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FA707
第一級陸上無線技術士「無線工学A」試験問題
25問 2時間30分
A
− 1 最大周波数偏移が入力信号のレベルに比例す る FM(F3E)変調器に 400〔Hz〕の正弦波を変調信号として入力し、その出力
をスペクトルアナライザで観測した。変調信号の振幅を零から徐々に大きくしたところ、1〔V〕で搬送波の振幅が零となった。
図に示す第 1 種ベッセル関数のグラフを用いて、最大周波数偏移が 2,
880〔Hz〕となるときの変調信号の振幅の値として、最
も近いものを下の番号から選べ。ただし、m f は変調指数とする。
J0 (m f )
1.0
1 1
〔V〕
2 1.6 〔V
〕
3 2 .2 〔V〕
4 2.5
5 3
0.8
0.6
0.4
0.2
0
-0.2
-0.4
〔V
〕
〔V〕
J1 (m f )
1
2
3 4
5
6
7
8
9
mf
内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
A − 次の記述は、振幅変調(AM)波について述べたものである。 2
、次式で表 される。ただし、振幅が E 、
角周波数がω〔rad/s〕の搬送波を Ecos ωt〔V〕、角周波数が p〔rad/s 〕
波e は
pt〔V〕で表すものとする。また、変調度を m×100〔%〕とする。
の変調信号を cos
e =E(1+mcos pt)cosωt = A 〔V〕
(2) e を1〔Ω〕の抵抗に加えたとき、搬送波及び一つの側帯波の電力は、それぞれ B である。
(3) 変調度が 10
0〔%〕のとき、一つの側帯波の電力は、全電力の C である。
(1) AM
A B C
mE
mE
2
2
1 Ecosωt + 2 cos(ω+ p)t + 2 cos(ω- p)t E 及び (mE) /4 〔W〕 1/3
mE
mE
2
( 2/8〔W〕 1/6
2 Ecosωt + 2 cos(ω+ p)t + 2 cos(ω- p)t E /2 及びmE)
mE
mE
2
( 2/8〔W〕 1/3
3 Ecosωt + 2 cos(ω+ p)t + 2 cos(ω- p)t E /2 及びmE)
mE
mE
2
( 2/8〔W〕 1/3
4 Ecosωt + 4 cos(ω+ p)t + 4 cos(ω- p)t E /2 及びmE)
mE
mE
2
2
5 Ecosωt + 4 cos(ω+ p)t + 4 cos(ω- p)t E 及び (mE) /4 〔W〕 1/6
A
− 次の記述は、我が国
3
の地上系デジタル方式標準テレビジョン放送の標準方式に用いられる直交周波数分割多重(OFDM)方式
について述べたものである。 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
調 するという条件のもとで、直交関数系を用いて各
(1) 周波数分割多重(FDM)方式の 一つであり、全ての搬送波を A 変
搬送波の周波数間隔を最小にすることができる。
(2) デジタル 変調された各搬送波の周波数スペクトルの B が隣接する搬送波の周波数と一致するように配置され、搬送波
間で相互干渉が生じないようにしている。
(3) 各搬送波をデジ タル変調すると き、 C を設けることにより、ゴーストの原因になる遅延波(マルチパス波)の妨害を
軽減することができる。
A B C
1 同期させて 零点 ガードバンド
2 同期させて 零点 ガードインターバル
3 同期させて 最大点 ガードインターバル
4 非同期で 最大点 ガードインターバル
5 非同期で 零点 ガードバンド
A − 図に示す電力増幅器の総合効率η
4
T の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、励振部の電力効率η
e を 80〔%〕、
終段部の電力効率ηf 及び電力利得 GP を、それぞれ 80〔%〕及び 20(真数)とする。
1 60〔%〕
2 66〔%〕
3 7 0 〔%〕
電力増幅器 ηT
ηe
励振電力
励振部
4 73〔%〕
5 76〔%〕
直流入力電力
ηf
終段部
GP = 20
出力電力
直流入力電力
(FA707-1)
A
− 5次の記述は、 図に示す我が国の地上系アナログ標準テレビジョン放送用受像機に用いられる映像中間周波増幅器の選択度特性
例について述べたものであ る。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、図の横軸及び縦軸は、映像搬送波を基準
として表したものである。
減 70
衰
量 60
1 帯域幅を狭くすると、解像度は良くなる。
2 色副搬送波の減衰が大きすぎると、色が忠実に再現できなくなる。
〔dB〕50
3 映像信号は、残留側波帯(VSB)伝送方式で伝送されるため、そ
40
の受信に適した選択度特性にしている。
30
4 映像搬送波の振幅が選択度 特性の平たん部に比べて 6〔dB〕
減衰
するようにしている。
5 直線検波したときの映像信号の周波数特性が送信側の映像信号の
周波数特性と同一になるように設計される。
20
10
0
-6
-10
0 1
4
5
6
周波数〔MHz〕
映像搬送波
A
23
4.75
4.5
-1.25
-1.5
-1
色副搬送波
F1 、利得を G1 、 増幅器2の雑音指数を F2 、利得を G2 とする
− 図に示す縦続接続した増幅器において、増幅器1の雑音指数を
6
とき、総合の雑音指数 F の値が最も小さいものの組合せを下の番号から選べ。ただし、数値は全て真数とする。
F1 G1 F2 G2
1 2.0 3 10 20
2 2.4 4 8 15
3 2.8 5 4 3.0 6 5 3.2 7 F
F1 , G1
入力
7 12
6 10
4 9
F2 , G2
増幅器1
出力
増幅器2
A
− 次
7
の記述は、図に示 す FM(F3E )受信機に用いられる比(レシオ)検波器について述べたものである。このうち誤っている
ものを下の番号から選べ 。ただし、変成器 T の一次側及び二次側の電圧をそれぞれe1〔V 〕及び e2〔V〕、ダイオード D1 及び
D2 に加わる電圧をそれぞれ ea〔V〕及び eb〔V〕、D1 及び D2 の検波効率をηとし、入力の周波数変調波の搬送波の周波数を
f〔Hz〕 、コイル L 1〔H〕とコンデンサ C 1〔F〕及びコイル L 2〔H〕とコンデンサ C 2〔F〕の共振周波数を f o〔Hz〕とする。ま
L 2 の中点にあるものとする。
た、L 1 及び L 2 の・
・ (ドット)は、それぞれの電圧が同極性であることを示し、 端子 a は、
1 f におけるコンデンサ C 3 、C 4 及び C 5〔F〕のリアクタンスがコイル L 3〔H〕のリアクタンスに対して無視できるほど小さい
とき、L 3 の端子電圧 e は、e1〔V〕にほぼ等しい。
2 D1 及び D2 には、それぞれ ea = e1 + e2/2〔V〕及び eb = e1 - e2/2〔V〕の電圧が加わる。
3 f が fo と等しく、 L 1 及び L 2 が疎結合のとき、e1 と e2 の位相差は、ほぼπ〔rad〕である。
4 D1 及び D2 の検波出力の大きさがそれぞれ E1〔V〕及び E2〔V〕のとき、コンデンサ C o〔F〕の両端の電圧の大きさ E は、
E = E1 +E2 =η(|ea|+|eb|) 〔V〕である。
Eo を ea 及び eb で表せば、Eo =η(|ea|-|eb|)/2 〔V
〕である。
5 復調出力の電圧の大きさ Eo は端子 bc 間の電位差であるから、
f > fo 又 は f < fo のとき、周波数変 調波の周波数に応じて e1 と e2 の位相が変化し、これに伴って Eo の大きさも変化するので、
周波数変調波が復調できる。
ea
C3
L1
周波数変調波 e1
C1
C5
D1
E1
L2
a
e2
C2
D2
T
E2
+
b-
c
E
Co
+
-
eb
L3
復調出力
e
C4
Eo
(FA707-2)
A
− 8 振幅変調波 e〔V〕を入力したときの出力の検波電流 i が i = ek2〔A〕で表される二乗検波器に e = E(1+ 0.4 sin pt) sin ωt〔V〕
を入力して二乗検波し、出力の不要な成分を帯域フィルタで除去したとき、変調信号の第 2 高調波成分は帯域フィルタで分離で
2
〕、
きないためひずみが生ずる。このときのひずみ率の値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、 k = 1 〔A/V
E〔V〕は搬送波の振幅、ω〔rad/s〕は搬送波の角周波数、p〔rad/s〕は信号波の角周波数で、ω≫ p とし、帯域フィルタによ
る第 2
高調波成分の減衰はないものとする。また、
cos2x = 1 - 2sin2x である。
1 10〔%〕 2 12〔%〕 3 13〔%〕 A
4 14〔%〕 5 15〔%〕
− 次の記述は、図に示す
9
BPSK (2PSK)復調器に用いられる基準搬送波再生回路について述べたものである。 内に入れ
るべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、 内の同じ記号は、同じ字句を示す。
(1) 入力の BPSK 波ei は、次式で表される。ただし、ei の振幅を 1〔V〕、搬送波の周波数を fC〔Hz〕とする。また、2 値符号
s(t) は符号が"0" のとき 0 "1"
、 のとき 1 の値をとり、搬送波と同期しているものとする。
〕-------- ①
ei = cos{ 2πfC t + A } 〔V
(2) ei をダイオードなどの二乗特性を用いた 2 逓倍器で二乗すると、その出力eO は、次式で表される。ただし、2 逓倍器の利得
は1とする。また、cos2x = 1 2sin
- 2x である。
1
1
2
×cos{ 2π(2 fC )t + B }〔V〕-------- ②
eO = cos { 2πfC t + A } = +
2
2
式②より、2fC の成分を含む信号が得られる。
(3) 式②には、2fC の成分以外に C 成分が含まれているので、帯域フィルタで 2fC の成分のみを取り出し、1/2
り周波数 fC の基準搬送波を再生する。
A B C
1 πs(t) s(t)
2π 直流
2 πs(t) s(t)
2π 高調波
3 πs(t) s(t)π
高調波
s(t)
4 2πs(t) π 直流
5 2πs(t)
基準搬送波再生回路
BPSK 波
ei
eO
2 逓倍器
2fC
帯域
フィルタ
1/2
分周器
分周器によ
基準
搬送波
fC
s(t) 高調波
2π
A−10 整流回路のリプ ル率γ、電圧変動率δ及び整流効率ηの値の組合せとして、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、負荷
電流に含まれる直流 成分を 2〔A〕、交流成分の実効値を 0.1〔A〕とし、無負荷時の電圧を 7〔V〕、負荷に定格電流を流した
ときの定格電圧を 6〔V〕とする。また、整流回路に供給される交流電力を 12〔W〕、負荷に供給される電力を 10〔W〕とし、
いずれも交流入力の一周期当たりの電力とする。
γ δ η
1 4 .7 〔%〕 16.7〔%〕 80〔%〕
2 4 .7 〔%〕 14.3〔%〕 83〔%〕
3 5 〔%〕 14.3〔%〕 83〔%〕
4 5 〔%〕 14.3〔%〕 80〔%〕
5 5 〔%〕 16.7〔%〕 83〔%〕
A−11 次の記述は、レーダーの諸元について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
1 最大探知距離を求めるには 、送信電力、送信周波数、送受信アンテナの利得、物標の有効反射面積、信号が有るときに「信
号有り」と判定する確率及び信号が無く雑音のみのときに「信号有り」と判定する確率などを定義する必要がある。
2 レーダー方程式によれば、最大探知距離は、送信電力の二乗根に比例する。
3 距離分解能は、レーダーアンテナから同一方位にある接近した二つの物標を、分離して確認できる距離の差の最小値をいう。
4 方位分解能は 、レーダーアンテナから等しい距離にある接近した二つの物標を、分離して確認できる方位角の差の最小値を
いう。
5 高度分解能は、同一方位、同一距離で異なる高度にある接近した二つの物標を、分離して確認できる最小高度差をいう。
(FA707-3)
A−12 次の記述は、図 に示すマイクロ波の高速デジタル通信における最小振幅偏差形スペースダイバーシチ受信について述べたもの
である。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
1 干渉性フェージングによる符号誤り率の劣化は、広帯域で伝送
するほど大きくなる。
アンテナ1
2 干渉波が直接波に対して遅延時間差があると、両者が受信され
たとき、受信帯域内で周波数によって振幅偏差が生じ、波形ひず
みが生ずる原因になる。
混合器
受信出力
局部
発振器
3 アンテナ1における直接波と干渉波の伝搬路長がアンテナ2に
おける直接波と干渉波の伝搬路長と異なると、受信帯域内で振幅
偏差の生ずる周波数がそれぞれのアンテナで異なる。
4 移相器を制御して各アンテナの受信信号に含まれる干渉波成分
合成器
アンテナ2
混合器
移相器
を同相で合成することによって、受信帯域内の振幅偏差を最小に
することができる。
5 移相器の制御信号は、振幅偏差検出器で受信信号スペクトルか
振幅偏差
検出器
制御器
ら所定の数の周波数成分を取り出すことによって得ている。
A−13 次の記述は、パルス符号変調(PCM)通信方式において、オーバサンプリングによる量子化を行ったときの信号対量子化雑音
比(S/N)の改善について述べたものである。 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
A B
1 高い 2
(1) オーバサンプリングによる量子化は、規定の標本化周波数より大幅に A 周波数で標
本化して単位周波数当たりの量子化雑音電力を小さくし、その後デジタルフィルタで必要な
信号の周波数成分のみを取り出すことにより S/N を改善できる。
(2) この量子化を用 いて S/N を 〔dB
6
〕改善するには、標本化周波数を B 倍にすれば
よい。ただし、量子化雑音は、直流からナイキスト周波数まで一様に分布し、量子化の分解
2 高い 4
3 低い 1/2
4 低い 1/4
能が一定であればその全電力は標本化周波数によらず一定とする。
5 低い 1/6
A−14 次の記 述は、衛星通信シス テムで用いられる時分割多元接続(TD MA)方式について述べたものである。 内に入れるベ
き字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、 内の同じ記号は、同じ字句を示す。
(1) 衛星に搭載した一つの中継器を複数の地球局が時分割で使用するため、
A B C
一定の A のフレームを分割したスロットを各地球局に割り当てる。
1 周波数幅 パイロット ガードタイム
呼ばれる自局の信号をスロットの時間内に収
(2) 各地球局は、 B と
2 周波数幅 バースト ガードバンド
めて送出し、単位時間当たりの B 信号の送出回数又は送出信号の
3 時間幅 バースト ガードタイム
長さを変化させることにより、種々の速度のデジタル信号に対応できる。
4 時間幅 バースト ガードバンド
(3) 隣り合うスロットの間には、各地球局からの信号が重ならないように
5 時間幅 パイロット ガードバンド
C を設け、フレームの開始は、基準となる地球局が送出する基準
B 信号によって制御する。
A−15 次の記述は、図に示す方形波パルス列とその振幅スペクトルについて述べたものである。 内に入れるべき字句の正しい
組合せを下の番号から選べ。ただし、周波数を f〔Hz〕、方形波パルスのパルス幅をτ〔s〕、振幅を A〔V〕、繰り返し周期を
T〔s〕とする。
振幅
(1) 方形波パルス列の直流成分は
〔V〕
A〔V〕である。
(2) 直流成分以外の振幅スペクトルは、次式で表される包絡線
G f( ) を
持つ線スペクトルであり、 T が長いほどスペクトル
) 大きさが最初に零に
る。また、 G ( f の
の間隔は B な
なる周波数は、τの値が大きいほど 2 Aτ sin(π fτ)
〔V〕
G ( f ) =
T × π fτ
A 1 Aτ/T 2 Aτ/T 3 Aτ/T B C
狭く 低く
広く 低く
狭く 高く
4 2Aτ/T 広く 高く
5 2Aτ/T 狭く 低く
A
0
τ/ 2
C なる。
時間〔s〕
τ/ 2
T
方形波パルス列
振幅 2 Aτ
〔V〕 T
G(f )
0
周波数〔Hz〕
振幅スペクトル
(FA707-4)
A−16 次の記述は、FFTアナライザについて述べたものである。 内に入れるベき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
(1) 入力信号の各周波数成分ごとの A の情報が得られる。
(2) 移動通信で用いられるバースト状の信号など、限られた時間内の信号の
解析が B 。
(3) 折返し雑音(エリアシング誤差)が生じないようにするには、入力信号
〔Hz〕より低 くなるように帯域を制限する。ただし、
の周波数が C fS は、標本化周波数とする。
A B C
1 振幅のみ できる fS
2 振幅のみ できない 2fS
3 振幅及び位相 できる 2fS
4 振幅及び位相 できる fS /2
5 振幅及び位相 できない fS
A−17 次の記述は、図に示す二重積分方式(デュアルスロープ形)デジタル電圧計の原理的な構成例について述べたものである。
内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、回路は理想的な動作をするものとする。
入力
直流電圧 1
SW
Ei
(1) スイッチ SW を1に入れ、正の入力直流電圧E i をミラー積分回路に
加えると、その出力電圧が零から負方向に直線的に変化し、同時に比較
器が動作す る。制御 回路は、 比較器が動作を始めた時刻 t0 からクロッ
クパルスをカウンタに送り、計数値が一定数 N 1 になった時刻 t1 に SW
を2に入れ、E i と逆極性の負の基準電圧 Er を加える。ミラー積分回路
の出力電圧は、t1 から正方向に直線的に変化し、時刻 t2 で零になる。t1
から t2 までの計数値が N 2 のとき、E i = A で近似できる。
(2 ) E i の測定値 は、積分を 二回行うことによりコンデンサ C〔F〕及び
B
C
R
比較器
-
2
-
+
基準電圧 Er
+
オペアンプ
クロック
パルス
発生器
抵抗 R〔Ω〕の値 と無関係になり、周囲温度などによる C 及び R の 変
化に対しても積分定数 C R の値が積分の B 一定とみなせるときに
は誤差を生じない。また、周期性の雑音の影響を除くため、雑音が打ち
消し合うように E i の積分期間を雑音周期の C にする。
A
1 Er N 2/N 1 期間中 整数倍
2 Er N 2/N 1 直前まで 整数倍
3 Er N 2/N 1 直前まで 整数分の一
4 Er N 1/N 2 直前まで 整数倍
5 Er N 1/N 2 期間中 整数分の一
ミラー積分回路
制御回路
デジタル
表示器
カウンタ
電圧
ミラー積分回路入力直流電圧
〔V〕
C
Ei
0
電圧
〔V〕
Er
時間
〔s〕
ミラー積分回路出力電圧
0
時間
〔s〕
電圧
〔V〕
0
クロックパルス
t0
N1
t1
N2
t2 時間
〔s〕
A−18 次の記述は、図 1に示す等価回路で表される信号源及びオシロスコープの入力部との間に接続するプローブの周波数特性の補
正について述べたものである。 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、オシロスコープの入力
部は、抵抗 R i 〔Ω〕及び静電容量 C i 〔F〕のコンデンサで構成され、また、プローブは、抵抗 R〔Ω〕、可変静電容量 C T 〔F〕
及び線路の静電容量 C〔F〕で構成されるものとする。
(1) 入力信号 を ei〔V〕とし、 かつ図2の (a) に示すような方形波を入力してC T の値を調整すると、 A のとき、プローブ
の出力信号 eo〔V〕は ei と相似な方形波になる。
(2) このとき、C T の値を大きくすると、eo の波形は、図2の B のようになり、また、C T の値を小さくすると、eo の波形は、
C のようになる。
振幅
CT
〔V〕
(a)
R
C
ei
信号源
プローブ
図1
A B C
1 (C+C i )R i < T R (b) (c)
2 (C+C i )R i < C T R (c) (b)
3 (C+C i )R i = C T R (c) (b)
4 (C+C i )R i = C T R (b) (c)
5 (C+C i )R i > C T R (b) (c)
ei
eo R i
0
時間〔s〕
Ci
オシロスコープの
入力部
振幅
〔V〕
(b)
eo
0
時間〔s〕
C
振幅
〔V〕
(c)
eo
0
時間〔s〕
図2
(FA707-5)
A−19 次の記述は、図に示すオシロスコープ上に描いたデジタル信号のアイパターンのアイ開口率について述べたものである。
内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、 内の同じ記号は、同じ字句を示す。また、a、
b、c 及び d の値は、それぞれ 0.
5〔V〕、0.4〔V〕、1.2〔μs〕及び 0.
9〔μs〕とする。
(1) このアイパターンのアイ開口率は、 A である。
1 になったとき、 (2) 雑音によっ てアイ開口率が A の
/2
(S/N)を B 改善する必要がある。
A の
ときと同じ符号誤り率を得るためには、信号対雑音比
オシロスコープ
「1」レベル
の定常値
d
a:「1 」レベルの定常値と「0」レベルの定常値とのレ
c
ベル差
b:「1 」レベルの最小値の波形と「0 」レベルの最大値
の波形とで囲まれる部分の振幅方向の最大値
c: デジタル信号の基準クロックパルス幅
d:「1 」レベルの最小値の波形と「0」レベルの最大値
の波形とで囲まれる部分の時間方向の最大値
a
「0」レベル
の定常値
b
A B
1 70〔%〕 3〔dB〕
2 75〔%〕 3〔dB〕
3 75〔%〕 6〔dB〕
4 80〔%〕 3〔dB〕
5 80〔%〕 6〔dB〕
A−20 次の記述は、振幅変調波の変調度の測定法について述べたものである。 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号
から選べ。
(1) 図1に示す回路に振幅変調波を入力したとき、抵抗 R 〔Ω〕を流れる検波電流 I〔A〕は、図2に示すように振幅変調波の包
絡線に比例した脈 動電流になる。 直流電流計は、平均値を指示するから、その指示値 Id〔A〕は、脈動電流の直流分であり、
A の振幅に比例する。
C2
D
(2) 交流電 圧計の指示値が E〔 V〕のとき、R を流れる I の交流分の
●
●
●
最大値 Im〔A〕は、信号波の波高値に比例し、次式で表される。
I
R
振幅
V
①
Im = B 〔A〕-------C
変調波
1
∼ E
A Id
m
(3) したがって 、変調度 は、次式で表され、直流電流計及び交流
電圧計の指示値から変調度が測定できる。
100〔%〕 -------- ②
m = C ×
A B C
1 信号波 E /R E /( Id R )
2 信号波 √2 E /R Id R /(√2 E )
3 搬送波 E /R Id R /E
4 搬送波 √2 E /R √2 E /(Id R )
5 搬送波 E /R E /(Id R )
●
図1
電流
●
A :直流電流計
V
∼ :交流電圧計
検波電流 I
D:ダイオード
C1 C
, 2:コンデンサ〔F〕
Im
〔A〕
Id
0
図2
B
●
時間 〔s〕
−1 次の記述は、我が国の地上系アナログ方式標準テレビジョン放送の色副搬送波について述べたものである。 内に入れる
べき字句を下の番号から選べ。
〔MHz〕である。
(1) 周波数は約 ア (2) カラーテレビジ ョン信号を白黒 テレビジョン受信機で受信すると、色のある部分には イ で変調された色副搬送波の成
分が重なっているため、明暗のあるドットパターンが ウ に沿って見え、妨害となることが予想される。
(3) この妨害を軽減 するため、色副 搬送波の周波数を水平走査周波数及びフレーム周波数の エ にして、ドットパターンが
水平走査線及びフレームごとに オ し、視覚的に目立たなくしている。
1 3.58 2 3.61 3 輝度信号 4 水平走査線 5 反転するように
6 奇数倍 7 色差信号 8 垂直走査線 9 1/2 の奇数倍 10 そろうように
(FA707-6)
B
−2 次の記述は、スーパヘテロダイン受信機の混変調及び相互変調について述べたものである。 内に入れるべき字句を下の
番号から選べ。
(1) 希 望波の搬送波の周 波数が fd〔 Hz〕、妨害波の搬送波の周波数が fu〔Hz〕、妨害波の変調信号の周波数が f m〔Hz〕及び妨
害波の側波帯成分の周波数が fu + fm〔Hz〕のとき、混変調によって生じた妨害波の周波数成分は、 ア 〔Hz〕で表される。
(2) 混変調妨害が生じやすいのは、高周波増幅器、周波数変換器及び中間周波増幅器のうち、高周波増幅器及び イ である。
(3) 相互変調による 妨害は、受信機 に複数の電波が入力されたとき、回路の非直線動作によって各電波の周波数の ウ の成
分の和又は差の成分が生じ、これらが希望周波数又は中間周波数と一致したときに生ずる。ただし、n は正の整数とする。
(4) 妨害波の周波数が f1〔Hz〕及び f2〔Hz〕のとき、回路の非直線性によって生ずる相互変調波の周波数成分のうち、
2f1−f2 〔Hz〕及び 2f2−f1〔Hz〕は、 エ 次の相互変調波である。
( f 1 < f 2 < f 3 と す る ) の う ち 、 他 の 2波による3次の相互変調積の妨害
(5) 周 波 数 間 隔 の 等 し い 3 つ の 波 f 1 、 f 2 、 f 3 〔 Hz〕
を最も受けにくい波は、 オ である。
1 fu ± fm 2 fd ± fm 3 2 4 n 倍 5 1/n 倍
6 中間周波増幅器 7 周波数変換器 8 3 9 f 2 10 f 1 及び f 3
B
−3 次の記述は、 通信用電源の予備電源として用いられるディーゼル機関発電装置について述べたものである。このうち正しいも
のを1、誤っているものを2として解答せよ。
ア シリンダ内の空気を圧縮して高温にし、その中に燃料を霧状に噴射して電気着火及び燃焼させる。
イ 燃焼ガスの熱エネルギーは、ピストンの往復運動に変換され、これをクランク軸で回転運動に変換して発電機を駆動する。
ウ 運転時の騒音及び振動が小さく、消音器などによる消音対策及び防振台床などによる振動対策が不要である。
エ 気化器などが不要なため構造が簡単で故障率が低い。
オ 燃料として用いられる重油又は軽油は、ガソリンよりも引火点が低く、取扱いが容易である。
B
−4 次の記述は、 空港監視レーダー(ASR)及び航空路監視レーダー(ARSR)について述べたものである。 内に入れるべ
き字句を下の番号から選べ。
(1) ASR は、空港から半径約 50∼70 海里の範囲にある航空機の位置を探知する。ARSR は、山頂などに設置され、半径約
併 用して得た航空機の高度情報を
ア 海里の範囲に ある航空路を航行する航空機の位置を探知する。いずれも、 イ を
用いることにより、航空機位置を 3 次元的に把握することが可能である。
(2) ASR 及び ARSR に用いられる移動目標指示装置(MTI)は、移動する航空機の反射波の位相などがドプラ効果によって変化
することを利用しており、受信した物標からの反射パルスと、これを ウ に等しい時間だけ遅らせたものとの エ をと
ると、山岳、地面及び建物などの固定物標からの反射パルスを除去することができる。
(3) この方法は、原理的 に反射パルスのドプラ周波数がパルスの繰り返し周波数の オ 倍(n は正の整数)になるような速
度を持つ移動物標からの反射パルスも除去されるので、その対策が必要である。
1 200 2 積 3 n パルスの繰り返し周期 4
5 航行援助用距離測定装置(DME)
6 500 7 差 8 1/n 9 パルス幅 10 航空用二次監視レーダー(SSR)
B
−5 次の記述は、 アナログ方式の映像信号を増幅する映像増幅器に方形波を入力したときの出力の波形ひずみとこの映像増幅器を
用いたときの画面の画質との関係について述べたものである。 内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、画面は、
水平及び垂直ともに同期がとれているものとする。
(1) 映像増幅器の低域( 数キロヘルツ以下)の周波数特性が悪く、出力の波形に図
は垂直の方向に ア の変化が現れる。
a に示すようなサグが生ずるときは、画面で
(2) 映像増幅器の中域(数キロヘル ツから数百キロヘルツ)の周波数特性が悪く、出力の波形が図 b に示すような波形になると
きは、画面では画像の輪郭から水平の方向に イ 尾を引くストリーキングや輪郭がにじむ ウ が現れる。
(3) 映像増幅器の高域(数百キロヘルツ以上)の周波数特性が悪く、出力の波形に図 c に示すようなリンギングが生ずるときは、
画面では画像の輪郭のうち エ な線がぼやけたり、輪郭の オ に白黒のしまが現れる。
振幅
振幅
振幅
〔V〕
〔V〕
〔V〕
時間〔s〕
時間〔s〕
時間〔s〕
図 a 図 b 図 c
1 彩度 2 輝度 3 色のついた 4 垂直 5 リーディングホワイト
6 右の方向 7 白又は黒の 8 水平 9 左の方向 10 スミア
(FA707-7)
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第一級陸上無線技術士「無線工学A」試験問題