奈良先端科学技術大学院大学
情報科学研究科FD研修会
2006.3.14
授業参観 + 研究・教育雑感
同志社大学文化情報学部
片山 徹
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内容
 授業参観
 教育・研究雑感
- FDの必要性
- 研究と教育
- 教育の質
2
参観した講義
2005年12月8日ー2006年2月3日(7日)
 システム工学II (平田)
 ヒューマンインターフェイス論 (山澤)
 ロボティックスII
- 松本、加賀美、学生発表(2/3)
 音情報処理II
- Campbell、猿渡、中島
 ゼミナールII (1/24)
 9thCOE学生発表 (1/12)
合計
2回
2
3
3
1
1
12回
3
参観しなかった講義
2005年12月8日ー2006年2月3日(7日)






計算神経科学
計算言語学
ソフトウェア工学
計算理論
英語コミュニケーション
英語プレゼンテーション
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授業のタイプ (1)
 授業のタイプ pptが主体  講演タイプ
- 第IV期であり、応用(発展)科目がほとんど
- シラバスには必要なことは記載されているが、
スタイルをもう少し統一する方がよい?
- 資料の配布は適切
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授業のタイプ (2)
 講義=基礎的な講義+応用問題のレポート
講演=応用例を中心+基礎問題のレポート
- 学会講演、講習会などを除いて、ppt の使用
経験なし
- 同志社大学 2005.4使用なし (検討中)
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9thCOE
PD/D
2006.1.12
 4人の英語による発表 (前半のみ)
参加者は多かった
(D2): 問題意識が分かり難い/スライド/英語
(D3): 早口で分かりにくかった
(D1): 質問への回答? 学位論文のテーマ
(D1): 一番分かりよかった
- 事前のリハーサル?
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ゼミナールII
 ゼミナールII 中間発表
- 修士論文中間発表
- 副指導教員との討論
2006.1.24
出席約25人
(?): 因子分析、2次元情報から3次元の復元
(M1): ベイジアンネットによるユーザモデリング
(M2): 情報処理、アニメーション
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ロボティッスII
2006.2.3
 ロボティックスII 学生発表 論文紹介
(S1): ヒューマノイドロボット
(S2): Safe robot driving
(S3): Haptic interaction
(S4): 超高速で物体を掴む
- 質問に対する答えが不十分なものもあったが、
よく理解して発表しているように感じられた。
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FDの必要性とその背景
 大学に求める機能の変化と拡大
エリート教育+外国依存型研究
 発信型研究と競争
 大学に期待される役割
若者の潜在能力の選抜
 専門的能力の付与、大学院への期待
 FDの現状と課題
FD:=教員の能力開発全般
(山本眞一教授 2006.2.13、於同志社大学文化情報学部)
筑波大学
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FDの内容
 FDを実施する大学の増加 (内部・外部評価、新
任教員研修、相互の授業参観、センターの設置)
 教育内容・方法の改善 (カリキュラム、教養教育、
外国語;シラバス、学生による評価、…)
 研究・教育 (アンケート、1992頃、玉川大出版96)
- 日本=75%が研究に関心
- 米=75%が教育に関心 (教員数:US=3J)
全体の結論=大学は21世紀の知識社会における
役割という無限の可能性がある。ふさわしい役割
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研究と教育 (1)
 ハード・アカデミズム
- 新しい知の創造(妥協を許さない)
 ソフト・アカデミズム
- 知の伝承、教育、啓蒙活動(個人が知を習得
するのを助ける)
- 後者は前者なしには存在し得ない
高山 博: ハード・アカデミズムの時代,講談社,1998.
(Yale, Ph.D. 1990; 中世シチリア王国,講談社,1999.)
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研究と教育 (2)
 学問=私たちが住んでいる世界に関するより
整合性のある説明の体系を作る行為。
 好奇心に基づく知的営みと学問の差は「手続
き」と「体系化」にある。
 研究=個人がある目的をもって知らないことを
主体的に学習すること (授業の準備、歴史を
調べる)。 ー research
 大学教育=自分の専門知を学生に教授する。
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教育と研究 (3)
 大学教授には
- 新しい知を創造する (ハード・アカデミズム)
- 新しい知を分析・評価し、それを伝えること、
さらに教育技術、授業の改善 (ソフト・アカデミ
ズム)と大学運営に関する役割がある。
 教育と創造性は対極にある概念
- 創造性を教えることはできないが、何が創造
的であるかは教えることができる。評価
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大学の使命
 大学は国際化した社会の中で、以下のような
役割がある:
- 多くの人々が一定水準の生活をするために
必要な知識と技術を教授する。
- 学問、政治、経済、文化、科学、技術などのど
のような分野においても国際的に活躍して世
界をリードすることのできる人材を育てる。
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教育の質
1. カリキュラムの質
2. 教員の質
3. マネージメント(システム)の質
(精神論、適切に対処  否定)
岡本 薫: 日本を滅ぼす教育論議、講談社現代新書、2006
(OECD、文化庁、文科省  政策研究大学院大学)
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おわりに
 授業参観を通して、情報科学の最近の動き
(研究方向、テーマなど)を知ることができた。
 授業に関する提言は?
 研究と教育
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片山徹先生