● 穀告
第9回 図学 国際会議報 告
堤
江 美 子Emiko
1.は
TSUTSUMI,他
じめ に
2000年7月28日
か ら4日
間,南
ア フ リ カ 共和 国 ヨハ ネ
ス ブ ル グ 市 のRandAfrikaans
Universityに
9回 図 学 国 際 会 議 が 開 催 さ れ た.会
力 国92名,同
伴 者23名,日
学 会 主 催 の 日 帰 り観 光
(African
議 全 体 の 参 加 者 は18
7月31日
ー ラ ン ド7名,ド
イ ツ6名,ル
本39名,米
ー マ ニ ア5名,
ジ プ
Theoretical
faces ; Kinematics
try ; Computer
ス 各2名,オ
Engineering
ー ス ト リ ア ・ス エ ー デ ン ・イ ス ラ エ ル ・英
者 が3名
だ け と い う の も,こ
し い の で は な い だ ろ う か.た
学 生 が き び き び と3伝
ズ で あ っ た.ま
た,開
事 務 局 も 設 置 さ れ た(日
で あ る.開
催国 の参加登録
れ まで の 同 会 議 に比 べ て 珍
Computer
くの ボ ラ ンテ ィア
tional
い を こ な し,会
議 の運営 はスムー
Product
場 脇 に はISGGの
本 か らの 参 加 者 に は ボ ラ ンテ ィ
ア と し て お 手 伝 い し て い た だ い た.個
人 的 に お 礼 申 し上
and Applied Geometry
Geometry
; Descriptive
Aided Geometric
(2) Engineering
だ し,多
催 期 間 中,会
Graphics
Graphics ; Geometry of Curves and Sur-
tion of Geometry
明1名
ォ ー ラ ム,閉
会 議 に お け る主 要 テ ー マ は 以 下 の と お りで あ る.
ト ・チ ェ コ 共 和 国 ・ブ ラ ジ ル ・オ ー ス ト ラ リ ア ・フ ラ ン
国 ・レ ソ ト各1名,不
Sunday)
テ ク ニ カ ル セ ッ シ ョ ン,フ
(1) Theoretical
国
ア フ リ カ ・カ ナ ダ 各3名,エ
Surprise
餐会
会式
寂 し い 会 議 と な っ た.参
加 者 の 多 か っ た 順 に,日
ス ロ ベ ニ ア4名,南
7月30日
本 か ら の 参 加 者 は39名 で,こ
最 南 端 で 遠 か っ た せ い か,若干
9名,ポ
テ ク ニ カ ル セ ッ シ ョ ン,晩
お い て 第
れ ま で の 同 国 際 会 議 に比 べ る と開 催 地 が ア フ リ カ大 陸 の
加 国 の 内 訳 は,参
7月29日
Architecture
and
; Geometric
Drafting
and
ognition ; Digital Image Processing
Metaphors
; Computa-
Solid Modeling ;
Modeling ; Image Synthesis
dards ; Graphic
and
Graphics
Aided Design
Geometry
Design ; Applica-
in Arts, Sciences,
Computer
Geome-
; Pattern
; Graphics
RecStan-
and GUI Methodology
Scientific and Technical Visualization
(3) Graphics Education
げ た い).
Teaching
会 議 の 日 程 は 以下 の よ う で あ っ た.
7月27日
歓迎 会
7月28日
登 録,開
Techniques
lem Solving Methods
会 式,招
セ ッシ ョン
待 講 演,テ
クニ カ ル
ing and Evaluation
in Graphics
; Educational
Exercises,
and Student
Projects
Prob-
; Train-
for Spatial Abilities ; Multimedia
Education
; Educational
図学 研究
第34巻4号(通
Graphics
巻90号)平
成12年12月27
Soft-
;
ware;
Graphics
in Engineering
logical Aspects of Graphics
Education;
Psycho-
Education
(4) Other topics that involve Geometry
and Graphics
こ れ らの テ ー マ に 関 す る テ クニ カ ル セ ッ シ ョ ンの 講 演
は プ ロ グ ラ ム上 で は88件 予 定 され て い た が,キ
も 少 な く な か っ た.2つ
L. T. Kim, L. L. Sing, E.W. Cho (Austraria)
ャ ンセ ル
の発 表会 場 が やや 離 れ て いた
上,参 加 者 が 少 な か った こ と もあ っ て,開 催 校 の努 力 に
2-1-2.招
待講演 内容
講 演 は,(1)Chatani,他3名
に よ る,折
材 に し た も の,(2)Folkesonに
り紙 建 築 を 題
よ る 新 し い メ デ ィア テ ク
ノ ロ ジ ー が 教 育 へ 及 ぼ す 影 響,(3)Hancockに
建 築,都 市 と幾 何 学 の 関 係,(4)Thomasに
よ る芸 術,
よ る コ ンパ ク
も 関 わ らず 会 議 が 今 ひ とつ 盛 り上 が らず に 終 わ っ た こ と
トデ ィ ス ク を 移 動 す る ロ ボ ッ トの 開 発 とい う4件 で あ
は残 念 で あ っ た.今 後 は,毎 回 の 会 議 の 主 要 テ ー マ と は
る.な
別 に,前 回 の 会 議 の 内 容 に も とつ い て,次 の 会 議 で 明 ら
体 調 不 良 の た め,残
か に して い くべ き主 題 や 照 準 を会 議 以 前 に 明 確 に して そ
お,Slabyに
よ る 講 演 も予 定 さ れ て い た が,彼
の
念 な が ら取 りや め に な っ た.
日本 か ら参 加 し たChatani等
は,彼
を 中 心 と して 考
れ な りに 準 備 す る こ と も必 要 と思 わ れ る.し か し,開 催
案 され た折 り紙 建 築 の建 築 形 態 分 析 へ の応 用 の 可 能 性 を
校 側 の 誠 意 に満 ち た もて な しに は,こ
示 し た.折
の場 をか りて 感 謝
の 意 を 表 した い.
な お,30日
り紙 建 築 は そ の 制 作 上 の 制 約 か ら,何
意 味 で 形 態 を抽 象 化(単
の学 会 主 催 の観 光 で は先 住 民 族 の 歌 と踊 り
を楽 しん だ 後,ゲ
ー ム ミー ト,つ ま り狩 猟 に よ っ て 得 ら
純 化)し
折 り紙 建 築 を分 析 す る こ と は,折
らか の
て い る.し た が っ て,
り紙 建 築 化 す る過 程 で
の 抽 象 化 を 含 意 して い る.こ の 意 味 で,折
り紙 建 築 の 分
れ る猟 獣 肉 を楽 しむ ラ ンチ を 経 験 し た.い か に もア フ リ
析 は直 接 的 な建 築 の 分 析 に は な ら な い とい う問 題 もあ る
カ大 陸外 の 人 に とっ て の ア フ リ カ ら しい 趣 向 だ っ た.た
が,折
だ し,街 で 目 に した 社 会 的 階 層 の 異 な る 人 々 の 暮 ら しぶ
形 態 分 析 が 容 易 に な る 可 能 性 を 示 し た興 味深 い 研 究 成 果
りを思 う と複 雑 な心 境 に な る.毎
で あ る.出 席 者 は 分析 結 果 よ り も折 り紙 建 築 そ の もの に
回 開催 地 を異 に す る国
り紙建 築 とい う単 純 化 の プ ロセ ス を 経 る こ とで,
際 会 議 な らで は の,会 議 参 加 と は ま た 別 の 勉 強 を した 思
関 心 を示 し,質 問 は,主
い が す る.
の よ うな もの で あ る か に 向 け られ た.バ
以 下 に,会 議 の 詳 細 を セ ッ シ ョ ン参 加 者 の 報 告 と して
ン コ ック は 地 元
レ ソ ト共和 国 の 出 身 で,図 学 が 取 り扱 う,幾 何 学 が 芸 術
や 建 築,都
載 せ る.
と して 分 析 よ り折 り紙 建 築 が ど
市 に どの よ う に応 用 され て い る か を多 くの ス
ラ イ ドを使 用 して 説 明 し た.個 々 の 内容 は新 し い もの と
2.セ
は い え な い が,改
ッ シ ョ ン報 告
2-1.招
待 講演
め て,図 学=幾
何 学 の応 用 範 囲 の広 さ
を例 証 した い う点 で 興 味 深 い もの で あ っ た.
・日時:7月28日11:15-13:00
・報 告 者:東 京 大 学 加 藤 道 夫
2-2.
Theoretical Graphics and Applied Geometry
・ 日時:7月28日14:00-15:45
2-1-1.招
(1)
待 講演 論 文 一 覧
Space
Grammar
chitectural
Figures
Masumi,
(2)
M.
Toward
a
Follow,
(3)
The
and
or
4)
:
N.
Chatani
Lead
: A.
of
:
P.
Slaby,
of
C.
E.
S.
2-2-1.発
表 論 文一 覧
Ar-
Yamahata,
S.
the
structing
Universities
in
Art,
Science
and
Conceptual
for Handling
Journal
of Graphic
and
(2) Determination
(USA,
(3) Ceva's
Graphics
1950
Design of a Robot Vacuum
to
Brazil)’†Ž~
Gripper
Laser Disk Medium : V. O. Thomas,
Science of Japan
Vol.34 No.4/Issue
for Con-
Algebraic Cuvees of Third Degree : A.
(Israel)
of Thickness
and
Menelaus'
of Rotary
no,90 December 200028
Theorems
sional Space : M. Buba-Brzozowa
(4) On Asymmery
Axes and
Oval of Descartes
•z(5)
Algorithm
Building
Shell : A. Blach (Poland)
Development:
Lindgren
of a General
Banai, M. Manevich
(Sweden)
(Lesotho)
of
形 線 研 究 セ ン タ ー 蛭 子 井 博:孝
(1) Development
Folkeson
Hancock
Years
M.
N.
Geometry
Education-Fifty
S.
Ando,
Geometry
Four-Dimensional
2000:
Properties
World-Will
?
Application
Form
(Japan)
Visual
Architecture
•y(
the
・報 告 者:卵
(5) Reconstruction
for n-Dimen(Poland)
an Invariant
of the
: H.Ebisui (Japan)
of the Satellite
Orbit via Orienta-
tion Angles : A. M. Farag, G. Weiss (Germany)
2-2-2.発
表 内容
Dimensional
(1)射 影 幾 何 を使 った3次 代 数 曲線 の構 成 につ い て だ っ
ska (Poland)
た.発 表 者 は か っぷ くが よ く,ど っ し りい た声 で 話
(6) G2Osculating
を して い た.2次
元 を3次 元 で考 え る と ど うな る の
Space : E. Kozniewski,
Invollute
R. A. Gor-
Splines : M. Kuroda,
S.
Mukai (Japan)
か な ど4つ の 質 問 が 出 た.
(2)自
己 紹 介 の 後,Rotary
Building
Shellに つ い て 興
味深 い 楕 円 の 図 を駆 使 して 説 明 した.質
問 に も丁 寧
に答 えて い た.
(3)古
典 幾 何 の チ ェバ,メ
ネ ラ ウ ス の 定 理 のN次
元へ
元 の 図 と,後 は,記 号 に よ
る 式 を使 わ れ 一 般 化 さ れ て い た.記 号 の サ フ ィ ック
ス が,複 雑 だ っ た.
変 量)に つ い て 話 した.ま
心 臓 形 が,卵
して,そ
(5)空
た,蝸 牛 線 や
の応 用 につ い て 質 問が 出 た.
ッ シ ョ ン終
了 時 刻 に ホ テ ル 行 きの バ ス が 発 車 す る とい う,き わ め て
き び しい ス ケ ジュ ー ル で あ った.
当 セ ッ シ ョ ンの 発 表 の 中 で,筆 者 に と くに興 味 が あ っ
話 で,座 標 の 取 り方 等 を一 歩 ず つ 頭
部 理 論 の 話 で ,15分
か ら,あ
と もた また ま 日本 人 で あ る こ と に は,ま
っ た く他 意 は な
の構 造 を 明 ら か に し た もの で あ
見 られ る よ うな 分 岐 構 造 に も 自 己相 似 性 が 見 られ る.さ
らに 自己 相 似 図 形 に よ る 空 間 充 填 パ ター ン も興 味 深 い.
らか じめ,題
だ け で な く,興 味 あ る 人 のAbstractや,図
デ ザ イ ンに つ い て,そ
る.対 数 螺 旋 に は 自 己相 似性 が あ り,ま た,唐 草 模 様 に
間 に そ の 論 理 をFollow
す る の は難 しい と思 わ れ た.だ
る(筆 者 の 興 味 が 一 致 した と い う こ とで あ っ て,お 二 人
渕 上 さん の発 表 は,唐 草 模 様 な どの,螺 旋 を利 用 した
に 入 れ る必 要 が あ り,説 明 に苦 労 して い た.
・感 想:全
り当
い).
形 線 の特 殊 例 で あ る こ と を話 した.そ
間 のOrbitの
こ の セ ッシ ョ ンで は6件 の 発 表 が 行 わ れ た が,割
た の は,渕 上 季 代 絵 さ ん と加 藤 道 夫 さん に よ る もの で あ
形 線 の 内外 分 枝 の 長 軸 短 軸 の意 義 と性 質 と簡 単 な
関係 式(不
表 内容
て られ た 時 間 が105分 しか な く,し か も,セ
の拡 張 を話 だ っ た.3次
(4)卵
2-3-2.発
の 一枚 で
こ れ ら をす べ て か ね 備 え た の が 唐 草 模 様 で あ り,詳 細 に
も,一 週 間前 に は,手 に は い る とい い と思 わ れ た.し
見 る と,そ の構 成 に は さ ま ざ ま な バ リエ ー シ ョ ンが 見 ら
か し,み ん な よ く準 備 され た 発 表 で あ り,質 問 等 が 出
れ る とい う.計 算 機 科 学 の 分 野 を 背 景 と して もつ 筆 者 と
て和 や か に終 わ っ た.な お,ヒ
して は,各 種 唐 草 模 様 の 数 え上 げ や,フ
は,高
ヤ リ ン グが 苦 手 な私 に
尚す ぎた よ う に思 わ れ た.学
mentalyな
習 の た め,Ele-
計 算 に 発 展 させ て み た い と考 え て い る.
言 葉 で話 す 時 間 が 与 え られ る とい い と
思 っ た.
加 藤 さ ん の発 表 は20世 紀 初 頭 の建 築 図 面 に 見 られ る 軸
測 投 影 図 の 詳細 なサ ー ベ イで あ っ た.こ
知 識 の な い筆 者 で は あ る が,コ
2-3
応 義塾大学
の分 野 に あ ま り
ン ピ ュ ー タの な い時 代 に
作 成 され た 美 しい 図 面 の 数 々 に圧 倒 さ れ る 思 い で 発 表 に
. Theoretical Graphics and Applied Geometry
・日 時:7月28日16:15-18:00
・報 告 者:慶
ラ ク タ ル次 元 の
聞 き入 っ た.日 頃,コ
大野 義夫
ン ピ ュ ー タ グ ラ フ ィ ッ ク ス の透 視
投 影 図 ばか り見 て い る と,こ れ ら平 行 投 影 図 が か え っ て
新 鮮 で,建 物 の 構 造 の 表 現 に い か に 適 して い るか が よ く
2-3-1.発
(1) Planar
Inputs
理 解 で き た.た だ し,発 表 時 間 の 制 限 と,論 文 の ペ ー ジ
表 論 文 一 覧
Grassmann
Mechanisms
: G.Bitterfeld,
L.Bitterfeld
(2) Analysis
J. Steiner,
Patterns-Karakusa
: K.
Method
20th Century
Theoretical Graphics and Applied Geometry
for Volume Rendaring
:
・報 告 者:大
阪大学
吉 田勝 行
2-4-1.発
表論文 一覧
J. He, Y, Zhou (Canada)
(4) On Usage of Axonometric
sentational
2-4.
・日 時:7月29日9:00-10:4
of Wavelets
I. Gargantini,
Gergonne
ん どな か っ た の は,き わ め て残 念 で あ る.
V. 0. Thomas,
(Japan)
(3) Comparison
(5)
数 の 制 約 の た め,十 分 に そ れ らを 鑑 賞 す る ゆ と りが ほ と
Multiple
(Australia)
of the Apiral
Fuchigami
with
Projection
of Architecture
as a Reprein the Early
: M. Kato (Japan)
and Nagel
Points
for Simplex
(1) Metric Characters
of Spherical
Perspective:
A.
M. Farag, A. H. El Sherif (Egypt)
in n-
(2) Studies
of Geometry
図学 研 究
Integrated
第34巻4号(通
in Architectural
巻90号)平
成12年12月29
Projects:
C. Leopold, A. Matievits (Germany)
(3) Example
of Solving a Theoretical
Descriptive
Geometry
Problem
with Computer's
(2) The Harmonic
from
Help : A.
Muhic, D. Kusar, F. Janezic (Slovenia)
(4) A Deformation
Algorithm
of Railway
Maps:
T.
Noguchi, Y. Ohno (Japan)
Analysis
(3) Methods
of Determining
Instantaneous
Centres
of Rigid Bodies:
maniak,
T. Mlynarski,
(4) Chaos and Geometric
表内 容
(5) Interactive
本 セ ッ シ ョ ン で の 報 告 は,「 球 面 透 視 投 象 に よ る実 寸
and Napo-
leon Theorem : P. Pech (Romania)
Geometry
Rotation
K. Romaniak,
F. Ro-
M. Jonak (Czech Republic)
Order in Architecture
Design : P. Rubinowicz
2-4-2.発
of Polygons
and
(Poland)
in Architecture
mids of Giza : C.Rudman
the Pyra-
(SouthAfrica)
お よ び実 角 の 定 量」,「建 築 設 計過 程 で 現 れ る図 学 作 図 課
題 」,「コ ン ピ ュ ー タ支 援 に よ る 図 学 作 図 の 解 法 例 」,お
よび 「鉄 道路 線 図 の 変 形 表 示 ア ル ゴ リ ズ ム 」 の4題
であ
2-5-2.発
表 内容
(1)sin,cosな
ど私 た ち に な じみ の深 い 数 学 関 数 を使 っ
る.(2)「 建 築 設 計 過 程 で 現 れ る 図 学 作 図 課 題 」 で は,
て,カ ラ フ ル な幾 何 学 模 様 を 発 生 させ る もの で,ネ ク
CADやCGの
タ イ,ハ
よ う な新 し い技 法 を 建 築 設 計 で 活 用 す る
上で,建 築 形 態 の 展 開,結 果 の作 図 に よ る 表 現,写
らの 逆 作 図,設
真か
計 結 果 を 背 景 に 貼 り付 け て の ブ レ ゼ ン
ン カチ,着 物 な ど さ ま ざ ま な物 へ の 応 用 が
広 く,こ の 分 野 は まだ まだ 多 くの研 究 の 余地 が あ る.
(2)多
角 形 の 密 集 す る平 面 が 調 和 的 に解 析 さ れ,基 本 的
テ ー シ ョ ン等 に関 わ る 図 学 的 知 識 が 必 須 で あ り,建 築 学
なk-正 多 角 形 の 合 計 の 形 で 表 さ れ る.ナ
科 の 学 生 に 系 統 だ て て 教 え て お く必 要 が あ る と して,そ
の 定 理 と そ の 一 般 化 の 見 地 か らペ トルの 定 理 が 研 究
の 教 育 例 が 示 され て い る.(4)「 鉄 道 路 線 図 の 変 形 表 示 ア
さ れ る.ペ
ル ゴ リズ ム」 で は,鉄 道 の 路 線 図 を看 板 等 に わ か り易 く
ちの基本的 な多角形が 幾何学的 に見い出 される
変 形 して 表 示 す る につ い て,従
い た 原 図 作 成 を,コ
来 熟 練 した 人 手 に頼 っ て
ン ピ ュー タで 代 行 させ るア ル ゴ リ ズ
ム の 開 発 に 関 し,路 線 の 連 続 性 を 保 ちつ つ2次
上に 変 形 させ る た め の 原 理 と,東 京 のJR線
元平 面
お よ び 地下 鉄
の路 線 図 へ の 適 用 例 が 示 され て い る.
(3)瞬
ポ レオ ン
トル の 定 理 に よ っ て,任 意 の 多 角形 の う
間 中 心 回転 法 に よ り剛体 の 速 度 と加 速 度 の 決 定 が
行 わ れ るが,そ
の 時 オ イ ラー の 定 理,ケ
ネ デ ィの 定
理 な ど を用 い て い る.
(4)良
質 の 建 築 空 間 の ため に は,秩 序 と無 秩 序 の バ ラ ン
ス が 必 要 で あ る と述 べ て お り,こ の 理 論 は 設 計 に応
・質 疑:(4)「 鉄 道 路 線 図 の 変 形 表 示 ア ル ゴ リ ズ ム 」 で
用 で き る。
は,会 場 よ り3次 元 的 なつ なが りを2次 元 平 面 上 に 変
(5)ギ ザ の ピ ラ ミ ッ ドの 起 源 と 目的 は 今 日で も神 秘 的 で
形 して 表 示 出 来 る ア ル ゴ リ ズム が 可 能 で あ るか との 質
あ り,そ の 設 計 法 は現 代 文 明 と異 な って お り,よ
問 が あ り,発 表 者 よ り,ラ ベ ル の 置 き場 所 を考 慮 した
進 ん で い た と考 え られ る.ピ
変 形 ア ル ゴ リ ズ ム 等 と共 に 今 後 の 課 題 と した い 旨 の 説
分 割 と πが 相 互 的 に 深 くか か わ っ て い る こ と を 示
明 が あ っ た.
・感 想:単 に 作 図 課 題 の 作 図 ツー ル に よ る 解 法 の 研 究 に
唆 して い る.こ の 問 題 に つ い て は活 発 な質 疑 応 答 が
と ど ま らず,上
記 の よ う な多 彩 な 内 容 の 論 文 が 発 表 さ
れ て お り,計 算 機 時 代 の 図 学 の拡 が りを確 認 す る 意 味
で 重 要 で あ る.
2-5.Theoretical
Graphics and Applied Geometry
・日時:7月29日11:15-13:00
・報 告 者:大
阪産業大 学 前 田眞正
2-5-1.発
表論文一 覧
(1) On the
Design
of Geometric
and Quasi• Periodic
Y. Okudaira,
Journal
of Graphic
Patterns-Periodic
Color Schemes 2nd Report :
開会式 にて
M. Maeda (Japan)
Science of Japan
Vol 34 No.4/issue
no90
Dccemhcr 200030
ラ ミ ッ ドの 設 計 に 黄 金
交 わ され た.
・感 想:い
り
ず れ も理 論 的 で 難解 で あ る.
2-6.
に 関す る 研 究 が 発 表 され た.当 初 は5件 の 発 表 が 予 定 さ
Theoretical Graphics and Applied Geometry
・ 日時:7月29日14:00-15:45
・報 告 者:女
子 美術 大 学
れ て い た が,1件
面 出和 子
件 だ っ た.
(1)
2-6-1.発
Bipolar Projection
of Three Dimensional
Space on a Plane : S. Sulwinski
(2) A Deformation
Wakaizumi,
(3) Geometry
Algorithm
(2) Remarks
(Poland)
of Road
Map :
K.
Griffiths Points : K. Witcznski
Illumination
Parameter
Based Painterly
: R. Wiggs (USA)
(Po-
(Japan)
& Isophotic
Curves and
Surfaces ; G. Weiss (Germany)
(4) Adaptive
as Transformation
of Subdivision
on rigidity ; H. Stachel (Austria)
(3) Geometric
Y. Ohno (Japan)
(4) On Collinear
A Method for Basic Evaluations
Surfaces ; Y. Yamaguchi
表 論 文 一 覧
(1) Central
が キ ャ ンセ ル と な り,発 表 は以 下 の4
Yamaguchi
Control
Rendering
for Image Moment
; M. Shiraishi
and Y.
(Japan)
land)
(5) Standared
Hyperboloid
on Three
P. J. A. Zsombor-Murray,
2-7-2.発
given Lines
A. Gfrerrer
(Canada
and Austria)
(1)多
表 内容
面 体 の 分 割 を反 復 す る こ と に よ って,曲
面形状 を
得 る 手 法 と して 細 分 割 曲 面 が あ る.本 来,手 続 き的
に 得 られ る細 分 割 曲面 の パ ラ メ タ化 につ い て 議 論 す
2-6-2.発
表 内容
る と と も に,曲 面 の座 標 や 導 関 数 の 計 算 法 に つ い て
5件 の発 表 の うち3件 が,主
す る数 学 的 理 論,図
と して 図 形 科 学 が 基 礎 と
形 科 学 理 論 の 応 用 に 関 す る幾 何 学 的
研 究 で,ポ ー ラ ン ドと カ ナ ダ か らの 発 表 で あ っ た.た
説 を お 許 し頂 きた い.し か し これ らの プ レゼ ンテ ー シ ョ
分 割 の 各 ス テ ップ を 表 現 す る行 列 の 固
有 空 間 を利 用 して,特 異 点 で の収 束 性 を議 論 す る と
と も に,特 異 点 付 近 で の 計 算 の安 定 性 を得 る 方 法 を
だ
し報 告 者 が こ の分 野 で の 専 門 で な く,内 容 につ い て の 解
ンま た はProceedingに,図
提 案 した.細
示 した.
(2)多
が 使 用 され て い れ ば 門 外 漢
面 体 の 各 面 の 形 状 が一 定 なが ら,各 稜 線 に お け る
2面 の 角 度 が 変 化 して,全 体 形 状 が 変 化 可 能 な 球 に
の 者 に も多 少 の 理 解 の 助 け と な っ た の で は な い だ ろ う
同 相 な多 面 体 を “flexingsphere” と呼 ぶ.こ
か.(2)Ohnoは,同
ing sphereのn次
tionAlgorithm
日午 前 の セ ッ シ ョ ン で,“Deformaof Railway
れ に 関 わ って,ナ
Map”
を 発 表 し て お り,そ
ビゲ ー シ ョ ン シ ス テ ム を念 頭 に 置 い た
道 路 地 図 の 変 形 を 試 み た もの で あ っ た.興
味 深 い研 究
で,質 疑 応 答 も大 変 活 発 に 交 わ さ れ た.し か し,前 者 の
方 の 完 成 度 が 高 く,道 路 に つ い て は今 後 の 研 究 の 成 果 が
期 待 され る.(3)Wiggsは,こ
た っ て 続 け て お り,ISGG
の テ ー マ を20年 以 上 に わ
Journal
VoLl,No.2に
も掲
元 空 間 へ の 拡 張 が “flexiblecross
polytope” で あ る.4次
polytopeの
のflex-
元 の 場 合 のflexible cross
一 般 的 な 性 質 を 示 す と と も に,そ
の性
質 を満 た さ な くて はflexible cross polytopeた
りえ
な い と い う予 想 を示 した.
(3)2次
元 空 間 に 点 光 源 を 配 し,そ の 光 源 か らの 照 度 が
一 定 と な る線 を “isophotic curve” と呼 ぶ .ま た,
そ の3次
元 拡 張 版 を“isophotic surface”と呼 ぶ.そ
載 さ れ て い る.今 回 も ま た 多 面 体 か ら展 開 した 美 し い 曲
れ らの 一 般 的 な幾 何 学 的 性 質 に つ い て 説 明 し て い
面 を も った 造 形 作 品 を見 せ て くれ た.日 本 で も この よ う
た.
な造 形 研 究 の 分 野 が 普 及 す る こ とが 望 まれ る.
(4)筆
者 らが 開 発 し た 色 差 の 画 像 モ ー メ ン トを 利 用 し
て,油 彩 画 風 の 画 像 を 生 成 す る 手 法 の 拡 張 方 法 につ
2-7.Theoretical
Graphicsand
Applied
Geometry
・ 日 時:7月31日11:15-13:00
・報 告 者:東
京 大 学
い て 提 案 した.こ
こ で は 入 力 と して 単 な る2次 元 画
像 で は な く,奥 行 情 報 も与 え られ た 場 合 に,そ の 利
山 口 泰
用 法 につ い て 議 論 した.た
と え ば,背 景 に は 大 き な
ブ ラ シ ス トロー ク,近 景 に は小 さ な ブ ラ シス トロ ー
2-7-1.発
表論 文一覧
ク を,そ れ ぞ れ 用 い る こ とで 手 前 にあ る もの を細 か
こ の セ ッ シ ョ ン は 「理 論 的 グ ラ フ ィ ク ス と応 用 幾 何 学
編 」(Theoretical
の1つ
で,特
Graphics
and
Applied
Geometry)
に 幾 何 学 の理 論 的 な 問題 と計 算 機 で の 応 用
く描 く効 果 を 出 した り,遠
くか ら近 くへ とい う順 序
で 描 くこ とに よ っ て輪 郭 を綺 麗 に 描 くこ とが で き る
こ と を示 した.
図 学研 究
第34巻4号(通
巻90号)平
成12年12月31
最 初 と 最 後 の2件
番 目 の2件
が 幾 何 学 の 計 算 機 応 用,2番
目 と3
が 従 来 型 の 幾 何 学 に つ い て の 発 表 で あ っ た.
対 象 領 域 が や や 広 範 に な っ た こ と も あ り,議
論 が や や低
2-9.Engineering
Computer
Graphics
・ 日 時:7月29日11:15-13:00
・報 告 者:大
学 入 試 セ ン ター
2-9-1.発
表 論 文 一 覧
椎 名 久美 子
調 で あ っ た の は 残 念 だ っ た.
2-8.Engineering
Computer
(1)
Graphics
・日 時:7月28日16:15-18:00
・報 告 者:青
A Human
Motion Analysis
AReproducing
山学院大 学非常勤 講師 斎 藤孝 明
Using the Rhythm-
Method of Human
jima, M. Hironaga,
Motion- : K. Ko-
S. Nagae, Y. Kawamoto
(Ja-
pan)
2-8-1.発
表 論 文 一 覧
(1) Road Junction
(2) Development
Design in United
Poland using Computer
L. Zakowska
(2) Deformable
Objects
Graphics : D. Abraham,
Modeling
to Organs'
M. Amrani,
F. Jaillet,
(3) Image
and
and
S. Pontier,
B. Shariat,
Retrieval
D.
ち3件 が キ ャ ンセ ル され,日 本 か らの2件
な った.や
System
in Databases
:
表内容
この セ ッ シ ョ ンで は,予 定 さ れ て い た5件 の 発 表 の う
Simulation
(France)
The
: A. Conci, E. M. M.
の発表の み と
む を得 な い こ とで は あ ろ うが,国
際会議 らし
く な い セ ッ シ ョ ン に な っ て し ま っ た 点 は,少
し残 念 で
あ った.
(1)では,ビ デ オ画 像 に 記 録 さ れ た 情 報 か ら動 作 を再 現
M. de Castro (Brazil)
& Other Myths of EDG : A
す る際 に,一 定 の リズ ム に従 っ て 繰 り返 され る動 作 に 着
Look at Engineering
目す る こ とに よ っ て,よ
(4) The Sky is Falling
Life-Cycle
Design
Graphics : L. D. Goss (USA)
(5) Multimedia
Test : K. Shiina, D. R.
Short, CL. Miller, K. Suzuki (Japan, USA)
2-9-2.発
Animation
Interactions
Problem of Color Similarity
Product
ess of a Mental Rotations
(United Kingdom, Poland)
Application
Vandorpe
Kingdom
of Software to Record Solving Proc-
in Graphics
り少 な い フ レー ム 数 で の 補 間 を
行 うた め の新 し い ス プ ラ イ ン法 が提 案 さ れ,そ の 適 用 結
Presentations
of Archi-
果 が 報 告 され た.(2)で は,マ
ウ ス で 選 ば れ た 選 択 肢1つ
だ け が 提 示 され る よ う に したMRTを,LAN環
tecture : Kalcic, R. Gole (Slovenia)
境 のPC
上 で 実 施 す る こ と で多 数 の 被 験 者 の 解 決 過 程 デ ー タを収
2-8-2.発
表内容
集 した 実 験,及
び そ の解 析 結 果 が 報 告 さ れ た.
この セ ッ シ ョ ンは コ ン ピ ュ ー タ グ ラ フ ィ ッ クス を さ ま
ざ ま な分 野 に 応 用 す る発 表 を 中心 と し て,こ れ か らの 図
2 -10,
的 利 用 法 を 示 唆 す る もの で あ っ た.
・日 時:7月29日16:15-18:00
(2)は医 療 分 野 に 関連 して 体 積 可 変 の 物 体 に つ い て の シ
Engineering Computer Graphics
・報 告 者:近
畿大学 大学院生物理 工学研究 科
2-10-1.発
表 論 文 一 覧
米村 貴 裕
ミ ュ レ ー シ ョンの 方 法 論 を述 べ た もの で あ り,解 説,数
式,図
表 の バ ラ ンス の取 れ た発 表 で あ っ た.
(1)のコ ン ピ ュ ー タの 画 面 上 で線 画 に よ る 道 路 図 を操 作
(1) Application
す る ソ フ トの 発 表 に お い て,画 面 上 で の ピ クセ ル表 示 さ
neering
れ た 画 像 は 元 デ ー タの 近 似 値 で あ り粗 す ぎる の で は な い
(Australia)
か?と
い う指 摘 が あ っ た.最 近 の 日本 国 内 に お い て も同
Computer
(2) Development
様 の 手 段 を 幾 何 の 解 法 に 適 用 して い る例 が あ り,今 後 も
eration
そ の よ う な 応 用 例 が 増 え るで あ ろ うが,十
Yonemura,
分 に注 意 す べ
き点 で あ る と思 わ れ る.
・感 想/意
記載
of an Automatic
Interface:
T.
K. Hirose, S. Nagae (Japan)
Determination
of Geometric
fluence Leachate
持 が 不 十 分 な)URLの
Herwitz, D. F. Levia (USA)
JournalofGraphicScience
of JapanVol.34
No.4/ Issueno.90December
2000
in Engi-
Paper Craft Gen-
System by using Gesture
され て い る.時 代 の 流 れ を感 じ る と共 に,(情 報 の 維
扱 い に対 す る 考 慮 が 早 晩 必 要
Graphics
Graphics : Z . B . Gradinscak
(3) Solid Modeling of Leafless
見:(5)で は 論 文 のReferenceにURLが
に な る と思 わ せ られ た.
32
of Constructional
Chemistry
Canopy Trees for the
Parameters
that In-
: H. K. Ault, S. R.
College Information
Processing
Araki, M. Horikoshi,
K. Yamashima
(2) Implementation
Depatment
: T.
(Japan)
of Solid Modeling in a Mechani-
cal Engineering
Technology
Curriculum
: T. G.
Boronkay, J. Dave (USA)
(3) Study of Ethics
Education
in the Field
sign : S. Hirano, I. Sakamoto
(4) International
Spatial
(Japan)
Experiences
Visualization
of De-
in
Developing
Abilities
the
of Engineering
Students : C. Leopold, R. Gorska, S. Sorby (Germany, Poland, USA)
(5)
A Case Study of Multimedia
Depertment
of Information
of Industrial
Rand
2-10-2.発
Afrikaans
University校
cation:
内
表内容
2-11-2.発
本 セ ッ シ ョ ン はROMANIAの
され た.し
た が って,私
発 表2件
が キ ャ ンセ ル
を含 め た3件 の 発 表 とな り寂 し
い もの で あ っ た.(1>は 自然 物 で あ る 石 を効 率 よ くモ デ リ
ング す る手 法 に つ い て の 発 表 で あ る が,次
に私の発表 が
控 え て お り集 中 して 聴 く こ とが で きな か っ た.2件
私 の 発 表 で あ っ た が,練
上,日
目は
習 時 よ り早 口 に な っ て し ま っ た
本 よ り持 参 し たペ ー パ ー ク ラ フ トモ デ ル の 見 せ 方
も失 敗 し て し ま った.反
省 す べ き点 で あ る.質 疑 応 答 は
Education
in the
Engineering,
Technology-Image
College
Processing
Edu-
K. Hirose, N. lida (Japan)
表内容
こ こ で はGraphics
Educationの
分 野 で5件
の研 究発
表 が 行 な わ れ た.
最 初 の(1)では 女 子 大 学 短 期 大 学 部情 報 処 理 科 の 学 生 に
も近 年CADに
関す る 教 育 が 必 要 と され て きて お り,カ
リキ ュ ラ ム の 中 のCAD教
育 の 位 置 付 け と彼 女 らの 製 図
能 力 を考 慮 した 教 材 と指 導 法 を用 い て 女 子 学 生 に 適 し た
CAD教
育 が 行 な わ れ て い る と い う発 表 が な さ れ た.(2)
で は 機 械 工 学 の カ リ キ ュ ラム に ソ リ ッ ド ・モ デ リ ン グ を
な く安 堵 し た 反 面,拍 子 抜 け して し ま っ た 感 が あ っ た.
取 り入 れ,学
最 後 は 実 際 に 存 在 す る木,特
最 新 の ツ ー ル を使 って 最 高 の 教 育 を 行 な う こ とは 産 業 界
に オ ー クの 木 を モ デ リ ング
生 か ら も歓 迎 され て い る こ と.学 科 と し て
す る もの で あ っ た.人 工 的 に モ デ ル を 生 成 す る の で は な
へ の準 備 教 育 と して 必 要 で あ るが,こ
い点 が 興 味 深 く,さ ら に ソ リ ッ ドモ デ ル と し てCADで
官 を 見 つ け る こ とが 困 難 とな って い る こ との 報 告 が あ っ
扱 え る よ う に す る 解 析 手 法 が 斬 新 で あ った.全
た.(3)で は設 計 分 野 に お け る 倫 理 教 育 の 研 究 と して 倫 理
体 的 に質
疑 応 答 が 他 の セ ッ シ ョ ンに比 べ 淡 白 で あ っ た が,自
ら質
教 育 の 必 要 性,設
れ ら に精 通 す る教
計 教 育 に お け る倫 理,倫
理教 育の方法
問 を う なが し た り,問 題 を 提 起 し た りす る 発 表 者 が お
が 話 され た.(4)は ドイ ツ,ポ ー ラ ン ド,ア メ リ カ合 衆 国
り,国 際 会 議 は議 論 や 発 表 を 楽 しむ雰 囲 気 が 強 い もの で
の3人
あ る と 感 じ た.再
学 生 を 対 象 と し た 空 間 認 識 能 力 をMCT,
び 参 加 す る 機 会 が あ れ ば,多
少の
の 共 同執 筆 者 が 登 壇 し,そ れ ぞ れ の 工 科 系 大 学 の
MRT,
DAT
ジ ョー ク を交 え な が ら議 論 を 展 開 で き る よ う に … そ れ 以
等 に よ り行 な っ た 結 果 が 述 べ られ た.エ
前 に 質疑 応 答 が活 発 に行 な わ れ る発 表 に な る よ うに 努 力
フ ィ ッ ク手 段 に よ る コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン を図 る の で,空
した い.
間認 識 能 力 を 向 上 させ る た め,大 学 間 や そ の 男 女 差 か ら
ンジニアは グラ
の 検 討 が 加 え られ た.図 学 の 研 究 の分 野 に お い て も国 際
2-11.Graphics
Education
的 な研 究 協 力 が な され て い る 事 を感 じ させ る発 表 で あ っ
・日時:7月28日14:00-15:45
た.(5は
・報 告 者:筑
波 技 術 頬 期 大学 荒 木 勉
研 究 で あ った.画
2-11-1.発
表 論 文 一 覧
情 報 工学 科 にお け る マ ルチ メデ ィ ア教 育 の 事 例
像 処 理 の教 育 方 法 に お い て 高 校 時 代 に
理 系 コー ス で な く数 学 の 力 の弱 い 学 生 に 対 し て も効 果 的
(1)
Practice
of CAD Education
な 方法 と して 紹 介 され た.
in a Women's
Junior
興 味 深 く質 疑 応 答 の 活 発 だ った 発 表 の ひ とつ に(3)があ
図学 研 究
第3巻4号(通
巻90号)平成2年12月33
げ ら れ る.聴
衆 の 興 味 を ひ い た 問 題 と し て 会 場 内 か ら熱
心 な 意 見 が 述 べ ら れ た.自
使 わ ず にEnvironmental
国 で はEthicsと
Philosophyと
い う言 葉 は
い う言 葉 を 使 う
2-12-2.発
表 内容
日 本 か ら の 講 演4件
ラ ジ ル のE.T.
を 含 む5件
Santosら
の 講 演 が な さ れ た.ブ
が 発 表 し た,(3)「
図 学設 問 の
が 実 際 に は ど ち ら が 正 し い の か と 言 っ た 質 問 が 出 さ れ,
オ ン ラ イ ン ・ラ イ ブ ラ リ ー 」 で は,遠
会 場 内 か ら ど ち ら の 言 葉 を 使 っ て も 問 題 は な い,と
い う
能 な イ ン タ ー ネ ッ トを利 用 した 図学 の 新 しい学 習 方 法 と
応 え が 返 さ れ た.そ
教 え
し て,コ
れ に よ り,自
国 で もethicsを
る べ き と い う 感 想 が 述 べ ら れ た.ま
neeringとEthicsと
た,会
場 か らEngi-
は 別 の 分 野 で あ る か らEthicsの
Engineeringへ
ンピ ュ ー タ ネ ッ トワー ク上 の サ ーバ に 図 学 の 設
問 ラ イ ブ ラ リ ー を 置 き,学
生 が 各 自で ア ク セ ス して 解 答
を す る 方 式 を 採 用 し て お り,教
の 導 入 は 難 しい と し なが ら も本 音 と し て
隔 学 習 に も利 用 可
員 が教 室 で 教 育 す る こ と
な し に オ ン ラ イ ン で 学 習 し て,設
問 に 解 答 す る 際 に付 加
は教 え る べ き で あ る と い う国 の 大 学 組 織 の 違 い が 見 られ
さ れ る べ き 画 面 内 の 機 能 や,設
る よ う な 意 見 も 述 べ ら れ た.設
よ び 評 価 な ど に 関 す る 発 表 が 注 目 さ れ た.
計 教 育 に お け るEthics
の 重 要 性 が 着 目 さ れ た 質 疑 応 答 で あ っ た.
Graphics
Educationの
も 見 い 出 せ,ま
こ の オ ン ラ イ ン ・ラ イ ブ ラ リ ー を 教 育 に 利 用 す る 動 き
有 効 性 と必 要 性 を 幅 広 く 知 り
得 る こ と の で き た 講 演 で あ っ た.さ
ら に発 展 すべ き分 野
た 国 に よ る違 い の 見 え る質 疑 応 答 な ど 国
際 会 議 と し て 充 分 に 機 能 し,今
問 の解 答 に 関 す る履 歴 お
後 こ の 分 野 に お け る国 際
は,日
本 で も 最 近WBT
(Web
Based
Training)方
式
と して コ ンピ ュ ー タ 関連 科 目の 教 育 法 と して注 目 さ れ て
い る.
今 淵 ら(2)が 発 表 し た 米 国 のEDG教
育 に お い て は,限
共 同 研 究 に よ る 研 究 の 輪 の 広 が りが 期 待 さ れ た セ ッ シ ョ
定 さ れ た ネ ッ トワー ク上 の サ ー バ か ら課 題 フ ァ イ ル を ダ
ン で あ っ た.
ウ ン ロ ー ド し て 利 用 し て い る が,Webで
公 開 さ れ,使
用 す る 図 形 教 育 用 ソ フ トウ エ ア の ラ イ セ ン ス の 許 諾 が 大
2-12.Graphics
Education
き い 問 題 と し て 考 え ら れ る.
・ 日 時:8月29日9:00-10:45
・報 告 者:日
本 大学
今淵正恒
2-13.Graphics
Education
・日 時:7月29日14:00-15:45
2-12-1.発
表 論 文 一 覧
(1) A Case Study on Applied Design
ing Pattern
Making
Hatakeyama
(Japan)
(2) Analysis
2-13-1.発
表 論 文 一 覧
(1) Teaching
at the University
Science
on Graphic
Imabuchi,
R. E. Barr (Japan, USA)
Library
De-
of Texas from
Standing
An On-Line
岡文化芸術 大学
Education
: M.
Descriptive
Architecture
(2) Education
Geometry
(3) Distance
Learning
Spain)
(USA)
of Educational
Comprehensive
Responding
ment
System for MechaniAiming
Abilities-Educational
to Recent Changing
in which
at Improving
System
Y. Nakazawa
(Japan)
(5) Evaluation
of Education
through
ation by Students
Y.
Course Evalu-
in the Subject of Mechanical
Science of Japan
for Graphic
University
of
(Japan)
in Engineering
Education,
: M . R . Moustafa
System : K. Yoshida,
M. Kato, H. Hayasaka,
N. Hayata
(Japan)
2-13-2.発
わ れ た.は
表 内容
Vol.34 No.4 / Issue no.90 December 200034
じ め に,(1)ス
育 に 関 す る4つ
の研 究発表が行
ロ バ ニ ア のLjubljana大
学の建
築 工 学 科 に お け る 図 学 教 育 に つ い て 報 告 が あ っ た.こ
で は,図
る.図
of Graphic
Shizuoka
and Limitations
本 セ ッ シ ョ ン で は,教
Design : H. Maki (Japan)
Journal
Modeling
(4) On the Space Collaboration
K. Suzuki,
of
in the Environ-
Design is done : S. Hirano,
Morimitsu,
at the
of the Faculty
: D. Kusar (Romania)
Art and Culture : T. Mochizuki
of Descriptive
and Drawing
in Ljubljana
Communication
Advantages
cal Design
Geometry
of Geometric
Problems : E. T. Santos, J. I. Rojas Solo (Brazil,
(4) Construction
望月達也
us-
: N . Iida , K.
of Teaching Process of Engineering
sign Graphics
(3)
Software
Education
・報 告 者:静
学 が 必 修 科 目 で あ り,第1学
学 の 目 的 は 二 つ あ り,一
つ は,学
こ
年 で履 修 して い
生 の空間能力 を
高 め る た め,も
う 一 つ は,図
面 な ど の2次
元 メデ ィア に
3次 元 空 間 を 表 現 す る 技 法 を 教 え る た め で あ る.そ
め の,カ
リ キ ュ ラ ム,教
し て い る.次
授 方 法,演
に,(2)静
のた
習 な どに つ い て報 告
岡 文 化 芸 術 大 学 に お け る グ ラ
フ ィ ッ ク コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の た め の ソ リ ッ ドモ デ リ ン
グ に つ い て 報 告 が あ っ た.こ
特 徴 で5つ
に 分 類 し,ソ
こ で は,立
リ ッ ドモ デ リ ン グ を 効 率 よ く 習
得 す る た め の 方 法 を 提 案 し,そ
例 題,演
体 の形状 をその
の た め の カ リ キ ュ ラ ム,
習 な ど に つ い て 報 告 し て い る.さ
ら に,(3)工
教 育 の 遠 隔 授 業 に つ い て,OldDominion大
か ら,衛
星 通 信 を 利 用 し,30以
学
た.最
上 の リ モ ー ト に 対 し,機
隔 授 業 の 利 点 と問 題 点 に つ い て 報 告 が あ っ
後 に,(4)大
阪 大 学 か ら,ス
作 成,接 線,直
線 と錐 の 相 貫 等 の 練 習 問 題 や テ ス ト問 題
を 生 成 す る こ とが 出 来 る と言 う.プ ロ グ ラム 全 体 は,教
師 も学 生 も使 う こ とが 想 定 さ れ て い る よ うだ っ た.
Schmid-Kirsh
et alは,透
察 も交 え つ つ,動
視 図 の歴 史 につ い て の 考
画 を用 い て教 え る こ とで 学 生 の 理 解 が
容 易 に な る と思 わ れ る トピ ック と して,点 の 軌 跡 と して
の 楕 円 や 球 の 斜 投 影 な ど を,動 画 の 具 体 例 を 出 して 紹 介
した.発
表 後 の 討 議 で は,教 育 手段 と して 動 画 を 重 視 す
る と共 に 手 書 き の教 育 も必 要 とい う発 表 者 の 考 え が 示 さ
学(USA)
械 要 素 設 計 とデ ザ イ ンプ ロ ジ ェ ク トコ ー ス を 教 育 した 実
績 か ら,遠
に 開 発 さ れ た プ ロ グ ラム の 一 部 を紹 介 した もの で,錐 の
ペ ー ス コ ラボ レー シ ョ
れ た.
Sekiguchi
et al.の 発 表 で は,デ ザ イ ン会 社 に お け る
新 入 社 員 教 育 プ ロ グ ラム が 紹 介 され た.発 表 後 の 討 議 で
は,大 学 でCADを
扱 った経験 が あ るはずの 大卒者 に対
ン シ ス テ ム と呼 ん で い る コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン ネ ッ トワー
して,企
ク を 利 用 し た 図 学 の 遠 隔 授 業 に つ い て 報 告 が あ っ た.
問 が 米 国 の 研 究 者 か ら 出 た.大 学 で の 基 礎 的 なCAD教
業 で 再 びCADを
育 を受 け て,企
2-14.Graphics
Education
す る,と
教 え る の は何 故 か,と
業 内 教 育 でCADを
に,日 米 の 大 学 に お け るCAD教
・報 告 者:大
学入試 セ ンター 椎名 久美子
摘 さ れ た.
2-14-1.発
表 論 文 一 覧
(1 )
Multimedia
in Graphic
Presentations
of Archi-
tecture : Kalcic et al. (Slovenia)
(2)
(3)
Generating
Exercises
from Descriptive
try : A. Sarman,
J. Sarmanova
New Educational
Approaches
ometry
in the
Presentations:
Field
to Descriptive
A. Schmid-Kirsch,
Ge-
Dynamic
F. Lu-Pogenkopf
Graphics Education
・ 日時:7月31日11:15-13:00
・報 告 者:青
山学 院 大 学 非 常 勤 講 師 斎 藤 孝 明
2-15-1.発
表 論 文 一 覧
(1) Development
Software
and
(4) Design and Drawing
ees : S. Sekiguchi,
Education
for New Employ-
H. Yokogi, S. Yokota, K. Mi-
zuno, S. Hirano (Japan)
in Improving
(2) Evaluation
of Mentally Perceived Distance
Objects used in Mental Cutting
り消 しが あ り,計4件
の 発 表 追 加 と2件 の発 表 取
の 発 表 が 行 わ れ た.
つ い て説 明 す る状 況 を 想 定 して,マ
ル チ メ デ ィア を駆 使
した プ レゼ ン テ ー シ ョン と して 学 生 に 製作 させ た作 品 が
レゼ ンテ ー シ ョ ンの 前 段 階 と して
の ス ケ ッチ 教 育 も不 可 欠 と い う発 表 者 の 考 えが,発
表後
の 討 議 の 中 で 強 調 され た.
al.の 発 表 は,図
between
: H . Yok-
a Standard
Mental Cutting
Test and a Photo Stereo Graphic Mental Cutting
Test : T. Saito, K. Suzuki (Japan)
(5) Study
Concerning
Words and Shapes
Construction
tive Geometry
the
Relationship
in Determining
: K. Yamauchi,
(6) On the Selection
法幾 何 学 の教 育 の た め
Technology
Ability
osawa, H. Sueoka (Japan)
(4) Comparison
発 表 で は,建 築 家 が プ ロ ジ ェ ク トに
た,プ
of 3-D
Tests : E. Tsut-
of Spatial Visualization
with the use of Internet
こ の セ ッ シ ョ ンで は,1件
Sarmanet
3-D Spatial Visualization
sumi, A. Ichikawa, N. Kadowaki (Japan)
表内容
紹 介 さ れ た.ま
of Multimedia
Abilities : S. Sorby, H. B. P. Gerson, B. J. Baart-
(3) The Development
Kalcicetal.の
Assessment
mans (USA)
(Germany)
2-14-2.発
育 の 違 い が 会 場 か ら指
Geome-
(Czech Republic)
of Architecture
使 い こ なせ る よ う に
い う 日本 の 状 況 が 発 表 者 か ら 説 明 さ れ る と共
・日 時:7月31日9:00-10:45
2 -15.
い う質
the Form of
K. Yoshida (Japan)
of Topics Suitable
Courses
図学 研 究
for University
第34巻4号(通
between
巻90号)平
for DescripStudents
成12年12月35
of Architecture
: C. Putz
(Germany)
2 -11.
Other Topics of Interest
・日 時:7月31日9:00-10:45
2-15-2.発
表 内容
・報 告 者:東
京 工科大学
2-17-1.発
表 論 文 一 覧
渕上季 代絵
本 セ ッシ ョンは図学教 育 に おけ る教 材 開発 や 教 育手
法,教
育 効 果 に つ い て の 発 表 が 行 わ れ た.切
断面実形視
あ る 内,教
育 面 が1篇,切
断
(1) Aesthetic
面 実 形 視 テ ス ト 自 体 に 関 す る 物 が2件
で あ っ た.切
断面
Potential
テ ス トに 関 す る 発 表 が3件
Multimedia
Software
tial Visualization
Assessment
in Improving3-D
Abilitiesの
Spatial
of
(3) Simulation
用
(4)
Light and Shadow
Expression
rectorを
Mende (Japan)
た.教
使 う,従
っ て 機 種 依 存 し な い」 とい う物 が あ っ
材 提 示 に お い てWebベ
こ と を 痛 感 し た.こ
ー ス の利 用 が 進 ん で い る
の よ う な コ ン ピ ュー タの 利 用 が 進 む
状 態 に も か か わ ら ず,こ
も併 用 し て お り,手
の 発 表 者 は 旧 来 の手 書 きの 訓 練
書 きに よ る教 育 効 果 の重 要性 を感 じ
Surface
(5) Design
and Solid Modeling
: H. Hogen, A. Nawotki
し た 課 題 提 示 ソ フ トに つ い て,「 マ ク ロ メ デ ィ ア 社 のDi-
Drafting
Newly Developed
(Germany)
in Painting-Concerning
of Shadows in Western
and
Projec-
M. Bizon (Poland)
Based
Techniques
Spa-
質 疑 応 答 に お い て,利
: M .J . Chap-
based on Multi Perspective
tion : K. Tytkowski,
空 間 認 識 力 の 発 達 に お け る マ ル チ メ デ ィ ア ソ フ トの 影
and
-The Consolidated
of Specific Configurations
(2) 3D scanner
響 に つ い て 論 じ たDevelopment
System
man, V. R. Ulblicht (Brazil)
実 形 視 テ ス トが 図 学 教 育 に お い て 地 場 を 固 め て き て い る
こ と が 伺 え る.
Sequential
Capacity
Painting
: K.
Reflected
Product-Development
ble Lock for Theft Prevention
the
in
of Dou-
: K. Mizuno,
S.
Yokota, S. Hirano (Japan)
る.
・感 想:本
セ ッ シ ョ ン の6件
載 で あ っ た.両
の 発 表 の 内2件
が論文未掲
者 の発 表 は表 や グ ラ フ を多 用 して お り
2-17-2.発
表内容
最 終 日に行 な わ れ た こ の セ ッ シ ョン は 「Other Topics
比 較 的 判 りや す か っ た の で 発 表 に よ り内容 の 概 要 は理
of Interest」 の とお り,全 く分 野 の 異 な る研 究5件
解 は 出 来 た と 思 わ れ る が,締
表 が 行 な わ れ た.そ
切 の 遵 守 が 望 ま れ る.
い て,2D画
2-16.Other
Topics
of lnterest
の 内 容 をあ げ る と,美 術 教 育 法 に つ
像 か ら3D画 像 生 成 に 関 す る 問 題,曲
表 現 につ い て の 考 察,自
転 車 の 二 重 ロ ック の 設 計 と製 図
に 関 す る報 告 と,美 術 系,CG系,機
果 に な っ た.特
表 論 文 一 覧
(1) A Photographic
Method for Panoramic
with a Regular Camera-Part
Photograhs
Sequence
3 Application
to Sky
(2) Shape Cognition in Geometric
Figures : J. Sato
(3) The Use of Multimedia
and Distributed
Approach
Applications
Students
in Centralized
: A. Zakari (France)
to CAD Selection and Con-
trol Technology Issues : P. E. Connoly (USA)
ated
between
by a Mental
Intelligence-A
い う美 術 教 育 シ ス テ ム の 発
な り概 念 的,抽 象 的 な 部 分 も あ っ た が,心 理,
認 知,知 覚 な どの 様 々 な 分 野 の 理 論 を取 り入 れ た シ ス テ
平 野氏 が そ れ ぞ れ 登 壇 した が,日
本 で は め っ た に美 術 系
と機 械 系 が 同 一 セ ッ シ ョン に な る こ と は な い た め,不
(Japan)
(5) Correlation
表 は,か
にASESIと
械 系 が集 まった結
ム を 目指 して お り,興 味 深 か っ た.日 本 か らは 面 出氏,
: M. Ohnishi (Japan)
(4) Introducing
the Spatial
Cutting
Hierarchical
Ability
Test
Structure
and
EvaluGeneral
in Spatial
プ ロ シ ー デ ィ ン グ ス に 記 載 さ れ て い る主 著 者 以 外 の方 の
口頭 発 表 が3件,論
文 タ イ トル と内 容 の 変 更 が1件,他
の セ ッシ ョ ンか らの 移 動 が1件
と,プ ロ グ ラム の 変 更 が
多 か っ た こ とで あ る.そ れ ぞ れ事 情 が あ る に せ よ,参 加
者 に 対 して は も ち ろ ん,各
自 の研 究 とそ の発 表 の 場 に 対
して の 責 任 とい う点 か ら も憂 慮 す べ き こ とだ と思 う.
2-18.フ
ォ ー ラ ム ・ISGG総 会 ・閉 会 式
・日時:7月31日14:00-17:15
Journalof GraphicScience
of JapanVol.34
No,41Issueno.90December
2000
思
議 な 新 鮮 さ が あ っ た.本 セ ッ シ ョ ンで 気 に な っ た点 は,
Abiliy : Y. Sugai, K. Suzuki (Japan)
36
面生
成 の た め の デ ー タ構 築 に 関 す る研 究,絵 画 に お け る 陰 影
・日 時:7月29日16:15-18:00
2-16-1.発
の発
・報 告 者:東
京大学
鈴木 賢次郎
回 の 国 際 会 議 か ら は実 施 す る方 向 で 検 討 す る こ と と な っ
会 議 最 終 日 の 午 後 に は,Weiss教
ン ・フ オ ー ラ ム が 開 催 さ れ た.こ
たGoss教
Myths
授 の 講 演(“The
Design
こ で は,28日
Sky
of EDG:AProduct
neering
授 の 司会 で オ ー プ
会 に引 き 続 き,閉 会 式 が 行 わ れ た.
に行 わ れ
is falling
Life-Cycle
た.ISGG総
&
Lookat
Other
Engi-
Graphics”(28日16:15-18:00))
―
「す べ て の 技 術 に は30年 程 度 の ラ イ フ ・サ イ ク ル が あ
る.3D-CADは
す で に 古 い 技 術 に な り つ つ あ り,近
将 来,“Virtual
は,図(の
Design”
に と っ て 替 わ ら れ る.こ
み な ら ず,形
い
こで
状 生 成 も?)は
ま っ た く不 要 と
な る.」 一 を 巡 っ て 議 論 が 行 わ れ た.鈴
木 か ら,「 ド ラ フ
タ ー か ら2D-CAD,そ
わ れ,今
し て,3D-CADと
技 術 革新 が行
後 も新 し い 技 術 が で て く る の は 間 違 い な い.ま
た,3D-CAD技
術 の 出 現 に よ っ て,設
計 に お け る 図 は,
設 計 情 報 の 全 面 的 な 担 い 手 と し て の 地 位 を 失 っ た.し
し,現
在 の3D-CADに
レ イ 上 の2次
た,組
お い て も,立
体 形 状 は デ ィス プ
元 表 現 一 図 一 と し て 表 現 さ れ て お り,ま
み 立 て 等,人
手 に よ る 作 業 が 必 要 な 工 程 で は,依
然 と し て 図 面 も 必 要 で あ る.い
に お い て も,(鈴
わ ゆ る “Virtual Design”
木 が 知 る 限 り に お い て は)ゴ
ー グル上
の 立 体 視 画 像 一 図 一 と し て 表 現 さ れ て い る.こ
に,設
か
計 に お け る イ ン タ ー フ ェ ー ス/コ
の よ う
ミュ ニ ケ ー シ ョ
ン ・ツ ー ル と し て の 図 の 重 要 性 は 変 わ っ て い な い.ま
た,シ
ミ ュ レ ー シ ョ ン結 果 の 可 視 化,エ
(CG映
て,図
画,ゲ
ー ム)で
ン タテ イ メ ン ト
の 利 用 な ど,CGの
普 及 に よっ
的 表 現 の 重 要 性 は 増 し つ つ あ る.図
は,言
数 と 同 様,有
史 以 前 よ り用 い ら れ て お り,そ
う 技 術 や,特
定 の 分 野(例
え ば,機
れ を 取 り扱
械 設 計)に
対 的 重 要 性 に 変 化 が あ っ た り し て も,図
葉 や,
お け る相
が 人間に とって
重 用 な こ と に 変 わ り は な い.」 と の 反 論 が な さ れ た.図
の 重 要 性(不
い て,さ
ISGG総
要 性?)に
ら に,議
for Geometry
は,2002年
回 の 国 際 会 議 にお
論 を 深 め る こ と と な っ た.
会 で は,鈴
の 活 動 報 告(個
れ た.ま
つ い て は,次
木 会 長 よ り,ISGGの
人 会 員 数:198名,国
and
Graphics):年2号
た,第10回
際 学 会 誌(Journal
発 行)が
な さ
ク ラ イ ナ の オ デ ッサ で 開催 され る と
き る だ け 多 くの 会 員 が 参 加 す る よ う,
呼 び か け が な さ れ た.近
々,次
期役 員選挙が行 われ る と
の 通 知 が な さ れ,次
期 会 長 候 補 者 と し て 独 のWeiss教
授 が 紹 介 さ れ た.自
由 意 見 の 交 換 で は,英
教 授 よ り,英
る の で,各
間
の 図 学 国 際 会 議(10thICGG)
夏 に,ウ
の 報 告 が あ り,で
こ の2年
のAbraham
語 に お け る質 疑 応 答 が 不 得 意 な発 表 者 も い
発 表 会 場 に 英 語/母
国 語 の で き る会 員 を 配 置
し て 通 訳 を し て も ら っ て は ど う か と の 提 案 が な さ れ,次
●2000年11月30日
つ つみ
受付
えみ こ
大妻女 子大学社会情報学 部
図 学研 究
第34巻4号(通
巻90号)平
成12年12月37
ダウンロード

第9回 図学国際会議報告