かそくき
うちゅう
~宇宙の加速器!~
うちゅう
たびびと
ちきゅう
ふ
そそ
でんし
1. 宇宙の旅人 ~地球に降り注ぐ電子~
皆さんも一度は耳にしたことがある”電子”。実はこの電子、私たちの銀河の中で星が大爆発
を起こす時の爆風で、光と同じくらいの速さに加速され、地球までやってきていることが最近
わかってきました。
こうそく
かそく
げんり
2. 光速の99.9%まで加速!? ~その原理~
衝撃波面 超新星爆発で発生する爆
風(衝撃波と呼びます)の
領域では、電子や陽子な
どの粒子が何度も衝撃波
面を往復することで光速
電子
ふじわらのていか
の99.9%にまで加速されて
磁場
いるのです。
せん
加速された電子や陽子は、
磁場に出会うと磁場に巻き
付くようにしてX線を放出し
ます(シンクロトロン放射と呼
びます)。
このX線を観測することで電
子や陽子がどのくらい加速
されているかを知ることがで
きます。
ちょうしんせいざんがい
3. 藤原定家も見た!? ~X線でとらえた超新星残骸 SN1006~
およよ。星が爆発したぞな。
なんと風流な。
藤原定家[1162年- 1241年] 「明月記」にも書かれている
注: 爆発は西暦1006年とされており、残念ながら藤原定家は
自分の目でその爆発を見ることはできなかったようです。
右の図は、藤原定家の「明月記」にも書かれている超新星残骸 SN1006をX
線でとらえたイメージです。明るい部分が、衝撃波面で電子が加速されてシ
ンクロトロン放射で輝いている場所です。
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