地球の歴史と生命の進化
先カンブリア時代
絶対年代
相対年代区分
45億年前
始生代
25億年前
原生代
好気性細菌の出現
地球の誕生 生物の誕生
真核生物の出現
多細胞生物の出現
シアノバクテリアの出現
藻類の多様化
エディアカラ生物群
1.生命の進化
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1.はじめに
地球が誕生したのが46年前で、生命が誕生したのが38年前だと推定されています。
生命は、この38億年の間,多様に進化と絶滅を繰り返して、現在いたっています。
2.生命の誕生~微生物の光合成 (38億年前~6億年前)
生命の誕生は38億年前です。
生命がどこで生まれたかについては、いろいろな学説がありますが,最も有力な場所
は熱水噴出口であると考えられています。
この熱水噴出口で生活していた生物は、好熱菌とよばれる微生物たちです。
生命は原始地球の熱水噴出口で誕生しました。初期の生命は嫌気性の細菌であった
と考えられていますが、やがて、シアノバクテリアなどの光合成を行う微生物に進化し
ていきました。
2.光合成による酸素と縞状鉄鉱層の関係
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最古の化石は、35億年前の化石です。これはシアノバクテリアと考えら
れています.
シアノバクテリアは,植物と同じように光合成を行うことができました。シ
アノバクテリアの光合成によって,地球上には、酸素がしだいに蓄積され
ていきました。
酸素の増加は,縞状鉄鉱層の存在によって説明されています。この縞状
鉄鉱層は,当時の海洋中にたくさんあった鉄と,シアノバクテリアの光合
成による酸素とが反応して形成されたものです。
20億年以後になると,大気,海洋中にも酸素が多くなってきました。これ
は、海洋中の鉄分が少なくなり,縞状鉄鉱層が形成のための酸素の消
費が減少したからと考えられています。
3.エディアカラ生物群
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エディアカラ生物群
初期の多細胞生物については、エディアカラ生物群が有名です。
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エディアカラ生物群は、オーストラリアのエディアカラから発見されました。
その後、世界各地から同様の生物群が多数産出されています。
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エディアカラ生物群の特徴
これらの生物は、一様に平たく、身を守るための殻などの硬い組織を持
たない生物群です。
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殻などの硬い組織を持たなかったエディアカラの生物たちには、捕食者
と被捕食者の関係がなかったと考えられます。
4.顕生代と生物多様性
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顕生代は、私たちにつながる生物が出現した時代です。
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顕生代は、カンブリア紀から始まります。カンブリア爆発によって生物は多様
化しながら、生物界は大きく変遷しました。カンブリア爆発以後、何回かの絶
滅というイベントを経ながら、現在の多様な生物群が形成されてきました。
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カンブリア爆発(海生無脊椎動物が爆発的に出現し、生物が多様化した)
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顕生代は、古生代,中生代,新生代という3つの代に分けられ、さらに細かく、
紀という単位で、11の紀に分けられています。
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これらの代や紀の区分は,生物の変遷(特に動物の変遷)よって分けられて
います。
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地層の地質年代を決定することができる化石を示準化石といいます。
5.始生代・原生代
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45億年前・ 始生代
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地球の誕生・生命の誕生
シアノバクテリアの出現
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25億年前・原生代
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好気性細菌の出現・真核生物の出現
多細胞生物の出現・藻類の多様化
エディアカラ生物群
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古生代(前期)
絶対年代
5.42億年前
相対年代区分
古生代
4.88億年前
4.44億年前
カンブリア紀
オルドビス紀
シルル紀
進化の大爆発
植物の上陸
シダ植物の出現
脊椎動物の出現
節足動物の上陸
6.顕生代(古生代・前期)
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5.42億年前・カンブリア紀
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進化の大爆発・脊椎動物の出現
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4.88億年前・オルドビス紀
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植物と節足動物の上陸
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4.44億年前・シルル紀
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シダ植物の出現
古生代(後期)
絶対年代
4.16億年前
相対年代区分
古生代
3.59億年前
2.99億年前
デボン紀
石炭紀
ペルム紀
(二畳紀)
両生類の出現
森林と
昆虫の発達
裸子植物と
爬虫類の出現
全生物の
95%が絶滅
7.顕生代(古生代・後期)
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4.16億年前・ デボン紀
両生類の出現
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3.59億年前・石炭紀
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森林と昆虫の発達 裸子植物と爬虫類の出現
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2.99億年前・ペルム紀

全生物の95%が絶滅
中生代
絶対年代
2.51億年前
相対年代区分
中生代
2.00億年前
1.45億年前
トリアス紀
(三畳紀)
ジュラ紀
白亜紀
恐竜と
哺乳類の出現
恐竜の繁栄
鳥類の出現
被子植物の出現
恐竜等の絶滅
8.顕生代(中生代)
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2.51億年前・三畳紀
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恐竜と哺乳類の出現
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2.00億年前・ジュラ紀
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恐竜の繁栄
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1.45億年前・白亜紀
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鳥類の出現・被子植物の出現
恐竜等の絶滅・巨大隕石の衝突
新生代(古第三紀)
絶対年代
6500万年前
相対年代区分
新生代
( 古第三紀 )
5300万年前
3400万年前
暁新世
始新世
漸新世
哺乳類の
第一次拡散
哺乳類の
第二次拡散
真猿類の出現
霊長類の出現
草原性動物の
発展と繁栄
9.顕生代(新生代・古第三紀)
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古第三紀
6500万年前・暁新世
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哺乳類の第一次拡散・ 霊長類の出現
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5300万年前・始新世
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哺乳類の第二次拡散
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3400万年前・漸新世
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真猿類の出現・草原性動物の発展
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新生代(新第三紀・第四紀)
絶対年代
2350万年前
530万年前
165万年前
相対年代区分
新生代
( 新第三紀 )
( 新第三紀 )
( 第四紀 )
中新世
鮮新世
更新世
類人猿の繁栄
猿人の出現
旧人の出現
原人の出現
新人の出現
10.顕生代(新生代・新第三紀・第四紀)
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新第三紀
2350万年前・ 中新世
類人猿の繁栄
530万年前・鮮新世
猿人の出現・原人の出現
第四紀
165万年前・更新世
旧人の出現・新人の出現
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京都大学総合博物館