東北大学地球工学専攻
綱引き手引き
綱の握り方
B君の両腕の間に,A君の左腕とC君の右腕が入っています。綱が露出している
部分が多いと,各人の力が分散し,所望の合力を得ることができません。ただし,
各人が密集しすぎると,かえって引けなくなります。各人間の間隔は,各人が両足
を十分に動かす(引く動作)ことのできる程度でなければなりません。
引く姿勢(1)
綱引きでは,全選手の合力を如何に無駄なく綱に伝えることが重要で,そのベクトル
は常に,綱軸でなければなりません。選手は身長の高い順に前から配置し,引く姿勢は,
選手群のシルエットが富士山のシルエットのように,先頭からハの字のようになっていな
ければなりません。選手に注意すべきことは,自分の前の人よりも姿勢が高くならないように
することです。また,引いているうちに綱は持ち上がろうとします。綱の高さが各人の脇の位置
よりも下になるように試合中に心がける必要があります。引き方は常に綱の方向,真直ぐ後ろです。
そのために,各人の尻が綱から外向きにならないよう,常に綱方向にあるよう心がけさせる必要があります。
引く姿勢(2)
顎は引いていた方がよいと思います。綱を引いていると,相手の揺さぶりもありますが,綱が
引き回されることもありますが,それに同調してはいけません。綱を引く際に,掛け声(オーエス等)をかける方々
もおられるようですが,これは賛成しません。というよりすべきではないと思います。掛け声をかけることで,
相手の揺さぶり(綱が結果的に揺れる)に同調してしまいやすくなるからです。つまり,掛け声の合間にはどうしても
息抜きの場,瞬間ができてしまうため,息抜き(息継ぎ)の瞬間に引かれたり,揺さぶられてりします。
引いているときは,無言で,黙って引き続けることが肝要です。とにかく,黙って,正しい姿勢で引き続ける
ことです。綱が持ち上がろうとしたら,周りにいる監督が,腰を下ろすよう指示しましょう。
観客が「ワッショイ」や「オーエス」などと応援するかとも思いますが,これに選手が同調しなよう
に注意しましょう。あるいは,観客には,上述のようなリズミカルな掛け声をしないよう打ち合わせておく方が良いでしょ
う。観客にには,「がんばれ」,「もうしこし」「勝ってるぞ」などといったバラバラの掛け声をさせるべきです。
人
当日はこのような人も必要です。試合の直前には,このような人に気合をかけてもらいましょう。
例:このような人 「うぉっシャー行くぞぉー」
選手
「うぉっしゃーぁぁぁぁ!」
ただし,試合が始まる直前までこのような掛け声をかけ続けるのはかえって息が乱れて悪影響
を及ぼします。ので注意が必要です。
檄
文:林一夫(東北大学 教授)
筆:坂口清敏
運動会の数週間前から,このようなものを学科のロビーなどに掲示しましょう。
勝利
さすれば,勝利します!
正しい姿勢で,力を合わせて,引く
これ以上の必勝法はありません。
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