経営者のための
戦略的情報化(IT)セミナー
「儲かるITの導入とは!」
ITC中部 ITコーディネータ
矢口 隆明
2002/10/17/
儲かるITの導入?????
●ITを導入したら、売上が上がる?粗利が増え
る?
●ITを導入したら、コストが減る?効率が上がる?
逆風に強い!収益力のある会社
本当に実現できますか?
儲かるITの導入?????
本当に実現できるためには?
成功方程式
経営戦略+情報技術(IT)=独自の企業競争力
社長の想い
ビジョン
経営目標
経営環境分析
(外部/内部)
経営課題
戦略情報化
●自社の強みの実現や顧客の価値を創造できる企業能力を有する。
「これを、情報技術(IT)でいかに実現してくかが!儲かるITの導入。」
経営変革の必要性
-21世紀の勝社へー
失われた10年―企業経営の視点から
<明るい未来への道標を見つける着眼点>
80年代の成功体験
•バブル時代の発想
•トップ・ミドルの思考の慣性化
80年代の成功体験を棄却できずに
過去の延長線上の発想=変革の旗ふれず
ハードのみのイノベーションに終始
•ビジネスモデル構築の立ち遅れ
•ソフト思考が希薄
コーポレートガバナンス
「企業価値」の創造
パラダイム変換
ソフト重視
株主・顧客重視
IT活用
従来のビジネスモデルを温存したうえでの
全社的なコスト削減が不十分=収益性の不在
ITの戦略的活用の立ち遅れ
経営戦略・企業行動の変革
•全社最適化の意識の希薄
•IT投資のトップ・ミドルの理解不足
IT革命の中、イメージでの理解のみで
戦略的情報化の不達成=IT活用の遅れ
経営変革へ
情報化社会の発展・Eコノミーで変わるパラダイム
Eコノミーで変わる経営パラダイム
勤務形態が変わる
業態が変わる
代理店、小売業から
⇒「電子制御用聞き」に
商品が変わる
相互に連鎖
Eコノミー
産業分類枠の崩壊
⇒情報活用型新産業へ
コストが変わる
中間コスト、管理費
⇒直接取引きで激減
画一型マス商品から
⇒カスタマイズ商品へ
産業が変わる
中間コスト、管理費
⇒直接取引きで激減
組織が変わる
管理職・管理部門
⇒権限分散で激減
取引先が変わる
系列・下請から
⇒「電子化系列」へ
情報化技術(IT)の革新と活用で、ビジネスが進化する
戦略的経営発想
―変革と再生へ―
経営変革へ向け ―社会経済のパラダイムシフト対応―
<コアコンピタンスのある戦略的経営のすすめ>
伝統的経営の発想
①コストの削減、経費の削減
②販売力の強化、サービス力の強化
③新製品開発の強化
④人材の育成
⑤組織の活性化
戦略的経営の発想
①事業構造の変革
業界の再編成・新規事業への進出
利益志向への転換、業界、市場、収益構造の変革
②付加価値の構造変革
現製品やサービスの提供方針等の変革
今までとは異なった視点の付加価値を提供
③業務構造の変革
顧客満足の視点から仕事のやり方を根本的に見直し
企業内および企業間の業務構造を抜本的に再構築
戦略的経営へのシナリオ
―経営戦略策定へ―
財務の視点
財務的業績成長
高収益機構モデル
顧客の視点
戦略とビジョン
内部プロセスの視点
顧客価値創造
コア・コンピタンス
ベストプラティクス
マーケットインの思考
顧客満足の価値提供
企業競争力のある独自能力
「選択と集中」
独自の事業領域と組織能力集中
最善な業務プロセス
継続的改善と改革
学習と成長の視点
最適資源の配分
「ヒト・モノ・カネ・情報」効率的活用
組織活動の最大効率化を目指す
企業が生き残るために競争優位を獲得するための基本プロセス
IT活用で経営を成功
させるためには!
1.経営トップの認識
儲けるための手段としてI Tが重要な
要素であることを経営トップが認識し
ていなければ、I T導入は成功しない
そのためには
1.経営トップの認識
(1) トップダウン、ゼロベースで経営課題を明確にする
現状の問題点の改善ではもはや競争に勝てない
社長の想い
ビジョン
経営目標
グローバル化
人的資源の変化
サプライチェーン
マネージメント
ブロードバンド
社会
機会・脅威
外部環境分析
内部環境分析
財務状況
経営課題
強み・弱み
1.経営トップの認識
(2) I T活用によるメリットを確認する
良き相談相手の指導のもと自らI Tに触れてみる
経営トップ
コーチ
自らI Tを使ってみる
誤解、苦手意識の払拭
I Tの正確な理解
1.経営トップの認識
(3) 経営課題の解決手段としてI T化を検討する
I Tの効用を理解する
経営課題解決の手段として
IT化が適切かどうか判断できる
社長の想い
経営トップ
機会・脅威
ビジョン
経営目標
外部環境分析
強み・弱み
内部環境分析
経営課題
我が社にとってI T化は有効な解決手段か?
経営課題解決と経営戦略立案の手順
ギャップ解決のための経営課題を抽出する
経営目的・経営目標
経営課題関連分析
ギャップ
経営環境分析
経
営
課
題
抽
出
目
的
系
課
題
経営戦略企画
重点経営課題
(主要成功要因)
現状把握
アクションプラン立案
→方針管理へ展開
手
段
系
課
題
経営環境分析(外部・内部)の着眼点
■外部環境分析
環境変化が「事業機会」と「事業脅威」を生みだす
経済環境の変化/固有技術の進歩/ITの急速な発展
サプライチェーン(顧客とサプライヤとの関係)の急激な変化
新しい顧客価値提供の可能性追及
■内部環境分析
自社の強み(コアコンピタンス)の明確化
環境変化(特にe-ビジネス)への対応可能性の明確化
SWOT分析
SWOT分析
<強み(S:Strength)>
顧客はなぜ取引してくれるのか?
(案外これがはっきりしていない)
<弱み(W:Weakness)>
酒の席の人気の話題
<機会(O:Opportunity)>
経済環境の変化はビジネス
チャンスを生み出す
自社にとってチャンスになり
うる経済環境変化は何か?
<脅威(T:Threat)>
自社の強みを殺す危険性
がある経済環境の変化は
何か?
経営課題とその解決手段の抽出
■経営環境マトリックスを利用して経営目標を実現
するための課題を書き出してゆく
外部環境
内 強み
部
環
境 弱み
新たな事業機会
新たな事業脅威
事業機会をうまく自社の強み
に取り込むための経営課題
と手段は? (強みを生かす)
自社の強みを環境変化で事業
脅威にしないための経営課題
と手段は?(強みは弱み)
自社の弱みを環境変化で事
業機会にするための経営課
題と手段は?(弱みは強み)
事業脅威が自社の弱みと重な
り致命傷にしないための経営
課題と手段は?
2.全社一丸となった取り組み
◎全社員が
・ITを活用する文化・仕組みを作る
・使わざるを得ない環境を作る
そのためには
2.全社一丸となった取り組み
(1) 全社員の(パートナーも含めて)ベクトルを合わせる
(経営目標)
(ビジョン)
こんな会社にしたい。
こんな商売をしたい。
・・・
(経営課題)
○○年には、年商× ×億円、 見込み生産から、受注
利益率×・・・・
生産への切りかえ・・・
(成功の鍵)
営業と製造の連携、工程期間短縮にIT活用、・・・・
経営幹部
従業員
パートナー
2.全社一丸となった取り組み
(2) 経営トップが強力なリーダーシップを発揮する
・経営トップが自ら先頭に立って取組む
社長
経営幹部
従業員
2.全社一丸となった取り組み
(3) 仕事にITを組込む
◎ 社内の業務に精通した人(キーマン)に
・ ITをマスターさせる
・ ITの有効性を確信させる
◎ キーマンが
・ 自ら使えるシステムを作りあげる
・ 仕事に合ったシステム構築に責任を持つ
◎ キーマンの指導のもとにラインの従業員が
・ 日常の仕事の中でITを自然に使いこなせる
ようにする (訓練・教育の徹底)
3.身の丈に合ったI T化
・本当に使いこなせるI T化をはかる
(背伸びは、ムダにつながりやすい)
そのためには
3.身の丈に合ったI T化
(1) 投資効果に見合った IT 化を行う
・ITセールスの甘言に惑わされない
・ITは資産でなく、使うもの
・価格は効果と比例しない
高価
×
△(安物買いの銭
失いの危険性)
安価
販売実績
△(導入は
慎重に)
○
多
少
導入リスク:×(大) → △(中)→○ (少)
3.身の丈に合ったI T化
(2) 自社の情報活用レベル応じて一歩一歩着実に
ギャップ
⑤
現
状
④
③
②
①
情報活用
レベル
あ
る
べ
き
姿
、
あ
り
た
い
姿
・他社で成功したシステムが自社で成功するとは限らない
「企業文化」成熟度
レベル
成熟度の内容
レベル0 文書化されていない仕事の手順
レベル1 部分的に文書化された仕事の手順
レベル2 文書化された仕事の手順
レベル3 文書化され、守られている仕事の手順
レベル4 例外を含め文書化され、守られ、継続的な
改善が行われている仕事の手順
レベル5 バーチャルカンパニーとして統合化され、共
有化された仕事の手順
「IT活用」成熟度
レベル
成熟度の内容
レベル0 紙ベースの情報利用
レベル1 個人ベースの電子情報利用
レベル2 部分的に共有された電子情報利用
レベル3 全社で統合された電子情報利用
レベル4 知識共有が実現した電子情報利用
レベル5 企業間で共有された電子情報利用
「IT人材」成熟度
レベル
成熟度の内容
レベル0 IT知識なし
レベル1 個人ベースのIT知識
レベル2 IT兼務者によるITインフラ管理とIT知識普及
レベル3 IT管理者によるITインフラ開発とIT活用支援
レベル4 IT戦略企画人材
レベル5 高度のIT経営人材
「ITインフラ」成熟度
レベル
成熟度の内容
レベル0 ITインフラなし
レベル1 ネットワーク接続されていない単独パソコン
レベル2 社内で統合化されていないネットワーク
レベル3 社内ネットワーク
レベル4 社内外イントラネット
レベル5 企業間ネットワーク
成熟度モデルによる自己判定
このマトリックス上で「現状」を自己評価し、「目標(あるべき姿)」を決める
対象業務により成熟度レベルがアンバランスになっていることを知ることが重要
当面の到達目標は「成熟度レベル3/2」(中小規模/小規模の企業の場合)
成熟度
レベル
大手
企業
中堅中小
企業
中小規模
企業
小規模
企業
レベル0
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
レベル5
到達目標
到達目標
個人規模
企業
4.IT活用のフォロー
・ I T導入しただけで安心してはいけない
・ I Tは、維持・運用にもお金が掛かる
(知らず知らずに経営を圧迫していることがある)
I Tが当初の狙い通りに活用され、
目標通りの効果を達成しているかフォローする
必要がある
4.IT活用のフォロー
(1) IT化の効果を良く見て、早めに手を打つ
(ACTION)
社長の想い
ビジョン
(ACTION)
経営
モニタリング
経営目標
(CHECK)
経営環境分析
(外部/内部)
経営課題
主要成功要因
アクションプラン
(PLAN)
実施
経営
評価指標
(ACTION)
(DO)
(ACTION)
情報化目標
情報化
モニタリング
情報化
主要成功要因
アクションプラン
(CHECK)
(PLAN)
情報化
評価指標
4.IT活用のフォロー
(2) 効果の出ていないITは真因を見つけ対策を打つ
表面の現象
パソコンが利用されていない
使い慣れていない
仕事とミスマッチ
パソコンが足りない
ソフトウェアの機能不足
人の問題
設備の問題
使いたい時に
使えない
ソフトの問題
業務の問題 運用の問題等
真の原因に対して手を打つ
IT導入の全体像
社長の想い
機会・脅威
ビジョン
経営目標
強み・弱み
グローバル化
サプライチェーン
マネージメント
外部環境分析
経営環境分析
(SWOT)
内部環境分析
ブロードバンド
社会
戦略情報化
企画
経営課題
IT成熟度分析
(IT環境分析)
業務改革
(BPR)
重点経営課題
(主要成功要因)
重点経営課題
アクションプラン
経営戦略企画書
ブロードバンド
社会
連動
連動
重点
情報化テーマ
情報化
アクションプラン
情報化企画書
成熟度モデル
BPRによる企業革新のプロセス
統合的なビジネス・プロセス革新
仕事改革とITの整備で実現する
スピード経営の実現
BPRの実現
情報価値連鎖
コスト削減と効率化
BPR
(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)
仕事そのものに焦点を当てた
抜本的業務革新
仕事の改革
業務プロセスの見直し/業務ルールの簡素化
ITの整備
[企業体質改善両方]
[基幹系]
顧客視点で業務プロセスを見直し
スピード・コスト・品質を根本的に革新する
●皆で有効な仕事をすばやく
ビジネスプロセスからコミュニケーションプロセスの革新
[情報系]
•管理職の生産性を上げる
•意思決定などのスピードアップ
•効率的で機動」的な分権型へ
•情報の共有化による組織内
•コミュニケーションの円滑化
ETC
情報ネットワークとアプリケーション構築
[情報の同時化・共有化]
ビジネスの一連の活動や
流れをコンピュータにより自動化
BPRシステム化により詰まっている業務プロセス、組織情報伝導などを活性化
「企業変革→企業再生へ」
IT戦略の全体プロセス
ミッションゴール
ビジョン
内部・外部環境分析
事業環境と改善改革テーマ
新ビジネスモデル
ビジネスエクセレントモデル
APQC上位、下位モデル
アクティビティ
プロジェクト実行・管理
情報システムの方針確定
現状システムの評価
情報システム
設計・開発・テスト・導入実施
情報システムの戦略計画
ソリューションの選択
経営改革企画書
ビジネスプロセスモデル
情報モデル(上位)
ITの評価
外部設計とマッピング
ERPメソッド
SCMメソッド
情報システムの戦術計画
CRMメソッド
プロトタイピング
リファレンス(IT)
グループウェア
イントラネット
データウェアハウス
個別開発メソッド
他のメソッド
内部設計
PCソフト
開発とカスタマイズ
開発
ASP
パッケージ
展開と実運用
情報システムインフラ
分散処理・C/S・インターネット・イントラネット・(TCP/IP)
ITコーディネータ資格制度の発端

1999年の通商産業省(現在の経済産業省)の産構審中間報告でITプロ
フェッショナル人材の育成が急務と提唱。
「ITSSP(戦略的情報化投資活性化プロジェクト)」がスタート
通産省・(財)情報処理進行事業協会などが推進する公的プロジェクト
特定非営利活動法人(NPO法人)
ITコーディネータ協会設立
代表幹事:河野俊二 (社)日本情報システムユーザー協会会長

日本がIT先進国になる基盤人材育成として
企業の経営方針に即したIT投資を助言、指導する人材を育成して、
停滞が続いている日本企業の競争力を高めていく。
ITコーディネータのミッション
産講審中間報告では(定義)
「ITコーディネータは、CSO(情報化戦略担当役員)の戦略的情報ビジョン
の策定を支援し、戦略的情報化ビジョンに基づく情報システムの企画およ
び調達を行い、システムインテグレーター等がシステム構築を実施する場
合にもアドバイザ的に働きまた管理し、無事に稼動するまで一員して関与
しつづけるような経営戦略と情報システムをつなぐことを行う人材」
ユーザ側に立ち、ITと経営の掛け橋となる
中立的立場で、調達のベンダーを管理・監督する
国際標準手法やモデルを導入し経営品質向上の支援をする
経営者の意識改革の支援とIT導入の啓豪する
ITコーディネータのプロセスガイドライン
①プロジェクトマネジメント②コミュニケーション
I
T
立C
ち概
上念
げと
とガ
計バ
画ナ
ン
ス
経
営
戦
略
策
定
戦
略
情
報
化
企
画
情
報
化
資
源
調
達
情
報
シ
ス
テ
ム
開
発
運
用
サ
ー
ビ
ス
・
デ
リ
バ
リ
ー
③活動のモニタリング/コントロール
モ
ニ
タ成
リ果
ン
グ
ITコーディネータの活動領域
プロフェッショナルなコーディナート業務
情
報
シ
ス
テ
ム
開
発
の
ス
ケ
ー
ル
な
ど
経営改革とIT導入の開発
実践コーディネータ
経営改革とIT導入に関する
専任アドバイザー
経営とITに関する顧問
経営とITに関する
ちょっと相談
業務の一部を対象と
した業務効率化
ホームドクター的なアドバイザリー業務
部門/特定分野の
業務改善
社内の業務改革
経営革新の深度や広がり
経営の変革と改革
ITコーディネータの支援スキーム
支援
ITユーザ企業
損保協会
各種業界
研 セ 専 ② 貸①
(
2修(
金ミ(
2 門 付I
T
/事額ナ/家
C
ー
3業公 3派
活
公で的、)遣
用
交
的の負
事
情
流
負I担
業
報
会
担T)
活
化
で
)C
投
活 の 用
資
用 I に
T よ
計
C る
画
活 謝
へ
用 金
の
優
補
遇
助
金
制
利
度
①
政府中小企業金融機関
中小企業支援センター
中小企業総合事業団
ITコーディネータ協会
•
リース業界
•
金融機関
派
遣
・
紹
介
•
取引関係
斡相
旋談
以・
来
ITコーディネータ
②
連携
支援
政 府
税理士協会
中小企業
公認会計士
診断士協会
協会
各種団体
経営者のための
戦略的情報化(IT)セミナー
「儲かるITの導入とは!」
Next Action
ご清聴有難うございました。
ITコーディネータ・矢口隆明
[email protected]
ダウンロード

儲かるITの導入とは!