情報リテラシ教育における
WebCTの利用
菊沢正裕† 山川 修 田中武之
福井県立大学情報センター
† [email protected]
情報リテラシ教育2003
1
話の内容
1. 福井県立大の情報基礎教育
2. 総合演習とWebCTの利用
3. WebCTの普及
情報リテラシ教育2003
2
福井県立大学
• 構成員1950人の大学(学生1723人,教員
169人,職員58人)
• 3学部, 3大学院,3研究所,2センター
• 経済学部(定員200名),生物資源学部
(同80名),看護福祉学部(同80名)
• 2キャンパス(福井,小浜),両者の距離
120km
情報リテラシ教育2003
3
情報リテラシ教育のカリキュラム
科目名
内 容
受講年
備 考
情報基礎演習
コンピュータリテラシ
1年前期
必 修
情報科学
情報リテラシ
1年後期
必 修
情報処理A
表計算
1~4年
選 択
情報処理B
統計処理
1~4年
選 択
情報処理C
データベース
1~4年
選 択
情報処理D
M ac入門
1~4年
選 択
プログラミングA
プログラム(VBA)
1~4年
選 択
プログラミングB
シミュレーション
(M athematica)
1~4年
選 択
プログラミングC
CGI作成(Perl)
1~4年
選 択
プログラミングD
ゲーム作成(Java)
1~4年
選 択
情報特論A
初級シスアド
2~4年
副専攻
情報特論B
基本情報処理技術者
情報リテラシ教育2003
2~4年
副専攻
情報特論C
CompTIA A+
2~4年
副専攻
4
情報基礎演習のスケジュール
週
演 習 項 目
イントロ,ログオン・
オフ,パスワード
1
図書館の使い方と図書館ツアー
ウィンドウズ基本操作
2
タッチタイピング
日本語入力
3
ウェブ検索,図書検索,WebCT操作
4-5 ワープロ
電子メール
6
7-8 HTMLによるホームページ作成
9-10 プレゼンテーションソフト
11-14 総合演習
情報リテラシ教育2003
コマ
換算
時間
(分)
0.7
0.3
0.8
0.2
0.3
0.7
2
1
2
2
3-4
60
30
70
20
30
60
180
90
180
180
270-360
課題
○
○
○
○
◎
5
WebCTのアンケートで授業評価を行い
情報基礎演習の内容を改善
情報リテラシ教育2003
6
情報基礎演習の内容(改善)
週
1
2
コマ
換算
時間
(分)
イントロ,ログオン・
オフ,パスワード
ウィンドウズ基本操作
タッチタイピング
日本語入力
0.7
0.3
0.2
0.2
60
30
20
20
ウェブ検索,WebCT操作
0.6
1.6
0.7
2.5
0.5
1.8
3
2
50
140
60
225
45
160
270
180
演 習 項 目
ワープロ
電子メール
3-9 HTMLによるホームページ作成
ウィンドウズ操作(
ファイル管理)
プレゼンテーションソフト
10-12 総合演習+図書館利用
13-14 総合演習(
発表)
情報リテラシ教育2003
課題
備考
○
○
軽く
○
○
○
○
軽く
3-4人組
3-4人組
7
基
礎
演
習
コ
|
ス
画
面
情報リテラシ教育2003
8
WebCTの利用
• 掲示板
• 課題や試験
• アンケート
情報リテラシ教育2003
9
総合演習の目的
■
個々の学習課題の復習
■
応用力と実践力の養成
■
ネットを利用したグループワーク
■
WebCTの普及(全学生が受講する)
情報リテラシ教育2003
10
総合演習の概要
■
任意のテーマでプレゼン
■
グループワーク(WebCT利用)
■
メディアは新聞(B4)とスライド
■
取材,資料作成期間は2週間
■
学生による相互評価(WebCT利用)
情報リテラシ教育2003
11
1週目の作業
作 業
作業時
方 法
演習関連テーマ
グループの形成
演習時
教員指導
テーマとリーダ決定
テーマ,方針,
メンバー紹介
演習時
対面グループ会議
演習時
口頭説明,WebCT会議室 WebCT
メンバーの調整
課 外
WebCT 情報に基づいて他
グループリーダとメールや WebCT,メール
対面で交渉して異動する
情報収集
課 外
WWW ,デジカメ,
WWW,図書,雑誌,取材 スキャナ
課 外
WebCT 会議室
WebCT
課 外
携帯メール
メール
課 外
ウェブメール(ML)
メール
構成,役割分担を議
論
打合せ(
一部メンバ)
アンケート調査
情報リテラシ教育2003
12
2週目の作業
作 業
作業時
方 法
進捗状況の説明と
問題点の洗い出し
演習時
WebCT 会議室
今週の作業日程調整
演習時
対面グループ会議
個別技術の習得
演習時
教員,SA
演習関連テーマ
WebCT
高度なワープロ,
パワポイント技能
新聞作成
演習時~外 WWW,図書,雑誌,取材ワープロ
プレゼン資料作成
演習時~外
個別技術の習得
課 外
ヘルプデスク
高度なワープロ,
パワーポイント技能
新聞編集会議
課 外
対面グループ会議
ワープロ
プレゼンの打合せ
課 外
対面グループ会議
パワーポイント
パワーポイント
情報リテラシ教育2003
13
3,4週目の作業
作 業
作業時
方 法
最終調整
演習時
対面グループ会議
発表
演習時
プレゼンと新聞配布
評価
演習時
WebCT
提出
課 外
WebCT
情報リテラシ教育2003
演習関連テーマ
パワーポイント
14
総合課題テーマ例
看護福祉学部
経済学部
• シミの原因と対策
• 食べて直して体内革命
• ニュース見てますか
• 車上狙いに注意
• 阪神哀歌
• 福井弁講座
• 夢の新婚旅行
• 現代若者の結婚に対する
考え方
• 中東情勢とその変遷
• 福井県人新聞
• 若者に化粧は必要か
• 整形はファッション?
• 県大生のアルバイト情勢
• 夏休みだ!お勧め観光
ス ポットはこれだ!
• 必見!源氏物語に学ぶ
恋愛必勝法
情報リテラシ教育2003
15
総合演習の様子
情報リテラシ教育2003
16
発表の様子
情報リテラシ教育2003
17
グ
ル
|
プ
会
議
室
図2 グループ会議室
情報リテラシ教育2003
18
グループ会議室
の様子
情報リテラシ教育2003
19
評価の様子
情報リテラシ教育2003
20
評価の画面
情報リテラシ教育2003
21
採点傾向
情報リテラシ教育2003
22
学生相互の
採点評価
情報リテラシ教育2003
23
WebCT利用と課外学習時間
クラス
平均アクセス数
掲示板への平均投稿数
課外学習(5~10時間)
課外学習(10時間以上)
1
2
3
4
5
13
53
9
10
17
1
11
9
1
0
5% 46% 38% 14% 10%
14% 20% 22% 2% 0%
クラス
平均アクセス数
掲示板への平均投稿数
課外学習(5~10時間)
課外学習(10時間以上)
6
7
8
9
平均
53
8
51
57
30
19
11
12
12
9
28% 16% 14% 56% 25%
21% 2% 11% 19% 12%
情報リテラシ教育2003
24
自習時間指数
自習時間指数
WebCT利用と課外学習時間
3.5
3.5
3.0
3.0
2.5
2.5
2.0
2.0
1.5
1.5
1.0
1.0
00
10 5
20
30
40 15 50
10
平均ア
ク セス 数
平均投稿数
情報リテラシ教育2003
60
20
25
結 論
■
総合演習はリテラシ演習の応用力養成に効果的
■
WebCTは総合演習に有効
■
WebCTでGWでの情報共有の重要性を理解
ク ラス
1
(a) 総合演習の目的 4.0
(b) グ ループワ ーク 4.3
(c) 学生相互評価
4.2
2
3
4
5
6
7
8
9
平均
3.9
3.8
3.7
3.8
3.3
3.7
3.8
3.6
3.8
3.8
3.3
3.4
3.9
3.8
4.0
4.4
3.7
3.8
4.0
3.7
3.5
3.4
4.0
3.5
4.4
4.4
3.9
情報リテラシ教育2003
26
課 題
■
WebCTのLMSとしての利用
■
WebCTの普及
情報リテラシ教育2003
27
WebCT普及のための
3ステップ
1. 学生のWebCT利用
基礎演習
2. 教職員にWebCTを周知
FD授業評価
3. 教職員がWebCTを利用
情報リテラシ教育2003
SA
28
ご静聴有難うございました
情報リテラシ教育2003
29
詳細な効果測定に基づいた
コンピュータリテラシ教育内容の改善
菊沢正裕† 田中武之 山川 修
福井県立大学情報センター
† [email protected]
情報リテラシ教育2003
30
話の内容
• リテラシ教育内容
• 入学前のPC経験を指標に学習状況を
分析
• 授業評価に基づいた教育内容の改善
情報リテラシ教育2003
31
情報リテラシ教育カリキュラム
科目名
内 容
受講年
備 考
情報基礎演習
コンピュータリテラシ
1年前期
必 修
情報科学
情報リテラシ
1年後期
必 修
情報処理A
表計算
1~4年
選 択
情報処理B
統計処理
1~4年
選 択
情報処理C
データベース
1~4年
選 択
情報処理D
M ac入門
1~4年
選 択
プログラミングA
プログラム(VBA)
1~4年
選 択
プログラミングB
シミュレーション
(M athematica)
1~4年
選 択
プログラミングC
CGI作成(Perl)
1~4年
選 択
プログラミングD
ゲーム作成(Java)
1~4年
選 択
情報特論A
初級シスアド
2~4年
副専攻
情報特論B
基本情報処理技術者
情報リテラシ教育2003
2~4年
副専攻
情報特論C
CompTIA A+
2~4年
副専攻
32
情報基礎演習の内容
週
演 習 項 目
イントロ,ログオン・オフ,パスワード
図書館の使い方と図書館ツアー
ウィンドウズ基本操作
2
タッチタイピング
日本語入力
3
ウェブ検索,図書検索,WebCT操作
4-5 ワープロ
6
電子メール
7-8 HTMLによるホームページ作成
9-10 プレゼンテーションソフト
11-14 総合演習
1
情報リテラシ教育2003
コマ
換算
時間
(分)
0.7
0.3
0.8
0.2
0.3
0.7
2
1
2
2
3-4
60
30
70
20
30
60
180
90
180
180
270-360
課題
○
○
○
○
○
33
アンケート調査
• 30項目(主として選択回答)
• LMSツールで実施
• 1年生394名,回収率87%
情報リテラシ教育2003
34
高校時代のPC利用(表4)
• レベルA学生:週3回以上(19%)
• レベルB学生:週1回程度(48%)
• レベルC学生:殆ど使わない(33%)
情報リテラシ教育2003
35
高校時代のPC授業
• 1年以上にわたって授業あり(11%)
– レベルA(44%),B(38%),C(18%)
• 授業がほとんどなかった(68%)
– レベルA(14%),B(46%),C(40%)
情報リテラシ教育2003
36
学習状況の特徴(表3)
• 課題に費やす時間週平均2時間以上
– タイピング10時間,総合課題5時間
– ワープロ・プレゼン,HPそれぞれ3時間
• 大学のPC利用時間はレベルA,B,Cにあま
り差がない
情報リテラシ教育2003
37
学習効果(表4)
• タイピング習得度は高い
• 習得しても使う機会がない
– 電子メールは携帯メールによって利用者が激減
– ワープロは半数,プレゼンや電子メールは殆どが使
う機会が無い
• HTMLの意義は理解するも,HPの有用性は理解
しない
情報リテラシ教育2003
38
トラブル処理(表4)
• 27%が自力,75%が他力本願
• トラブル時に資料をみるのは10数%
• 41%がHDを5回以上利用
情報リテラシ教育2003
39
レベルA学生の特徴(表3)
• 自宅のPCをよく利用する
• タイピング時間は短いが77%がブラインドタッ
チを習得
• 演習時間が短いが,HTMLには時間をかける
• 12%が課題が容易と考えている(他レベルでは
2%以下)
• トラブルは自力解決(52%),当方の資料はあ
まりみない,半数はHD利用しない
情報リテラシ教育2003
40
演習スケジュールの改善(表
5)
• 表2から表6へ改善
• ウインドウズの基礎を2回に分割
• 日本語入力やWWWブラウズの時間を縮小
• HTMLの時間を増大
• 図書館利用とツアーを,総合演習のなか
に取り込む
情報リテラシ教育2003
41
情報基礎演習の内容
週
演 習 項 目
イントロ,ログオン・オフ,パスワード
図書館の使い方と図書館ツアー
ウィンドウズ基本操作
2
タッチタイピング
日本語入力
3
ウェブ検索,図書検索,WebCT操作
4-5 ワープロ
6
電子メール
7-8 HTMLによるホームページ作成
9-10 プレゼンテーションソフト
11-14 総合演習
1
情報リテラシ教育2003
コマ
換算
時間
(分)
0.7
0.3
0.8
0.2
0.3
0.7
2
1
2
2
3-4
60
30
70
20
30
60
180
90
180
180
270-360
課題
○
○
○
○
○
42
情報基礎演習の内容(改善)
週
1
2
コマ
換算
時間
(分)
イントロ,ログオン・
オフ,パスワード
ウィンドウズ基本操作
タッチタイピング
日本語入力
0.7
0.3
0.2
0.2
60
30
20
20
ウェブ検索,WebCT操作
0.6
1.6
0.7
2.5
0.5
1.8
3
2
50
140
60
225
45
160
270
180
演 習 項 目
ワープロ
電子メール
3-9 HTMLによるホームページ作成
ウィンドウズ操作(
ファイル管理)
プレゼンテーションソフト
10-12 総合演習+図書館利用
13-14 総合演習(
発表)
情報リテラシ教育2003
課題
備考
○
○
軽く
○
○
○
○
軽く
3-4人組
3-4人組
43
ダウンロード

WebCT - コンピュータの利用