渇水と渇水調整会議
*渇水調整会議は世界でも例を見ないわが国独特
のシステム
*渇水被害の軽減に果たす役割
*利根川渇水調整会議
1972年、1973年の断続的な渇水を契機
1974年に永続的な組織として設立
渇水に弱い原因
*急峻な地形
*自然状態の流出ではなく、水資源施設に依存し
た発展
*梅雨と秋雨に依存
*近年夏季の降雨量の変動が大きい
貯水池運用が困難
河川水の取水が不確定
*空間的な降雨分布の変動
1人当りの降水量
年間平均降水量mm/年
2500
2000
1500
1000
500
京
東
ナ
ダ
ア
メ
リ
カ
サ
旧
ウ
ソ
連
ジ
ア
ラ
ビ
ア
中
フ 国
ィリ
ピ
ン
オ
イ
ン
ー
ド
ス
トラ
リ
ア
日
世 本
界
平
均
カ
人口1人当りの降水量?/年/人
250000
221416
203337
200000
150000
100000
50000
29485
4624
7474
5260
40144
17902
5907 12738 5021
26871
5241
237
京
東
ン
ス
イ
タ
リ
ア
カ
ナ
ダ
ア
メ
リ
カ
サ
ウ 旧ソ
ジ
ア 連
ラ
ビ
ア
中
国
フ
ィリ
ピ
ン
オ
ー イン
ス
ド
トラ
リ
ア
日
世 本
界
平
均
ラ
フ
ギ
リ
ス
0
イ
タ
リ
ス
イ
ラ
ン
リ
ス
フ
ギ
イ
ア
0
不安定取水
福岡市
大阪市
名古屋市
茨城県
不安定取水
安定取水
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京
0%
20%
40%
60%
80%
100%
不安定取水の解消
*安定取水・・・ダムによって安定的に取水が可能
*不安定取水・・河川水量が多いときのみ取水が可能
*首都圏(利根川、荒川)で不安定取水が取れないと
730万人が断水
1280万人が減圧給水
*不安定取水の解消策
八ツ場ダム、戸倉ダム、湯西川ダム
北千葉導水路、霞ヶ浦導水路
1人当りの貯水池容量
1人あたりの貯水量
600
527
382
400
285
200
35
30
サ
ン
圏
都
首
ン
ロ
ヨ
ー
ュ
ドン
ク
ー
ル
ウ
ソ
ニ
フ
ラ
ン
シ
ス
コ
0
渇水に対する計画目標
都市名
現在の渇水発生状況
計画目標
東京
3年に1回
10年に1回の渇水
サンフランシスコ
11年に1回
既往最大渇水
ニューヨーク
7年に1回
既往最大渇水
ロンドン
15年に1回
50年に1回の渇水
フランスでは1997年4月にパリ大都市圏内の10県で
取水制限があり、対策として少雨時における供給余
力を確保するためのダムの建設・・渇水対策ダム
降雨水量の経年変化
降雨量の空間分布
東京都の人口、水源の推移
8,000,000
m3/日
14,000,000
7,000,000
12,000,000
6,000,000
10,000,000
人口
5,000,000
利根川
4,000,000
6,000,000
3,000,000
4,000,000
2,000,000
1,000,000
0
1880
8,000,000
多摩川
1900
1920
1940
1960
1980
2,000,000
0
2000
東京都の下水道普及率
120
100
80
60
40
20
0
1950
1960
1970
1980
1990
2000
Water balance and water use in the Tone
River basin
1994年渇水時の取水制限
平成6年渇水時の貯水率の推移
比空き容量=空き容量/流域面積
何ミリの雨で満杯になるか
利根川水系8ダム貯水量
多摩川小河内ダム貯水量
給水可能日数と給水制限
北千葉導水路
渇水の社会経済への影響
渇水の水質への影響
水質
*堆積性の負荷物質が流域、河道内に堆積されて、
水質は良好になる
*下水道が整備されると溶解性の負荷物が増加し、
渇水時でも水質は悪化する
*渇水時に小降雨で、流域、河道内に貯留された汚
濁物質が流出して、黒濁りが発生する
淀川
降雨前流量100m3、BOD6ppm、
BOD負荷量52トン/日
30mmの降雨でBOD107ppm、BOD負荷量250トン
*河口部での塩分遡上、赤潮発生
汚濁負荷流出モデル
流入汚濁負荷 I
残留汚濁負荷S
流出汚濁負荷O
河川流量に伴って可
変するバルブ I
O  F(S, Q)  f 1(Q) xf 2(S) xQ
Q;河川流量、f1(Q);流量の変化と汚濁濃度の関数、
f2(S);残留汚濁負荷量と汚濁濃度との関数
F2(S)
BOD
Q
残留汚濁負荷S
ダウンロード

渇水と渇水調整会議