宇宙就活2010
最終報告書
宇宙就活 2010 実行委員会
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〈目次〉
1. ご挨拶------------------------------------------------------------------------------------------------32.プログラムの流れ----------------------------------------------------------------------------------43.プログラム概要-------------------------------------------------------------------------------------53.1.講演会----------------------------------------------------------------------------------------53.2.グループディスカッション-------------------------------------------------------------63.3.企業紹介--------------------------------------------------------------------------------------74. 参加者データ----------------------------------------------------------------------------------------85. アンケート結果------------------------------------------------------------------------------------96. 会計報告---------------------------------------------------------------------------------------------117.編集後記-----------------------------------------------------------------------------------------------128.実行委員紹介-----------------------------------------------------------------------------------------139.出展企業・広報協力団体一覧--------------------------------------------------------------------14-
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1. ご挨拶
2011 年 1 月 16 日、真冬の寒空の下、当イベント「宇宙就活 2010」の開催を無事に
迎えることができました。就職難と言われる昨今では、就職活動生は自分たちの目指す
フィールドに対するモチベーションを持ち続けることでさえも簡単とは容易に言えな
い状況です。未来の宇宙業界を盛り上げるために、日本の、そして世界の将来を担う学
生にとって大切なのは自分の目指すものをもつことだと私どもは考えました。そこでこ
の現状を少しでも改善できる方法として一つ目に情報の提供、二つ目にこの時代を乗り
切るべく、同じ思いの仲間と共に同じ目標を追い求める為に横の繋がりを大切にすると
いうことを提案し、このイベントを開催するに至りました。
当イベントは 2006 年度に第 1 回を開催してから、今回年で5回目を迎えますが、本
年度イベントの運営に当たっては「’’宇宙開発’’への漠然としたイメージしか抱けず働く
場として考えることが難しく情報源の少ない学生に’’自分なりの宇宙開発への関わり方
を見つけるきっかけ’’を提供すること」ということに焦点を当ててコンセプトとし、そ
のコンセプトにちなんで「私が宇宙に近づく日」というキャッチコピーを設定しました。
また、日本で唯一の宇宙開発業界に絞った就活イベントということで、プログラムの選
定を学生の目線で決定し、就職活動生のニーズに対応した有意義な就活イベントを目指
して運営して参りました。
続く不況の中、採用の幅を狭められた企業様が多く、私どもといたしましてもイベン
ト開催に際しましては不安要素がございましたが、ご協力いただいた企業の方々と多く
の参加者の学生から多大なすご支援・ご協力のおかげで無事にイベントを開催すること
が出来ました。この場をお借りしてもう一度、厚く御礼申し上げます。今後も企業様方
と学生の皆様のお力をお借りして当イベントは学生主催で運営していきたいと思って
おりますので来年度以降もどうぞお力添えのほどをお願い致します。
本日は当イベントに関する詳細なデータが集まりましたので、遅くなりましたがここ
にご報告させていただきます。今後ともお世話になることが多々あるかと存じますが、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2011 年 3 月 8 日
宇宙就活 2010 実行委員 一同
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2. プログラムの流れ
当イベントは下記のスケジュールで実施致しました。
9:00-10:00 開場
10:00-10:10 開会式
10:10-10:40 講演 山川宏様「日本の宇宙産業と宇宙政策」
10:40-12:10 グループディスカッション
12:10-13:00 昼休み
13:00-13:10 企業説明会の流れの説明
13:10-13:35 企業説明会
株式会社アクセルスペース様
13:35-14:00 企業説明会
宇宙技術開発株式会社(SED)様
14:00-14:15 休憩
14:15-14:40 企業説明会
独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)様
14:40-15:05 企業説明会
宇宙システム開発株式会社(SSD)様
15:05-15:20 休憩
15:20-15:45 企業説明会
ソラン株式会社様
15:45-16:10 企業説明会
株式会社中央エンジニアリング様
16:10-16:30 休憩
16:30-17:30 フリータイム
17:30-17:40 閉会式
17:40-18:00 アンケート記入
18:00-20:00 懇親会
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3. プログラム概要
3.1.講演会
3.1.1 目的
日本はこれからどのように宇宙開発を進めていくのか。これから宇宙業界で働きた
いと考える文系理系の学生たちに分かりやすい日本の宇宙産業や宇宙政策を聞いて
いただき、それぞれが宇宙へ近づく一歩となることを期待します。
3.1.2 講演者
山川 宏
様
内閣官房 宇宙開発戦略本部事務局長
京都大学 宇宙総合研究ユニット副ユニット長
3.1.3 講演内容
「日本の宇宙産業と宇宙政策」というタイトルで 30 分間の講演をしていただきま
した。学生たちは宇宙に関わる仕事をしたいと考えていても、自分はどの様に関わる
ことができるのか。そもそも何がしたいのかが決められない学生がほとんどでしたが、
今回の御講演で日本が力を入れている宇宙産業や、世界と日本との宇宙産業、また宇
宙政策の違いを分かりやすく説明していただいたことで、自分の将来ビジョンを決め
られたという声を学生からいただけました。最後の質疑応答でも、積極的に質問する
学生たちに1つ1つ丁寧に御説明いただき、私たちにとっても勉強になりました。
講演会風景
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3.2.グループディスカッション
3.2.1 目的
民間人工衛星ビジネスを考える。
3.2.2 グループディスカッション概要
このグループディスカションでは、新しい日本の民間人工衛星ビジネスについて参
加者に5人1組で話し合ってもらい、1枚の A3画用紙に提言をまとめてもらい、そ
の画用紙を展示し、全てのグループのディスカッション内容を見てまわっていただき
ました。グループ毎に考えていただく衛星の種類は通信放送、測位・地球観測・天文
観測衛星のいずれかに決めており、各種類の衛星の中でどの機能を使って、どんな相
手に対してどのようなサービスを提供することができるか話し合っていただきまし
た。
実際のディスカッションではオーロラ予報・宇宙系 SNS 等たくさんのアイディア
が出されました。ディスカッションは非常に盛り上がり、話し合い終了の合図の時に
はまだまだ話足りないといった様子がうかがえました。
本プログラムでは限られた短い時間内での議論となりましたが、全グループが大変
ユニークな提案をし、とても内容の濃いグループディスカッションを展開できました。
グループディスカッション風景
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3.3.企業説明会
3.3.1 目的
宇宙関連企業へ興味をもつ学生へ、他イベントより深く情報提供ができるという宇
宙就活の特徴を生かし、日本の宇宙開発の最前線で働く企業様に採用情報等、詳しく
企業説明を行って頂くこと。また、宇宙開発へ漠然としたイメージしか抱けずにいる
学生に自分なりの宇宙開発への関わり方を見つけるきっかけを提供すること。そして、
宇宙業界のどの企業でどんな業務に興味があるのかを自己分析してもらうことを目
的としました。
3.3.2 出展企業
(五十音順)
株式会社アクセルスペース様、宇宙技術開発株式会社(SED)様、独立行政法人宇
宙航空研究開発機構(JAXA)様、宇宙システム開発株式会社(SSD)様、ソラン株
式会社様、株式会社中央エンジニアリング様
3.3.3 概要
本イベントでは去年度開催した「宇宙就活 2009」の企業様、参加者の皆さまからの
アンケート結果を基に、企業紹介はブース形式から 1 社 25 分間の説明会形式へ変更
しました。さらに、全ての企業説明が終了した後、参加者が自由に質問できる 60 分
間の「フリータイム」を設けました。参加者は質問したい企業ブースへ自由に訪問し、
各々の質問を企業へぶつけて頂きました。自分の抱える疑問について質問できる、何よ
り自発的に行動できることで、学生にとって充実した時間となりました。企業説明 25 分
間、またフリータイム 60 分間という限られた時間でしたが、様々な企業の事業内容
を直接聞くことで参加者の宇宙業界で働くことに対するイメージはより明確になり
ました。
企業説明会風景
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4. 参加者データ
【参加者数データ】
参加申込数
166 人
来場者数
135 人
申込人数よりも来場者数が 31 人少ないという理由としては、イベント当日に多くの
地域で雪が降り、新幹線や電車、夜行バスの到着が遅れたことが大きな原因だと考えら
れます。
【学年別データ】
【専攻別データ】
【男女別データ】
学年・専攻別のデータより、学部1年生から
大学院生まで幅広い学年の方に参加していた
だきました。また、専攻では航空宇宙工学系所
属の学生の方だけでなく、その他の分野を専攻
されている理科系の方や、文科系の方にも多く
関心を持っていただけたことが分かります。
男女別データでは、3人に1人が女性の方だと
いう事が分かりました。
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【地域別データ】
【広報手段別データ】
地域別データでは、やはり関西2度目ということもあって関西出身の学生が昨年より8%多
くなりましたが、全体的に北海道から九州まで言葉の通り日本全国からの参加者が訪れま
した。また本年度は関東出身の学生が昨年度に比べ4%増え、アメリカから帰国してのご参
加を頂いたりと、学生向けの広報が成功したことが伺えます。
広報手段別データでは、友人・知人の紹介が多かったのですが、今年初めて各大学の掲
示板に貼らせていただいて、グラフよりある程度効果はあったという事が分かります。
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【参加者出身大学(3 名以上)】
【上記グラフ以外の出身校】
愛知教育大学
東京工業大学
大阪経済大学
東海大学
大阪商業大学
東北大学
大阪府立大学
徳島大学
岡山理科大学
長崎大学
学習院大学
奈良女子大学
鹿児島大学
奈良先端科学技術大学
関西学院大学
広島大学
京都外国語大学
兵庫県立大学
京都工芸繊維大学
米国アーカンソー州立アーカンソーテック
大学
京都女子大学
法政大学
近畿大学
北海道大学
湘南工科大学
三重大学
聖マリアンナ医科大学
明星大学
千葉大学
桃山学院大学
帝京大学
和歌山大学
テキサス大学アーリントン校
グラフから、関西以外の大学が6割程度占めている事が分かります。参加者出身地と同じ
く在学大学の立地としても関西に留まらず、関東、中国、九州の大学からも多数参加して
いただきました。例年に比べて西日本の大学からも多くの参加者を得ることができました。
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5. アンケート結果
当イベントではご出展・ご参加頂きました企業様、および参加者からアンケートによ
る意見を頂戴いたしました。集計が終了し実行委員へのフィードバックも完了致しまし
たのでここに一部ご紹介させていただきます。
全体を通じて各プログラム
〈プログラム〉
の準備不足が目立ちました。
良かった点
特に GD や受付では大変ご
・時間をきちんと区切っている
迷惑をおかけしました。
悪かった点
・GD の席の移動の適切な指示が欲しかった
来年度はタイムスケジュー
・後からの訂正が多かった
ルを考慮し、GD やフリータ
・質問時にマイクがなく聞き取りづらかった
イムにゆとりをもたせたい
・もっと時間に余裕が欲しい
と思います。
・フリータイムをもっと長くして欲しい
今年も昨年に引き続き、
〈スタッフについて〉
スタッフの働きに対する
良かった点
・昼食時のお弁当の対応が良かった
高い評価を頂きました。
・道案内が親切
一部、受付や進行上の
・皆が明るく楽しかった
不手際へのご指摘も頂き
・道案内の人がたくさんいて助かった
ましたので、来年度への
引き継ぎにしっかり生か
改善点
・手際が悪かった
して、より円滑なイベント
・名札ケースの準備不足
運営を行いたいと思います。
・休憩が少し長い
・受付周辺にスタッフが多すぎる
・バタバタしすぎ
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〈全体〉
良かった点
・冊子に食事ができる場所等紹介されていたのが便利だった
・私服参加でリラックスできた
・宇宙業界の視野が広がった
・同じ業界を目指す学生が多く刺激された
改善点
・懇親会のお金が高い
・会場が寒い
・スクリーンのピントがあっていない
・GD の発表時間が欲しかった
・飲み物が少ない
・パンフレットに目次が欲しかった
・もう少し早い時期にやって欲しかった
・HP に書いてあるお弁当・懇親会の情報が少なかった
先ず、本イベントに対してアンケートから頂いたご意見・ご感想が我々実行委員会にと
ってプラスになることばかりであったことを非常に嬉しく思います。また同じ業界を目
指す学生同士の交流を通じて、自分とは異なる考え方・視点を知り、新たな価値観をも
っていただけたのではないかと思います。これは、実行委員会として本望でありアンケ
ートにて様々なご意見・評価を頂いたことは、来年度開催へ向けて大きな励みになりま
した。今回頂いたアンケートや反省会を通じて、来年度への課題をたくさん見出すこと
が出来ました。今回お載せ出来なかったご意見も含めて、今後の活動にしっかり反映さ
せて頂きます。最後に、アンケートにご協力頂いた皆様へ深くお礼申し上げます。
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6. 会計報告
① 収入の部
120,000
企業協賛金
イベント参加費 (参加者数 135 名 × 500 円/人)
懇親会参加費
(参加者数 85 名 × 3,000 円/人)
弁当代
(参加者数 113 名 × 400 円/人)
67,500
255,000
45,200
合計: 487,700
② 支出の部
115,380
会場費
(内訳) 施設利用料
(58,065)
備品使用料
(39,780)
会場設置料
(17,535)
懇親会費
205,000
お弁当代
60,800
備品
13,049
その他
25,888
合計: 420,117
③ 収支決算
前年度繰り越し
23,554
次年度申し送り
67,583
合計:
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91,137
7. 編集後記
イベントを開催して早2ヵ月が経過しようと致しております。ご出展・ご参加頂いた
企業様、ご講演頂いた先生にはご報告が大変遅くなり誠に申し訳なく存じております。
また、本イベントでは実行委員の不注意で多大なるご迷惑とお手数をおかけしたことと
思います。最後までご協力いただきましたことを心より御礼申し上げます。
内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長・京都大学宇宙総合研究ユニット副ユニット長の
山川先生には素晴らしい御講演を賜り、実行委員を含め参加者一同非常に有意義な時間
を過ごすことができました。当日も実行委員会の不手際でご迷惑をおかけしたこともあ
ったかと思いますが、最後まで暖かくご支援いただき、心強くイベント運営を行うこと
ができました。本当にありがとうございました。
また、ご出展・ご参加頂きました株式会社アクセルスペース様、宇宙技術開発株式会
社(SED)様、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)様、宇宙システム開発株
式会社(SSD)様、ソラン株式会社様、株式会社中央エンジニアリング様には採用活動
に大変お忙しい時期に貴重なお時間を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。
各企業様からのお力添えをいただいて宇宙就活 2010 は無事に開催することができまし
た。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
最後に、イベントの運営に対して協力いただいた学生団体の皆様にも多大なるご協力
を頂きありがとうございました。実行委員 10 名では手の回らないことが多くあり、皆
様のご協力を頂戴して当イベントを開催することができました。
報告書の編集を行う上で改めてご協力・ご支援頂いた皆様を尊敬致しました。講演者
様、企業様、スタッフの皆様、そしてご参加頂いた参加者の皆様のお力をお借りして、
宇宙就活 2010 は無事に終了することができました。書面上で恐縮ながら、今一度御礼
申し上げます。今後、宇宙就活開催の折には再びお世話になることがあるかと思います
が、どうぞよろしくお願い致します。
報告書総編集 / 文責
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八橋大輔
8. 実行委員紹介
八橋
大輔
[代表]
立命館大学
岡田
陽平
理工学部物理科学科 4 年生
[副代表・広報]
大阪大学 文学部人文学科東洋史学専修 2 年生
島田
英裕
[副代表・HP コーディネーター]
立命館大学
山田
情報理工学部
1 年生
梢 [広報]
立命館大学
茂渡
修平
産業社会学部現代社会学科 3 年生
[渉外・広報]
東京大学 工学部電子情報工学科 3 年生
永井
悠貴
[HP コーディネーター・広報]
名古屋外国語大学
市川
外国部学部日本語学科
3 年生
翔太 [広報]
京都外国語大学 外国語学部英米語学科 3 年生
佐々木 茜
[渉外]
奈良女子大学 理学部物理学科 2 年生
小西
隆介
[渉外・広報]
慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 2 年生
堀川
直樹
[会計]
立命館大学
理工学部機械工学科 1 年生
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9.出展企業・広報協力団体一覧
協賛企業 様
※五十音順
株式会社アクセルスペース 様
宇宙技術開発株式会社(SED)様
独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)様
宇宙システム開発株式会社(SSD)様
ソラン株式会社 様
株式会社中央エンジニアリング
様
千代田アドバンスト・ソリューションズ株式会社
広報協力団体 様
※五十音順
Kansai Space Explorers
関西学生星のネットワーク
CORE
STEP
Splead
TSRP
PLANET-Q
Live in Space
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様
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