体性
関
係
の
軸
活 動
心理・情緒
行為・行動の軸
社会性
★ 環 境
他者(集団)
「個別の指導計画」の作成
~目標設定の流れ~
新しい教育課程の理念構造図
従
前
の
教
育
課
程
か
ら
の
転
換
「個別の指導計画」から教育課程の創造
● 「四つの生きる力」の視座
● 「四つの領域」で目標の設定
● 「個別の指導計画」による授業実践
内容の選択の規準づくり
◆発達の視点
◆障害の特性の視点
◆「個」の視点
京都市における「個別の指導計画」(システム)
試行モデルプラン
● 障害種別の枠を超えた多様なカリキュラムの創造
① 特に視覚,聴覚の障害の特性に応じた指導のあり方
② 肢体不自由と他の障害との重複する場合の多様な集団編成
③ 12年間を見通した「個別の指導計画」に基づく教育のあり方
④ 自閉症に配慮した指導のあり方
⑤ 情報技術(IT)の活用
● 新たな教育支援と連携のあり方
① 地域における特別支援教育センター化構想
② サテライト構想 -居住地をベースにした支援ネットワークづくり-
総合制・地域制養護学校における専門性について
● 全国盲学校,聾学校へのアンケート調査
① 求められる専門性
・専門性の担い手
・専門性の確保
・組織としての専門性
② 期待されること
・視覚,聴覚以外の障害についての教育の充実
・居住地に近い学校への通学
③ 課
題
・教育課程の運用
・施設設備
・専門性の確保
ダウンロード

中 間 報 告 会 - 学校教育研究センター