平成26年10月21日
第3回山陰海岸ジオパーク再認定対策鳥取県連絡会
世界再認定・エリア拡大の決定
9月23日(日本時間)、カナダで開催されていた第6回ジオパーク世界ユネス
コ会議で、山陰海岸ジオパークの世界再認定及び鳥取市西部地域へのエリア拡大
が決定。
【拡大エリアの主なジオサイト】
長尾鼻、井手ヶ浜、青谷上寺地遺跡、鹿野断
層、鹿野城跡、魚見台、日光池など
東 西 110km → 120km
面 積 2,185.90k㎡→2,458.44k㎡
拡大エリア
既存エリア
国内のジオパーク地域(H26.9月現在)
日本国内のジオパーク地域数
(H26.9.23現在)
世界ジオパーク:7地域(阿蘇が新規
認定)
日本ジオパーク:35地域
<参考>
世界ジオパークネットワーク
加盟地域: 32カ国 111地域
2014年再審査の状況
鳥取県連絡会の再審査に係る取組
※平成25年12月
エリア拡大を含めて日本ジオパークへ再認定が決定
■4月11日
第1回山陰海岸世界ジオパーク再認定対策鳥取県連絡会
■5月19日
山陰海岸世界ジオパーク再審査に向けた現地点検(行政関
係者参加)
■6月4日
山陰海岸ジオパーク再審査現地点検を踏まえた確認会(学術
関係者、行政による会議)
■7月4日
第2回山陰海岸世界ジオパーク再認定対策鳥取県連絡会
■7月17日
現地シミュレーション
■8月3日~6日 世界ジオパークネットワーク再認定現地審査
■9月23日
審査結果発表・再認定セレモニー
視察日程
月 日
8/3
府 県
鳥取県
市 町
鳥取市
8/4
鳥取県
鳥取市
8/5
8/6
視察場所等
・鳥取砂丘
・全体概要説明
・あおや和紙工房
・鹿野断層
・鹿野町並み
岩美町
・浦富海岸島めぐり遊覧船
・城原海岸
・渚交流館
・山陰海岸学習館
兵庫県
新温泉町
・湯村温泉旅館
兵庫県
新温泉町
・新温泉町山陰海岸ジオパーク館
香美町
・今子浦
豊岡市
・神鍋火山
・玄武洞公園
京都府
京丹後市
・丹後温泉旅館
京都府
京丹後市
・大成古墳
兵庫県
豊岡市
・兵庫県立大学大学院
・コウノトリ文化館
・日和山ガイドセンター
・意見交換会、記者会見等
宿 泊
鳥取市
新温泉町
京丹後市
豊岡市
鳥取県の視察地の様子(鳥取市)
8/3(日)に審査員が到着され、鳥取砂丘において、鳥取砂丘ジオパークセンターの展示解説、砂丘地内の
馬の背まで散策し、砂丘断面露頭も視察した。
8/4(月)は、ホテルニューオータニで山陰海岸ジオパークの概要について説明。その後、因州和紙の産地・
あおや和紙工房を見学し、実際に和紙作りを体験してもらった。次に、今回申請の拡大エリア内の鹿野断層を
見学し、「夢こみち」で昼食。すげ笠御膳を食された。午後からは、ジオガイドが歴史や人々の暮らしを説明しな
がら鹿野の城下町を案内した。
鳥取県の視察地の様子(岩美町)
岩美町に移動し、審査員が遊覧船に乗船して説明を受け、千貫松島付近でシーカヤックなどが迎えてくれ、手を
振り合って交流した。その後、城原海岸を望む駐車場で、いわみガイドクラブのガイドと地元の中学生が学習紹介
を行った。
次に渚交流館で展示写真などにより浦富海岸でのマリンスポーツの実施状況について紹介した。 鳥取県内の最
後に山陰海岸学習館では館内展示の説明と3D映像を上映。
講評(総括)
■よく準備をされ、4年前の指摘事項も改善されて
おり、拡大エリアについても妥当なものだと確認
できた。地元住民の活動も活発で素晴らしく、我
々としては非常にポジティブな感覚を有している。
■関係者の皆様の素晴らしい仕事ぶりを強調して世界
ジオパーク委員会に報告を行いたい。ただ完璧なジ
オパークはなく、小さな点ではあるが、改善が必要と
思った点についても報告したい。
講評(改善に関するコメント①)
①外国人対応の充実
・2010年から世界ジオパークネットワークのメンバーであり、外国
人旅行者への対応についても国際標準に従ったものにしてい
って欲しい。
・例えば、ガイドは少なくとも一つは外国語を話したり、ボディラン
ゲージを多用するなどして、外国人にも分かるようにして欲しい。
②拡大エリアの地質学的PR
・エリアの拡大について理解できるものであり、妥当なものであるが
、拡大するエリアは地質学的には少し弱い印象を受けた。
・拡大エリアの地質学的要素を一般の人にも分かりやすく掲示する
などして、PRを行い、既存エリアと同じレベルまで質を引き上げて
欲しい。
講評(改善に関するコメント②)
③ジオパークにおける自治体間の連携
・山陰海岸ジオパークは大きなジオパークであるが、協議会が指
導力を発揮し、関係自治体の連携が上手くとれていることがよく
分かった。
・これからも、この方向性を保持し、ジオパーク内のどこに行っても
同じ雰囲気になるようなイメージを作り上げるよう努力してほしい。
④視認性(ビジビリティ)
・視察中、どこに行ってもジオパークの案内パネルや幟などが確認
できたが、次のジオサイトまでの距離が表示された道路標識を設
置するとか、旅行者等がジオパーク内にいるということが感じられ
るように、更に改善を図って欲しい。
今後の取組について
当初世界認定時からの主な取組成果
■教育活用の推進
・H25年度の鳥取市・岩美町の小中学生のジオパーク体験学習者(のべ人数)
鳥取市 小学校 2,828名(校外学習、ジオパーク出前講座等)
岩美町 小学校 3,909名、中学校 736名(校外学習、学習会、自由研究等)
・教員向けのジオパーク講座の開催状況
H22年度:80名 H23年度:146名
H24年度:82名
H25年度: 38名
・学術研究奨励事業 H22~H25:36件
■ガイド活動の推進
・ガイド団体数 47団体、約300人(H25.11現在)
・ガイド認定制度の創設(H24) 認定ガイド95名(うち2種11名)(H26.4.1現在)
・研修等のガイド養成活動の実施(平成25年度:39回、663人受講)
・ガイド交流会の実施(エリア全体で年3回、その他地域ごとでも実施)
■ジオツーリズムの推進
・山陰海岸ジオパークモデルコースの策定
散策モデルコース 20コース、ドライブコース 3コース、マリンコース3コース
・シュノーケル、シーカヤック等の利用者数の増加(岩美町)
シーカヤック H22年度 460名 ⇒ H25年度 1,757名
シュノーケル H22年度 160名 ⇒ H25年度 142名
■産業活用の推進
・ロゴマーク商品の増加(地域全体で76商品(H26.3月現在)
課題に対する対応①(環境整備)
課題
視認性の向上及び観光利用を考慮した保全活動
対応(案)
○「山陰海岸ジオパーク」案内標識の国道、県道等への追加設置
○拡大エリア内のジオサイトにジオパーク説明案内看板の設置
○拡大エリアの拠点施設(あおや郷土館)の整備
○砂丘利用規制の見直しを踏まえた砂丘条例の改正
○鳥取砂丘ビジターセンターの整備に向けた検討
○地域住民や学生などによる保全活動等のボトムアップ型の地域活動
(ジオパーク・スーパーサポーター)の活性化に向けた支援
○保全活動の展開(ジオパークにおけるアダプトプログラム導入、一斉実施など)
山陰海岸ジオパーク標識
ジオパーク説明案内看板
あおや郷土館
課題に対する対応②(地質のPR)
課題
地質等の学術研究の充実、PRの強化
対応(案)
○拡大エリアのジオサイト(鹿野断層等)にジオパーク説明案内看板の設置
○学術研究の推進による新たな知見の掘り起こし(ジオサイトの追加など)
○拡大エリアの散策モデルコースの整備検討(鹿野、勝部、小沢見、長尾鼻)
ジオパーク説明案内看板
長尾鼻(鳥取市青谷町)
散策モデルコース
(例:湖山池コース)
課題に対する対応③(アクティビティ)
課題
ジオパークエリア内のアクティビティ、ツーリズムの充実
対応(案)
○山陰海岸ロングトレイルのルート構築と情報発信
・アウトドア雑誌「BE-PAL」との連携し、情報発信
○アクティビティの拠点整備
○ダイブスポットの効果的な情報発信
○電気自動車(超小型モビリティ)の導入やサイクリングなどの2次交通の拡充
○滞在に結びつくアクティビティの取組展開(カヤック、スタンドアップパドル等を
楽しむ1泊2日ツアーなど)
浦富海岸散策
クリアカヌー
レンタサイクル
課題に対する対応④(ガイド)
課題
拡大エリア内、外国人対応等に係るガイド等の受入れ体制の充実
対応(案)
○拡大エリアにおけるガイド養成
○ガイド向けの指差し会話集、ガイド事例集等の作成
○ジオサイト、施設における外国語説明のポッドキャスト等による配信
○多言語案内看板の充実
○各施設におけるWi-Fi環境の整備
○特に拡大エリアを中心とした山陰海岸ジオパークに関する分かりやすいパンフレット等
の作成
ガイド交流会等によるガイド養成
ポッドキャストDL画面例
Wi-Fi 環境整備
課題に対する対応⑤(気運醸成)
課題
再認定を契機とした気運醸成とAPGNシンポジウムの成功
対応(案)
○世界再認定・エリア拡大記念フェスティバル(11月1~2日、岩美町、鳥取市)
○APGNプレイベントの実施(鳥取環境大学と連携)
○APGNシンポジウムでのPRに向けた取組検討
○地域住民や学生などによる保全活動等のボトムアップ型の地域活動
(ジオパーク・スーパーサポーター)の活性化に向けた支援
○隠岐世界ジオパークや熊野・南紀ジオパークとの交流事業
世界再認定・エリア拡大記念
フェスティバル(H26.11.1-2)
APGN山陰海岸シンポジウム
H27.9.16~9.20
隠岐ジオパークとのガイド交流会
H25.11.15~11.17
APGN山陰海岸
シンポジウム
アジア太平洋ジオパークネットワーク山陰海岸シンポジウム
アジア太平洋地域のジオパーク関係者が集まり、ジオパークのあり方等を議論
山陰海岸ジオパークの魅力を世界に発信
 会場
京丹後市、豊岡市、香美町、新温泉町、岩美町、鳥取市(メイン:鳥取環境大学)
(17日に豊岡市で開会、19日に鳥取市で分科会等開催、その他の日はツアー等)
 メインテーマ
ジオパークネットワークと人々の暮らし
 参加者 国内外から600名程度
 会期 平成27年9月16日(水)~20日(日)
日時
9月16日(水)
9月17日(木)
9月18日(金)
9月19日(土)
9月20日(日)
豊岡市
開催地
京丹後市
豊岡市
香美町
鳥取市
鳥取市
岩美町
新温泉町
登録
午前
登録
開
会
基調講演
午後
開会前ツアー
式
全体会議及び分科会
開会中ツアー
分科会
分科会
ポスターセッション
ポスターセッション
ジ
オ
パ
ー
ク
フ
ェ
ア
閉会後ツアー
(オプション)
新 規 GGN メ ン バ ー 紹 介
夕方
夕
食
会
閉
夕食会
会
式
次 回 開 催 地 紹 介
夕食会
宿泊地
京丹後市・豊岡市
豊岡市
鳥取市
鳥取市
鳥取市
島原のジオパーク国際ユネスコ会議(2012年5月)の様子
開会式等の様子
世界ジオパークの審査結果発表
開会式
開会パーティでの郷土芸能公演
島原のジオパーク国際ユネスコ会議(2012年5月)の様子
セッション等の様子
市民向けフォーラムの開催
セッション:山陰海岸ジオパークの
取組発表
(英語による発表)
セッション
島原のジオパーク国際ユネスコ会議(2012年5月)の様子
○ポスター発表
研究者、学生によるポスター発表
地元高校によるポスター発表(英語)
ポスター発表会場
地元中学によるポスター発表
島原のジオパーク国際ユネスコ会議(2012年5月)の様子
○ジオパークフェア
各地のジオパークのPRの実施
山陰海岸ジオパークのブース
ジオパークフェア・ポスター発表会場
ジオパークフェア会場
島原のジオパーク国際ユネスコ会議(2012年5月)の様子
○会場周辺のもてなし
各地のゆるキャラによるPR
ジオまるしぇ(特産品の展示・販売)
地元FM局との連携
島原のジオパーク国際ユネスコ会議(2012年5月)の様子
ジオツアー :
ジオガイドによるツアーを開催
雲仙
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連絡会資料