2 年理科(物理Ⅰ)学習指導案
実施日時
平成 17 年 6 月 6 日(月曜) 4 時限(11 時 30 分から 12 時 20 分)
実施場所
物理実験室
対象
2 年 5 組 小嶋絹雄学級 40 名 (男 20 名・女 20 名)
指導教諭
古屋東一郎 印
授業者
鶴田尚英
単元名
運動と力
教科・科目 理科・物理
本時の主題 相対速度 1
本時の目標 高等学校学習指導要領第 2 章第 5 節第 2 款第 4 物理Ⅰ2(3)ア(イ)「運動の表し方」のうち速
度に該当。観測者の運動に依って同じ運動でも異なった見え方をする事を直線的な例えで
扱い、文章題とベクトル表示の両方を用意し、特に文章題でどちらの対象が観測者なのかを
正確に言及する事ができる。次回に備えて相対速度がゼロになる例を強調し、相対加速度
についても多少扱う。尚、ベクトル未習を充分に考慮。
本時の展開
教師の活動・援助
生徒の活動
指導上の留意点・◎評価方法
導入
 挨拶・プリント配布・出欠
プリントは生徒用授業案 2 枚
7分
 本時の目標を言及
◎教師への注視
 宿題:出た数値が間違っている
場合に違和感を持てる事が大
事と言及
 カメラを乗せないで演示実験
 前提:ピングーとスヌーピーの演  解答・ノート
示実験を既習の慣性の法則に
予想「(正解)」「わかりません」→
依る物と言及できる・指名
「一回目でやったよ」→「(正解)」
フィードバックは初回の授業案
「わかりません」→「ダルマ落とし
は何の法則?」
 板書「車は慣性によって止まろう  プリント余白に記入
メモ中は顔上げを待つ
とする」
 穴埋め
 穴埋め
板書「止まったまま、離れてい  速度の再認識に驚く
く。同じ現象が違って見える!!」
 例(夜の電車と街灯:逆方向、
反応が悪ければ次々と例を変えて
対向車:高速化、
いく
並走:等速化)
展開Ⅰ  新事項:相対速度を文章と矢印  穴埋め
8分
で説明・読み上げ・穴埋め
 テクニックにアンダーライン
「カラミタを引く」は後で。
ナニに相対しているのかが大事に
 作業
なると強調
 定義式・模式図・テクニックの全  作業
体を枠囲み
 意外性に驚く
顔上げを待ってから次の展開へ。
展開Ⅱ  「聞いただけでは解らされるだけ  ①②は言われた通りに板書
25 分
「ミルの終点からミラレルの終点に
なので手を動かしてみましょう」
③④を解答
矢印を引く」を連呼。支点を大きな
演習問題 B(ベクトル法で簡単
⑤は再び板書
黒丸で記す。
に直線的な問題を。最後に二
③予想「上?」→「この矢印って
次元を解く。)
長さある?」、「引けません」→「と
問題として①②⑤を解き、③④
いう事は黒丸なんだよね」
各々適切な例を挙げる
は指名
 解答が出てからプーさん実験器  TV に注目・解答と照らし合わせ
で演示してみせる
てつじつまが合っている事を確認
実験の様子を TV で写して見せる
2 度は繰り返す
 「このままだと手で解った気にな  笑う
る危険性をはらんでいるので、
頭を動かしましょう」
演習問題 C(一次元 2 題、二次
時間を見て二次元はカット可能
元 1 題)
「カラミタを引く」を連呼。全て
図を利用しながら数式による解  穴埋め・板書
法を繰り返す。
U(相対)=V(見られる)-V(見る)
を一貫して書くようにする。
⑴をやった所で⑵は生徒に 1 分
時間をとって自分でやらせる。
可能なら机間指導
その際相談しても良いと声掛け
◎自力で解こうとしているか
⑶は再び前で。
◎隣と相談しているか
⑵指名「できた人いますか。答  挙手・解答
いくつになりましたか」→「そうで
すね、多分こうやったんだと思
います」と正解を板書。挙手が
なかった場合は、指名するか解
いてしまうかその場で決める。
 板書
顔上げを待つ
質問を受け付ける
展開Ⅲ
(明日への布石として触れたい。)
高度な内容なのであまり深いアプ
8分
 再び物理的支点から相対加速
ローチを行わないことに注意、説
度の導入を行う・読み上げ
 新出の言葉に興味
明も例も定性的な所で止める
「全く同じ書き方をしていますの  授業案をめくる
で、前の授業案 1 も見返して下
さい」
 例(落下運動と落下運動)
「相対加速度ゼロなんだから、
加速や減速は起きない」
 教師に注目
状況により指名する場合は答えら
れそうな生徒に限定したい
 演習問題 D(タイムラグを作って
非常に難しい内容なので、余談を
球を追いかけさせる問題)
入れても良いと思われる。
(訂正箇所を指摘)
 時間を見てまだ 10 分以上あっ  解答・穴埋め
たら解かせる、5 分なかったら板
書で解答。どの場合でも移動距
離 xA,xB は指名。
 理系を目指す人に話すとした上  穴埋め
◎意欲的な学生の注目
でそれ以降の相対加速度のハ
イセンスな解答を進める。
まとめ
2分
 「 最後ちょっと難しかったです  注目
が、相対速度を勉強しました。
今日で、興味深い事に観測者
がピングーなのかスヌーピーな
のかによって運動の見え方が違
うこと、加速度にも当てはまる事
の 2 つを知ったと思います。
明日は 2-5 の最後の授業になる
ので、実習生 3 人で作ったビデ
オ教材とアインシュタインの相対
※発展的内容に触れる時間がな
性理論の話をしたいと思いま
かった場合、次回モンキーハンテ
す。楽しみにしてて下さい。じゃ
ィングの手前で相対加速度を一度
終わります。号令」
 号令・質問
扱う必要がある。
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相対速度1