<参考資料> 文章の書き方
1)レポートの基本的構成
①はじめに(ケースの全体像)・・・研究の動機
②目的(研究の目的)
③研究方法・・・研究デザイン、対象、対象の選定方法、研究期間、データ収集・分析方法
④倫理的配慮
⑤結果・・・明らかになったことを、筋道たてて記載する。
自分の意見や解釈は含まず、事実をありのまま記述する。
⑥考察・・・結果で書かれたことを自分の解釈を含めて論じる。
文献などを利用して主張を多側面からサポートする。
⑦結論(おわりに)
⑧参考文献・引用文献
●参考文献と引用文献は別にまとめる。
●引用文献とは自分のレポートの中で、書かれた言葉を「引用」した文献のこと。基本的にはもともと
の文章をそのまま引用するが、要旨など間接的な表現にして引用することもある。
●引用した個所はそれとわかるようにしておく。明示の仕方は、レポートの提出先が指定した形式に
従う。
●参考文献とは、自分のレポートに関連していたり、考えをまとめるのに役にたった文献のこと。
●参考文献・引用文献のまとめ方も、提出先が指定したものに従うこと。
●インターネットのホームページや各種パンフレットも参考・引用文献の対象となる。インターネットを
使用する際には、情報元が信頼できるか、更新日はいつなのか、などを確認すること。
⑨(謝辞・・・なくてもよい)
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2)文章の書き方
●レポートや論文は常体文(である)で書く。
●常体文と敬体文(です/ます)を混在させない。
●患者に「様」や「さん」をつけない。また医師や多職種のことを「先生」と書いたり、丁寧語で
「○○医師が指示されたので」などとは書かない(ただし誰かの発言や、謝辞は除く)。
例えば・・・・「田中先生がおっしゃった」→
「患者さんが水が飲みたいとおっしゃった」 →
●文章は端的にまとめて書く。一般的に一文の文字数は40字程度とする。
●ひとつの文章の中に主語は一つとし、「だれが、何を、どうした」という構図の文章を書く。
●主語を書くことを忘れない。日本語の文章には主語を略したものが多いが、だれが読んでも
わかりやすい明確な文章を書くためには、「誰が、何を、どうした」の「誰が」が重要。
●どうしても文章が長くなってしまう場合は、分割できないかどうかを考えてみる。
●現在形と過去形をきちんと使い分ける。
●余計な修飾語は使わず、計測できるものや客観的指標で表現できるものはそれらを用いた
数値や計測値で表現する(名詞を修飾する形容詞、動詞を修飾する副詞をなるべく省く)。
●二重否定文はわかりにくいので避ける。
●簡略字や略語を使わない。どうしても使う場合は「バイタルサインズ(以下、バイタルとする)を
計測する」のように略することを記載しておく。
緊急オペ(緊急ope)→緊急手術
<カタカナで書いてよいもの>
Pt.→患者
名前・外来語・単位
Dr.→医師(医者でもない)
カタカナではなくローマ字で書くこともできるが、その際、
同一文章の中ではどちらかでの表記に統一すること。
Ns.→看護師
NGチューブ→経鼻胃管
X-P→X線撮影、またはエックス線撮影(レントゲンは最近では不適切)
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●日本語がある場合は日本語で書く。
アップした(UPした)→向上した、上昇した・・・
チェックした(checkした)→確認した・・・
●「バイタルサインズ」や、「コンサルテーション」など日本語として一般的にまたは看護にお
いて
誰もが同じように理解できる外来語の場合は使用しても構わないが、「ディスカッション
」や、
「レポート」などには注意が必要。それぞれ、検討や申し送り、などという日本語が存在
する
からである。
●読み手が理解できる言葉で書く 専門用語(?)を使うときには注意する。その科に特徴的な
事象、病院独自の言い回し、などには説明が必要。
●口語を使用しない。
「だから」「なので」
●日本語の文章では「!」「?」も使わない。ただし、誰かの発言に対して怒りなどを表現する
場合
には別。
●自分のことは1人称の「私は」ではなく、「筆者は」または「研究者は」という3人称で記載す
る。
●会話や引用はカッコ「
」で囲む。カッコの中にさらに会話や引用がある場合は二重カッ
コ
『
』を使用する。
●書き出しは一文字下げて記載する。改行したら、その行も一文字下げる。意味のない改行はし
ない。
●わからない単語を使うときには、意味をきちんと辞書で調べてから使う。
☆提出前に他人に一度読んでもらい、書き手の意向が正確に
伝わる文章になっているかどうかを確認する。
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2)文章の書き方