原案:(財)とちぎ男女共同参画財団 2012年3月
100人村クイズ
~栃木県が、もし、100人の村だったら・・・

いま、栃木県には199万5901人が住んでい
ます(2011年12月31日)

今の栃木県を人口100人の「とちぎ村」に
縮めるとどうなるでしょう・・・
30年後の2040年には、
とちぎ村の人口は100人から何人になる?
人口減少
答 約80(~87)人に減ってしまいます。
○「なぜ、人口が減るの?」を考えながら、
データを見ていきます(パワポで紹介&記入) or
○グループで、データ集を確認しながら、空欄
の解答を考えよう(時間がある場合)
年齢構成
(80人に減ると)
1割が子ども、4割が高齢者
(超)少子高齢社会!
現在2010年
子ども
(年少人口0~14歳)
大人
(生産年齢人口
15~64歳)
お年寄り
(老年人口65歳以上)
14
64
22
人
30年後2040年
8
?43
減少
人
減少
人
増加
人
人
29
人
(超・少子)高齢社会
今はお年寄り1人を、大人3人で支えてい
ます
?
 2040年にはお年寄り1人を、大人1.5人で
支えることになります

2040年
2010年
?
未来は、介護をされる人・する人が増えます
介護休暇をとる人も増えます
?
少子化の直接の原因は?
(時間があれば、グループで話し合う)
非婚化:結婚しない人増加
(未婚)

?

晩婚化:初婚年齢が上昇

少産化:合計特殊出生率低下
(2010年1.4人)
データ①

非婚(未婚)化
結婚しない人が増えています
データ②

晩婚化(→晩産化)
結婚する人は減り、初婚年齢は上昇して
います。
栃木県の婚姻件数、平均初婚年齢の推移
件 14,000
歳
30
28
13,000
26
12,000
24
11,000
22
10,000
20
昭和55
59
63
8
平成4
婚姻件数
夫
12
妻
16
年
データ③

少産化(合計特殊出生率の低下)
合計特殊出生率(女性が一生の間に産む平均こども数)
は とちぎ村では1.4人です(2010年)
(人口維持には2.07人が必要と言われています)
人
合計特殊出生率の推移
2.50
栃 木
2.00
県
全国平均
1.50
1.00
0.50
出
0.00
生
率
昭和45年
55年
60年
平成2年
7年
12年
17年
21年
なぜ、結婚しない?出産しない?
グループで話し合おう (○分)
(話し合う場合は、100人村記入シートの理由のとこ
ろを隠しておく)
なぜ、結婚しない?出産しない?
少子化の理由で、よく言われるけど
「女性の社会進出が進み、
働く女性が増えたから!」
女性の労働力率が日本より高い国で、
日本より出生率が高い国あり
日本と、その国の違いは?
を考えながら、データを見て
いきましょう。
なぜ、結婚しない?出産しない?
・結婚観など個人の意識
の変化
①収入が不安定(非
正規雇用の増加)
個人の意識 ⇔ 社会的要因
両立支援体制不足
②保育サービス不足
③男性の育児参加不足
・子育てに対する負担感
非婚・晩婚・少産化
社会的要因
①非正規雇用の増加

男女とも、給与が低く雇用が不安定な非
正規社員(パート、アルバイト、派遣社
員など)が増加 収入が不安
定で結婚でき
ない…
非婚・晩婚・少産化
社会的要因
②父親の子育て時間等の不足
育児休業取得率 女性87.8% 男性 2.5%
残業ばかりで
子育ての時間
がない…
(栃木県 2009年)
長時間労働!だから
 日本人は世界一、
残業ばかりで
子育ての時間
がない…
(週50時間以上の労働者割合において)
長時間労働をしています
• 長時間労働は、過労死
や心の病、自殺につな
がることもあります
• 自殺率は男性は女性の
約3倍!(H18.栃木県)
非婚・晩婚・少産化
社会的要因
③保育サービスの不足
待機児童増
→子育てをしな
がら働き続ける
ことが難しい
保育園に
空きがない
…
「非婚・晩婚・少産化→少子化」は
仕事と家庭の両立困難
(家庭・個人に優しくない労働環境)
が一因
①非正規雇用者が多い
②父親の子育て・家事時間等の不足
↑長時間労働(働きすぎ)
③保育サービスの不足 ・・など
男女間格差に
男女間格差

日本全体で、第1子の出産で仕事を辞める
女性の割合は100人中
62人です。
?
出産で仕事を辞める女性
62人
女性に多い非正社員(非正規雇用者)
?
 日本では、女性100人のうち、55人が非
正社員です。
?
 男性の非正社員は100人中20人です。
(女性は子育てや介護の両立や、子育て後の再就職のため正社
員になりにくい)
非正社員
非正社員
管理職の男女差
 日本では、管理職100人のうち
?
女性は11人です。
?
アメリカでは43人が、
?
フランスでは39人が女性です。
指導的地位(政策・意
思決定過程の場)への
女性の参画率が低い
政治や行政、企業の管
理職、地域社会など、
あらゆる分野で「健康
な働き盛りの男性」が
主となって意思決定を
してきた
日本は、ジェンダー途上国
(注)
HDI
人間開発指数(Human Development Index)
国連開発計画(UNDP)
「長寿で健康な生活」,「知識」及び「人間らしい生活水準」
出生時の平均寿命,知識(平均就学年数及び予想就学年数),1人当たり国
民総所得(GNI)
GII
ジェンダー不平等指数(Gender Inequality Index)
国連開発計画(UNDP)
国家の人間開発の達成が男女の不平等によってどの程度妨げられているかを
明らかにするもの。
【保健分野】
・妊産婦死亡率
・15―19歳の女性1,000人当たりの出生数
【エンパワーメント】
・国会議員女性割合
・中等教育以上の教育を受けた人の割合(男女別)
【労働市場】
・労働力率(男女別)
GGI
ジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index)
世界経済フォーラムが,各国内の男女間の格差を数値化しランク付け
【経済分野】
・労働力率 ・同じ仕事の賃金の同等性
る比率 ・専門職に占める比率
・所得の推計値・管理職に占め
【教育分野】
・識字率 ・初等,中等,高等教育の各在学率
【健康分野】
・新生児の男女比率
・健康寿命
【政治分野】
・国会議員に占める比率 ・閣僚の比率 ・最近50年の国家元首の在任年
数
仕事と家庭の両立困難
男女間格差
性別役割分業
・「男は仕事、女は家庭」
「男性は主要な業務、女性は補助的業務」
男性は働いて、大黒柱として家族を養う
女性は、家庭で家事・子育て・介護をする
・いまは「男は仕事、女は仕事も家庭も」
「男は仕事と残業、女は家庭とパート」?
男女間格差←性別役割分業は
男女双方の働き方の問題
 育児や介護の孤立化の問題
 DV(ドメスティック・バイオレンス、夫婦や恋人な
ど親密な関係にあるカップル間の暴力)
 男性の長時間労働による過労死・心の病
・自殺(自分への暴力)

などの問題にもつながっています。
少子高齢化が進むと世帯は?
栃木県推計
一人暮らし
夫婦と子ども
夫婦だけ
一人親と子ども
三世代同居等
2005年
2030年推計
24%
31%
18%
8%
19%
33%
23%
19%
10%
15%
一世帯の人数(家族)が減り、
一人暮らし(高齢者・未婚者等)が増える!
一人暮らしが増えるとどうなる?
孤立
・孤独死
コミュニティ
の希薄化
病気、要介護
→家族がいない
→介護・医療サービス増
→社会保障費の増大
今の社会の現状と問題
・人口減少 ・少子高齢社会
・非婚化、晩婚化、少産化
・家庭と個人にやさしくない働き方
・仕事と家庭の両立困難
・男女間格差
・DVなどの暴力や自殺(自分に向ける暴力)がある
・一人暮らし増
・無縁社会?・・
感想や多縁社会への解決策をシェア
問題のまとめ
人口減少・少子高齢社会、
一人暮らし増加、コミュニティの希薄
非婚(未婚)・晩婚化、少産化
仕事と家庭の両立困難
男女間格差
性別役割分業
ライフスタイル
選択の多様化
解決策として・・・
①男女共同参画
②ワークライフバランス
③多様性の尊重(diversity)
持続可能な社会に!
①男女共同参画社会
 男性と女性がさまざまな分野にお
いて計画の段階から共同して参加
する社会です。
 女だから・男だから、という性別
にとらわれず、一人ひとりが自立
し、みんなが「自分の能力」を最
大限に発揮することで、男女間の
格差は無くなります。
②ワークライフバランス
ワークとライフのハーモニー・シナジー
♪♪
仕事と家庭や地域活動などの生活の調和
仕事・家庭を、一方の性別だけで担うのではなく、女性も男性
も働き、家庭生活(子育て、家事、介護等)を担い、市民とし
て地域行事に参加、ボランティア、自己啓発、趣味の充実な
ど。様々な役割をバランよく担うことで、豊富なアイディアが
生まれ、人生が豊かになります。
②ワークライフバランスの必要性

長時間労働の割には、生産性が低い!短い労働時
間で付加価値(利益)を高めるために、働き方の
見直しが必要
日本の労働生産性(就業者1人当たり名目付加価値)は、
OECD 33カ国中22位、主要先進国7カ国の中では最下位
(2009年)です。
○週50時間以上の労働者割合は世界一
→内閣府「平成18年度版国民生活白書」
②2025年問題、誰もが介護時代

2025年(1950年生まれの団塊世代が75歳)
65歳以上の高齢者が総人口の30%超え、
現役世代が激減する人口構造。
超高齢社会。
管理職世代の男性も介護休暇をとる!
他にもメンタルケア、
ボランティアで社会貢献 等
ワークライフバランスは誰もが必須!
③多様性の尊重
女性、男性、多様な性(性同一性障がいなど)・・・
 乳幼児、子ども、青年、大人、高齢者
 健康な人、病気をしている人、障がいのある人
 外国人
・一人暮らし、家族のいる人、ひと
り親家庭
などなど、様々な立場の人がいる

→多様性を大切にした社会
学校、地域、家庭、職場、社会、政治・・・
様々な立場の人が集まり、みんなで決めて、みん
なで運営する
③ダイバーシティ・マネジメント
(多様性を尊重した経営)

様々な立場の人材(女性、外国人、ハンディのある人、子育
てや介護中の人など)を雇用
→多様なアイディア、商品やサービスの開発に。

子育てや介護の当事者、生活者の視点が企業内・行
政・政治でも大切。
→職場活性化、優秀人材確保、効率的な仕事や経営へ
(例)子育てママが子育て便利グッズを開発、大ヒット
スリング(抱っこひも)開発、授乳服開発
(例)政治にも生活者の視点を
自治体トップが育休
など
男女平等先進国の例
労働力不足、そのときスウェーデンは



労働力として・・・男性がもっと働く?女性?外国人?
外国人受入の場合→語学学校や教育機関のコスト
女性に働いてもらう!
→女性たちは、働く代替として、
「保育・介護施設の充実を」要望。
→女性たちを議会へ送り込む
(クオータ制(男女割当制)、公務員・企業にも)
→高福祉国家づくり
→男性の労働時間短縮や
パパ・(ママ・)クォータ
(父親の育休割当制度)
日本は北欧を目指せるか・・・
安心して税をあずけられますか?
政治家が10人いたら、女性は1人
衆議院議員女性比率10.9%、栃木県議会議員6% (2011年)
スェーデンは女性比率45%(2010年)
生活者・市民の視点をもったリーダーを!
↑ポジティブ・アクション。
2020年30%の目標(各分野指導的地位に女性が占める割合)
+多様なライフスタイルに合った社会保障制度
などへの見直し
未来予想図
新しい未来を創造しよう
男女共同参画、ワークライフバランス、多様性の尊重が進むと
●差別や暴力のない社会
●男女間格差の解消
●ライフスタイル選択の多様性
意思決定過程(政治
など)に女性増
とちぎ村の
未来予想図
出産で仕事を辞めない
女性管理職増
イクメン・カジダン(育児する家
事する男性)当たり前
男性も介護
男女共同参画、ワークライフバランス、多様性の尊重が進むと
多縁社会に!
どんな生き方・暮らし方でも、
つながり合えるコミュニティに!
様々なNPOや団体、ボランティアが、コミュニティのつながり合いを担っています。
高齢者支援
おかいもの隊
低料金で買い物を代行。
地域のお年寄りに好評で
す。
介護支援
介護者同士が助け合い
悩みや情報を共有。介護を各
家庭が抱え込まず、支え合い
ます。
子育て支援
子育てを地域でサポー
ト 孤立化しがちな子育
てを支えます。
親たちの学び合い
親自身の学びを深める
子育ての悩みを共有し、親自身
の学び合いを行っています。
他にも、障がい者・外国人・青少年(ひきこもりなど)などハンディを持つ人の支援
や、コミュニティを豊かにするまちづくり推進、暴力防止活動などを行うNPO(特
定非営利活動法人)などがたくさん活動しています。
未来のために・・・
今日からあなた(私の町、地域、団体・・・)は、
何をしますか?
(時間により、個人でふせんへの記入のみや、話し合
いやふせんでグループワークなど)




あらゆる立場の人たちが、尊重され、いきいきと自分
らしく輝けるように・・・
仕事、政治、地域をみんなで分かち合う
子育ても介護もみんなで分かち合う
一人暮らしが増えても、コミュニティのつながりが強
い社会に
・暴力の無い社会に
男女共同参画
ワークライフ
バランス
多様性の尊重
ダウンロード

パワーポイント - パルティ とちぎ男女共同参画センター