(仮称)八戸市屋内スケート場建設事業基本設計(案)
平成26年12月
屋内スケート場建設推進室
(仮称)八戸市屋内スケート場建設事業基本設計(案)
Ⅰ.長根公園の歴史性を活かし、公園や周辺環境と調和する“屋内スケート場”
ホワイエ(
長根ラウンジ)
至中心市街地
県道妙売市線
住宅地への日影の影響を抑えた屋根形状
既存マウンドを利用した歩行者専用通路(
トレイル)
トレイルデッキ
市道沢里長根線
長根スケートリンクは、八戸市民のみならず全国からス
ケート愛好者が集まるスケートのメッカとして昭和初期
より親しまれてきました。本計画は長根公園の歴史性を
継承するとともに、中心市街地に立地する屋内スケート
場の立地特性を最大限生かした計画とします。
建築概要
南口
・延床面積:約 2
5
,
7
0
0㎡ ・階数:地上3階 ・高さ:約 2
5
m
駐車場(西側)
つつみ広場
・構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
・観客席数:約 3
,
0
0
0席 ・障がい者席:約 3
0席
・製氷期間:7月中旬~3月中旬(予定)
トレイル
大きな桜(
既存樹木)
通り抜け通路
至西口
外観イメージ:陸上競技場のマウンドや桜の木を残し、周囲との高低差を活用。屋根については、軒先を低く抑えた傾斜屋根とし、周辺との調和を図り
ます。
長根リンクと呼ばれていたころ
陸上競技場のマウンドと桜
1.中心市街地に顔を向けたにぎわい空間
屋内スケート場の顔となる主出入り口は、中心市街地に
向けて東側とし、2階部分には、開放的なホワイエ(長根
ラウンジ)を設けることにより、建物内外のにぎわいが見
える計画とします。また、大きく育った桜の木や、歴史あ
る長根公園の風景を極力保全するために、既存の陸上競技
場土手(マウンド)の約半分を活用する計画とします。
2.長根公園周辺部との高低差の活用
屋内スケート場が建設される長根公園は、中心市街地及
び南側県道と大きな高低差があります。この高低差をあま
り意識せず屋内スケート場に出入りできるよう、既存のマ
ウンドを活用した歩行者専用通路(トレイル)と県道側か
らの歩道橋(トレイルデッキ)を計画します。
3.周辺住宅地へ配慮した配置
屋内スケート場の配置は、建設予定地の南側及び西側に
は住宅地が広がっているため、これらの住宅地から十分な
距離を確保し、冷凍機などからの騒音の軽減を図るととも
に、屋根形状も工夫し、日影の影響を最小限とする計画と
します。
4.国際的発信力を持つ施設
八戸市に建設される屋内スケート場は長野、帯広に続く
我が国 3番目の屋内スケート場となります。他の既存施設
にはない中心市街地への立地、新幹線によるアクセスの良
さなどといった特長を活かし、スケートのみならず、八戸
のまち自体を世界に発信していく施設を目指します。
広域配置図
交通計画と周辺配慮
Ⅱ.国際大会への対応、ランニングコストの低減に配慮した、世界水準の“屋内スケート場”
(仮称)八戸市屋内スケート場建設事業基本設計(案)
ばてい
アルミ膜天井
L
E
D
照明
1.大会を盛り上げる馬蹄型の観客席
観客席は、ホームストレート側をメインスタンドとし、その両側に
コーナー席を設けた馬蹄形とします。また、競技の見どころとなる最
終コーナーからフィニッシュラインにかけては、席数を多く設置する
ことにより、観客と選手に一体感が生まれる客席配置を計画します。
さらに、障がい者席は、障がい者の方が自由に観戦ポイントを選べる
ように、ホームストレート部とコーナー部に分散して配置するなど、
国際水準のバリアフリー化を目指します。
2.世界水準の「氷質」
「空調環境」
「照明環境」の実現
屋内スケート場の内部は、屋根からの輻射熱をアルミ膜天井で遮断
し、効率的な空調を行うほか、消費電力が少ないLEDによる照明、
高品位なリンク製氷が可能な冷凍システムの導入など、維持管理費
(ランニングコスト)の低減を図りながら、世界最高水準の競技環境
を目指します。
3.国際大会の開催に対応した明快な動線分離
スケート大会開催時には、大会関係者と観客が交わって混雑するこ
との無いよう、それぞれが使用する階を1階と2階に分離し、大会運
営を円滑に進めることができる計画とします。
リンクを馬蹄型に囲い込む、観客と選手が一体化するエキサイティングな観客席
3階平面図(大会時)
1階平面図(大会時)
2階平面図(大会時)
Ⅲ.スポーツを中心とした交流拠点と、多目的に利用できる“みんなのスケート場”
吹抜階段
観戦ロビー
交流サロン
長根ラウンジの断面イメージ
ホワイエ(
長根ラウンジ)
ホワイエ(長根ラウンジ)と交流サロン
中地の多目的利用時のコートバリエーション例
フットサルコート
(42m
×2
2m
)
バスケットボール
バレーボール
グラウンドゴルフ
(28m
×1
5m
)×2面
(18m
×9
m)×2面
(54.
7m
×32
.89m
)
アリーナ大規模イベント利用時
アリーナとつつみ広場の連携利用
展示会利用時
(仮称)八戸市屋内スケート場建設事業基本設計(案)
1.中心市街地への立地特性を活かした交流拠点
屋内スケート場の2階及び3階部分は、中心市街地への立地特
性を活かし、誰もが日常的に憩いの場として利用できる「長根ラ
ウンジ」、八戸の観光やまちの情報を発信する「交流サロン」
、ス
ケートの練習などを暖かい環境で観覧できる「観戦ロビー」など
を設け、にぎわいを創出することにより、スポーツを中心とした
交流拠点として計画します。
2.スケートリンク中地の年間を通した多目的利用
リンク中地は、リンクに氷を張っている状態でも1年を通じて
12℃~15℃の室温に保たれた快適な空間となります。年間を
通してフットサルやグラウンドゴルフなど、より多くの方に利用
していただける用途や床材等について検討します。
3.つつみ広場と連携した大規模イベントの開催
屋内スケート場のリンク解氷時には、諸室を除く1階部分は約
1
4
,
0
0
0㎡の大規模空間(アリーナ)として活用が可能です。施設
単体でコンサートやコンベンション、各種展示会会場として利用
できる他、スケート場前面に「つつみ広場」を設け、アリーナと
の連携利用が可能な計画とします。
4.諸室の日常的な活用
大会関係の諸室は、スケート大会時以外は、各種会議室やトレ
ーニング室として日常的な活用を図ります。さらに、1階のプレ
スセンターは、ダンスや卓球などにも使用できる多目的室として
の活用も検討します。
5.スケート文化の普及に寄与する施設
リンク中地には、冬季、スケート初心者の練習用サブリンクを
設置し、スケート教室の開催などによる八戸のスケート文化の発
展や、スケートの普及に寄与する計画とします。
6.防災拠点機能の導入
屋内スケート場は、災害時には隣接する体育館と合わせ、数千
人の一時滞在施設としての活用と、大規模災害時の救援物資集積
所としての機能を担います。
3階平面図(一般利用時)
2階平面図(一般利用時)
1階平面図(一般利用時)
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