付録4:職員説明資料
介護キャリア段位制度について
(%)
労働条件等の悩み、不安、不満等
(複数回答)
利用者及びその家族についての悩み、不安、不満等
(複数回答)
(%)
50.0
45.0
40.0
35.0
30.0
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
50.0
45.0
40.0
35.0
30.0
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
人
手
が
足
り
な
い
有
給
休
暇
が
取
り
に
く
い
(
腰
痛身
や体
体的
力負
に担
不が
安大
がき
あい
る
)
業
務
に
対
す
る
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価
が
低
い
休
憩
が
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り
に
く
い
精
神
的
に
き
つ
い
健
夜
康
間
面
や
深
(
な
感
夜
い
染
か
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症
と
間
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は
怪
安
に
我
が
何
)
あ
の
か
る
不
起
安
き
が
る
あ
の
自らの業務に対する評価が低い
と感じている
労
働
時
間
が
不
規
則
で
あ
る
用介
利
者護
用
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者
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に
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事
内
容
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金
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低
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族
の
希
望
が
一
致
し
な
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く要
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ト
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悩利
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てい
いて
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い
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思
っ
理て
解や
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た
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いが
利
用
者
に
(
医
ス行
以為
外以
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仕で
事)
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ー
ビ
利
用
者
方の
行
法動
がが
分理
か解
ら
なで
いき
ず
に
対
処
利
用
者
がや
う、
そ
まの
く家
い族
かと
なの
い人
間
関
係
自らの介護スキルに対する不安
を感じている
「平成24年度 介護労働実態調査」(財)介護労働安定センター
1
レベル
7
プ 6
ロ
5
レ
ベ
ル 4
3
分野共通
介護プロフェッショナルのレベル
トップ・プロフェッショナル
・プロレベルのスキル
・高度な専門性・オリジナリ
ティ
・多様な生活障害をもつ利用者に質の高い介護を実践
・介護技術の指導や職種間連携のキーパーソンとなり、チー
ムケアの質を改善
・一人前の仕事ができる段
階
・チーム内でリーダーシップ
・チーム内でのリーダーシップ(例:サービス提供責任者、主
任等)
・部下に対する指示・指導
・本レベル以上が「アセッサー」になれる
指示等がなくとも、一人前の
仕事ができる
・利用者の状態像に応じた介護や他職種の連携等を行うた
めの幅広い領域の知識・技術を習得し、的確な介護を実践
2
一定の指示のもと、ある程度
の仕事ができる
1
エントリーレベル
職業準備教育を受けた段階
・一定の範囲で、利用者ニーズや、状況の変化を把握・判断
し、それに応じた介護を実践
・基本的な知識・技術を活用し、決められた手順等に従って、
基本的な介護を実践
・初任者研修により、在宅・施設で働く上で必要となる基本的
な知識・技術を習得
2
介護キャリア段位制度における評価の全体像
「わかる(知識)」と「できる(実践的スキル)」の両面を評価
職
業
能
力
わかる
(知識)
既存の研修修了
できる
(実践的スキル)
共通基準で評価
20130417
3
◎目標を持って取り組める
◎課題がわかる
・ 期首に目標を立てたことにより、仕事に対す
る意識が改善され、普段の業務に対して今ま
で以上に集中して取り組むことができた。
・ 一つ、一つの作業を細分化することにより、自
分の仕事を分析し、足りない部分を把握すること
ができた。
・ これまでの利用者へのケアを振り返って考え、
目標を定めて実際にやってみよう!と意識的
に動いてみることができた。
・ 今の自分の立場(レベル)で求められている業
務内容を知ることができた。
・ 実際に介助を行う際に評価項目を意識して
介助を行うことができた。
・ 評価項目を意識しながら、利用者に負担の
ないケアが出来た際には嬉しかったし、失敗
したときには「こういう方法があるんだ」と次に
つなげることができるように思えた。
・ 自分の評価を知ることにより、今後学んでいくべ
きことや、現在足りない部分に対して何を勉強す
るべきかが分かった。
・ 評価結果から、自分の普段の介助や利用者と
の接し方を振り返ることができた。
◎スキルアップできる
・ 評価の結果を分析することにより、業務に対し
て前向きに取り組むことができ、スキルアップす
ることができた。
4
評価を受けた介護職員の8割以上が「能力開発やスキル向上に役立つ」と回答。
(実証事業のアンケート結果)
(n=699)
5
◎職員の方にとってのメリット
○ 現場で何ができるかを証明できる
・ 入浴・排泄介助等の介護技術、利用者・
家族とのコミュニケーション、感染症・事故
への対応、地域包括ケアの実践的スキル
などを現場の仕事を通じて評価。
○ スキル・やりがいの向上、処遇改善
の材料につながる
・ キャリア段位の取得を目標に、できてい
ないことを認識して現場で取り組むことで、
スキル・やりがいの向上につながる。
・ 給料や評価を決める際の重要な材料に
なるので、処遇改善につながることが期待
される。
○ 一時離職などのデメリットを軽減で
きる
・ キャリア段位の認定により、一時離職(出
産・子育てなど)からの復帰や転職のデメリッ
トを軽減できる。
◎事業所・施設にとってのメリット
○ OJTを通じて職員の能力を向上できる
・ 「現場で実際に何ができるか」を測る評価基準
であるため、OJTツールとして積極的に活用で
きる。
・ OJTの積極的な推進を通じて、介護職員の能
力向上を図れる。
○ サービス水準をアピールできる
・ キャリア段位を取得した介護職員が多ければ、
質の高いサービスを提供していることをアピー
ルできる。
○ 職員のスキル・やりがいの向上につな
がり、定着や新規参入を促進できる。
・ 職員のスキル・やりがいの向上につながると
ともに、客観的な能力評価が行いやすくなる。
・ これによって、介護職員の定着や新規参入を
促進できる。
6
職員の方にとってのメリット
○ 現場で何ができるかを証明できる
・ 入浴・排泄介助等の介護技術、利用者・家族とのコミュニケーション、感染症・
事故への対応、地域包括ケアの実践的スキルなどを現場の仕事を通じて評価。
○ スキル・やりがいの向上、処遇改善の材料につながる
・ キャリア段位の取得を目標に、できていないことを認識して現場で取り組むこ
とで、スキル・やりがいの向上につながる。
・ 給料や評価を決める際の重要な材料になるので、処遇改善につながることが
期待される。
○ 一時離職などのデメリットを軽減できる
・ キャリア段位の認定により、一時離職(出産・子育てなど)からの復帰や転職
のデメリットを軽減できる。
7
○ 実務経験など一定の要件を満たした介護職員が評価者(アセッサー)となり評価を実施。評価・
認定の客観性を確保するため、評価者には講習の受講を義務付け。
○ あわせて、内部評価の適正性を確保するため、定期的に、外部機関による評価を実施。
実施機関
介護事業所・施設
(シルバーサービス振興会)
介護職員・
実習生
評
価
評価者
(アセッサー)
申請 (手数料あり)
事務局
認定
外部評価
外
機部
関評
価
契約
●評価者講習開催
●申請審査
●データ管理 等
レベル認定委員会
●レベル認定
等
評価者講習受講
※ ※ 手数料の額は、実施機関が内閣府と協議して決定。平成26年4月1日改訂(被災地3,500円、被災地以外7,100円)
8
・ キャリア段位の実施手順は次の通り。
①事前準備
②評価
被評価者の選定・説明
期首評価と面談
利用者の選定
評価の届出(期首登録)
スケジュールづくり
期中および期末評価
③申請
期末面談
申請の届出
9
事業者や評価者(アセッサー)ごとに評価がバラバラにならないよう、○×(できる・できない)で評価
できる基準に基づいて、客観的な評価を実施。
大項目(3) → 中項目(13) → 小項目(41) → チェック項目(148)で構成
大項目
中
項
目
③地域包括ケアシステム
&リーダーシップ
①基本介護技術の評価
②利用者視点での評価
・入浴介助
・食事介助
・排泄介助
・移乗・移動・体位変換
・状況の変化に応じた対応
・利用者・家族とのコミュニケーション
・介護過程の展開
・感染症対策・衛生管理
・事故発生防止
・身体拘束廃止
・終末期ケア
【小項目→チェック項目の例】
●食事介助ができる ・・・・・・・・ 小項目
①食事の献立や中身を利用者に説明する等食欲がわくよ
うに声かけを行ったか。
②利用者の食べたいものを聞きながら介助したか。
③利用者と同じ目線の高さで介助し、しっかり咀嚼して飲
み込んだことを確認してから次の食事を口に運んだか。
④自力での摂食を促し、必要時に介助を行ったか。
⑤食事の量や水分量の記録をしたか。
・地域包括ケアシステム
・リーダーシップ
【チェック項目の評価】
チ
ェ
ッ
ク
項
目
A:できる
B:できる場合とできない
場合があり、指導を要
する
C:できない
-:実施していない
10
大項目
中項目
1.入浴介助
2.食事介助
基本介
護技術
の評価
3.排泄介助
4.移乗・移動・体
位変換
5.状況の変化に
応じた対応
小項目
チェック項目数
1 入浴前の確認ができる
2
2 衣服の着脱ができる
5
3 洗体ができる
4
4 清拭ができる
3
1 食事前の準備を行うことができる
6
2 食事介助ができる
5
3 口腔ケアができる
4
1 排泄の準備を行うことができる
3
2 トイレ(ポータブルトイレ)での排泄介助ができる
6
3 おむつ交換を行うことができる
4
1 起居の介助ができる
4
2 一部介助が必要な利用者の車いすへの移乗ができる
4
3 全介助が必要な利用者の車いすへの移乗ができる
5
4 杖歩行の介助ができる
3
5 体位変換ができる
4
1 咳やむせこみに対応ができる
3
2 便・尿の異常に対応ができる
4
3 皮膚の異常に対応ができる
4
4 認知症の方がいつもと違う行動を行った場合に対応できる
3
11
大項目
中項目
1.利用者・家族との
コミュニケーション
2.介護過程の展開
利用者
視点で
の評価
小項目
1 相談・苦情対応ができる
5
2 利用者特性に応じたコミュニケーションができる
6
1 利用者に関する情報を収集できる
3
2 個別介護計画を立案できる
4
3 個別介護計画に基づく支援の実践・モニタリングができる
4
4 個別介護計画の評価ができる
3
3.感染症対策・衛生 1 感染症予防対策ができる
2 感染症発生時に対応できる
管理
4.事故発生防止
5.身体拘束廃止
6.終末期ケア
地域包
1.地域包括ケアシ
括ケア
ステム
システ
ム&
リー
ダーシッ 2.リーダーシップ
プ
チェック項目数
4
2
1 ヒヤリハットの視点を持っている
3
2 事故発生時の対応ができる
4
3 事故報告書を作成できる
2
1 身体拘束廃止に向けた対応ができる
3
2 身体拘束を行わざるを得ない場合の手続ができる
2
1 終末期の利用者や家族の状況を把握できる
3
2 終末期に医療機関または医療職との連携ができる
3
1 地域内の社会資源との情報共有
3
2 地域内の社会資源との業務協力
2
3 地域内の関係職種との交流
2
4 地域包括ケアの管理業務
2
1 現場で適切な技術指導ができる
5
2 部下の業務支援を適切に行っている
5
3 評価者として適切に評価できる
2
12
○ OJTツールとして活用できる基準(具体的なケアや業務の内容を
記載、現認を重視)
○ サービス(在宅・施設など)ごとにバラバラではない共通の基準
○ 「適切に~できる」、「確実に~できる」といった抽象的な基準では
なく、○×(できる・できない)で評価できる客観的な基準
○ 到達度に応じて、レベルを認定
○ 実証事業を通じて、レベル認定に必要な評価基準を選択
13
レベル認定基準をクリアするまで、第2ステップから第4ステップまでを繰り返し、クリア
後、レベル認定の申請をする。 ⇒ OJTを推進
ステップ
標準的な評価手順
① 事業所・施設でキャリア段位制度に取り組むことを決める。
第1ステップ ② 評価者(アセッサー)候補を決め、同候補が評価者講習を受講する。
③ 被評価者を決める。
第2ステップ
④ 被評価者は自己評価を実施する。
⑤ 被評価者と評価者で面談し、評価期間及び目標を設定する。
⑥ 被評価者は目標達成を目指して業務を実施。被評価者が目標を達成でき
るよう、評価者は必要に応じて助言・指導などの支援を実施。
第3ステップ
⑦ 評価者が評価を実施する。
⑧ 被評価者は自己評価を実施する。
⑨ 評価者と被評価者で面談し、評価者は自己評価の確認、評価者評価の説
第4ステップ
明を行うとともに、「できない」と評価された事項等について今後取り組むポイ
ント等を確認する。
※ 標準評価期間:3か月(下限は1か月)
14
期中~期末評価は、①現認(被評価者が行う介護等に立ち会い、介護の状況を実際に観察する
方法)、②記録確認(書類で確認する方法)、③ヒアリング(面談で観察する方法)によって実施。
①現認
(ⅰ) 「現認」
○ 期日を決めて2回以上評価。(訪問介護等は1
回でもレベル認定の申請は妨げない)
○ 日頃の評価も加味。
○ 評価に係る利用者は、原則、入浴・食事・排泄
介助の全てが必要な要介護4程度以上の方。
(ⅱ)「状況の変化が起こった場合に現認」、
「対応すべき事態が起こった場合に現認」
○ 評価者が立ち会える場合は、ケアに立ち会って
評価。
○ 評価者が立ち会えない場合は、記録確認と被
評価者へのヒアリングを通じて評価。
(ⅲ)「日頃の対応を観察」
○ 日頃の対応の様子を観察し、必要に応じてヒア
リングも実施して評価。
②記録確認
(ⅰ) 「記録確認」
○ 被評価者の実際の対応等に係る記録
を確認し、必要に応じてヒアリングも併用
して評価。
(ⅱ) 「直近の介護過程の記録確認」
○ 被評価者が担当する2名以上の利用者
について、直近の介護過程の流れ(個別
介護計画の立案、モニタリング等)を確認
できる記録により評価。
③ヒアリング
○ 必要な対応を行っているかを被評価者に
対するヒアリングに基づいて評価。
15
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付録 4 - 介護プロフェッショナルキャリア段位制度