Androidとその可能性
SIProp Project
代表:いまむらのりつな
©SIProp Project, 2006-2008
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自己紹介
氏名:今村謙之(いまむらのりつな)
年齢:29歳+18ヶ月
IT業界歴:約7年
SIP歴:約5年
SIPropプロジェクト運営中
得意言語:Java、C
得意分野:SIP、ネットワーク層
(開発~運用、セキュリティー)
特記事項:PCサーバ タワー8台運営中(自宅にて)
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Agenda
デモ
なぜ?
事例
ポイント
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シグナリングとセッション
シグナリング(呼制
御)とは?
UA間などでロケーション情
報をやり取りして、ユー
ザー間にセッションを確立
する仕組み
セッションとは?
メディアの送信側と受信側
の組み合わせ、および送
信側から受信側へのデー
タストリームの流れ
出典:ソフトフロント社HPより
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HTTPとSIPの違い
SIPの特徴(HTTPとの相違点)
ステートフルプロトコル
クライアントの状態がある
クライアント間通信
相手からの通知が可能
Cometのようなもの
ロケーション情報
ルーティング可能
クロスドメイン間の通信が可能
JSONPのようなもの
出典:ソフトフロント社HPより
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デモアプリ概要
Android用のチャットアプリケーション
特徴
Android(=Peer)間で直接通信する
Android(=Peer)間でセッションを確立する
①セッションの要求
②呼び出し中イベント
③セッション確立
④チャットメッセージ送受信
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デモ見てね(はぁと
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なぜ、こんなものを? 1/2
Androidの適用分野
スマートフォン、携帯ゲーム機
Windows Mobile や iPhone(iPod touch) の世界
サービス
ユーザエクスペリエンス
低価格携帯電話
世界レベルで携帯電話が普及する世界
丸山先生の資料参照のこと
家電向けプラットホーム
本格的に無線デバイスがPC化する世界
プラットホームの統一化
台数の桁が違う
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なぜ、こんなものを? 2/2
ハードウェアとソフトウェア(物理領域)の融合
超低価格デバイス
無線デバイス版の100ドルPCのようなもの
単一機能デバイス
液晶が無くスピーカーだけのデバイスで、タクシーが近づい
てきたら、タクシーからの無線を受けて、Beep音がなるデバ
イス
無線デバイスのメリット
移動し、肌身離さず持っている
車車間通信による、事故の回避用のデータ
局所的なデータ処理だけできればよい
⇒アドホックに通信することにメリットがある!
⇒デバイス間SNSを作りたい!
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応用事例:概要
リアルタイム・イベント配信
Webサービスなどから拾った情報を、リアルタイムにAndroidへ
配信するシステム
共同開発
GMOインターネット 次世代システム研究室様
powered by SIProp Project 「雷電」
な
得
Sの
RS
ど
取
Web&Jabberマッシュアップサーバ
(雷電サーバ)
サ 顧客
ー 情
ビ
ス 報
取 情 や
得 報
の
マ
ッシ
マ
情
ップ ュ
ア
ュ ッシ
ッシ プ
ュア
プ ップ
ッシ 情
ュ 報
の
の
報
GMO様、サービスDB
Android端末
Android端末
ユーザA
ユーザB
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CMです。
書籍
俺流プロトコル実装入門
内容
nRFCの定義
Stackの設計・実装
Stackを利用したIMアプリ
実装
著作
SIProp Project
発売中
約500ページ
約4000円
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開発Tips 1/2
デモアプリを作る上で、はまった箇所の解説
注意点
基本的なAndroid開発知識がある
ActivityやViewなどのGUI系の話はない
よって、Android開発入門的な話はありません
入門的な話は、『Android勉強会』で!
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開発Tips 2/2
jarの利用
Java5.0でコンパイルしたjarのライブラリ
Serviceプログラミング
Activityとの連携方法
Socket, ServerSocketプログラミング
複数スレッドの扱い方
直接通信環境の構築
qemu の tap 機能の利用
Linux Zaurus 上 で、Android
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jarの利用
書籍のCD-ROMに付属しているjarをリンク
Java5.0でコンパイルしたもの
結果
何事もなく、利用可能だった。
いうことなし。<(_ _)>
java.io.InputStream;
java.io.OutputStream;
java.io.ByteArrayOutputStream;
java.io.Serializable;
java.net.InetAddress;
java.net.ServerSocket;
java.net.Socket;
java.util.Hashtable;
java.util.HashMap;
java.util.ArrayList;
java.util.LinkedList;
java.util.Iterator;
java.util.ListIterator;
java.util.Collections;
java.util.regex.Matcher;
java.util.regex.Pattern;
java.util.Random;
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Serviceプログラミング 1/4
Serviceとは?
バックグラウンドプロセス
デーモンのようなモノ
使用例
音楽プレーヤー
今回のお題
AIDL(Android Interface Definition Language)を介して
通信するIPC(Inter Process Communication)プログラ
ミング
基本的にはプリミティブな型しかつかえない
CPU依存、プログラム依存を排除する
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Serviceプログラミング 2/4
AIDLファイルの定義
要は、コールバック用のAPIを書いたモノ
Activity用とService用の2つが必要
AIDLファイルの中身:
interface IIMServiceCallback {
void onNewSession(String id, String session_id, String fromAddr);
void onProvisional(String id);
void onConnected(String id);
}
自動生成されたJavaファイルの一部:
public interface IIMServiceCallback extends android.os.IInterface {
/** Local-side IPC implementation stub class. */
public static abstract class Stub extends android.os.Binder implements
org.siprop.pip.android.service.IIMServiceCallback {
private static final java.lang.String DESCRIPTOR =
"org.siprop.pip.android.service.IIMServiceCallback";
/** Construct the stub at attach it to the interface. */
public Stub() {
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Serviceプログラミング 3/4
Activityでやること
Service側のAIDLを呼び出して、Activity側のAIDLを
登録する
Activity側でのAIDLインプリメント:
private IIMServiceCallback mCallback = new IIMServiceCallback.Stub() {
public void onNewSession(String id, String session_id, String fromAddr)
throws DeadObjectException {
mHandler.sendMessage(………
}
Activity側でのAIDL呼び出し:
protected void onCreate(Bundle icicle) {
super.onCreate(icicle);
// サービスを起動する。
bindService(new Intent(IIMService.class.getName()),
mConnection, Context.BIND_AUTO_CREATE);
protected ServiceConnection mConnection = new ServiceConnection() {
public void onServiceConnected(ComponentName className, IBinder
service) {
mService = IIMService.Stub.asInterface(service);
mService.registerCallback(mCallback);
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Serviceプログラミング 4/4
Activity側(クラス)
Service側(クラス)
①Stubを用いて、AIDLインタフェースを無名クラスとして実装
Activity側IADL
Service側IADL
Stubs(実体)
Stubs(実体)
②ServiceConnection#onServiceConnectedの実装
③Service側のIADL実体を受け取る。
IMService.Stub.asInterface()
Service側IADL
Stubs(実体)
④Service側のIADL実体を受け取る
mService.registerCallback(mCallback);
Activity側IADL
Stubs(実体)
*正確には、独自で実装する必要がある
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Socketプログラミング 1/3
java.netパッケージをそのまま利用可能
TCPによる接続
最大同時4接続
複数のスレッドが動く
ServiceやActivityは、インスタンスを
生成したスレッド以外のスレッドから
操作することは出来ない!!!
生成スレッドにアタッチする必要がある!
Handlerクラスを使用する
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Socketプログラミング 2/3
Agent(Socket待ち受けスレッドを保持しているクラス)の
コールバック用メソッドを変更
コールバック対象のインスタンスを、Handerにする
コールバック用のメソッドとして、Handler#sendMessage(Message)
を用いる。
変更前:
public void incomingINVITE(Call c, PIPRequest request) {
listener.onNewSession(c.getCallId(), request);
}
変更後:
public void incomingINVITE(Call c, PIPRequest request) {
handler.sendMessage(
handler.obtainMessage(0, 0, 0,
new EventMessage(IMEvent.onNewSession,
new Object[]{c.getCallId(), request})));
}
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Socketプログラミング 3/3
Service内にHandlerを生成して、ここでコール
バック先のメソッドを選択するように変更
Handlerは、Serviceのインスタンス生成時に生成する
必要がある
##Service内
private Handler mHandler = new Handler() {
@Override
public void handleMessage(Message handlerMessage) {
// EventMessageを取り出す。
EventMessage msg = (EventMessage)handlerMessage.obj;
Object[] objs = msg.getArgs();
// イベントの種類により、IMServiceのコールバック先メソッドを選択する
switch (msg.getEventType()) {
case onNewSession:
// 引数と共に、コールバックする
imService.onNewSession((String)objs[0], (PIPMessage)objs[1]);
break;
(以下略)
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直接通信環境の構築 1/3
qemu の tap 機能の利用
ホストOS上の tap デバイスとブリッジすることにより、
ゲストOS(Android)のNICが、あたかもホストOS側の
NICのように使用できる機能
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直接通信環境の構築 2/3
1. Android上のNIC設定の書き換え
1. etc/qemu-init.sh の編集
例:
ifconfig eth1 192.168.1.2 netmask 255.255.255.0 up
route add default gw 192.168.1.1 dev eth1
2. ホストOSの tap と ブリッジ デバイスの設定
例:
brctl addbr br0
tunctl -u $USER -t net_android
brctl addif br0 eth0
brctl addif br0 net_android
3. Androidのqemu起動オプションの変更
${android_sdk}/tools/emulator -console -qemu -net user -net nic -net
nic,vlan=1 -net nic -net tap,vlan=1,ifname=net_android
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直接通信環境の構築 3/3
Linux Zaurus 上 で、Android
cortez氏が、開発しているZaurus上で動作する
Androidパッケージを利用
http://www.omegamoon.com/blog/static.php?page=ZaurusA
ndroid
特徴
Zaurus上に、専用のLinuxがインストールされる
Zaurus Linuxには、リーチ不可能
qemu上ではなく、chrootによるjail上で動作
ベースOS上のリソースを利用できる
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ご静聴ありがとうございました。
<(_ _)>
http://www.siprop.org/
Blog: http://noritsuna.siprop.org/
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