会員増強について
=会員減少傾向をどう克服するか=
国際ロータリー D2750 PDG 新藤信之
東京立川こぶしロータリークラブ 所属
グランドプリンスホテル高輪 2011年2月12日
日本の会員数の推移
’96.6.30
’97.6.30
’98.6.30
’99.6.30
’00.6.30
’01.6.30
’02.6.30
’03.6.30
’04.6.30 ’05.6.30
129,875 129,703 127,482 123,861 120,864 116,647 111,995 106,939 103,620 100,710
’06.6.30
07.6.30
08.6.30
99,175 97,330
95,238
’09.6.30
’10.6.30
91,906
89,693
140,000
120,000
100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
0
日本のクラブ数の推移
’96.6.30
2,214
’97.6.30 ’98.6.30
2,247
2,267
’99.6.30 ’00.6.30
2,285
2,299
’01.6.30 ’02.6.30 ’03.6.30 ’04.6.30 ’05.6.30 ’06.6.30 ’07.6.30 ’08.6.30 ’09.6.30
2,311
2,323
2,332
2,336
2,334
2,332
2,327
2,319
2,309
’10.6.30
2,309
2,360
2,340
2,320
2,300
2,280
2,260
2,240
2,220
2,200
2,180
2,160
2,140
注)上記データはロータリーの友、ロータリージャパンのロータリー関連資料より
いくつかの顕著な現象
(RIの戦略の推移)
1.1996年頃まで
会員増強・クラブ拡大
(地区・リーダーシップ・プラン DLP)
2.1996年以降
会員減少とクラブの小型化
(クラブ・リーダーシップ・プラン CLP)
3.2004年以降
クラブの合併・地区の再編
(長期計画 Strategic Plan)
1996年頃まで
会員増強・クラブ拡大とDLP
*1987-88年度チャールズ・C・ケラーRI会長
「すべての生物は成長が止まった時から衰えが始まる」
地区とクラブを強化するために「長期計画委員会」を設置し、地区管理機構の見直しに着手する。
次のロイス・アビー会長、ヒュー・アーチャー会長に引き継がれ、1992年12地区が選定され、3年間の試験的プ
ログラムが開始された。1996年2月RI理事会はDLPを承認、2002年7月全ての地区に適用
DLPは、クラブの管理に関する任務を再配分によることによって、ガバナーの責務や
負担を軽減しようとするものです。(ガバナー補佐の任命・公式訪問の柔軟性 等)
<この背景>
*会員増強・クラブ拡大の現実と更なる増強・拡大のRIの戦略
・1986年100万人、1996年120万人を突破
・1989年 女性会員入会の承認、ソビエト連邦の崩壊
・1990-91年度パウロ・コスタRI会長
「西暦2000年までに会員数を200万人に」(ロータリーの友:1991年1月号)
1956年日本のロータリー所在地
(ロータリーの友より)
1956年7月末現在
第60地区
第62地区
第63地区
第64地区
60クラブ
44クラブ
47クラブ
39クラブ
2525名
1668名
1978名
1475名
(総計190クラブ 7646名 4地区)
会員増強・クラブ拡大第1波
(1956年~1970年)
1970年5月末現在
1004クラブ 48500名
全17地区
1996年以降
会員減少・クラブ小型化とCLP
*CLPはDLPの延長か
・2000年 9月 リーダーシップ開発・研修委員会(LTDC)
・2004年11月 RI理事会はCLP、推奨クラブ細則を承認
*CLPへの不幸 ⇒ 誤解
・従来の委員会構成の呪縛から解放されなかった。
・四大奉仕、特に職業奉仕を軽視するものと理解された。
今こそCLPはクラブ活性化の有力なツールです
全国的規模でのクラブ小型化現象
1989年・1999年・2009年6月末 各地区クラブ会員規模別作成資料(ガバナー月信より)
1989年6月末現在 各地区クラブ数・会員数
地
区
RC数 会員数 20以下 21~40 41~60 61~80 81~100 101以上
第250地区(北海道東部)
64
3040
8
23
16
8
6
3
第251地区(北海道西部)
61
3841
6
12
17
9
4
13
第252地区(岩手・宮城)
71
3299
3
29
30
6
1
2
第253地区(福島)<D2530>
52
2631
3
13
21
11
2
2
(山形)<D2800>
40
1810
3
16
13
4
3
1
29地区合計
1,857 109,758
42
371
735
418
169
122
1999年6月末現在 各地区クラブ数・会員数
地
区
RC数 会員数 20以下 21~40 41~60 61~80 81~100 101以上
第2500地区(北海道東部)
69
3277
6
26
19
11
4
3
第2510地区(北海道西部)
70
3940
9
14
22
11
6
8
第2520地区(岩手)
44
1788
6
19
14
3
1
1
第2810地区(宮城)
45
1852
6
21
13
3
1
1
第2530地区(福島)
3053
2
16
34
7
1
2
34地区合計
2,285 123,735
74
612
881
467
147
104
2009年6月末現在 各地区クラブ数・会員数 (◎印:7月1日現在集計の地区)
地
区
RC数 会員数 20以下 21~40 41~60 61~80 81~100 101以上
第2500地区(北海道東部)
66
2,305
21
22
15
6
2
0
第2510地区(北海道西部)
73
2,723
19
30
14
5
3
2
第2520地区(岩手・宮城)
84
2,338
29
42
11
1
1
0
第2530地区(福島)
66
2,368
13
30
17
5
1
0
第2800地区(山形)
53
1,745
15
24
11
1
2
0
34地区合計
2,310 91,887
378
1,003
632
185
70
42
2009年6月末
(1999年~2009年)
⇒
(1989年~1999年)
全国的規模でのクラブ小型化現象
<4分類 : ①20名以下 ②21~40名 ③41名~60名 ④61名以上>
日本全地区 会 員 構 成 別 ク ラ ブ 数
1989年6月末
20名以下のクラブ
1999年6月末
42 (2%)
74
2010年6月末
(3%)
378 (16%)
417 (18%)
21名~40名のクラブ
371 (20%)
612 (27%)
1003 (44%)
1025 (44%)
41名~60名のクラブ
735 (40%)
881 (39%)
632 (27%)
589 (26%)
61名以上のクラブ
709 (38%)
718 (31%)
297 (13%)
279 (12%)
計
1857
2285
2310
2310
1999年6月末
1989年6月末
2%
38%
2009年6月末
3%
2009年6月末
2010年6月末
13%
20%
31%
18%
27%
⇒
40%
12%
16%
⇒
26%
27%
44%
39%
44%
全国的規模でのクラブ小型化現象
<④61名以上のクラブの推移>
61~80名 81~100名 101名以上
1989年
1999年
2009年
418
467
185
169
147
70
2009年6月末
⇒
1989年6月末
1999年6月末
122
104
42
年度別脱会クラブ数と脱会時会員数
年度
脱会
地区
クラブ名
クラブ数
1999-00
1
2530 大越
2002-03
2
2550 矢板やしお
2500 中川
2003-04
1
2830 六戸
2004-05
5
2770 宮代
一戸
2830 階上
2520 軽米
2520 一関西
2005-06
8
2600 野沢温泉
2520 一関磐井
2830 上北
2790 印旛中央
2790 船橋北
2740 生月
2620 熱海
2770 越谷西
2006-07
8
2670 宇和島南
2800 温海
2600 志賀高原
2830 青森南
2660 大阪城
2580 沖縄東部
2620 伊豆東
2640 打田
脱会時
クラブ数
14
15
9
8
11
19
8
12
12
2
10
7
4
4
16
15
15
17
14
12
10
12
10
13
11
年度
脱会
地区
クラブ名
脱会時
クラブ数
クラブ数
2007-08
5
2620 上野原
8
2670 海部
10
2500 佐呂間
12
2800 平田みすみ
6
2780 茅ヶ崎なぎさ
13
2008-09
8
2540 米内沢
8
2640 藤井寺
12
2770 白岡
5
2640 堺泉北
10
2800 朝日
12
2620 峡東
15
2570 妻沼
6
2500 阿寒湖
11
2009-10
6
2580 久米島
7
2640 忠岡
11
ゾーン別
2520
岩手大東
14
集計
2620 鰍沢青柳
第一 26
12
2800 八幡
第二 10
4
2770 浦和イブニング
第三 8
9
計
44
*脱会時、全てのクラブが20名以下
44クラブ中20クラブが10名以下
2004-05年度から
日本のクラブ合併の現況
1.合併件数13件
2.すべて一方が20名以下、内10名以下は7件
年度
2004-05
合併
2
2006-07
2007-08
1
4
2008-09
5
2009-10
計
1
13
合併時の2クラブ会員数
25
13
22
8
43
13
14
5
33
8
18
11
16
21
44
12
67
11
35
10
28
1
37
2
33
5
合併時の2クラブ会員数
2004-05年度~2009-10年度
80
70
60
50
40
30
20
10
0
21
13
8
13
5
8
11
12
11
10
1
2
5
2010年6月末
第2540地区(秋田)
第2830地区(青森)
クラブ数42 会員数1018名
3
クラブ数40 会員数1039名
1
2
20名以下
7
21~40
13クラブ
24クラブ
41~60
61~80
81~100
101以上
20クラブ
12クラブ
2004年以降
クラブ合併・地区再編と長期計画
*2004年6月規定審議会・
・長期計画委員会を特別委員会として採択
(採択制定案04-217)
・ RI理事会提案の7つの目標・趣旨項目を持つ長期計画を採択
(採択決議案04-219)
・ 地区再編に関する制定案、決議案の採択
*地区の境界の変更手続を改正 =RI細則15-010=(採択制定案04-172)
*地区の再編を、最低40クラブあれば良いとする (採択決議案04-170)
*地区の合併を許可することを考慮する
(採択決議案04-174)
*2004年11月RI理事会
・「地理的に可能である場合、会員数が20名未満の近隣クラブは合併
すべきである」
(ロータリー章典2.10.3クラブの合併)
採択制定案 04-172
地区の境界の変更手続を改正する件
RI細則を次のように改正する
第15条 地区 15.010.創設
理事会はクラブを地区に分類する権限を有する。会長は、地区の一覧表をそれ
ら地区の各境界とともに公表するものとする。このような決定は、理事会の指示
によるものとする。 理事会はクラブ数が 30未満 あるいはロータリアンの数が
1000名未満の地区の境界を、廃止あるいは変更することができる。細則の後
段にこれと異なる規定のある場合を除き、関係地区内クラブの過半数の反対が
ある場合は、既存クラブ数が30以上あるいはロータリアンの数が1000名以上
のいかなる地区の境界をも変更してはならない。理事会は、関係地区のガバナ
-およびクラブに相談し、該当するガバナーおよびクラブが、提案されている変
更や合併に対し、推奨事項を提供する機会が与えられた後に初めて、地区の境
界を廃止あるいは変更することができる。理事会は、地理的境界、地区発展の
可能性ならびに文化、経済、言語およびその他該当する要素を考慮するものと
する。
採択制定案 10-167
地区の境界を変更する理事会の権限を改正する件
RI細則を次のように改正する
第15条 地区 15.010.創設
理事会はクラブを地区に分類する権限を有する。会長は、地区の一覧表をそれ
ら地区の各境界とともに公表するものとする。このような決定は、理事会の指示
によるものとする。 理事会はクラブ数が 3033未満 あるいはロータリアンの数
が1,0001,200名未満の地区の境界を、廃止あるいは変更することができ
る。
関係地区内クラブの過半数の反対がある場合は、クラブ数が3033以上あるい
はロータリアンの数が1,0001,200以上のいかなる地区の境界をも変更して
はならない。理事会は、関係地区のガバナ-およびクラブに相談し、該当するガ
バナーおよびクラブが、提案されている変更や合併に対し、推奨事項を提供する
機会が与えられた後に初めて、地区の境界を廃止あるいは変更することができ
る。理事会は、地理的境界、地区発展の可能性ならびに文化、経済、言語およ
びその他該当する要素を考慮するものとする。
2010年11月
RI理事会決議事項抜粋
<Minutes of the November 2010 Board of Directors Meeting>
1)大規模地区の分割、小規模地区の合併の推進
(89.Districting Committee Report p16)
2)2013年規定審議会提出の可能性のある立法案
を1月の理事会で検討する
(43.Support and Strengthen Clubs p4)
3) 4つの試験的プロジェクト
①衛星クラブ ②準会員 ③法人会員
④革新性と柔軟性のあるクラブ
(87.Satellite Club Pilot Program 88.Additional Pilot Program p16)
詳細はAPPENDIX K:New RI Pilot Projects p49~p55 を参照下さい
RI定款第5条 会員 第4節 例外
本定款もしくはRI細則の諸規定または標準クラブ定款
にかかわらず、理事会は、試験的プロジェクトとして、
クラブ定款の諸規定がRI定款または細則に合致しな
いクラブの加盟を承認し、または再編成を許可するこ
とができる。この種のクラブは、200クラブまでとする。
このような試験的プロジェクトの実施期間は、6年を上
限とする。このような試験的プロジェクトが完了した後、
RIに加盟または再編成の許可を得たすべてのクラブ
の定款は、その時点で有効な標準クラブ定款としなけ
ればならない。
会員減少とクラブ小型化を克服するには
<例えば>
1)クラブ・リーダーシップ・プラン(CLP)の活用
*CLPはクラブを活性化する優れた方法論である。
2)ロータリーの良さ・特徴の再確認とその理念の共有
*「最近、ロータリーを知らない会員が多くなった」
3)長期計画のための会員増強リソースの活用
*会員増強 =推進用の手引き =
417-JA-(408)
*クラブ評価ツール
JA-(808)
*新会員のためのオリエンテーション
414-JA-(108)
(上記の資料はRIのホームページからダウンロードできる)
ご静聴ありがとうございました。
ダウンロード

2009年6月末