RSSI方式
情報工学専攻
中村 遼
目次
 端末側で基地局の電波強度を測定するソフト
「Network Stumbler」
 電波強度の特性
 位置測定用サーバ
 システム概略図
Network Stumbler
電波強度の特性を知るために、電波強度測定ツール「Network
Stumbler」を用いて、端末における電波強度を測定する
Network Stumbler とは?
 1秒ごとにプローブ要求を行い、各APのプローブ応答から電
波強度を測定する
 Signal, Noiseの単位はdBm(デシベルミリワット) =10log10(mW)
 SNRの単位はdB (= Signal [dBm] – Noise [dBm])
電波強度の特性 1/3
 端末の機種による違い
 自室から隣部屋のAPに接続する。(距離約4m、間に障害物有)
規格802.11gで速度54Mbpsの場合
電波強度は 自宅PC:60dB 研究室PC:60dB
 APに接続端末が集中すると通信速度が下がり、電波強度は若干不安
定になる
 距離による違い
 端末とAPとの距離を変えつつ、電波強度を測定する
(間に障害物はないが、壁や床などによる反射はあるものとする)
規格802.11gで速度54Mbpsの場合
距離0m:85±3dB(但し、50dB程度まで落ちることがある 頻度高)
距離1m:75dB(但し、50dB程度まで落ちることがある 頻度低)
距離2m:67dB(ほぼ安定している)
電波強度の特性 2/3
 障害物による影響
 距離を固定し、間に障害物を入れた場合と入れない場合で比較する
(障害物として、ふすまの扉を用いた)
障害物なし:68dB(ほぼ安定している)
障害物あり:68dB(但し、不安定な部分が多く見られる)
電波強度の特性 3/3
 結論
1. 端末の機種による電波強度の違いは無かった。しかし、そ
の端末に準拠する無線規格により違いはでる。
2. 「APと端末との距離が近すぎるとき」と「APと端末との間に
障害物があるとき」に、電波強度が揺らぐ(不安定になる)こ
とが多かった → 補正が必要となる
※ 実際に使用するには、APが端末から受ける1回の信号の
電波強度を求めないといけない
位置検出サーバ
位置検出サーバでは、以下のことを行う
①各常時起動APがある端末から受け取った信号の電波強度
を距離に変換する
例) AP1: a [dB]
→
a’ [m]
AP2: b [dB] →
b’ [m]
AP3: c [dB] →
c’ [m]
②それを基に三点測量により、端末の位置を特定する
③その位置にもっとも近いAPのスイッチをONにする
システム概略図
スイッチ
認証および位
置検出サーバ
•常時起動APは、電波強度測定ツールを内臓している
•位置検出サーバは、事前にAPの位置および電波強度と距離の対応付
けを入力している
今後の課題
 AP側で端末からの電波強度を測定する方法を見つける
(RadarやWiPS等の技術)
 電波強度が不安定な場合、どのように補正を行うか
(キャリブレーション等)
 電波強度→距離の変換や三点測量について詳しく見ていく
(理論面・技術面およびプログラミング面)
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