かわごえ さ やま
川 越狭 山 工業団地
大きな
工業団地
だね。
工業団地の
自動車工場
自動車の
組み立て
水をくり返し使う自動車工場 この工場では、他の工場でつく
られた数多くの部品を組み立てて、自動車をつくっています。1日
のうりょく
に約1,000台の車をつくる能 力 をもっています(平成26年度)。
この工場で使われる水の多くは、くり返し使われます。使われ
と そう
あら
る水の約半分は、車の塗 装 の時に、きれいに洗 うために使われま
れいぼう
だんぼう
す。次に多いものが、工場内の冷 房や暖 房に使われる水です。そ
36
の 他 に は、 熱 く
水の使われ方(平成26年)
なった機械を冷や
その他7%
すために使われる
水があります。
機械を冷やす
ための水
20%
このように、自
動車をつくる工場
れいぼう
では、たくさんの
だんぼう
冷房や暖房の
ための水
27%
水を使うので、く
り返し使って水を
と そう
塗装の時
あら
洗うための水
46%
青いホースの中の
機械を冷やすために使う水( )
水が機械を冷やす
節約しています。
と そう
あら
塗 装 の時、洗 うための水
37
工場での水の使われ方
れい ぼう
だん ぼう
冷房や暖房に使う水
ごみを取って
自動車をつくる工場
た
水を貯める
タンク
P =ポンプ
水道
P
P
はいすい
排水
じゅすいそう
井戸
受水槽
水を節約する工夫 この自動車工場では、一度使った水をくり
返し使って水を大切にしています。
れいぼう
だんぼう
冷 房や暖 房に使った水や、機械を冷やすために使った水は、あ
よご
と そう
あら
まり汚 れないので何度もくり返し使います。塗 装 の時、車を洗 う
よご
うつ
ために使った水は、少し汚 れた水でも使える所へ移 し、また使う
よご
ようにして、同じ水を何度も使います。使って汚 れた水は、工場
はいすい しょ り じょう
の中にある排 水処 理 場 へ集められ、空気や薬品を加えて水の中の
よご
のぞ
はいすい
汚 れを集めて取り除 き、きれいにしてから、公共下水道へ排 水し
ています。その量は、水を工夫してくり返し使っているので少な
くなります。ですから、新しく取り入れる水も少しですみます。
38
はいすい しょ り じょう
排 水処 理 場 で水をきれいにして流す
と そう
よご
あら
塗 装 の時、車の汚 れを洗 うための水を何度もくり返し使う
きゅうすい
あら
あら
ぬるま湯で洗う
水で洗う
P
給水
水で洗う
あら
あら
水で洗う
P
P
ポンプ
ポンプ
した じ しょ り
下地処理
ポンプ
きゅうすい
あら
給水
水で洗う
あら
水で洗う
あら
水で洗う
した じ と そう
下地塗装
くりかえし
はいすい
排水
P
P
ポンプ
ポンプ
使って
節約して
いるのね。
きゅうすい
あら
水で洗う
はいすい
排水
あら
水で洗う
P
P
ポンプ
ポンプ
給水
あら
水で洗う
39
かわ
乾かす
と そう
塗装
く
わたし
4 水と暮 らしてきた私 たち
とも
(1)水と共 に生きる
あらかわ
あらかわ
利根川と荒 川の流れを変える 今の利根川は太平洋に、荒 川は
わん
そそ
東京湾 に注 いでいますが、昔は、二つの川が合わさって、今の東
京湾に流れこんでいました。
ふ
てい
そのため、大雨が降 ると埼玉県の東部から東京都の東部の低 地
み
ま
にかけて、たびたび、水害に見 舞 われていました。
ふせ
あらかわ
そこで、水害を防 ぐために、利根川と荒 川の流れを変えるなど
ど りょく
の努 力 がなされてきました。
え
ど ばく ふ
おし
とのさま
け らい
今から約420年前、江 戸幕 府 は忍(今の行田市)の殿 様の家 来 の
お がさ わら さぶ ろう ざ
え もん
小 笠 原 三 郎 左 衛 門 に命じて、利根川の流れを東へ変えました。し
あらかわ
かし、下流で利根川と荒 川が合わさっているために、水害はなく
あらかわ
利根川・荒川の流れの様子
わ だ
行田市
古
利
根
川
わ
か
ら
あ 川
荒
元
和田
よし の
吉野川
太
平
洋
熊谷市
川
荒川
川
ぬ
あらかわ
せ
良瀬
き
利根川
鬼怒
わた ら
渡
と ね
ど
え
入間川
江戸川
中川
さいたま市
いる ま
ちょう し
銚子
0
20
40km
わん
東京湾
ほど
今の川の流れ
約420年 程前の川の流れ
40
ばく ふ
い
な
し
なりませんでした。そこで、幕 府 は、伊 奈氏に利根川の流れを変
い
な
し
ただつぐ
ただはる
ただかつ
える工事を命じました。伊 奈氏は、忠 次、その子忠 治、孫の忠 克
き
ぬ
の三代の長い期間にわたり、工事を進め、利根川の流れを鬼 怒川
につなげて、今のようにしました。
あらかわ
い
な ただはる
わ
だ よし の
いる ま
荒 川は、伊 奈忠 治が流れを南に変え、和 田吉 野 川から入 間 川に
つなげ、今のような流れになりました。
あらかわ
このようにして、利根川と荒 川の流れを変えたことにより、水
かわすじ
そ
ち いき
害が少なくなり、埼玉県の東部の低地や元の川 筋に沿 った地 域 に
は、新しい田が開かれるようになりました。
さか
また、これらの川を利用して船による交通も盛 んになり、県内
と
ふな つき ば
で穫 れた米や特産物が江戸に運ばれるようになり、船 着 場 はにぎ
わいをみせました。
利根川の流れを変える工事
もんじょかん き たく
た ぐち
えい
もんじょ
(「埼玉県立文 書館寄 託 田 口 (栄 )家文 書 1797」より)
41
み ぬま
ぬま
江戸時代の見沼と開かれて田となった沼
利 よ水
う
だ用
い
ぬま
代
沼
みみみ
見
羽生市
根
すい
加須市
元
川
古
杉戸町
川
利
あら
荒
鴻巣市
根
かわ
あら
荒
桶川市
江
ぬま
かわ
川
み
見沼
川
上尾市
121m
72m
すみ だ がわ
隅田川
東京
中川
川口市
県界
見沼
開かれて田となった沼
戸 川
せ
や 川
あ 瀬
綾
しばかわ
東べり
芝川
西べ
り
さいたま市
み ぬまだいようすい
見沼代用水
あらかわ
元荒川
しらおか
はす だ
白岡市
蓮田市
87m
(「埼玉の土地改良」から作成)
み ぬま だい よう すい
あら かわ
見沼代用水と元荒川が交差する所
あらかわ
用水を引く 埼玉県の東部の低地は、利根川と荒 川の流れを変
えたことによって、水害が少なくなり、新しい田も開かれるよう
い
な
になりました。しかし、田に引く水が足りなくなったために伊 奈
し
かわすじ
い
「ため井 」をつくったり、利
氏 は、利根川の元の川 筋を利用して、
か さい
根川の水を取り入れて葛 西 用水をつくったりしました。
と
こうして、埼玉県の東部の低地では、米がたくさん穫 れるよう
いっそう ふ
になったり、新しい田も一 層増 えたりすることになりました。
ころ
み ぬま
い
「ため井 」と
同じ頃 、現在のさいたま市に広がっていた見 沼 は、
して、川口などの田に水を送るためにありました。
い
ふ
「ため
しかし、この「ため井 」は、大雨が降 るとあふれるので、
い
こま
井 」の周りの村々ではたいへん困 っていました。
ばく ふ
み ぬま
今から約290年前、幕 府 は、この見 沼 を田に変える工事をする
ばく ふ
い ざわ や
そ
ことにしました。工事を命じられた人は、幕 府 の役人、井 澤 弥 惣
べ
え
兵 衛 でした。
42
や
そ
べ
え
み ぬま
い
しばかわ
あらかわ
弥 惣兵衛は、見 沼 ため井 の水を芝 川を通じて荒 川につなげ、
「た
い
み ぬま
め井 」のあった所に田を開くことにしました。そして、見 沼 ため
い
井 に代わる用水を利根川から引いてくることにしました。これが
み ぬま だいようすい
見 沼 代 用水です。
の
この用水は長さが延 べ80キロメートルもあり、しかも短い期間
むずか
に工事を終わらせなくてはならず、難 しい工事でした。
や
そ
べ
え
弥 惣兵衛は工事を進めるにあたって次のような工夫をしました。
ほ
きょ り
○ 古くからある川を利用し、新しく掘る水路の距離を短
ほ
くしたり、上流と下流の両方から掘りはじめたりして、
工事にかかる日数をできるだけ短くしました。
あらかわ
あや せ
○ 用水路が元荒川や綾瀬川と交差する所では、川の下を
こ
トンネルでくぐらせたり、川にといをかけ、上を越えさ
せたりする立体交差にしました。
○ 川の水が、いつも一定量取れるように、水の取り入れ
口を利根川に決めました。
み ぬま
見沼自然公園に建て
むかし
い ざわ や
み ぬま だいようすい
昔 の見 沼 代 用水の取り入れ口
もんじょかん き たく
み ぬまだいようすい と
ち かいりょう く もんじょ
(「埼玉県立文書館寄託 見沼代用水土地改良区文書 100」より)
43
そ
べ
え
られた井澤弥惣兵衛
どうぞう
の銅像(さいたま市)
ち いき
明治43年の水害にあった地 域
と
ら
せ
ふる
と
古
利
根
川
かす か べ
ね
春日部市
もと
かわ
ど
戸 川
所沢市
ち いき
え
川
蕨市
つ
しば
ま
川
江
いる
入
間
さいたま市 芝
かわ
せ
川越市
決壊した場所
あら
元
綾 荒
瀬 川
川
あや
川
けっかい
わた
渡
幸手市
あら
秩父市
荒
加須市
東松山市
桶川市
小鹿野町
鴻巣市
小川町
皆野町
羽生市
行田市
寄居町
川
熊谷市
深谷市
川
ね
根
良瀬川
本庄市
な
流
利
かん
神
越谷市
川口市
草加市
水に浸かった地域
(2)水とのたたかい
あらかわ
おそ
ふ
恐 ろしい水 明治になっても、利根川と荒 川は、大雨が降 ると
こうずい
ひ がい
洪 水になり、家や田畑に大きな被 害 をもたらしました。
あらかわ
ていぼう
明治43年の大水で、荒 川、利根川ともに堤 防が切れ、辺り一面
こ
ていぼう
をのみ込 んでしまいました。さらに、県内各地でも堤 防が切れ、
つ
ひ がい
埼玉県の低地のほとんどが水に浸 かるという大きな被 害 を受けま
した。
こうずい
ていぼう
洪 水に苦しめられた人々にとって、堤 防をしっかりしたものに
こうずい
して、洪 水のない川にしたいということは、長い間の願いでした。
あらかわ
し りゅう
かい
そこで、埼玉県は国と協力して、利根川や荒 川とその支 流 の改
しゅう
修 工事をすることにしました。
44
くま がや
●
熊谷市
こうの す
鴻巣市
●
あら
荒
川
直してから
の流れ
昔の流れ
かわ
さいたま市
●
と だ
すみ だ がわ
隅田川
あらかわ
ていぼう
壊 れた荒 川の堤 防を直す工事
あらかわ
●
こわ
荒川放水路
戸田市 かわぐち
●
川口市
こうの す
(鴻 巣 市)
明治以後に直された
あらかわ
荒 川の流れ
ていぼう
かいしゅう
かわはば
ていぼう
堤 防をつくり川 幅を広げる この改 修 工事は、川の水が堤 防か
らあふれないようにすると共に、水の流れを良くすることを中心
に進めました。
ていぼう
ていぼう
今まで、堤防のなかったところにも堤防をつくったり、低い
ていぼう
堤 防を高くしたりしました。さらに、曲がりくねっている川は、
真っ直ぐにして、水の流れを良くするように工夫しました。
あらかわ
また、荒 川や江戸川の下流には放水路がつくられ、一度にたく
さんの水が流れるようになりました。
いた
だい き
ぼ
これらの工事は、下流から上流に至 るまでの大 規 模な工事でし
たから、完成までに40年もの長い年月と、多くの人々の努力とた
くさんのお金がかかりました。
45
つ
ち いき
カスリーン台風の時の雨の量(※)と水に浸 かった地 域
(※)昭和22年9月13日~ 15日までに降った雨の量(ミリメートル)
400ミリメートル
200ミリメートル
熊谷市
加須市
●
●
●
決壊箇所
利
根
川
幸手市
●
秩父市
台風による
こうずい
杉戸町
●
洪水の
600
ミリメートル
様子
荒
川
わ
か
●
飯能市
川越市
●
400
ら
あ
(幸手市)
ミリメートル
ひ がい
被害のようす
亡くなった人
400
101人
ミリメートル
200ミリメートル
つ
つ
てい ぼう
こわ
壊 さ れ た 家 2,841戸 切 れ た 堤 防
83カ所
流された橋
288カ所
396戸
ち いき
水に浸かった地域
けがをした人 1,430人 水に浸かった家 79,502戸
流された家
●
越谷市
さいたま市
●
(「昭和22年9月 埼玉県水害誌」より)
あらかわ
ダムをつくる 利根川や荒 川
かいしゅう
を改 修 したにもかかわらず、昭
和22年のカスリーン台風では、
だいこうずい
とく
各地で大 洪水になりました。特
か
ぞ
に利根川の加 須市(旧大利根町)
たきざわ
ていぼう
滝沢ダム(秩父市)
お
こうずい
付近で堤 防が切れ、洪 水が埼玉
ちち ぶ
県の東部から東京都の低地まで
よ
ひ がい
押 し寄 せて、多くの人命や家、田畑を失うなどの大きな被 害 をも
たらしました。
ひ がい
そこで、国や県ではこうした被 害 が起こらないように、利根川
あらかわ
ふ
や荒 川などの上流にダムをつくり、山地に降 った雨が、一度に下
お
よ
流まで押 し寄 せてこないようにしました。
46
● スーパー堤防
ができる前
(スーパー堤防)
堤防の高さの30倍程度
● スーパー堤防
ができた後
堤防の高さ
ていぼう
ていぼう
スーパー堤防完成予想図
スーパー堤防のできる前とできた後
かいしゅう
ていぼう
けんせつ
こう
堤 防を強くする 川の改 修 やダムの建 設により、大きな川は洪
ずい
あらかわ
水 の心配が少なくなってきています。県内を流れる荒 川では、現
ていぼう
じょう ぶ
ていぼう
在スーパー堤 防と呼ばれる丈 夫 な堤 防づくりが行われています。
ふ
ひ
これは、今まで以上に大きな台風などによる大雨が降 っても被
がい
あらかわ
よこてい
害 を出さないようにするためのものです。また、荒 川では横 堤と
よ
とくべつ
ていぼう
こうずい
ふせ
呼 ばれる特 別な堤 防によって、洪 水を防 ぐ工夫がされています。
お なりばし
よし み
こうのす
こうのす し たき ま むろ
横堤
鴻巣市滝馬室地区(左岸)
吉見町大和田地区(右岸)
御成橋付近(吉見町・鴻巣市)
御成橋
川幅日本一
(2,537m)
川の流れ
よこてい
よこてい
横堤の様子
横堤
遊水
堤防
かわはば
横 堤:川 幅の広いところで川の流れと直角方向に
ていぼう
おそ
つくった堤 防のことで、川の流れを遅 くし
へ
て下流へ流れる水の量を減 らします。
47
あらかわ
さい こ
荒川第一調節池(彩湖)の周辺図
さい こ
ふく
あらかわ
※秋ヶ瀬公園と彩湖を含めたこの一帯が「荒川第一調節池」です。
さい こ
※貯水池の機能をもつ「彩湖」は、平成9年3月に完成しました。
(3)水と人とのふれあい
こうずい
こうずい
ふせ
あらかわ
洪水を防ぐ荒川第一調節池
ふせ
し せつ
人々の願いと調節池 洪 水を防 ぐ工夫と共に、新たな施 設 をつ
こうずい
くって、洪水で海に流れていたたくさんの水を生活用水に利用
し、水不足の手助けにしようという願いが出されました。
し せつ
そな
そこで、国や県は、水に親しめる公園や施 設 を備 えた調節池を
計画したり、つくったりするようになりました。
つ
ゆ
た
調節池とは、台風や梅 雨の大雨の時に川の水を一時的に貯 めて、
こうずい
ふせ
し せつ
水量を調節して下流部の洪 水を防 ぐ施 設 です。
ふ
ひとたび、大雨が降 り、川の水位が一定以上に高くなると、こ
こ
の池の中に水が流れ込 む仕組みになっています。
あらかわ
あらかわ
荒 川につくられている荒 川第一調節池は、こうした大雨の時に
こうずい
ふせ
かく ほ
洪 水を防 ぐことや、生活に必要な水を確 保 することを目的につく
あらかわ
さい こ
ら れ ま し た 。 荒 川 第 一 調 節 池 の 中 に あ る 彩 湖 は 、2 5 m プ ー ル 約
はい
た
35,300杯 分の水を貯 めることができます。この量は、埼玉県に
住む全ての人が6日間使用する水の量にあたります。
48
つ
こ
魚釣りを楽しむ子どもたち(さいたま市)
新しくつくられた水辺ステージ(さいたま市・戸田市)
水とのふれあい 調節池に
つ
は、魚釣 りができる池や水辺
こ
ステージ(子 どもたちが水遊
びできる小川)などがつくら
れています。また、サイクリ
ングや散歩が楽しめる道路が
ととの
整 えられたり、水辺に育つ植
物やきれいな草花が植えられ
わたし
たりして、私 たちを楽しませ
てくれます。
しょう わ すいもん
春の昭和水門(さいたま市)
49
くまがや
こうすいりょう
熊谷市の気温と降水量
1233.8
1333.1
上吉田
1607.5
1290.8
1286.3
寄居
熊谷
1665.8
三峰
年平均気温
=15.0℃
さいたま
1481.6
15
1328.3
1346.0
10
5
越谷
0
所沢
(mm)
気温
25
20
1480.9
飯能
℃
30
久喜
鴻巣
鳩山
ときがわ
浦山
1281.1
1217.6
1368.0
秩父
1687.0
(1981年〜 2010年の平年値)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12月
1,600
1,400
mm
降水量
250
1,200
こう すい りょう
年間降水量
=1286.3㎜
200
降 水 量
150
こうすいりょう
100
ぶん ぷ
埼玉県における降水量(㎜)の分布
(1981年〜 2010年の平年値)
50
0
へいきん ち
※平年値…西暦年の1位が1の年から数えて 30 年間の平均値
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12月
くまがや ち ほう き しょう だい
(熊 谷地 方 気 象 台 調べ)
みず し げん
5 水 資 源 の開発
あらかわ
みず し げん
(1)利根川と荒 川の水 資 源 の利用
ふ
ふ
埼玉県に降 る雨 埼玉県に降 る雨は1年間におよそ1,300ミリ
ごろ
つ
ゆ
ごろ
メートルで、全国の中でも少ない方です。6月頃 の梅 雨と9月頃
ふ
の台風の時には雨がたくさん降 りますが、冬はよく晴れた日が続
ふ
き「からっ風」と言われる北西の季節風が吹 き、雨の量は少なく
なります。
ふ
こ
ふ
大地に降 った雨は、川に流れ込 みます。埼玉県に降 った雨のほ
つらぬ
あらかわ
とんどは、県の北を流れる利根川と、県を貫 く荒 川に集まります。
あらかわ
利根川や荒 川の水は、どのように確保され、どのように使われて
いるのでしょうか。
50
ぐん
みず し げん
水 資 源 の様子 利根川は、群
ま
みなもと
馬県の山々が源になっていま
あらかわ
みなもと
す。また、荒 川の源 は埼玉県の
ちち ぶ
西、秩 父 山地です。これらの川
みなもと
の 源 に は、 緑 の 多 い 森 林 が 広
がっています。
ふ
山々に降 った雨は、何本もの
あらかわ
荒 川の上流―清流と森林―
みずすじ
細い水 筋をつくりそれが合わさ
ちち ぶ
(秩 父 市)
り、長い時間をかけて一本の川
となります。川に流れるまでは長い時間がかかります。それは、
たくわ
こうずい
ふせ
森林が雨水を土の中に貯 えるからです。森林は下流の洪 水を防 ぐ
ふ
たくわ
だけでなく、雨の降 らない時も土の中に貯 えた水を少しずつ川に
流します。このように森林は大切なダムの働きをしているのです。
ゆき ど
えいきょう
か
川の流れは雨や雪 解 け水の影 響 を受けて、日々変 わります。雨
ごろ
つ
ゆ
ごろ
ふ
は6月頃 の梅 雨や9月頃 の台風の時にたくさん降 るため、川を流
れる水は1年のうちで大きく変動します。そこで、水の多い時に
た
ダムに水を貯 め、水の少ない時にはダムから放流して川の流れを
かく ほ
確 保 します。これがダムの働きです。
↑多い
川の流れとダムの働き(説明図)
ダムに水を貯める
(川の水の量が多い時)
川の水の量
少ない↓
ダムから水を補給する(川の水の量が少ない時)
1月
2月
3月
4月
雪どけ
5月
6月
7月
つ ゆ
梅雨
51
8月
9月
台風
10月 11月 12月
川の水を利用
するために必
要な水の量
しも く
ぼ
かみかわ
と
下久保ダム(神川町)
ね おおぜき
ぎょう だ
利根大堰(行田市)
埼玉県の山々の中には、いくつかのダムが見られます。利根川
しも く
ぼ
あらかわ
うらやま
には、下 久 保ダムなど、荒 川の上流には、浦 山ダムなどがつくら
すいげん
れていて森林と共に大切な水 源となっています。
い こう
あら か わ
利根 川と荒 川の水の利用 埼玉県 で は 昭 和 3 5 年 以 降 、人 口 が
ふ
急に増 え、シャワーや水洗式トイレが広まったため、水が足りな
くなり、新しく川の水を使うことになりました。
それでは、どのようにして、川の水を利用しているのでしょう
か。地図を見て、調べましょう。
あらかわ
利根川や荒 川にはどんなダムがあ
わたし
るのでしょうか。また、私 たちの飲
み水や農業に使われる水はどんな
みちすじ
道 筋を通っているのでしょうか。
52
あらかわ
利根川と荒川の利用
や ぎ さわ
矢木沢ダム な ら また
奈良俣ダム
ちゅうぜん じ こ
か
な
川
那珂
き
鬼
み
と
水戸市
かすみ が うら
ぬ
霞ヶ浦導水
怒
川
あらかわ
利根川や荒川には、たく
あらかわ
荒川第一
調節池
と ね がわ
利根川
か こうぜき
河口堰
きた ち ば どう すい ろ
北千葉導水路
東京
浦山ダム
ごんげんどう
権現堂調節池
利根川
あき が せ
秋ヶ瀬
しゅすいぜき
取水堰
うらやま
こ
が
川
間
入
水
い
水 市
さ 用
か西
葛 ぬま 代用たま
み沼 い
見 さ
ふた せ
二瀬ダム
むさ
し
あり ま
武蔵水すい ろ
路
かわ
荒川
有間ダム
利根大堰
くまがや
たきざわ
あら
熊谷市
合角ダム
渡良瀬
貯水池
と ね おお ぜき
流
かっかく
滝沢ダム
瀬川
川
神
わた ら せ
渡良
古河市
しも く ぼ
下久保ダム
おもい
まえばし
根川
前橋市 利
あがつま
吾妻川
う
つのみや
そのはら
薗原ダムくさ き
なん ま
草木ダム 南摩ダム
宇都宮市
思
川
ぬま た
八ッ場ダム
おもいがわかいはつ
沼田市
相俣ダム
や ん ば
思川開発
藤原ダム
あいまた
導水路
中禅寺湖
ふじわら
さんのダムがあるんだね。
わたし
私たちはその水を利用して
いるんだよ。
げん ざい
(平成26年3月現在)
はん
ダムの種類
凡 例
ダムには、いろいろな形があるよ
コンクリートで作られるダム
重力ダム
アーチダム
土や石で作られるダム
ロックフィルダム
完 成
ダ ム
せき
堰
下久保ダム
浦山ダム
合角ダム
滝沢ダムなど
二瀬ダム
矢木沢ダムなど
れい
有間ダム
奈良俣ダムなど
どうすい ろ
導水路
用水路
遊水池
調節池
53
工事中
又は
計画中
ふた せ
ちち ぶ
ちち ぶ
二 瀬 ダム(秩 父 湖 秩 父 市)
あらかわ
ふた せ
あ
つ
二 瀬 ダムの役割 荒 川は「荒 れ川」といわれているように、梅
ゆ
ちち ぶ
ふ
雨 や台風などで、上流の秩 父 山地に大雨が降 ると、それが一度に
こうずい
下流に流れでて、洪 水を起こすことがしばしばありました。また、
つ
ゆ
ふ
梅 雨どきに雨が降 らないと、水が不足して農家では田に水が引け
こま
ず大変困 りました。
こうずい
ふせ
かいけつ
そこで、埼玉県では、洪 水を防 いだり、水不足を解 決したりす
あらかわ
ふた せ
るために、国と協力して荒 川の上流に二 瀬 ダムをつくりました。
こうずい
このダムは昭和37年に完成した多目的ダムで、洪 水調節、田畑
た
へのかんがいと発電の3つの働きをしています。ダムで貯 められ
てき
ふ
た水は、計画的 に流されます。大雨が降 りそうな時はダムの水を
へ
そな
減 らして大雨に備 えます。
たまよど
せき と
ふか や
流された水は、下流の玉 淀ダムでもう一度堰 止 められ、深 谷 市
などの田畑に水が送られます。この地区では、水が送られるよう
になって、米作りはもとより、野菜や花、植木などもつくられる
54
あらかわ
荒 川の水の利用
発電所
深谷市
ち いき
かんがい地域
熊谷市
川
かわ
滝沢ダム
荒
あら
合角ダム
寄居町
玉淀ダム
ろくせきとうしゅこう
六堰頭首工
吉見浄水場
二瀬ダム
秩父市
浦山ダム
秋ヶ瀬
取水堰
大久保浄水場
あらかわ
荒川第一調節池
ふか や
野菜畑へのホースかんがい(深 谷 市)
ふか や
ろくせきとうしゅこう
ようになりました。また、深 谷 市にある六 堰頭首工からは大里用
くまがや
水が引かれ、熊 谷市などの田畑に利用されています。
※かんがい…田畑に水を送り、農作物に水をあたえること。
55
あり ま
はんのう
わた ら
①有 間 ダム(飯 能市)
せ ちょすい ち
か
ぞ
②渡 良 瀬 貯 水池 (加 須市など)
すいげん
(2)新しい水 源を求めて
ふ
あらかわ
利根川と荒 川の水を求めて 埼玉県では、急に人の数が増 えた
ふ
ことなどにより使う水の量も増 えました。このため埼玉県内で使
かく ほ
げんざい
う水を確 保 するためには、現 在あるダムだけでは間に合わなくな
けんせつ
すいげん ち いき
かっかく
たきざわ
ります。そこで、埼玉県や国では、新しいダム建 設を水 源地 域 の
人々の協力を得て進めています。
あらかわ
うらやま
荒 川上流に3つのダムを計画し、浦 山ダムと合 角ダム、滝 沢ダ
や
ん
ば
なん ま
ムが完成しました。また、利根川の上流には、八 ッ場ダムや南 摩
かく ほ
こうずい
ダムをつくっています。これらのダムは、飲み水の確 保 や洪 水の
調節・田畑のかんがい・発電など色々な目的を持った多目的ダム
です。
この他に、ダムと言う名前ではありませんが、同じような働き
わた ら
せ ちょ すい ち
をする渡 良 瀬 貯 水 池 や
かく ほ
水を確保するために県や
国 で は、 計 画 的 に ダ ム や 調
節池をつくっているんだね。
ごんげんどう ちょう せつ ち
権 現堂調 節 池 がありま
す。
56
かっかく
ちち ぶ
お
が
の
③合 角ダム(秩 父 市・小 鹿野町)
ごんげんどう ちょう せつ ち
さっ て
④権 現堂調 節 池 (幸 手 市など)
わた ら せ ちょすい ち
渡良瀬貯水池②
ま ぜ
しも く ぼ
下久保
間瀬
つぶ ら だ
円良田
権現堂調節池④
玉淀
合角③
かま きた
たき ざわ
滝沢
ふた せ
二瀬
ごんげんどうちょうせつち
たま よど
かっかく
県内にある主なダム
鎌北
うらやま
おお ぼら
大洞
あり ま
浦山⑤ 有間① みや ざわ
宮沢
完成ダム
(平成26年3月現在)
やま ぐち
山口
うらやま
あらかわだいいちちょうせつち
荒川第一調節池
ちち ぶ
⑤浦 山ダム(秩 父 市)
57
ちち ぶ
秩 父 3ダムの石
こ てい
ダムの湖底に沈んだ家や田畑があった
かんしゃ
ことを忘れず感謝の気持ちを持って水を
きざ
けんちょう
使うことを心に刻むため、県庁の前庭に
ちち ぶ
せっ ち
秩父3ダムの石を平成9年7月に設置し
ました。
ちち ぶ
うらやま
たきざわ
※ 秩父3ダム
かっかく
※左から浦山ダム、滝沢ダム、合角ダムの石
たきざわ
ちち ぶ
かっかく
ちち ぶ
たきざわ
ちち ぶ
お
が
の
・合角ダム(秩父市、小鹿野町)
ちち ぶ
滝沢ダム(秩父市)
N
うらやま
・浦山ダム(秩父市)
・滝沢ダム(秩父市)
すい ぼつ
水没箇所
1:20,000
とど ろ き
旧廿六木集落
集落跡地
とど ろ き
旧滝之沢集落
0号
道14
国
塩沢
旧塩沢集落
廿六木
こ ぞう り
小双里
うずらだいら
滝之沢
塩平
浜平
旧浜平集落
0
500
鶉平
中津川
1000m
たき ざわ
滝沢ダムの位置図
群馬県
寄居町
川
さいたま市
千葉県
荒
滝沢ダム
山梨県
秩父市
茨城県
熊谷市
埼玉県
東京都
たきざわ
滝沢ダム
ダムをつくる ダムをつくるには、たくさんのお金がかかりま
しず
す。その上、家や田畑、山林などがダムの底に沈 んでしまいます。
せん ぞ
つ
はな
そこに住んでいる人たちは、先 祖 から受け継 いできた土地を離
ひつよう
れなければなりません。これも、みんな水を必 要とする人々のた
めなのです。
たきざわ
すいぼつ
平成22年度に完成した滝 沢ダムの場合、水 没してしまうなどの
うつ
理由により112戸の方々に、他の土地に移 り住んでいただきまし
た。
すいげん ち
ぎ せい
このように、水 源地 の人々の協力と犠 牲 の上にたってダムはつ
かく ほ
くられ、それにより、初めて水が確 保 されるのです。
58
交流会の様子
すいげんりん
じっ し
〈水源林の清掃〉平成26年5月実施
すいげんち
すいげんりん
さんさく
じっ し
〈水源地における交流会(サッカー入門教室)〉
じっ し
平成26年8月実施
〈水源林の散策〉平成26年11月実施
た
すいげん ち
水 源地 の人々と手を結ぶ ダムに貯 められた水は、下流の人々
すいげん ち
あま
めぐ
が使い、水 源地 の人々には、余 りその恵 みはありません。そこで、
すいげん ち
水 源地 の人々が生活しやすいように道路を直したり、体育館やみ
んなが集まれる公民館などをつくったりしています。
たが
り かい
また、川の上流の人々と下流の人々がお互 いに理 解 し合い協力
し合うことを目的として、交流会も行われています。上流と下流
いっしょ
すいげん ち
せいそう
こ
に住む人々が一 緒になって、水 源地 の清 掃活動をしたり、子 ども
たちはサッカー教室などをしたりします。このような楽しい交流
ゆた
会を通して、上流の豊 かな自然や人々の生活を知り、そこに住む
り かい
みな
人たちの気持ちを理 解 することは、とても大切なことです。皆 さ
き かい
んも、機 会 があったら、ぜひ参加してみましょう。
59
めぐ
6 水を巡 る問題
ふ そく
(1)不 足 する水
埼玉 県の人々が使う水道の使用 量 は、 平 成22年 度 1 年間 に 約
おく
くら
ふ
9億 立方メートルにもなり、昭和45年度と比 べて約3倍に増 えて
います。
この使用量は、さいたま市にある「さいたまスーパーアリーナ」
ます
こ
を枡 にしたとすると、1,230個 分にあたります。
すいせん
このように大量の水が使われるようになったのは、水 洗トイレ
ふ
わたし
かいてき
にする家が増 えるなど私 たちの生活が快 適になり、一人一人が使
ふ
う水の量が増 えたためです。
ふ
さらに、水道を使う人の数が増 えてきていることも、大きな原
いん
因 になっています。
ふ
すいげん
ふ
ところが、水道の使用量が増 えても、水 源に降 る雨の量は、決
して多くはなっていません。川の水の量はいつも不安定で、雨が
ふ
降 らない日が続くと、水道に使う水が足りなくなってしまいます。
へ
このため、水不足になると県では、各市町村に送る水の量を減
きゅうすい せいげん
らしたり止めたりする「給 水 制 限」を行うようになりました。
す い げ ん べ つ きゅうすいりょう
(億㎥)
9
うつ
か
水源別給水量の移り変わり
8
22%
(189,839千㎥)
7
6
5
地下水
4
74%
(640,508千㎥)
3
表流水(県水)
2
1
かいてき
く
水を使った快適な暮らし
0
4%
(36,353千㎥)
ひょう ふく りゅう すい
昭和40
表伏流水
45
50
60
55
60
平成2
7
12
17
22 (年度)
せいげん
平成6年の水不足では、44パーセントの給水制 限が行われまし
た。そのため、土地の高い所では水道の出が悪くなったり、市民
プールや学校のプールを中止にしたりする市町村もありました。
わたし
水は、私 たちの毎日の生活に欠かすことのできない大切なもの
です。
わたし
私 たちも、上手に水を使うためにはどうしたら良いか考えてみ
ましょう。
よご
(2)川の汚 れ
●給水制限の年表(県営水道)
くら
き かん
せいげん
制限の内容
年
期 間
日数
昭48
8/16∼9 / 5
21
13%給水制限
昭53
8/10∼10/5
57
20%給水制限
昭54
6/25∼8/17
54
27%給水制限
しかし、62ページの図で県内の川の汚 れ具
昭55
6/27∼7 / 7
11
10%給水制限
昭57
7/16∼8/10
26
8 %給水制限
合を見てみると、南部の地 域 では、まだ汚 れ
昭58
7 / 1∼7 / 4
4
10%給水制限
ている川があります。
昭60
5/23∼6/21
8/20∼9/16
2 / 1∼2 / 9
8/21∼9/16
30
28
9
27
15%給水制限
30%給水制限
15%給水制限
26%給水制限
昭62
5/11∼8/19
101
47%給水制限
多くの人々が生活をしている地 域 では、家
平2
7/23∼9 / 5
45
29%給水制限
庭からの排 水も多く川に流れ込 み、川を汚 し
平6
9 / 7∼9/21
9/25∼9/26
7/22∼8/21
8/30∼9 / 8
15
2
31
10
10%給水制限
10%給水制限
44%給水制限
18%給水制限
平7
12/13∼12/31
19
5 %給水制限
平8
1 / 1∼3/17
7 / 3∼7 / 4
8/16∼9 / 9
9/11∼9/14
76
2
25
4
19%給水制限
5 %給水制限
38%給水制限
18%給水制限
埼玉県の川は、昔に比 べると、とてもきれ
いになりました。
よご
ち いき
よご
昭59
ち いき
はいすい
こ
平4
よご
ています。
じょう か
このため、県や市町村では、下水道や浄 化
そう
せつ び
はいすい
槽 などの設 備 を整え、家庭や工場からの排 水
を少しでもきれいにして、川へ流すように努
力をしています。
はいすい
平9
2 / 1∼3/23
51
13%給水制限
平13
8/10∼8/14
4
8 %給水制限
平24
9/11∼9/24
14
5 %給水制限
平25
7/24∼9 / 6
45
5 %給水制限
せいげん
もっと
あたい
※ 制限の内容は最も大きい値
よご
家庭からの排 水で、川を汚 さないように
ふ だん
するためには、普 段 からの工夫と心がけが
大切です。例えば、食べ終わったお皿につ
いた油をそのまま流さずにキッチンペー
ふ
あら
はいすい
パーで拭 いた後に洗 えば、それだけ排 水を
よご
す
汚 さずに済 みます。
わたし
私 たちのちょっとした心がけでも、きれ
ひ あ
ちょすい ち
雨不足で干上がった貯水池
いな川をよみがえらせることに役立ちます。 (矢木沢ダム: 群馬県みなかみ町)
や
61
ぎ さわ
ぐん ま けん
よご
川の水の汚れ(平成25年度)
(「公共水域水質測定結果」より)
よご
川の汚れの目安となる水生生物
イワナ
ア ユ
フ ナ
ヤマメ
オイカワ
コ イ
ヒラタドロムシ
ミズムシ
オオクラカケカワゲラ
サワガニ
き れ い
シマイビル
ヒメサナエ
川をきれいにする
ために、自分に何
ができるか考えて
イトミミズ
よご
ややきれい
やや汚れている
みよう!
サカマキカイ
よご
汚れている
じ ばん ちん か
(3)地 盤 沈 下 と地下水
し
こ
た
地下水は、雨水が土の中に染 み込 んで、地下に貯 まったり流れ
たりしている水です。この地下水をたくさんくみ上げ続けると、
しず
じ ばん ちん か
げんいん
地面が少しずつ沈 んでしまう地 盤 沈 下 の原 因になります。
ふ
県内では、南部を中心に人口が急に増 え、工場もたくさんでき、
す
じ ばん ちん か
ち いき
地下水をくみ上げ過 ぎたので、地 盤 沈 下 の地 域 が広がりました。
へ
そのため、県や市町村では、地下水の利用を減 らし、工場も工
62
わたし
私 たちはムサシトミヨ
を守り続けます。
ムサシトミヨ
わたし
く
熊谷市立久下小学校
エコクラブ
げ
くまがや
私 たちの久 下小学校では、世界中で熊 谷にしかいない
「ムサシトミヨ」を育てています。
ふ
○ 1年間で 20 匹のムサシトミヨが 195 匹に増えまし
越 夏 調 査
ふ
た。175 匹も増えました。(平成 25 年度)
○ プランターに水草を入れてビニルシートの上に出し、
ムサシトミヨを探しました。見つけたムサシトミヨの大
わたし
きさは2~5センチメートルでした。私たちもたくさん
見つけました。
ほ ご ち いき
あらかわ
ムサシトミヨ保 護地域 (元荒 川上流 400 メートル)
ムサシトミヨ保 護地 域
は、天然記念物に指定されています。
○ 水草がいっぱいあるところにムサシトミヨがいまし
た。川の水はすごくきれいで中がよく見えました。
○ 水草がたくさんあって、ムサシトミヨが住みやすそ
うな川でした。
あらかわ
ムサシトミヨのすんでいる元荒川を「里川づくり」と
元荒 川にムサシトミヨ放流
して、きれいな川を取り戻そうとしています。
たん そ せん い
び せい ぶつ
び せい ぶつ
よご
○ 炭 素 繊 維 に微 生 物 をくっつけて、微 生 物 が汚 れを食
べることを利用して、川をきれいにしていました。
○ 川に油を流さないように、「こうみんかん」で油を集
めていました。
○ その油がガソリンの代わりになって車が動いたので、
びっくりしました。
川に油を流さないように
えっ
か
ちょう
ほ
さ
ご
ち いき
あらかわ
業用水道に切りかえるなど
じ ばん ちん か
したので、地 盤 沈 下 はおさ
まってきました。
しかし、県北部の一部で
井戸のぬけあがり量
じ ばん ちん か
は、まだ地 盤 沈 下 が起きて
います。
じ ばんちん か
「地盤沈下でぬけあがった井戸」
63
ちん か
沈下前
ちん か
じ ばんちん か
そう
沈下後
地盤沈下量
表層
そう
ねん ど そう
表層
粘土層
ねん ど そう
粘土層
そう
砂や小石の層
そう
砂や小石の層
そう
(地下水をふくんだ土の層)
そう
(地下水をふくんだ土の層)
ねん ど そう
粘土層
ねん ど そう
粘土層
じ ばん ちん か
地 盤 沈 下 の仕組み
かん きょうきょう かい
かん きょう
((財)日本環 境 協 会 ―環 境 シリーズ No.54 による)
はんらん
(4)川の氾 濫
ぞう き ばやし
すがた
都市では、これまであった田畑や雑 木 林 などが、しだいに姿 を
消してきました。それに代わって、工場や家がたくさん建てられ
くら
昔
昔と比べて
ふ
大雨が降ると
いっぺんに
川に流れて
いったん大雨にあうと
しまうんだね。
い ま
今
ふ
昔は大雨が降 っても
し
こ
森林や田畑に染 み込
んで少しずつ川へ流 れていったのね。
64
てきています。
はってん
こうした発 展にともなって、色々な問題が起こってきました。
じゅう たく
昔は家を建てなかった低い土地にも、住 宅 がつくられるように
ちゅうしゃじょう
ほ そう
し
なりました。また、道路や駐 車 場 が舗 装 されて、水が地面に染 み
こ
込 みにくくなってしまいました。
ふ
こ
はんらん
そのため、大雨が降 るといっぺんに川に流れ込 み、川が氾 濫し
こうずい
くら
やすくなります。洪 水は、昔と比 べてとても起こりやすくなって
います。
7 水を大切に
かぎ
みず し げん
(1)限 りある水 資 源
わたし
私 たちの住んでいる地球上の水の約97パーセントは海水で、残
たんすい
り約3パーセントが水道などに使うことができる淡 水です。そし
じっさい
て、そのほとんどが南極や北極の氷となっているので実 際に使え
エーッ
使える水って
こんなに
少ないの。
ち きゅう
みず
地球の水の
かいすい
97.5%は海水など
たんすい
淡水は 2.5%
かわ
こ しょう
ち
か すい
そのうち川、湖沼、地下水などは 0.8%
かぎ
みずしげん
限 りある水 資源
65
ぬま
わたし
る水は、本当にわずかで、川の水・湖や沼 の水・地下水として私
てんこう
たちの周りを流れています。これらの水も天 候の変化によって大
わたし
えい きょう
およ
きく左右され、私 たちの生活にも大きな影 響 を及 ぼします。
つ
ゆ
ころ
ふ
梅 雨の頃 や台風の時期には、たくさんの雨が降 ります。しかし、
ごう う
こ
まじ
集中豪 雨 の時は、一度に大量の雨水が海に流れ込 み、海水と混 っ
へ
て使えなくなります。また、日照りが続くと、川や湖の水量も減
って、生活用水・農業用水・工業用水としても十分には使えなく
なります。
ふ
平成25年の夏にも、利根川の上流に降 る雨の量が少なかった
へ
ので、ダムや川の水の量が減 ってしまい、埼玉県内の生活用水・
えい きょう
農業用水の取水量に影 響 が出てしまいました。
ふ だん
じゃぐち
普 段 、蛇 口をひねるとすぐに水が出て、色々な使われ方をする
だんすい
水道の水も、断 水で水が出なくなったり、水の出が悪くなったり
わたし
すると、私 たちが生活する上で、とても不便を感じるようになり
ます。
わたし
かぎ
このように、私 たちの生活に欠かすことのできない水には、限
りがあるのです。
かぎ
限 りのある水を大切
に使うためには、どの
ような工夫をしていっ
たら良いのだろう。
(埼玉大学教育学部附属小学校
第4学年(平成25年度)
小林 実樹)
66
上水道
上水道
そう
水槽
ちゅうすいどう
中水道
そう
水槽
ちゅうすいどう
中水道
人工河川
一度使った水も
もう一度
使うことが
できるのね。
下水道
こう ど しょ り
高度処理
ちゅうすいどう
中 水 道を利用する仕組み
(2)水を上手に使う
ふ
さい り よう
ろ
せんたく
水 の 再 利 用 お 風 呂 の 水 や、 洗 濯 で す す ぐ 水 な ど を 流 す 時、
「もったいないなあ、もう1回何かに使えそうだ。」と思ったこと
はありませんか。
もと
こうそう
じゅうたくだん ち
そのような考えを基 に、高 層ビルや住 宅団地 などで一度使った
じょう か そう
やくひん
ふたた
水を浄 化 槽 や薬 品できれいにして、再 び使う方法が考えられまし
た。
ちゅうすいどう
その水は、飲み水などとして使う上水道と区別して、中 水道と
ちゅうすいどう
すいせん
せんしゃ
呼んでいます。中 水道は、水 洗トイレの水、洗 車の時に使う水、
水まきの水などに使われています。
ち いき
さい り よう
みずじゅんかん
また、より広い地 域 で水を再 利 用 する研究も進められ、水 循環
センターできれいにされた水が、さいたま新都心の建物のトイレ
みずしげん
などに利用され、今後の大切な水 資源として期待されています。
67
た
ビルや学校などの
貯めておいた
すいせん
水洗トイレの水に使われている
雨水は
〈ビル・
学校〉
他にも、公園の草花にまく水や
どのような所に
ふんすい
噴水、火事を消す時に
使われています
ぼう か すいそう
使う防火水槽などの
か。
水にも使われて
います。
しせつ
(施設数)500
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0
409
443
488
ちょすいそう
雨水貯水槽
〈広場・運動場・
公園〉
347
281
146
98
24
184
47
昭和 55 60 平成 2
6
9
12
15
18
さい り よう
21
24(年)
ちょすいそう
雨水貯水槽
し せつ
埼玉県内にある雨水などを再 利 用 している施 設 の数
(埼玉県土地水政策課調べ)
し
雨水を利用する仕組み
こ
雨水の利用 昔は、雨水は土に染 み込 み、地下水として利用さ
じゅうたく
なら
れてきました。しかし今では、都市には住 宅やビルなどが建ち並
ほ そう
び道路もアスファルトで舗 装 されて、雨水の大部分は下水として
流れていってしまいます。この雨水を上手に利用することは出来
ないでしょうか。
すいせん
せんしゃ
家庭で利用する水の中でも、水 洗トイレの水や洗 車の時に使う
た
水、庭にまく水などには、貯 めておいた雨水を利用することが出
来ます。
埼玉県内でも、さいたまスーパーアリーナや、埼玉スタジアム2
くまがや
きょう ぎ じょう
さい
0 0 2 、熊 谷スポーツ文化公園陸上競 技 場 、彩 の国くまがやドー
すいせん
ムなどでは、雨水を水 洗トイレの水などに利用しており、このよ
し せつ
ふ
し せつ
うな施 設 は年々増 えてきています。(平成25年には、496施 設 )
ぞう か
水を使う量が増 加 している今、雨水の上手な利用の仕方につい
て考えていくことが大切です。
68
(3)大切な水・大切な川
わたし
みず し げん
川をきれいに 私 たちの大切な水 資 源 でもある川の水は、昔に
くら
よご
比 べると一時期とても汚 れてしまいました。
わたし
はいすい
それは、私 たちの生活を通して出される排 水や、ごみの投げ捨
げんいん
てなどが原 因でした。
もど
じょう
埼玉県では、1日でも早く美しい川を取り戻 そうと下水道、浄
か そう
ちょく せつ じょう か
し せつ
よご
び せい ぶつ
化 槽 や直 接 浄 化 施 設 (汚 れている川の水を微 生 物 によってきれい
し せつ
せい び
にする施 設 )などを整 備 してきました。
し
か せん
わりあい
埼玉県は、県の面積に占 める河 川 面積の割 合が3. 9%ありま
あらかわ
こうの す
よし み
かわはば
す。また、荒 川の鴻 巣 市と吉 見 町の間の川 幅は、約2. 5kmあり
ます。これは、どちらも日本一です。
とくちょう
この特 徴 を活かして、みんなが親しめる川にするため、平成20
ち いき
すいしつ じょう か
し
年度から地 域 に住む人々と県が協力して「水 質浄 化 」や「親水施
せつ
せい び
さいせい
設 の整 備 」などを行う「川の再 生」という取組も始めました。
ちょく
せつじ
じょう
か し
ちょ
く せつ
ょう か し せつ
せつ
直接浄化施
直接
施設
設の仕組み
の仕組み
P ポンプ
川
きたな
汚い水の川
川
しゅ すい そう
取水槽
じょう か し せつ
び せい ぶつ
浄化施設
微生物がいます
きたないよ〜〜!
きれいになったね!
69
きれいになった
もど
水を川に戻す
ち いき
また、地 域 に住む人々が、川のごみなどを拾い、一人一人が自分
たちの街を流れる川をきれいにしようと協力し、活動しています。
よご
このような活動により、汚れていた川は、しだいにきれいに
なってきています。
すいしつ じょう か
※水 質 浄 化 …川をきれいにする。川の汚れをとりのぞくこと。
し せつ
し せつ
※親水施 設 …川に近づきやすくする施 設 のこと。
もとあらかわしんめいばし ふ きん
か せん び
こしがや
元荒川神明橋付近(越谷市)
こ
か かつどう
ま
ひ だか
河川美化活動(シバザクラを植えています)
高麗川(日高市)
関係団体 越谷市立宮本小学校、あゆみ会
関係団体 日高市立高麗中学校
こしがや し り つ
ひ だか し りつ こ
ま
(4)水道はエコ
い じょう き しょう
ち きゅう おんだん か
しんこく
現在、異 常 気 象 や海面上昇を引き起こす地 球 温 暖化 は、深 刻な
おんだん か
問題となっています。そこで、各国で「地球が温 暖化 するのを早
ち きゅう おんだん か
げんいん
いうちに止めよう」という共通の思いで、地 球 温 暖化 の原 因とな
に さん か たん そ
へ
る二 酸 化 炭 素 を減 らそうという取組が行われています。
かん きょう
水の利用で、環 境 のためになることはないでしょうか。
そ こ で 、 最 近 身 近 に な っ て い る ペ ッ ト ボ ト ル 入 り の ミ ネ ラ ル
に さん か たん そ
ウォーター(ボトル水)と水道水で、二 酸 化 炭 素 (CO 2 )発生量
ひ かく
せいぞう
しょ り
を比 較 してみたところ、製 造からごみ処 理 までで、ボトル水の水
に さん か たん そ
はいしゅつ
は水道水の約500倍の二 酸 化 炭 素 を排 出 することになりました。
ね だん
また、ボトル水の値 段 は、1本(500ミリリットル)あたり約
てい ど
100円程 度 ですが、水道水は約0.06円ですので、約1,700倍も
70
こう か
高 価 な水を飲んでいることになります。
かん きょう
さい ふ
やさ
水道水は、環 境 にもお財 布 にも優 しい水なのです。
CO2発生量
約100g
CO2発生量
0.18g
約500倍
よう き
ペットボトル容器を作る時
水道水の
ほうが
CO 2 発生量が
こんなに
少ないのね。
水道水をポンプで送る時
に さん か たん そ
はいしゅつ
500 ミリリットルあたりの二酸化炭素(CO2)排出量
えいせい
(埼玉県生活衛 生課調べ)
ふ きゅう
埼玉県では、マイボトル普 及 キャンペーンを
すいとう
行っています。水道水などをマイボトル(水 筒)
やさ
に入れて、地球に優 しい生活を心がけよう。
わたし
く
か
私 たちの暮 らしに欠 かすことのできない水を大切に使う
ために、自分たちにできることはどんなことかな。
く ふう
水を大切に使う工 夫
ばい てい ど
せんめん
すい じ
あら
はい
せんしゃ
コップ3杯 程 度 ですむ歯みがきも、
洗面、炊事には、水の出を調節して…。
バケツ洗 いなら5杯 ですむ洗 車も、
流 しっ放 しでは、30 秒 間、約6ℓの
節水型の蛇口もあります。
流 しっ放 しのホース洗いでは、30 杯
なが
ぱな
びょう かん
せっすいがた
なが
ぱな
ぱい
ひつよう
水のムダです。
以上の水が必要です。
せんたく
よくそう
のこ
すいせん
せっすいがた
洗濯でも、工夫すれば1回 100ℓの
浴 槽は小さなもので 200ℓ。残 り湯
水洗トイレなどでも、節水型が開発
水で済むはずです。流しっ放しスタイ
の半分位は、洗 濯・掃 除・まき水に使
されています。
ルだと、240ℓになります。
えます。
す
なが
ぱな
せんたく
そう じ
71
あ と が き(先生やご家族の方々へ)
埼玉県には、利根川と荒川の二大河川をはじめ、中小の河川の水があり、昔から県内に住む
人々の暮らしに恩恵を与え続けてきました。
水は、私たち人間はもとより、地球上の生命にとって欠かすことができません。私たちの生
活や農業、工業などの生産活動を支える大切な資源でもあります。これらの水は、雨に依存し
決して豊富ではなく、今や限りある貴重な資源となっています。
この貴重な水を有効に利用するため、近隣都県と協力してダムなどの水資源開発施設を建設
していますが、雨があまり降らない年には、依然として水不足(渇水)となっています。
そこで、この本は、日ごろ、私たちが何気なく使っている水資源について、その重要な役割
を見直して、有効な水利用を図るために主に小学校4年生を対象に、教材資料としてまとめて
あります。各章とも子どもたちが、親しみやすく学習できるように、写真やイラストを多く取
り入れ、文章も平易に記したつもりですが、専門的な用語や内容もかなり含まれております。
ご活用にあたっては、折にふれて補っていただければ幸いです。
また、この本では、子どもたちのご家族をとおして、県民の皆様に、埼玉県が直面している
水の問題についての現況を紹介する目的も持っております。ご家族の皆様におかれましても、
子どもたちが学んだことを話し合ったりして現況を正しくご理解いただき、節水等にご協力く
ださるようお願いします。
平成 27 年3月
「みなおそう 埼玉の水」編集改訂委員会
三宅 隆志 八潮市立大原中学校長
山田 晴美 川口市立芝中央小学校
吉井 大輔 鶴ヶ島市立新町小学校
佐々島忠重 長瀞町立長瀞第一小学校
小髙 正治 越谷市立鷺後小学校
山口 美保 さいたま市立大谷口小学校
細村 一彦 埼玉大学教育学部附属小学校
北川 智之 埼玉大学教育学部附属小学校
矢島 弘一 埼玉大学教育学部附属小学校
この本をつくるのに協力していただいた方々と参考とさせていただいた図書等
諏訪 国禧氏/石井 宏明氏/市川 宝生氏/岡田 大助氏/加賀谷徳之氏/栗田 亨氏/塩野 光洋氏/
清水 健治氏/鈴木 秀明氏/高瀬 浩氏/髙田信太郎氏/高鍋 英彦氏/辰川 修介氏/都築 淳郎氏/
辻 英一氏/中山 正則氏/沼尻 州正氏/長谷川裕晃氏/平澤 香氏/福島 宏之氏/茂木 高志氏/
山田 浩一氏
国土交通省関東地方整備局/利根川上流、荒川上流、江戸川の各河川事務所/独立行政法人水資源機構の各関
係事務所/埼玉県企業局/さいたま市水道局/見沼代用水土地改良区、葛西用水路土地改良区、埼玉北部土地
改良区、大里用水路土地改良区/(株)向山工場/アメリカ航空宇宙局/本田技研工業(株)埼玉製作所/造
水促進センター/一般社団法人日本鉄鋼連盟/日本製紙連合会/さいたま市/川越市/熊谷市立久下小、埼玉
大学教育学部附属小の各小学校/県立川の博物館/県立浦和図書館/県立文書館/埼玉県ホタル保全連絡協議
会/染谷道太郎氏/橋本実氏/宮田均氏/埼玉県の歴史(山川出版社)/自然科学シリーズ「水と人間」(小
峰書店)/赤堀川切広之図(P41掲載)-鷲宮町-田口栄一氏寄託文書No.1797 /見沼代用水取水口付近鳥
瞰図(P43掲載)-見沼代用水土地改良区文書No.100 /一般社団法人埼玉県測量設計業協会/「図解 河川・
ダム・砂防用語事典」(山海堂)
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