高田短期大学
鷲尾 敦
[email protected]
[email protected] 2008.10.3
表1
教育におけるパラダイム変換
(下村 1995 これからの情報教育 1)p.255 を一部修正)
これまでの教育
(産業社会の教育)
これからの教育
(情報社会の教育)
教育目標 知識伝達、記憶
創造力、自己教育力
教育内容 標準的、画一的
多様的、個性的
学習様式 情報受信、受身的
情報発信、主体的
インターネットを含む
教材・教具 教科書、黒板、印刷物
マルチメディア環境
評価
テスト、減点式
教育の場 閉鎖的
教師の役割
一斉指導、
インストラクター
多面的で多様、加点式
開放的
学習支援、
コーディネーター
下村 2007 年度資料より
「総合的な学習の時間」コーディネータ養成講座2008.10.3
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「総合的学習の時間」の特徴
 ねらい:生きる力の育成
 自ら学び、自ら考える力
 学び方、創造的・主体的に取り組む態度


児童・生徒の主体的な学習活動
体験型、参加型、問題解決型学習
 教科横断的
 教科の成果活用
 個々の知識を総合的に働かす
 教科にまたがる内容や課題
 「総合」の成果を教科へフィードバック
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「総合的学習の時間」の特徴
 学校全体による創意・工夫
 特色ある教育活動
 地域・学校の状況
 児童・生徒の興味関心
 教科書がない

内容や方法は各学校で決める
 保護者、地域との連携
 カリキュラム改善
 学校改善へ
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「総合的学習の時間」の特徴
 学習評価
 相対評価ではない
 数値的な評価をしない


学習過程重視の評価
個に応じた評価
 児童・生徒の成長支援
 学習活動の中に評価活動
 評価と指導の一体化
 子どもが気づき自ら成長=>自己教育力へ
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「総合的な学習の時間」遂行に向けた課題














現状把握(学校、地域・保護者、子ども)
学習の目標とテーマ決め(学校の目標、総学のねらい)
授業計画・指導計画・系統だったカリキュラム
学習環境、実施環境
教材・ワークシート・地域教材
推進組織と分掌、役割
授業実施者との計画者との意思疎通、共通理解
教員の構成、教員研修、外部人材の活用・確保
学校行事・他教科との連携・実施時間
活動単位・授業実施方法・地域との連携
学習評価の目的・方法・評価の観点・評価基準
カリキュラム評価・改善
地域、保護者の理解
・・・・・
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2007年度受講者の調査から
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「総合的な学習の時間」の取組状況
 やりがい
7割
 指導上の留意点
 「総合」のねらいや具体的な活動への意識が高い
 学習の振り返り、評価活動、学習成果の活用の意識が
低い
 児童・生徒の変化
 情報活用・プレゼン等、目に見える具体的活動での成
長
 考える力・意欲等、「総合」のねらいの成長が見えに
くい
 教育活動への波及効果
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集団の中での各役割
 コーディネーター
 ものごとを調整する役
 リーダー
 集団を代表し、統率する存在
 ファシリテーター
 組織の会議などでグループ活動が円滑に行わ
れるように、中立的な立場から支援を行う役
割
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「総合的な学習の時間」の
コーディネーターの役割
 学習のコーディネート(生きる力を育む)
 学習テーマ・内容
 学習指導方法(学習支援方法)
 学習評価
 学習環境、教材
 推進のコーディネート
 授業の推進
 学習環境整備
 教員・学習支援者
 組織と体制
 改善システム
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学習のコーディネート(生きる力を育む)
 学習テーマ・内容
 目標・全体計画・指導計画
 系統的なカリキュラム・教科との連携カリキュラム
 学習指導方法(学習支援方法)
 学習支援スキル
 教員のスキル(スキルアップ、適材適所)
 地域人材
 学習環境、教材
 施設・設備などの学習環境
 地域学習材
 教材選択・開発
 学習評価
 学習評価の方針、方法、指導との連携
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推進のコーディネート
 授業の推進
 担当教員との情報共有
 毎回の授業・教材準備
 授業状況の把握
 指導方法や評価の改善
 学習環境整備
 教材開発、施設・設備など学習環境の整備・活用
 学校外との調整(地域学習材)
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推進のコーディネート
 教員・学習支援者
 教員の担当、役割
 目標、教材、指導方法等の教員間共通理解
 他教科との連携
 地域の人材・協力者の確保と共通理解
 地域・保護者等の共通理解
 人材・情報のネットワークづくり
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推進のコーディネート
 組織作りと組織間調整
 準備組織・推進組織・学校の体制・位置づけ
 各階層の組織の目的・役割を明確に

情報や指示流れの明確化

意思決定の手順明確化

委員の組織目的理解

各委員の役割の理解
学校全体
(校長・職員会議)
学校全体カリキュラム検討組織
(教育目標・カリキュラム)
学校全体の総合準備組織
(ねらい、計画、評価の観点、評価方法)
総合推進組織
(指導案・授業フィードバック・修正)
授業実施担当
(担当教員:授業の実施)
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推進のコーディネート
 改善システム
 授業・カリキュラム・実施体制の評価と改善システ
ム
 評価資料の収集・整理・検討
 改善案の作成・検討
計画(P)
実施(D)
評価(C)
PDCAサイクル
改善(A)
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PDCAサイクル
授業改善
実施(D)
計画・準備
授業
単元
評価(C)
改善(A)
次の授業・単元へ
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PDCAサイクルの階層
学校全体
推進組織
全体計画
改善
全体評価
学年
推進組織
学年計画
改善
学年運営・
評価
改善
単元・
個々の授業
評価
単元・
個々の授業
計画準備
授業
担当グループ
実施
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受講者の皆さんから
コーデイネーターの資質について(2008事前アンケートより)
 積極性・熱意・協調性・責任感
 リーダーシップ
 リーダー性(3)・リーダーシップ
 積極性・熱意進める力
 みんなをまとめる力
(2)
 協調性(2)
 責任感
 全体を見渡せる力
 視野を広げ、総合力を身につける
 知識・スキル(手法・ICT能力、事例)
 全体を見通す力(2)・見通す力
 全体を見る力・学校全体を見渡せる
力
 実践例が必要
 知識・スキル
 手法の理解
 先を見通す力・視点
 様々な視点から考える力
 実践語の分析
 ICT能力
 先を見通す力
 ねらいを持つ
 計画力
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「総合的な学習の時間」の
コーディネーターの資質
 コーディネーターとしての責務理解
 総合的な学習の時間のねらい・課題などに精通
 コーディネータとしての任務遂行能力
 コミュニケーション能力



対人、対学校内組織、対学校外組織、
組織的な動き
教員からの信頼
 バランス感覚



総合的な学習の時間のねらいや学校の教育理念に照らしてどうか
教育の質を保つために有益か
・子どもにどのような力がつくか
改善と向上につながるか
・誠実公平であるか
 学習支援スキル(ブレスト、KJ法、・・・)
 学習支援方法を理解し、実践でき、授業の中に埋め込める
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考える力を育てる
学習支援スキル
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

ブレーンストーミング
KJ法
コンセプトマップ
ウェビングチャート
イメージマップ
プロジェクト法(学習)
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
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
バズ学習
ディベート
ワークショップ
ポートフォリオ
ロールプレイ
PBL
★今日の研修で、この学習支援スキルを積極的に活用してください。
★年間指導計画にこの学習支援スキルを児童、生徒たちが活用できる
ような場面を積極的に入れてみましょう。
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