HCPハイライト
(1) このファイルは h&p://www.icepp.s.u-­‐tokyo.ac.jp/~asai/work/HCPhighlight1.pdf に置いてあります。 (2) 明日午前に 合わせた結果が発表されます。 発表後に h&p://www.icepp.s.u-­‐tokyo.ac.jp/~asai/work/HCPhighlight2.pdf にまとめておきます HCP実行委員会
LHCは順調に稼働
7月4日は 第1期まで 約600兆回
積算衝突回数
2000兆
第3期
第2期
1000兆
昨年は 約500兆回 の陽子・陽子衝突
第1期
HCPで新しく発表 された結果は 第2期まで 約1300兆回 12月17日の実験 終了で ~ 約2500兆回 Bs → μ+μ-­‐
LHCb(Bの物理に特化した実験) 建設期の代表 中田達也さん
標準理論では非常に起きにくい反応: 電荷をもった変なヒッグスが、比較的 軽い又は結合が極めて強い場合 と反応が増える 3.5σ(バックグラウンドのふらつきの確率5*10-­‐4)で観測された 標準理論での予言 (3.5±0.3) *10-­‐9 標準理論と一致
第1期データの解析
事象数 / 2 GeV
ヒッグス: 7月の復習
3500
ATLAS
Data
ヒッグス+バックグラウンド 分布
3000
バックグラウンドの分布
2500
2000
125,6GeVにヒッグス粒子と 1500
1000
“思われる”新粒子を発見
500
ヒッグスはすぐに粒子・反粒子対に 壊れる。その壊れ方に分けて それぞれ探索を行っている
100
s=7 TeV, ∫ Ldt=4.8fb-1
s=8 TeV, ∫ Ldt=5.9fb-1
110
120
H→γ γ
130
140
150
160
mγ γ [GeV]
こわれる前の粒子の質量 mc2=√(E2-­‐p2c2) LHCでの見えやすさ: γγ > ZZ > WW > ττ > bb ここまで見えている
ここらがみえるかどうか?
μ って?
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見え方をしめす !
2
2
2
m =E &p
!
μ=(実験データ ー バックグラウンド) / 標準理論ヒッグスの期待量 ○ μ〜 0 信号がない ○ μ〜 1 標準理論ヒッグス ○ μ < (>) 1 標準理論を超えたヒッグスの可能性 誤差があるので μの値だけでなく、誤差の大きさと比 較して有意か? H → WW
ATLAS 2.8σ CMS 3.1σ はっきり見えていなかった WW崩壊がみえてきた
Spin0のひとつの示唆 まだ、データが 不足して、スピン0である ことは確定していない H → ττ
ATLAS 1.1σレベル μ=0.7 ± 0.64 +側だけど 0とも無矛盾
CMS 1.1σレベル μ=0.7 ± 0.5 +側だけど 0とも無矛盾
研究がすすんで 見え始めているが まだ結論は言えない
H → bb
少しだけ超過 μ=-­‐0.4 ±0.7(統計)± 0.8(系統) でも2.2σ なのでまだ 確実ではない 誤差が大きいのでまだ無いとも見えたとも 言えない
μ=1.3+0.7-­‐0.6
H→bb Tevatron (アメリカ)
µ = 1.56 +0.72 -­‐0.73 2.1σの同程度のわずかながら 超過がみえている
H → ZZ
スピンの違いや パリティー
4.5σのきれいなピーク バックグラウンドが少ない 性質を探ることが出来る 標準理論ヒッグスは パリティーは プラス スピン0を仮定した場合の解析で、
パリティプラスのに近い分布をしている。
パリティマイナスである場合にこのような 分布になるのは100回に2.5回
まとめ
(1)HCPでLHC,Tevatronから多くの新しい結果が発表されている (2)LHCは順調に稼働している。今年の12月17日までの実験で 3000 兆回程度 の陽子陽子衝突が期待(去年と合わせて) (3) b クォークで出来ている粒子 Bs → μ+μ-­‐が初めて観測された。 (4)ヒッグス、特に標準理論ヒッグスであるか、別のヒッグスであるかの研究は 順調に進んでいる 3番目に感度のある壊れ方WW が 約3σになった。 擬スカラー(スピン0 パリティー マイナス)可能性は 小さい (5)ヒッグスと言うには スピン0(スピン2の棄却) 標準理論のヒッグスかもっと別のヒッグスかは、 崩壊の割合 WW,ZZ tautau , bb, γγ が予言どおりかでわかる。 これは現段階では明確な結論は言えなく、もっとデータが必要であるが 今年とれる全データから スピンなどの知見がえられる。期待してください 
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