Specialist Physician
2009
10
専門医養成支援センター通信 Vol. 11
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1.臨床研修医を増やすために!
2.QQセミナーを行いました!
3.「卒業生は今」開催通知
1.研修医を増やすための工夫
新臨床研修制度が発足してから、大学病院での
臨床研修を希望する研修医が激減し、地域医療を
支えてきた大学病院の機能が損なわれ、各地域で
医師不足が問題となっています。
この新・臨床研修制度が始まってから、富山大学
でも臨床研修医の不足、さらに後期研修医の不足
という事態が起こっています。
筑波大学附属病院 総合臨床教育センター
前野哲博 先生
「新臨床研修制度における大学病院のあり方」と
いうタイトルでプレゼンしていただきました。近年の
研修医の動向は、「都市部」の「市中病院」に集中
しています。病院を選ぶ大きな理由は「雰囲気」で、
選ばない不満理由は「処遇・雑用」だそうです。
また、研修内容は「ジェネラリズム志向」が強く、
ある程度専門化された中でも、ジェネラルに広く
見たいという希望があるそうです。
長崎大学医師育成キャリアー支援室 准教授
浜田久之 先生
浜田先生は長崎医療センターに赴任されていた
時から臨床研修に力を入れてこられた先生です。
その豊富な経験と知識を、ユーモア交えて講演い
ただきました。「日本一の教育病院を目指す!」を
スローガンに、長崎大学のブランドイメージつくり
に精力的に取り組んでこられました。マッチングで
マッチ率を上げること、それはパンフレットの全国
配布、説明会の開催、アンケート調査とそのフィー
ドバックなどを積み重ねているそうです。
研修のあり方は「ABCDコンセプト」に基づき、温
かい雰囲気(Atmosphere)、徹底した基礎(Base)、
変化を恐れずに意識改革していくこと(Change、
Declaration)を徹底してきた結果、長崎大学の受
験者数が増加しているということです。
コンセプトはABCD!
宮崎大学附属病院 卒後臨床研修センター
京樂 格 先生
宮崎県の問題として、まず大学卒業後の地域定着
率が低いことが述べられました。これは県内高校
出身者の割合が少ないことに一致しているというこ
とでした。そこで、宮崎大学では「地域枠推薦入試
制度」を設けて卒後の定着率を上げると共に、大学
が卒前・卒後・専門研修を一貫して教育する体制に
着手しているようです。臨床研修は、大学病院の良
さ、市中病院の良さを共有し合う「双方向性研修」
を取り入れ、充実した研修が受けられるシステムが
一番のウリであるということでした。
2.QQセミナーを開催しました!
今回は、救急部医局の全面バックアップのもとで、
「救急セミナー」を開催しました。
今回のテーマは、「 "いざ"という時の一刺し」
「輪状甲状靱帯穿刺・切開」と「骨髄内輸液」の
実践的手技を、高機能シミュレーター等を用いて
研修してもらう企画でした!
骨髄輸液の実践
鶏肉のホネに輸液針を、
ブスリっ
輪状軟骨穿刺を実践!!
高機能シミュレーターを用いた、実践に近い
形でのトレーニングを全員で行いました。
参加者の
普段なかなか見ることは勿論、実際に行うこと
のない骨髄輸液を見ることができ、大変ため
になる研修会でした。案外と穿刺するのに力
を要することと、既に優れた機材が存在するこ
とまで教えていただきましたが、あのような場
で実際体験してみないと、まず現場でやるの
は難しいと感じました。
今後やって頂きたい企画としては、
1.ラリンジアルマスクの挿入法
(麻酔科を回った研修医や外科Dr.は大丈
夫そうですが、内科にはあまり縁がないの
で・・・)
2.エコーガイド下
エコーガイド下IVH
IVH穿刺
穿刺
また参加させていただきます。よろしくお願い
いたします。
参加者の
参加者の数を上回るほどの指導者がいて、ちょっ
と困ったらすぐに聞ける環境が良かった。
時間もちょうど良かったと思います。
今後、中心静脈カテーテル
中心静脈カテーテルなど、研修医がする
機会がありそうな手技で、重篤な合併症を 引
き起こすと考えられるような手技をしてみたいで
す。
ということで、12月にはご希望に
お応えするカタチで、
「エコーガイド下中心静脈穿刺」
のセミナーを開催しますので、
多数の参加お待ちしております!
3.「卒業生は今」を 開催 !!
富山大学の卒業生は今どうしてるの
ーーー そんな疑問を持っているひとが多いと思います
初期研修はどこにしようか?
面接 そして
マッチング
臨床研修を取り巻く環境が激変しています。
先輩たちに今の疑問や不安を投げかける
CHANCE
です!!!
E-mail: [email protected]
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