数研『地学』(地学/302)観点別特色
(1)内容
最新の知見を取り入れた,信頼感のおけるしっかりとしたていねいな記述がなされている。
また,本文を理解する上で助けとなるような事例をデータ,図,写真を用いて解説し,無理なく
本文内容が理解できるような構成となっている。例えば,地震の解説では東北地方太平洋沖地
震の地殻変動に関するデータが,気象分野では高層天気図などのデータが掲載されており,
本文の内容を視覚的に具体的に理解できるように扱われている。
本文の記述は生徒が読んで理解しやすいよう,予備知識や補足となる事項を「参考」として本
文から外しており,本文の理解のしやすさに対する配慮,理解を助ける工夫が見られる。
(2)構成・分量
本文全体は,内容にあわせて適度な分量の6編で構成されており,各編は「章」,「節」(1,2,
…),「項目」(A,B,…)に分かれており,学習しやすい構成である。
また,本文中の適所で,学習した内容と関連して科学的に思考させたり,計算させたりする問
題が「問」や「例題」として掲載されており,学習内容の確実な定着をはかることができる。
(3)表記・表現及び使用上の便宜
重要な用語は太字にし,学習すべき内容が捉えやすくなっている。また,本文中の重要語句に
はルビが振られており,生徒の学習を助ける配慮がなされている。
本文の理解が側面的に深まると考えられるトピック的な事柄や最近の研究の動向,本文を補う
内容などが,「参考」「Column」として本文の関連した場所で扱われており,生徒の理解を助け
る配慮がなされている。特に,本文を理解する上で必要となる数学や他科目での学習内容が
「参考」でていねいに解説されており,初学者が無理なく学習できるように配慮されている。
(4)その他
前見返しには世界の気候区とその景観の写真,後見返しには地質時代区分と生物の歴史・日
本地質図が掲載されており,本文で学習する内容と対応させて確認できるようになっている。
巻末には,演習問題が掲載されており,全編を通した学習内容の確認と定着を図ることができ
るようになっている。
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