ねらい(シラバスより)


1)「人類や我が国が直面している課題」として健康、
教育、情報の3課題を例示し、各分野に専門性を有
する教員の指導の下での分析・検討と発表などを通
して、受講生の視野並びに認識・知識を拡大・深化す
る。
2)3) 略
1
第1課題「健康・スポーツ」
はじめに
 重要な課題(1時間程度の探究で解決可能な)
topicsの指摘と解説
 発表への話合い(20分)
 中間発表 6月9日、16日
 発表 6月30日、7月7日
2
課題






1.薬と健康(鳥インフルエンザ)
2.食の安全・安心
3.心と健康
4.女性と健康(交感神経と副交感神経)
5.総合型地域スポーツクラブ
6.都城市のウォーキング・マップ
3
1.薬と健康
ウィルスと菌
 ウイルスは細胞を構成単位としないが、他の生物の
細胞を利用して増殖できるという(遺伝子)、非生物と
生物の特徴を併せ持つ 。
 ウイルスは細胞の中でしか生きられない(うがい)。
 細菌は単細胞生物
 単細胞生物は細胞分裂で増殖、ウイルスは、寄生で
きる細胞の中で増殖する。これを宿主といいます。
① 菌
結核と抗生物質
ストレプトマイシン(抗生物質)
不治の病から克服
美人薄命:色白な人には美人が多い。色が白い人は肺、大腸
系が弱いから、結核になることが多かった。色黒の人は腎臓
系が弱い。
非定型抗酸菌
症状は結核に似ているが、治療法がない。複数の抗生物質
を服用させるが、服用しない場合との差はあまりない。
 教員と健康診断
5
②ウィルス

鳥インフルエンザ:近年、家禽(かきん)類にしか感染
しなかった鳥インフルエンザ(H5N1)のヒトへの感染
例が報告されています。2006年3月現在、鳥インフル
エンザはヒトへの明確な流行を示しておりませんが、
本疾患はヒト-ヒト感染が起こりうる“新型インフルエン
ザ”として最も注目される疾患です。
http://health.yahoo.co.jp
6
世界的な流行:バンデミックへ対
応できるのか


[カイロ 2008.4.5日 ロイター] エジプト
で鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感
染した男性(19)が4日に死亡し、同国での同
インフルエンザ感染による死者数は21人とな
った。
人から人への感染は東南アジア、中国で数例
7
インフルエンザと薬
タミフル:抗ウィルス薬
感染して48時間以内であればよく効くがその後
は効かない
 アセトアミノヘン:解熱鎮痛剤
熱発は、熱を出すことでウィルスを殺すための
抗体をつくるのであるが、解熱剤は逆の作用

8
風邪と抗生物質
長寿(健康)の人は善玉の菌を多く保有:
日本では、のどが腫れているから抗生物質を
使用するなど乱用している。抗生物質を使用
することで、善玉の菌も殺されてしまう。
9
病院と抗生物質




病院で抗生物質の乱用のため、菌に耐性がついて
きた。
MRSA(菌) バンコマイシン(薬)
VRE(菌) リネザリド(薬)
これらの菌は他の菌に弱いから、病院をでれば怖く
ない。
なぜ、このような菌やウィルスに感染するのかを考え
ることが大切である。
10
鳥インフルエンザ




予防摂取 :抗原抗体反応
免疫が作られる?
善玉の菌を持っていることは非常に重要であ
る。
健康:宿主・環境・病原菌のバランス
11
食の安全・安心


ニラの残留基準値(0・3ppm)の6万倍以上(共同通
信ニュース1)
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、千葉県警
は31日、中毒を起こした千葉市の親子が食べたギョ
ーザが入っていたパックの未調理品から、最大約2
万ppmの極めて高濃度の有機リン系殺虫剤「メタミド
ホス」を検出したと発表した
12
2 食生活と健康





硬いものを食べて顎を鍛える
肉は霜降りが好き、玄米いりのご飯などは食べない。
煎餅よりケーキ
現代人は顎が小さくなってきている。子供のときは顎が小さく
ても可。乳歯から永久歯に切り替わるときにあごが小さいと歯
並びが悪くなっている。噛みあわせが悪いとストレスになって
いる。
松井選手や王監督選手は顎が発達しているから体力がある
13
① 食品添加物と発癌物質
明太子はどうしての赤いの?
 明太子のきれいなピンク色は亜硝酸塩
体の中でニトロスアミンという発ガン物質になる。
 ハムは添加物が多量に用いられている。
 パン(イーストフード) 塩化アンモニウムを含む
イースト菌が少なくてすむから安くできる。
天然の素材が安心である。
14
② 農薬と次世代効果


自分に傷害が出なくても子や孫に影響が現
れる。
フード・チェイン(食物連鎖)
15
③ 塩分と癌



味覚を変える(緑黄色野菜と亜鉛)
日本人は塩分を多くとるため胃がんが多い(
東北)。
カツオや昆布のだしを使う沖縄は塩分の摂
取が少ないから胃がんが少ない。
16
④ 動物性たんぱく質と癌


食生活が西洋化して、動物性たんぱく質が
増加し、繊維が足りなくて便秘が多い。
大腸がん、肝臓癌、乳がんが多くなる。
17
⑤ たばこと癌






ニコチン、タール、3-4ベンズプレン発ガン物質
肺がんの90%はタバコが原因である。
たばこを吸っている人が、たばこは悪いと分かっているが止
められないという。
それはタバコが本当に体に悪いということを分かっていない
からである。本当に悪いと思ったら止められる(病気をして
分かる)。
40歳を過ぎてくると肌が衰えてくるが、タバコをすう人の衰え
方は激しい。
それをどう勉強するかが大切である。
18
癌の原因




栄養のアンバランス
体内汚染(たばこ)
ウィルス
運動不足・ストレスなど
35%
30%
10%
25%
19
癌の種類
造血性がん(白血病・リンパ腫)
固形性がん(肺がん・食道がん・胃がん・・・)

造血性がん
抗がん剤でかなり改善し、寿命を延ばすことができる。

固形性がん
薬に対して癌に耐性ができる
副作用が出てくる。
体力が落ちる

結果的に抗がん剤を使わないほうが長生きをしている場合
がある。しかし、医者は一時的にでも効くことを重視して薬を
投与する。なぜ?
20
癌治療の薬
メシマコブ、アガリツクス、クロレラ、
ゲルマニウム

がん細胞をねずみに移植する。同時にメシマ
コブをねずみに飲ませると癌にならない。

しかし、癌にかかってしまってからは効果が
ない。

実際は、抗がん剤が癌に効く例は少ない。
21
フレンチ・パラドックス
複雑な問題には、単純で分かりやすい、誤った答えがつきもの
セント・ジュルジ

フランスの南部では心臓病や肝臓がんがとても少ない。

かれらはタバコ、酒、肉は食うしあまり褒められる生活をして
いない。

健康状態について、赤ワインのポニフェノール、にんにくや
たまねぎが利いているという単純な説明しかない。

フランスでは国を挙げて丈夫なこども作りに取り組む。妊娠
中から、学校給食まで。それが始まって100年以上が経とう
としています。

国家が丈夫な子供を育てているか、赤ワインか
22
3. 心と健康:中枢疾患
自殺者 31,042 - 34,427人/年 (H10-18)
①統合失調症(精神分裂病) 1%
近親結婚 覚せい剤と同じ症状
②パニック傷害
トイレに入った後、手を洗う。洗っていなかったと思ってまた
洗う。ドアに鍵をしたかどうか気になって、家から離れられな
い。
③心療内科 子供
心療内科から歯の治療をする子が増えている。共通するの
が、奥歯ではなくて前歯の付け根に虫歯がある。このような
子に限って、夫婦不和であり哺乳瓶にポカリをいれている。
23
3. 心と健康:中枢疾患
④不眠 ハルシオン剤(睡眠薬) 依存と耐性と痴呆

飲まないと寝むれない。量が増える。痴呆を誘発する薬であ
る。睡眠欲は本能であるからいつかは寝むれると発想の転
換をする。

REM睡眠 rapid eye movement 眼球が動いていて浅い眠り

non-REM睡眠 深い眠り

眠りは90分単位でnon-REM睡眠とREM睡眠を繰り返す。
non-REM睡眠だけであると精神状態が異常になる。また、
睡眠薬を用いるとしっかり寝た感覚がない。

良い薬とは2割の人に効果がある。すごい薬とは3割の人に
効果がある。
24
⑤原因療法:


病気の原因を完全に取り除く(結核菌を殺す
ためにストレプトマイシンを用いる。)
精神的なストレスは原因を理解して対応する
ことが重要である。
25
⑥対処療法
症状を抑えているうちに病気を治す(西洋医学)

解熱剤(アスピリン) 熱が下がるが風邪が
治ったのではない。

胃がんを取り除いても不健康な生活(たばこ
・酒)を続けたら・・・
26
4.交感神経と副交感神経
自律神経系と循環系・消化器系・免疫系:
交感神経緊張型の生活

顔色が悪い・手足が冷たい 循環系

便秘がち
消化器系

リンパ球減少
免疫系
27
交感神経緊張と副交感神経優位
とのバランス



働いている女性の低体温:働き過ぎで一日
中緊張している
子供の低体温:食う・寝る・遊びしたい放題か
ら少しのストレスでも大きくな負担になる
鎮痛剤:交感神経を緊張させる
対応策:食物繊維、運動、鎮痛剤を控える
28
まとめ
現代社会ではどう生きていくか。大切なことは
病気にならない体をつくること(たくましい体)
。病気なったら病気を進行させないで、病気
と共存することも重要である。できれば、鎮痛
薬や抗生物質は使わないほうが良いし、普
段の食生活が重要である。
29
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福島大学FD講演会 FDと授業改善の現在