平成22年度(独)福祉医療機構助成事業
認知症介護研究・研修仙台センター
認知症の理解と家族支援スキルアップ研修開催支援事業実施要綱
1.目的
在宅における虐待の相談・通報件数は年々増加しているのにもかかわらず、これまでは
発見後の対応やネットワークづくりに関する対応しかなされておらず、未然の防止を目指
し直接家族に働きかける人材育成は行われていませんでした。
その役割を担う居宅系サービス事業所従事者や介護支援専門員は、在宅介護の支援に関
する最前線にいるにもかかわらず、認知症や家族支援についての研修機会は少ないことが
課題でした。その要因として、事業所規模ならびに限られた職員数により実践者・実践リ
ーダー研修のような長期にわたる研修受講が難しい状況が想定されます。こうした現状か
ら、短期間で効果的な家族支援能力向上に向けた研修を行うことが望まれています。
本事業は、家族支援ならびに虐待を未然に防ぐためのキーマンともなるこうした事業所
職員に対し、認知症や家族支援に関する研修を各都道府県政令市単位での開催を支援する
ことを目的とします。
2.事業の経過
認知症介護研究・研修仙台センターでは、平成 20 年度より独立行政法人福祉医療機構助
成を受けて「認知症高齢者介護家族への個別相談対応のための研修システム構築事業」を
すすめています。
20 年度
21 年度
22 年度
■ニーズ調査
■教材作成
■カリキュラム検討
■11 箇所(12 回)モデル研修・
効果測定実施
(1,000 名定員に 3,000 名申込)
■家族支援システム試案作成
■認知症介護指導者を対象とし
た講師養成研修実施(6~7 月)
■全国に告知、研修実施支援
(8 月~翌 2 月ごろ)
昨年度は、研修教材の有用性と効果を検証するために「家族支援に向けたスキルアップ
研修会」を全国 11 箇所(12 回)でモデル研修に実施したところ 3,000 名を超える応募があ
りこうした研修の必要性とその効果が明らかになりました。
今年度は、このような研修会を介護現場に広く活用・普及していくために、各都道府県
政令市において継続的に実施されることをめざし、研修会実施を希望する都道府県政令市
への支援を行います。
3.研修概要
(1)研修目的
在宅での介護を支援する人材を育成し、在宅介護を支援し虐待を未然に防ぐことが
目的です。
認知症高齢者を在宅で介護する家族は、介護講座や相談機関に自ら出向くことが難
しい状況にあることが多く、送迎や訪問など日常的に家族と接する機会の多い専門職
は介護家族を支援する際の重要なキーマンであると言えます。
本事業は、認知症高齢者を在宅で介護する家族を支える社会資源である訪問・通所
サービスや、地域包括支援センター等に専門性の高い個別相談対応が実施できる人材
を育成し、介護家族の負担軽減と効果的な支援体制の構築を目的としています。
(2)研修対象者
居宅系サービス事業所従事者または家族と接する機会の多い職員
(例;デイサービス、デイケア、ショートステイ、相談員、介護支援専門員等)
(3)研修の内容と時間
★資料1、2参照
必ずしも標準的カリキュラム通りではなく実情に応じて変更していただいても構いません。
4.仙台センターの研修実施支援内容(詳細は研修開催要項参照)
(1)支援事業の対象
都道府県・政令指定都市の担当課とします。ただしその地域の実情に応じて相当の
団体に委託することも可能です。
※例として、事業団、市町村、職能団体、社会福祉法人等
(2)研修受講者分の教材(テキスト・演習シート等)の発送
研修実施にあたり必要な研修テキスト、演習用ワークシートブックを人数分発送し
ます。
※サンプルを同封しましたのでご覧下さい。
(3)講師用テキスト、研修用映像教材(DVD)の発送
講師が使用するテキスト(パワーポイントデータ含)・オリエンテーションブックを
必要分、研修に必要な映像教材1部発送します。
※映像教材は認知症の本人、介護家族本人が出演しています。
(4)研修会講師紹介(各県の認知症介護指導者)
講師は今年度 6 月~7 月にかけて全国 7 箇所で行った講師養成研修を受講した認知症
介護指導者です。
★資料3別紙講師一覧をご覧いただきご依頼下さい。
(5)講師への謝金、旅費の支払い(規程による金額)
当センターの規程に従い講師への謝金(1 時間単価 8,910 円)および旅費の支払いを
行います。
★講師ご本人より別紙講師旅費・謝金振込依頼書(様式B)に記載してもらい研修実
施計画書と一緒に返信して下さい。
(6)会場費
会場費が発生する場合は当センター規程により上限 5,000 円を負担します。
(7)支援回数
1回
(8)その他
・助成事業であるため参加者から費用を徴収することや物品を販売することはできま
せん。
・研修会の開催は、平成22年8月~平成23年3月10日までの間にお願いします。
5.研修実施支援事業申込方法
同封しました以下様式にご記入いただき返信用封筒で郵送してください。
①研修実施計画書(様式A)
②講師謝金・旅費振込依頼書(様式B)
6.研修実施都道府県・政令市(団体)にお願いしたいこと
(1)研修会の企画・運営
参加者の募集、開催日に関する講師との日程調整、会場の確保を行ってください。
募集要項、講師派遣依頼は、様式を参考にしてください。
(2)研修実施計画書の提出
研修の実施詳細について記載し事前に提出をお願いいたします(様式A)
。
(提出期日 平成23年2月15日)
(3)研修当日のアンケートの配布と回収
研修会当日に効果測定と評価を目的としたアンケートを配布いただき回収をお願い
します。返信用封筒は、研修教材と同封します。
(4)終了後に研修実施報告書
研修終了後に実施報告書を返送下さい(様式E)。講師謝金・旅費、会場費をお支払
いいたします。
(提出期限 平成23年3月15日)
<問合せ先>
認知症介護研究・研修仙台センター
〒989-3201
宮城県仙台市青葉区国見ヶ丘 6-149-1
TEL:022-303-7550/FAX:022-303-7570
研究事業担当者:矢吹知之
事 務 担 当 者:堀籠修子
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