今ご使用のPCR酵素を変更したくない場合には、
こちらをご利用ください
TaKaRa PCR Carryover Prevention Kit 製品コード 6088
熱感受性UNG、dUTPを含む基質溶液などからなり、お手持ちのPCR反応系を
キャリーオーバーの影響を防止する系に変更できます。
【注意】PCR酵素は
™ Hot Start Version
(製品コード R007A/B)
などのPol Ⅰ型の酵素を使用してください。
α型PCR酵素やα型PCR酵素を含有するブレンド酵素と本製品を組み
合わせて使用することは推奨しません。
内容(200回 ; PCR 50 μl反応系)
※1
・UNG(2 U/μl)
100 μl
・dU plus dNTP Mixture※2
(12.5 ×) 800 μl
・MgCl(25
2
mM)
1 ml
※1:熱感受性のUNG
※2:dUTPを含む基質溶液
〈製品一覧〉
製品名
製品コード
価格(税別)
50回
R013S
¥18,000
200回
R013A
¥58,000
TaKaRa PCR Carryover Prevention Kit
200回
6088
¥42,000
Uracil DNA Glycosylase(UNG),heat-labile
200 U
2820
¥38,000
dU plus dNTP Mixture(12.5 ×)
800 μ
l
4035
¥9,800
TaKaRa
Taq ™ HS PCR Kit, UNG plus
容量
関連製品
特殊細菌検出用Primer Set
&
特殊細菌検出用Positive Control Template
備考
腸管出血性大腸菌などの各種病原菌を検出するためのプライマーセット
をラインナップしています
(※)
。
また、Positive Control Templateは、
特殊
細菌検出用Primer Setを用いて病原菌検出PCRを行う際に、PCR反応
が正常に行われているかを確認するために陽性コントロールとしてご使用
いただけます。病原菌由来の本来の増幅産物とはサイズが異なる増幅
産物が得られるように設計されています。
PCRキャリーオーバーによる
偽陽性を防止!
キャリーオーバーコンタミネーションリスクをゼロに!
PCRは非常に高感度な検出方法であるため、以前
に行ったPCR増幅産物のキャリーオーバーによる
偽陽性が生じる場合があります。エンドポイントPCR
において、特に食品・環境検査など同じPCR反応を
繰り返し行う場合に危険性が高く、結果に重大な
影響を及ぼす恐れがあります。
™ HS PCR Kit, UNG plusは、
継続的
に使用することで、
このようなキャリーオーバーによる
偽陽性を防止することができ、遺伝子検査の信頼性
がアップします。
d T T Pの代わりにd U T Pを含む基 質を用いて
PCRを行い、増幅産物にウラシル塩基を取り
込ませる。
この増幅産物のコンタミネーション
(キャリーオー
バー)
に対して、Uracil- -glycosylase(UNG)
で処理してPCRを行うことで、
コンタミネーション
した増 幅 産 物は分 解され、ウラシルを含まない
検体由来のDNAのみが鋳型となる。
偽陽性の発生を防止!
※特殊細菌検出用Primer Setのラインナップ(一部)
をご紹介(詳しくはウェブカタログをご覧ください。)
●腸炎ビブリオ
耐熱性溶血毒遺伝子検出用Primer Set VPD-1, -2
耐熱性溶血毒類似毒素遺伝子
( 1)
検出用Primer Set VPS-1, -2 他
●毒素原性大腸菌
LT遺伝子検出用Primer Set ELT-1, -2
STh遺伝子検出用Primer Set ESH-1, -2 他
●腸管出血性大腸菌
VT1遺伝子検出用Primer Set EVT-1, -2
VT2遺伝子検出用Primer Set EVS-1, -2 他
●サルモネラ菌
遺伝子検出用Primer Set SIN-1, -2
エンテロトキシン遺伝子検出用Primer Set STN-1, -2
●黄色ブドウ球菌
エンテロトキシンA遺伝子検出用Primer Set SEA-1, -2
エンテロトキシンB遺伝子検出用Primer Set SEB-1, -2
エンテロトキシンC遺伝子検出用Primer Set SEZ-1, -2
エンテロトキシンD遺伝子検出用Primer Set SED-1, -2 他
普通にPCRを行う場合
例えば増幅産物が手袋に付着すると・
・
・
●ウェルシュ菌
毒素遺伝子検出用Primer Set CPE-1, -2
?
●赤痢菌および腸管侵入性大腸菌
(EIEC)
遺伝子検出用Primer Set INV-1, -2 他
コンタミネーション
●ボツリヌス菌
A型毒素遺伝子検出用Primer Set BAS-1, -2
B型毒素遺伝子検出用Primer Set BBS-1, -2 他
1回目のPCR
Hot Start PCR : Licensed under U.S. Patent No. 5,338,671 and 5,587,287 and corresponding patents in other countries.
その他のライセンス
(最新のライセンス情報)
に関しては弊社ウェブサイトにてご確認ください。
本パンフレットに記載されている商品名等は、特に記載はなくても各社の商標、
または登録商標です。
・本パンフレットで紹介した製品はすべて研究用として販売しております。
ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。
また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
・タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
・本パンフレットに記載の価格は2012年1月31日現在の希望小売価格です。価格に消費税は含まれておりません。
2回目以降のPCR
™ HS PCR Kit, UNG plusを使用した場合
例えば増幅産物が手袋に付着すると・
・
・
OK!
取扱店
東日本販売課
西日本販売課
コンタミネーション
TEL 03-3271-8553 FAX 03-3271-7282
TEL 077-543-7297 FAX 077-543-7293
TaKaRa テクニカルサポートライン
製品の技術的なご質問に専門の係がお応えします。
1回目のPCR
TEL 077-543-6116 FAX 077-543-1977
Website
★dTTPの代わりにdUTPを
用いてPCRを行います。
http://www.takara-bio.co.jp
2012年1月作成25K
ネガティブコントロールでも
バンドが出てしまった…
陽性の検体は本当に陽性
といえるのかな…?
2回目以降のPCR
★反応液中のUNGが、混入した1回目の
PCR産物を特異的に分解します。
万一、
1回目のPCR産物が
コンタミ
(キャリーオーバー)
しても気にする必要がない
ので、
自信をもって検査できる
熱感受性UNG、dUTPを含む基質溶液、
TaKaRa
Taq™ HS PCR Kit, UNG plus
普段ご使用の
実験例1 : UNGによるキャリーオーバー防止効果
™ HSをセットにした便利なキット
製品コード R013S/A
容量 50回/200回
NEW
DNA Polymeraseをそのまま本キットに置き換えてご利用ください
R013S(50回; PCR 50 μ
l反応系)の内容
・
™ HS(5 U/μl)
・ 10 × PCR Buffer for UNG plus※1
・ dU plus dNTP Mixture(12.5 ×)※2,※3
・ UNG(2 U/μ
l)※4,※5
※1:Mg2+濃度:22.5
12.5 μ
l
250 μ
l
200 μ
l
25 μ
l
mM
(10 ×)
本キットは、dUTPがdTTPの3倍濃度に設定されているため、全体的に
dNTP濃度が高くなります。MgCl 2とdNTPの量のバランスを保つため、
通常の
™ Hot Start Version(製品コード R007A)
に添付
の10 × PCR Buffer
(Mg2+ plus)
よりMg2+濃度が高くなっています。
※2:7.5 mM dUTP、2.5 mM dATP、2.5 mM dGTP、2.5 mM dCTPを
含む水溶液(ナトリウム塩)
※3:別途単品販売も行っています
(製品コード 4035)
。
※4:熱感受性UNG:実験例2をご覧ください。
※5:別途単品販売も行っています
(製品コード 2820)
。
反応液を調製
™ HS(5 U/μl)
0.25 μl
10 × PCR Buffer for UNG plus
5 μl
dU plus dNTP Mixture(12.5 ×)
4 μl
UNG(2 U/μl)
0.5 μl
鋳型、
プライマー、滅菌蒸留水を加えて50 μlとする
↓
サーマルサイクラーにセットして以下の反応を行う
25℃ 10分(UNG処理)
95℃ 2分(UNGの熱失活)
U N G 処 理はターゲットや
98℃ 10秒
増 幅 鎖 長に係らず、この
55℃ 30秒
30サイクル
条件で行います。
72℃ 1分
P C R 条 件はターゲットに
A
T
T
A
C
G
A
T
G
C
1回目のPCR
C
G
A
U
G
C
M
U
A
PCR増幅産物
※注意:UNGを利用する場合は、
PCR酵素を使用してください。
1
2
3
96 hr
4
1
2
3
レーン
1. UNG処理なしの2nd PCR産物
2. UNG処理ありの2nd PCR産物
M. 100 bp DNA Ladder
【結果】
UNG処理ありでは、
1回目の
増幅産物がUNG処理により
分 解されるため 、
2回 目の
PCRで増幅産物は検出され
ませんでした。
500 bp▶
【方法】
ヒトゲノムDNAから約1 kbの遺伝子断片をPCR増幅した。比較のため、
他社製熱感受性UNGを推奨量添加した系でも反応を行った。PCR
後、反応液を25℃で72時間または96時間保温放置して、残存する
UNG活性によるPCR産物への影響を比較した。
4
™などのPol Ⅰ型
校正活性をもつα型PCR酵素はウラシルを含む鋳型の増幅には
適さないため、
α型PCR酵素やα型酵素を含むブレンド酵素の
使用は推奨しません。
◀1 kb
レーン1. コントロール
(鋳型なし)
PCR条件 : 25℃
95℃
98℃
55℃
72℃
2. UNG非添加
3. 本キットのUNGを使用
4. 他社熱感受性UNGを使用
2回目のPCR
M. 100 bp DNA Ladder
検体由来DNA
キャリーオーバーコンタミネーション
A
U
U
A
C
G
A
U
G
C
U
A
A
T
T
A
A
C
G
A
G
C
A
←デオキシリボースとウラシル塩基の間の
N‐グリコシド結合が加水分解を受け、
脱塩基部位が生じる
A
C
G
A
G
C
A
←脱 塩 基 部 位でリン酸バックボーンの
加水分解が起こる
A
T
G
C
T
A
A
T
T
A
C
G
A
T
腸管出血性大腸菌VT1遺伝子検出
G
C
T
A
影響なし
A
T
T
A
C
G
A
T
G
C
T
A
dU plus dNTP Mixtureを用いてPCR増幅
PCRの鋳型にならない
PCR増幅産物
【結果】本キットのUNG
(Uracil DNA Glycosylase
(UNG)
, heat-labile)
を添加して行ったPCR反応系では、
室温で96時間置いた後も増幅
産物の分解は見られませんでした。
影響なし
熱処理(95℃ 2分)
A
C
G
A
U
U
A
C
G
A
U
G
C
U
A
【方法】腸管出血性大腸菌VT1遺伝子検出用Primer Set
(製品コード
S006)
およびサルモネラ菌
遺伝子検出用Primer Set
(製品コード S018)
を用い、本キットと
™ HS
(通常
のPCR反応系)
との増幅効率を比較した。
(右上図:腸管出血性大腸菌VT1) (右下図:サルモネラ菌
)
※鋳型として精製ゲノムDNAを使用
※鋳型として菌体熱抽出物を使用
レーン1. 鋳型なし
レーン1. 鋳型なし
2. Positive Control EC2
2. Positive Control SN
(製品コード S033)
(製品コード S040)
3. 10 ngゲノムDNA
3. 100,000 cfu 相当ゲノムDNA
4. 1 ngゲノムDNA
4. 10,000 cfu 相当ゲノムDNA
5. 100 pgゲノムDNA
5. 1,000 cfu 相当ゲノムDNA
6. 10 pgゲノムDNA
6. 100 cfu 相当ゲノムDNA
7. 1 pgゲノムDNA
M. 100 bp DNA Ladder
8. 100 fgゲノムDNA
M. 100 bp DNA Ladder
【結果】
本キッ
トによるUNG処理用の反応系は、
2回目以降もクリアに結果判定が可能!
̶1̶
10分(UNG処理)
2分 (UNGの熱失活)
10秒
30秒 35サイクル
1分
実験例3:通常のPCR反応系との増幅効率の比較
UNG処理(25℃ 10分)
A
2
UNGを用いてキャリーオーバーの影響を防止するPCR反応系では、不完全なUNGの熱失活により、増幅産物が分解されて誤ったPCR
検査結果を導く場合があります。特に、
ターゲット量が微量で増幅産物が少ない場合に注意が必要です。
本キットに使用している熱感受性のUNGは、
50℃ 10分の熱処理により完全かつ不可逆的に失活します。
キャリーオーバーを確実に不活性化
できる量のUNGを加えても、
PCRサイクル前の95℃ 2分の変性工程で完全に失活させることができます。
T
A
72 hr
U
A
1
実験例2:PCR増幅産物の安定性
dU plus dNTP Mixtureを用いてPCR増幅※
A
U
M
あわせて変更してください。
UNGを利用してキャリーオーバーの影響を防止する原理
検体由来DNA
【方法】本キットの操作法に従い、
ヒトゲノムDNA 10 ngを鋳型
として約500 bpのPCR増幅を行った
(PCR 1回目)
。
このPCR増幅産物2 μlを鋳型として、UNG処理有り、
無しで1回目と同様のPCR増幅を行い
(PCR 2回目)
、
キャリーオーバーに対するUNGの効果を確認した。
™ HS
M 1
2 3
4 5
6 7 8
サルモネラ菌
本キット
M 1
2
1 2
3
4
4
5 6
7 8
遺伝子検出
™ HS
M
3
5 6 M 1
本キット
2
3
4
5 6
™ HSを用いた通常のPCR反応系と同等の増幅効率であることが確認できました。
★腸管出血性大腸菌、
サルモネラ菌以外の微生物に対するプライマーもございます。詳しくは弊社ウェブカタログをご覧下さい。
̶2̶
熱感受性UNG、dUTPを含む基質溶液、
TaKaRa
Taq™ HS PCR Kit, UNG plus
普段ご使用の
実験例1 : UNGによるキャリーオーバー防止効果
™ HSをセットにした便利なキット
製品コード R013S/A
容量 50回/200回
NEW
DNA Polymeraseをそのまま本キットに置き換えてご利用ください
R013S(50回; PCR 50 μ
l反応系)の内容
・
™ HS(5 U/μl)
・ 10 × PCR Buffer for UNG plus※1
・ dU plus dNTP Mixture(12.5 ×)※2,※3
・ UNG(2 U/μ
l)※4,※5
※1:Mg2+濃度:22.5
12.5 μ
l
250 μ
l
200 μ
l
25 μ
l
mM
(10 ×)
本キットは、dUTPがdTTPの3倍濃度に設定されているため、全体的に
dNTP濃度が高くなります。MgCl 2とdNTPの量のバランスを保つため、
通常の
™ Hot Start Version(製品コード R007A)
に添付
の10 × PCR Buffer
(Mg2+ plus)
よりMg2+濃度が高くなっています。
※2:7.5 mM dUTP、2.5 mM dATP、2.5 mM dGTP、2.5 mM dCTPを
含む水溶液(ナトリウム塩)
※3:別途単品販売も行っています
(製品コード 4035)
。
※4:熱感受性UNG:実験例2をご覧ください。
※5:別途単品販売も行っています
(製品コード 2820)
。
反応液を調製
™ HS(5 U/μl)
0.25 μl
10 × PCR Buffer for UNG plus
5 μl
dU plus dNTP Mixture(12.5 ×)
4 μl
UNG(2 U/μl)
0.5 μl
鋳型、
プライマー、滅菌蒸留水を加えて50 μlとする
↓
サーマルサイクラーにセットして以下の反応を行う
25℃ 10分(UNG処理)
95℃ 2分(UNGの熱失活)
U N G 処 理はターゲットや
98℃ 10秒
増 幅 鎖 長に係らず、この
55℃ 30秒
30サイクル
条件で行います。
72℃ 1分
P C R 条 件はターゲットに
A
T
T
A
C
G
A
T
G
C
1回目のPCR
C
G
A
U
G
C
M
U
A
PCR増幅産物
※注意:UNGを利用する場合は、
PCR酵素を使用してください。
1
2
3
96 hr
4
1
2
3
レーン
1. UNG処理なしの2nd PCR産物
2. UNG処理ありの2nd PCR産物
M. 100 bp DNA Ladder
【結果】
UNG処理ありでは、
1回目の
増幅産物がUNG処理により
分 解されるため 、
2回 目の
PCRで増幅産物は検出され
ませんでした。
500 bp▶
【方法】
ヒトゲノムDNAから約1 kbの遺伝子断片をPCR増幅した。比較のため、
他社製熱感受性UNGを推奨量添加した系でも反応を行った。PCR
後、反応液を25℃で72時間または96時間保温放置して、残存する
UNG活性によるPCR産物への影響を比較した。
4
™などのPol Ⅰ型
校正活性をもつα型PCR酵素はウラシルを含む鋳型の増幅には
適さないため、
α型PCR酵素やα型酵素を含むブレンド酵素の
使用は推奨しません。
◀1 kb
レーン1. コントロール
(鋳型なし)
PCR条件 : 25℃
95℃
98℃
55℃
72℃
2. UNG非添加
3. 本キットのUNGを使用
4. 他社熱感受性UNGを使用
2回目のPCR
M. 100 bp DNA Ladder
検体由来DNA
キャリーオーバーコンタミネーション
A
U
U
A
C
G
A
U
G
C
U
A
A
T
T
A
A
C
G
A
G
C
A
←デオキシリボースとウラシル塩基の間の
N‐グリコシド結合が加水分解を受け、
脱塩基部位が生じる
A
C
G
A
G
C
A
←脱 塩 基 部 位でリン酸バックボーンの
加水分解が起こる
A
T
G
C
T
A
A
T
T
A
C
G
A
T
腸管出血性大腸菌VT1遺伝子検出
G
C
T
A
影響なし
A
T
T
A
C
G
A
T
G
C
T
A
dU plus dNTP Mixtureを用いてPCR増幅
PCRの鋳型にならない
PCR増幅産物
【結果】本キットのUNG
(Uracil DNA Glycosylase
(UNG)
, heat-labile)
を添加して行ったPCR反応系では、
室温で96時間置いた後も増幅
産物の分解は見られませんでした。
影響なし
熱処理(95℃ 2分)
A
C
G
A
U
U
A
C
G
A
U
G
C
U
A
【方法】腸管出血性大腸菌VT1遺伝子検出用Primer Set
(製品コード
S006)
およびサルモネラ菌
遺伝子検出用Primer Set
(製品コード S018)
を用い、本キットと
™ HS
(通常
のPCR反応系)
との増幅効率を比較した。
(右上図:腸管出血性大腸菌VT1) (右下図:サルモネラ菌
)
※鋳型として精製ゲノムDNAを使用
※鋳型として菌体熱抽出物を使用
レーン1. 鋳型なし
レーン1. 鋳型なし
2. Positive Control EC2
2. Positive Control SN
(製品コード S033)
(製品コード S040)
3. 10 ngゲノムDNA
3. 100,000 cfu 相当ゲノムDNA
4. 1 ngゲノムDNA
4. 10,000 cfu 相当ゲノムDNA
5. 100 pgゲノムDNA
5. 1,000 cfu 相当ゲノムDNA
6. 10 pgゲノムDNA
6. 100 cfu 相当ゲノムDNA
7. 1 pgゲノムDNA
M. 100 bp DNA Ladder
8. 100 fgゲノムDNA
M. 100 bp DNA Ladder
【結果】
本キッ
トによるUNG処理用の反応系は、
2回目以降もクリアに結果判定が可能!
̶1̶
10分(UNG処理)
2分 (UNGの熱失活)
10秒
30秒 35サイクル
1分
実験例3:通常のPCR反応系との増幅効率の比較
UNG処理(25℃ 10分)
A
2
UNGを用いてキャリーオーバーの影響を防止するPCR反応系では、不完全なUNGの熱失活により、増幅産物が分解されて誤ったPCR
検査結果を導く場合があります。特に、
ターゲット量が微量で増幅産物が少ない場合に注意が必要です。
本キットに使用している熱感受性のUNGは、
50℃ 10分の熱処理により完全かつ不可逆的に失活します。
キャリーオーバーを確実に不活性化
できる量のUNGを加えても、
PCRサイクル前の95℃ 2分の変性工程で完全に失活させることができます。
T
A
72 hr
U
A
1
実験例2:PCR増幅産物の安定性
dU plus dNTP Mixtureを用いてPCR増幅※
A
U
M
あわせて変更してください。
UNGを利用してキャリーオーバーの影響を防止する原理
検体由来DNA
【方法】本キットの操作法に従い、
ヒトゲノムDNA 10 ngを鋳型
として約500 bpのPCR増幅を行った
(PCR 1回目)
。
このPCR増幅産物2 μlを鋳型として、UNG処理有り、
無しで1回目と同様のPCR増幅を行い
(PCR 2回目)
、
キャリーオーバーに対するUNGの効果を確認した。
™ HS
M 1
2 3
4 5
6 7 8
サルモネラ菌
本キット
M 1
2
1 2
3
4
4
5 6
7 8
遺伝子検出
™ HS
M
3
5 6 M 1
本キット
2
3
4
5 6
™ HSを用いた通常のPCR反応系と同等の増幅効率であることが確認できました。
★腸管出血性大腸菌、
サルモネラ菌以外の微生物に対するプライマーもございます。詳しくは弊社ウェブカタログをご覧下さい。
̶2̶
今ご使用のPCR酵素を変更したくない場合には、
こちらをご利用ください
TaKaRa PCR Carryover Prevention Kit 製品コード 6088
熱感受性UNG、dUTPを含む基質溶液などからなり、お手持ちのPCR反応系を
キャリーオーバーの影響を防止する系に変更できます。
【注意】PCR酵素は
™ Hot Start Version
(製品コード R007A/B)
などのPol Ⅰ型の酵素を使用してください。
α型PCR酵素やα型PCR酵素を含有するブレンド酵素と本製品を組み
合わせて使用することは推奨しません。
内容(200回 ; PCR 50 μl反応系)
※1
・UNG(2 U/μl)
100 μl
・dU plus dNTP Mixture※2
(12.5 ×) 800 μl
・MgCl(25
2
mM)
1 ml
※1:熱感受性のUNG
※2:dUTPを含む基質溶液
〈製品一覧〉
製品名
製品コード
価格(税別)
50回
R013S
¥18,000
200回
R013A
¥58,000
TaKaRa PCR Carryover Prevention Kit
200回
6088
¥42,000
Uracil DNA Glycosylase(UNG),heat-labile
200 U
2820
¥38,000
dU plus dNTP Mixture(12.5 ×)
800 μ
l
4035
¥9,800
TaKaRa
Taq ™ HS PCR Kit, UNG plus
容量
関連製品
特殊細菌検出用Primer Set
&
特殊細菌検出用Positive Control Template
備考
腸管出血性大腸菌などの各種病原菌を検出するためのプライマーセット
をラインナップしています
(※)
。
また、Positive Control Templateは、
特殊
細菌検出用Primer Setを用いて病原菌検出PCRを行う際に、PCR反応
が正常に行われているかを確認するために陽性コントロールとしてご使用
いただけます。病原菌由来の本来の増幅産物とはサイズが異なる増幅
産物が得られるように設計されています。
PCRキャリーオーバーによる
偽陽性を防止!
キャリーオーバーコンタミネーションリスクをゼロに!
PCRは非常に高感度な検出方法であるため、以前
に行ったPCR増幅産物のキャリーオーバーによる
偽陽性が生じる場合があります。エンドポイントPCR
において、特に食品・環境検査など同じPCR反応を
繰り返し行う場合に危険性が高く、結果に重大な
影響を及ぼす恐れがあります。
™ HS PCR Kit, UNG plusは、
継続的
に使用することで、
このようなキャリーオーバーによる
偽陽性を防止することができ、遺伝子検査の信頼性
がアップします。
d T T Pの代わりにd U T Pを含む基 質を用いて
PCRを行い、増幅産物にウラシル塩基を取り
込ませる。
この増幅産物のコンタミネーション
(キャリーオー
バー)
に対して、Uracil- -glycosylase(UNG)
で処理してPCRを行うことで、
コンタミネーション
した増 幅 産 物は分 解され、ウラシルを含まない
検体由来のDNAのみが鋳型となる。
偽陽性の発生を防止!
※特殊細菌検出用Primer Setのラインナップ(一部)
をご紹介(詳しくはウェブカタログをご覧ください。)
●腸炎ビブリオ
耐熱性溶血毒遺伝子検出用Primer Set VPD-1, -2
耐熱性溶血毒類似毒素遺伝子
( 1)
検出用Primer Set VPS-1, -2 他
●毒素原性大腸菌
LT遺伝子検出用Primer Set ELT-1, -2
STh遺伝子検出用Primer Set ESH-1, -2 他
●腸管出血性大腸菌
VT1遺伝子検出用Primer Set EVT-1, -2
VT2遺伝子検出用Primer Set EVS-1, -2 他
●サルモネラ菌
遺伝子検出用Primer Set SIN-1, -2
エンテロトキシン遺伝子検出用Primer Set STN-1, -2
●黄色ブドウ球菌
エンテロトキシンA遺伝子検出用Primer Set SEA-1, -2
エンテロトキシンB遺伝子検出用Primer Set SEB-1, -2
エンテロトキシンC遺伝子検出用Primer Set SEZ-1, -2
エンテロトキシンD遺伝子検出用Primer Set SED-1, -2 他
普通にPCRを行う場合
例えば増幅産物が手袋に付着すると・
・
・
●ウェルシュ菌
毒素遺伝子検出用Primer Set CPE-1, -2
?
●赤痢菌および腸管侵入性大腸菌
(EIEC)
遺伝子検出用Primer Set INV-1, -2 他
コンタミネーション
●ボツリヌス菌
A型毒素遺伝子検出用Primer Set BAS-1, -2
B型毒素遺伝子検出用Primer Set BBS-1, -2 他
1回目のPCR
Hot Start PCR : Licensed under U.S. Patent No. 5,338,671 and 5,587,287 and corresponding patents in other countries.
その他のライセンス
(最新のライセンス情報)
に関しては弊社ウェブサイトにてご確認ください。
本パンフレットに記載されている商品名等は、特に記載はなくても各社の商標、
または登録商標です。
・本パンフレットで紹介した製品はすべて研究用として販売しております。
ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。
また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
・タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
・本パンフレットに記載の価格は2012年1月31日現在の希望小売価格です。価格に消費税は含まれておりません。
2回目以降のPCR
™ HS PCR Kit, UNG plusを使用した場合
例えば増幅産物が手袋に付着すると・
・
・
OK!
取扱店
東日本販売課
西日本販売課
コンタミネーション
TEL 03-3271-8553 FAX 03-3271-7282
TEL 077-543-7297 FAX 077-543-7293
TaKaRa テクニカルサポートライン
製品の技術的なご質問に専門の係がお応えします。
1回目のPCR
TEL 077-543-6116 FAX 077-543-1977
Website
★dTTPの代わりにdUTPを
用いてPCRを行います。
http://www.takara-bio.co.jp
2012年1月作成25K
ネガティブコントロールでも
バンドが出てしまった…
陽性の検体は本当に陽性
といえるのかな…?
2回目以降のPCR
★反応液中のUNGが、混入した1回目の
PCR産物を特異的に分解します。
万一、
1回目のPCR産物が
コンタミ
(キャリーオーバー)
しても気にする必要がない
ので、
自信をもって検査できる
ダウンロード

PCRキャリーオーバー 偽陽性を防止! - ウェブカタログ|タカラバイオ