みなぎ台小学校第16回卒業証書授与式
式辞
みなぎの台地に吹く風にも、春の訪れが感じられる今日のよき日に、三木市教育センター
副所長 横山康文様をはじめ、多くのご来賓の皆様、そして保護者の皆様方のご臨席を賜り、
本校第16回卒業証書授与式を、かくも盛大に挙行できますことに、まずもって厚く御礼を
申し上げます。
さて、本日巣立ちゆく第16回卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんは、
三木市制60周年という節目の年に卒業を迎えました。
「春の訪れ翼を広げ 希望にふくらみ丘に立つ 豊かな心と生きる力
遠く高く羽ばたかん」
このみなぎ台小学校の校歌3番の歌詞は、今 本校を巣立とうとしている皆さんの姿そのも
のです。先ほど皆さん一人一人に手渡した卒業証書は、小学校6年間の全課程を修了したこ
とを証する成長の証です。どうか、今の節目を大切にして下さい。
校歌1番の歌詞には、「この学び舎に 集う我ら」という言葉があります。皆さんは、縁
あってみなぎ台小学校に入学、あるいは転校してきました。それは、今日在校生として式に
参列している5・4・3年生も同じです。こうして、ここに集まった皆さんが、「共に伸び
行く仲間たち 永遠の友情 誓い合う」とても素晴らしい歌詞ですね。作詞は、「みなぎ台
有志」です。16年前、小学校開校にあたり、子どもたちが心身ともに健やかに育ち、友情
を育み、高い理想を抱き羽ばたいていくことやこの学校が栄えていくことを願う当時の地域
の皆様の熱い思いが、今も校歌として歌い継がれています。そんな素晴らしいみなぎ台小学
校で皆さんは、たくさんのことを学び、成長し、今日の日を迎えました。今、四季折々のみ
なぎ台の自然や今年できた芝生の緑や、学校生活の思い出が駆け巡っていることでしょう。
皆さんの成長の源は、やってみようという「意欲」と粘り強くがんばる「実行力」だと思
っています。ふるさと学習では、「ふるさとを愛する心を育てる-みなぎ台から発信します
-」というテーマで国語科の「ようこそ、わたしたちの町へ」の学習から発展し「ふるさと
三木の歴史学習」を活用し、平井山秀吉本陣跡や三木城址等を見学しました。さらに地域に
学ぶ学習で吉川町の自然・歴史・行事・産業等について実際に取材に行き、パンフレットに
まとめ、吉川町公民館に置いていただき閲覧していただきました。5年生と一緒に美吉籠づ
くりを体験しましたが、講師の戸田様から「ものづくりは大変だけど、大切だ」と教えてい
ただいた言葉の重みを実体験から学び、ふるさと吉川町の素晴らしさを実感しました。
卒業生30名は、「より良いみなぎ台小学校にしよう」という目標をもち、児童集会や朝
の登校、異年齢班の活動にリーダーシップを発揮してくれました。集会では、みんなが楽し
めるようなゲームや業間休みに異年齢での遊びも企画・実行してくれました。
また、9月のみなぎスポーツカーニバルで。「感じよう 勝利をこえる 喜びを」のスロ
ーガンのもと大会を大いに盛り上げてくれました。組体操では、心を一つにして大技を成功
させました。スマイル班対抗種目「スマイルサンドペアリレー」では、6年生のリーダーシ
ップのおかげで、みんなが楽しく参加できました。保護者・地域の方々のご参加を頂いた「新
吉川・三木音頭」の総踊りも素晴らしかったですね。
そして、10月の広島への「吉川四校一緒の修学旅行」では、国語科「平和のとりでを築
く」の学習から被爆地ヒロシマでの平和学習へと一人一人の心の中に自分ができる平和につ
いての思いが深まっていきました。平和公園を訪れている外国人観光客と外国語活動で学ん
だ英会話を活用してグループでふれあう様子を見て、クラスのチームワークを感じました。
中でも、さすが6年生と私たちを感動させてくれたのが、11月の学習発表会での音楽発
表でした。
「私たちの平和宣言2014」です。斉唱「一本の鉛筆」と合唱「HEIWAの
鐘」は音程をとるのが難しい曲でしたが練習を重ねて心をこめて歌い上げることができまし
たし、合奏「カルメン前奏曲」は、メリハリのある演奏で素晴らしかったです。努力を重ね
て成功につなげていく。そんな皆さんの成長ぶりを集約した最高の学習発表会だったと思い
ます。
1月の「海の命」「田んぼのいのち」を学習材とした国語科の授業研究会では、市内の国
語研修部会のたくさんの先生方の前で、登場人物の生き方や考え方について自分の読みを発
表する皆さんの姿が光っていました。本年度から取り入れた「言の葉タイム」や「読書貯金
通帳」の取組の成果を感じました。
さらに、2月の「吉川四校人権教育交流学習会」では、「中学校生活と人権」の講演を聞
いた後、他の学校の友だちと活発に意見交流し、みんなの前で堂々と発表していた姿に、
「か
がやけ!私の星週間」
「みなぎ花さき山週間」という人権意識の醸成の取組の成果を感じて、
嬉しく思いました。
伝統をしっかり受け継ぎ、みなぎ台小学校に新たな16年目の歴史を加えてくれたことに
心から感謝しています。
4月からは中学生となり、新しい1歩を踏み出す皆さんの旅立ちに際し、私が心にとめて
いることばを送ります。「日々 前進」自分の目標に向かって一歩ずつ進んでほしいです。
今年は、夢に向かって努力し、プロ野球ドラフト1位で指名された本校卒業生の中村奨吾さ
んの吉報もみんなで喜びましたね。自分の人生は自分で切り開いていくのです。今日がゴー
ルであり、スタートです。どうか自信を持って自分の道を歩んでください。
次に保護者の皆様に一言お祝いを申し上げます。本日は、お子様の晴れのご卒業、誠にお
めでとうございます。6年間に、こんなにも大きく成長されたお子様の姿を今 目の当りに
され、感慨もひとしおのことと存じます。心よりお喜び申し上げます。これまで本校の教育
活動に、ご理解とご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。4月から中学生として
これまでとは違った環境で新しいスタートを切りますが、今まで同様に、その成長を温かく
見守り、支えていただければと思います。
また、本日 公私ご多用の中、卒業生のためにご臨席を賜りましたご来賓の皆様、今日は
子どもたちの門出をお祝いしていただきまして ありがとうございました。今後とも本校の
教育活動に変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
それでは、卒業生の皆さん、このみなぎ台小学校で学んだ誇りを胸に、夢と希望に向かっ
て力強く羽ばたいてください。中学校での皆さんの活躍を心からお祈りし、本日の式辞とい
たします。
平成27年3月23日
みなぎ台小学校
校長 上中澄子
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