4.「血液透析看護共通転院サマリVer.2」
の説明
4)実際に使用した感想と今後の展望
目的
群馬県腎不全看護セミナーで作成した
共通転院サマリーVer.1を使用し、
転入側と転出側の感想から今後の課題
を見出す。
方法
2施設で患者の転院・転出時に共通転院
サマリーを使用。
それぞれの施設で関わった看護師の中で、
調査の目的を説明し同意を得られた者に
対して聞き取り調査を行った。
結果<転出側>
利点
欠点
・ 選択リストを使用し記
・ 記載内容が多くなった。
載しやすい。
・ 記載者により情報提
・ 多くの情報を提供でき
供に違いが生じる。
る。
・ 転記ミスが起こる恐れ
・ 透析状態を伝えやすい。 がある。
(見守りの必要性や不均衡症候
群の有無など)
記載者による認識の違いが生じる恐
れがあるが、記載しやすく伝えやすい。
結果<転入側>
利点
・ 患者の問題点がわ
かりやすい。
・ 各施設で共通のサ
マリーを使うことで
見やすくなり、情報
がとりやすくなる。
・ 各施設での共通の
認識が得られて良
い。
・
・
・
・
・
欠点
透析情報の欄が見にくい。
キーパーソンの欄が大き過
ぎる。
転院目的はもっと目立つとこ
ろにあった方が良い。
チェックボックスのレ点が見
にくい。
詳しい既往歴が見たい。
レイアウトの見にくさはあるが、情報はとり
やすく問題点がわかりやすい。
考察〈転出側〉
共通転院サマリー
記載しやすく、患者の全体像を伝えやすいが・・・
記載情報の認識の違いが出る恐れがある。
今までのサマリーにはない看護情報を共通の認識
で捉え、伝える能力が必要と思われる。
看護情報を記載する為のアセスメント能力の向上
が求められる。
考察〈転入側〉
共通転院サマリー
患者の問題点など、情報をとりやすいが・・・
レイアウトが見にくい。
レイアウトや内容について、修正・改善していく必要
がある。
共通サマリーのバージョンアップが求められる。
今後の課題
①看護師のアセスメント
能力を向上させるため
の取り組み
腎不全看護セミナー
による勉強会 等
②共通転院サマリーの
バージョンアップ
内容・レイアウト
の修正
③共通転院サマリーの
普及
宣伝活動
データベースの工夫
まとめ
患者が他施設へ移っても、継続した看
護を受ける為に、看護師のアセスメント能
力の向上と、共通転院サマリーの普及が
大切である。
おわりに
• 今後は、サマリーのみではなく、災害対策など、
様々な情報交換が出来るネットワークの構築
も重要である。
• 群馬県の透析看護と腎不全看護セミナーの
活動の発展の為に、より多くの施設の幹事会
への参加を願う。
その後の取り組み(H21.3.31現在)
①群馬県腎不全看護セミナーでは、看護師のアセスメント
能力を高める必要性を痛感!
↓
そこで、H21年度から3年計画で
「看護師のアセスメント能力アップ計画 in 群馬」を企画!!
今後は、講演会の開催、共通転院サマリーの普及などにより、看
護師のアセスメント能力向上を目指します。
②群馬県腎不全看護セミナーでアセスメントに関する講演
を予定
講師:群馬大学 岩永喜久子先生
日程:平成21年5月21日(木)18:30~
演題名:看護問題とアセスメント
ーいかに看護するか、あなたの手に委ねられたAさん-
その後の取り組み(H21.3.31現在)
③サマリーのバージョンアップ
(群馬県腎不全看護セミナー©
血液透析看護共通転院サマリーVer.2)
・「転院サマリー」→「血液透析看護サマリー」とする。
・年号:生年月日はT.S.H.で記載し、それ以外は西暦を使用する。
・合併症の枠に既往歴を並列記載する。(キーパーソンの枠を縮小)
・チェックボックスはクリックするだけでレ点チェックできるようにする。
・「リスクマネージメント」→「安全に関わる評価」とする。
・看護問題の枠組み→<身体面・精神面・社会面>とまとめる。
・「看護問題」→「看護問題とそのアセスメント・対策」とする。
④血液透析看護共通転院サマリーVer.2 のCDを作製
→5月に配布予定
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4)実際に使用した感想と今後の展望発表資料