2012年 5月12日
5月21日朝は 金環日食を楽しもう
東亜天文学会 名古屋支部
名古屋での予報は次のとおりです。(秒は省略しています)
天頂方向
金環日食の継続時間は約 3.5分
欠け始め
6時18分
始まり
7時30分
最大
7時32分
終わり
7時33分
日食終わり
8時57分
日食は新月の時に起こりますが、新月にいつも日食が起こるとは限りません。
日食は右図のように説明されますが、太陽・地球・月の大きさや距離の実際の
比率は、地球をピンポン玉の大きさとした下図のようにとても離れています。
そして地球の公転軌道に対して月の公転軌道が少し傾いているため、日食が
起きることは「稀」なのです。
月や地球の公転軌道はやや楕円であり、太陽と地球・地球と月の距離は毎日
気付かない程度で近付いたり遠ざかったりしています。 日食時に、太陽より月が小さく見える場合に金環日食になります。
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月の軌道:少し傾いている
地球から月までの距離1.1~1.3m、5月21日は1.28m
太陽は直径約4.4m、平均で約
470m
5月21日は約476m先
直径約1.1cm
地球:直径約4cm
6月6日の 金星の太陽面通過 (約6.5時間続きます)
北
名古屋での予報は右図のとおりです。
日食と同様、太陽・金星・地球の順に並ぶと起きる現象です。
金星の公転周期は約224日で地球の1年より短く、時々追い越し
ていきます。 追い越す周期は約584日で、この時金星は太陽の
手前にあって最も近づき、後ろからの光でほとんど影の新月の
ような形に見えます。
金星の軌道も地球軌道に対して傾い
ており、太陽面を横切るのは
「極めて稀」で、今回は
10時半ころ
開始:7時11分
10時30分
終了:13時47分
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8年ぶりですが
次回は105年後に
なります。
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13時半ころ
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太陽の動きを加味すると・・・
7時半ころ
南
日食や、金星の太陽面通過を観察するには
太陽は直接見ると目を傷めますので、専用のメガネや
工夫が必要です。日常使うサングラスは日食観察には
役に立ちません。最近は本屋さんなどで「日食観測用
メガネ」として売られているもの使いましょう。 お配りす
る日食観測プレートはそのような性能を備えています。
日食は専用の装置が無くても、安全に観察する方法も
あります。そのような方法や日食観察プレートを使って
作るオリジナル日食メガネの作り方や、使う上で必要な
注意も、サンプルを使ってご説明します。
金環日食は通学・通勤時間帯と重なるので、交通事故
にも充分注意してください。
木漏れ日(左)は太陽がたくさん映し出されたもの。たくさんの輪が
見えることでしょう。ピンホールカメラ(右)は安全な日食観測装置。
日食などの現象は、とても神秘的で見ていて感動しますが、時刻
通りに始まり、時刻通りに終わります。やり直しはできません。
失敗しないように、練習しておきましょう。
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説明時配布資料ppt