第4号議案
平 成 25 年 度 事 業 計 画 及 び 収 支 予 算 の 件
平成25年度事業計画(案)
〔基本方針〕
新関西国際空港株式会社は、経営統合後に策定した「戦略的成長プログラム」に
基づき、アジアのリーディングエアポートを目指すべく、空港ビジネスモデルの変
革に全力で取り組んでいる。
この間、関西国際空港では、同空港を拠点とする「ピーチ」が路線を順調に拡大
したほか、関西イノベーション国際戦略総合特区制度の活用による医薬品貨物など
クールチェーンの強化や「フェデラル エクスプレス」の北太平洋地区ハブ建設が
着々と進むなど、国際拠点空港としての機能の再生・強化の実現に向け、着実に歩
を進めている。
一方で、日中関係の冷え込みの影響による中国路線の減退や、欧州での金融不安
に端を発した世界経済の低迷等を理由とする航空貨物の伸び悩みなど、不安定要素
が払拭されていない状況にある。
このような状況の中、本協議会としては、国や新関空会社など関係者との連携強
化を図りながら、アジアなど海外インバウンド需要の更なる増加や特区制度の活用
による航空貨物輸送機能の強化など、関西国際空港を首都圏空港と並ぶ国際拠点空
港に発展させていくとともに、関西はもとより、我が国の成長・発展につながるよ
うな取り組みに注力していく。
以 上 を 踏 ま え 、今 年 度 の 関 西 国 際 空 港 ゲ ー ト ウ ェ イ 機 能 強 化 促 進 事 業 に つ い て は 、
新関西国際空港株式会社が策定した「戦略的成長プログラム」との整合に留意しつ
つ、関西国際空港を拠点とする航空会社の定着に加え、国際線中長距離路線の拡充
など就航ネットワークの充実、関西産業の強みである「医薬品」や「食」の輸出入
拠点形成など貨物ハブ機能の強化、LCC利用者など旅客需要の拡大に向けたアク
セス利便性の向上や海外インバウンドの誘致促進など観光ハブ機能の確立を図るた
めの事業を展開していく。
Ⅰ
各種会議等の開催及び要望活動の実施
(1)総会の開催
(2)理事会の開催
(3)理事・参与団体担当課長会議(事務局会議)の開催
(4)要望活動の実施
Ⅱ
広報活動の実施
(1)ホームページ及びメールマガジンによる情報発信
本協議会の活動内容や関空の魅力などに関する情報発信ツールとなる、ホームページ
及びメールマガジンの管理運営等を行う。
(2)PRパンフレットの作成
本協議会のPRパンフレットを作成し、プロモーション活動等を行う際に配布する。
Ⅲ
管理運営
本協議会の管理運営
・公認会計士の委嘱、事務局員の旅費、電話料金、郵送代、書籍の購入費 等
Ⅳ 関西国際空港ゲートウェイ機能強化促進事業
観光・ビジネス両面での交流拡大や、関西の産業特性を活かした貨物需要の創出等を図る
観点から、関空を拠点空港として活用する航空会社の定着促進に加え、東南アジア路線を軸
とする中長距離路線の拡充、関西の戦略貨物の取扱機能の更なる強化、LCC需要に対応
したアクセス利便性の向上等について、新関空会社を始めとする関係機関との連携のもと、
事業を展開していく。
(1)就航ネットワークの充実
○旅客、貨物航空会社の関空拠点化の定着促進
関空の国際定期旅客便・貨物便の就航ネットワークの充実及び安定的な就航環境を構築
するため、関空を拠点空港として活用する航空会社の定着を促すための支援を行う。
○国際定期便の新規就航・増便の誘致
①就航奨励一時金制度の活用
関空の国際定期便の就航ネットワークの充実を図るため、関空への国際線の新規就航
や増便を行う航空会社に対してインセンティブを付与する。
②国際会議「ルーツワールド」への参画
エアライン等への営業機会を確保するため、新関空会社と共同で、世界のエアライン
や、空港運営機関などが集う国際会議「ルーツワールド」へのブースの出展を行う。
○中長距離国際線旅客便の拡充
①路線誘致支援策の強化
関空の中長距離国際定期旅客便の拡充を戦略的に進めるため、増便に係る就航奨励一
時金(旅客便基本奨励一時金)制度の支給要件等の緩和を図る。
②ビジネス等の需要確保策の検討
関空の中長距離国際定期旅客便の旅客需要の創出を図るため、定期的かつ安定的な需
要が期待されるビジネス需要等の確保策について検討を進める。
○エアポートプロモーション活動
関空の旅客便・貨物便の就航ネットワークの充実強化を図るため、地元自治体・経済界
のトップ自らが先頭に立ち、海外のエアライン・政府関係機関等を訪問し、関空への新規
就航や増便の誘致を図る。
○航空会社等が実施する需要創出事業に対するサポート
旅客需要を開拓するため、セミナーの開催や旅行商品の販売促進などに取り組む航空会
社等に対するサポートを行う。
(2)貨物ハブ機能の強化
○「医薬品貨物」の輸出入拠点化の形成
関空を航空輸送ニーズが高い医薬品貨物の輸出入拠点とするため、新関空会社や経済界
のほか、関西イノベーション国際戦略総合特区とも連携を図り、医薬品等の輸出入手続の
電子化や、国内外で開催される展示商談会の出展などに取り組む。
○「食」の輸出拠点化推進
関空を「食」の輸出拠点とするため、新関空会社や経済界等と連携し、海外のバイヤー
との商談会や海外での物産・観光展の開催の他、関空からの「食」輸出拡大に取り組む事
業者に対するサポートを行う。
○貨物需要の創出に向けたサポート
関空の航空貨物需要を創出するため、新関空会社や経済界と連携し、関空を活用した新
たなビジネスに取り組む事業者へのサポートのほか、関西のメーカーや物流関連事業者を
対象とするセミナーの開催などを行う。
○フォワーダー等の拠点機能の誘致の検討
関空に「グローバル・サプライチェーンの中核」が形成されるよう、物流関連事業者等
の拠点機能の誘致について、新関空会社等の関係機関と検討を進める。
(3)アクセス利便性の向上
○アクセスルートの充実
関空から京阪神主要都市に1000円程度でアクセス可能とするアクセスネットワー
クのPRを国内就航地で重点的に行うとともに、交通事業者との連携のもと、関空と主要
都市とを結ぶ新たなアクセスルートの開拓に努める。
○企画きっぷの推進
主要都市とのアクセスコストの低廉化を一層推進するため、交通事業者と連携し割引き
っぷの造成・PR等を行う。
(4)観光ハブ機能の確立
○東南アジア地域を重視した誘客の促進
関空を海外からのインバウンド受入拠点とするため、国が提唱する訪日旅行促進事業
(ビジット・ジャパン事業)や関西の自治体などが実施する各種の観光事業に参画する。
また、新関空会社等と連携を図りながら、今後、訪日個人旅行者の増加が期待される東
南アジア地域を重点地域とし、フリーペーパーなど訴求効果の高いメディアの積極的な活
用や、現地で開催される国際観光見本市等に出展するなど、関空・関西へのインバウンド
誘致に取り組む。
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平成25年度事業計画(案) - 関西国際空港全体構想促進協議会