毎月レポート
くらしの情報
(2009年3月号)
くらしの情報
2009年3月号
●「鍵」の未来をにぎるカギ。
毎日のようにお世話になる鍵。外出や戸締りをする時はもちろん、金庫や旅行用のトランク、車にも鍵は使われて
います。さらに不正使用を防ぐためにパソコンや携帯電話などについているロック機能をお使いの方も多いでしょう。
鍵は、自分の身や財産を守るために生まれた道具です。古代エジプトの壁画にも描かれ、すでに鍵が使われていたと
推察できます。時代を下って中世になると鍵は権力と地位の象徴となりました。頑丈な鍵を持つということは、それ
だけ守るべき財産があるということなのでしょう。大きくて強いものが好まれ、権力者は美しさや模様までも競って
いました。
さて、文字通り防犯のカギとなるのは「鍵」。警察庁発表のデータで見てみると、平成18年の住宅侵入窃盗件数は
約12万件、そのうち一戸建てでは約37%が施錠をしていない窓や玄関からの侵入です。外出する時はもちろん、就寝
前の戸締りはしっかり行うことが肝心ですね。
合鍵は誰に渡したか、どこに保管してあるかを把握しておきましょう。銀行のATMやパソコン上で使う暗証番号
なども一種の「鍵」なので、むやみに人に教えず、しっかり保管するのは言うまでもありません。
指紋や手のひら、瞳が鍵となる生体認証技術の実用化もスタートしています。金属製で大型の時代を経て、カード
型にまで小さく軽くなった鍵の究極は「あなた自身」かもしれません。
※参考:株式会社ゴール http://www.goal-lock.com/
アトムリビンテック株式会社 http://www.atomlt.com/
鍵当番24 http://okomari-a.com/key/
富士通株式会社 http://jp.fujitsu.com/
※データ出典:住まいる防犯110番http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/top.html
●春を告げる東大寺のお水取り
東大寺のお水取りは正式名は「修二会(しゅにえ)」という法要。奈良県の東大寺は世界文化遺産にも登録されて
いる、千年以上もの歴史を持つ由緒あるお寺です。
お水取りは旧暦の2月1日から行なわれ、二月に修する法会としてこの名で呼ばれるようになったとか。3月1日~14
日の二週にわたって松明に火がともされ、二月堂の欄干に炎や火の粉が舞う様子は壮大です。また、燃え残った炭を
持ち帰ると無病息災になるという言い伝えもあります。
この行が「お水取り」と呼ばれるゆえんは、行中に一度、3月12日の深夜に行われる「お香水(おこうずい)」と呼
ばれる水を汲み上げる儀式にあります。お香水は若狭井という井戸から汲み上げ、観音様にお供えしています。
お水取りは「天下泰平」と「五穀豊穣」、「万民快楽」を願って行われるもので、準備から終了まで三ヶ月間かけ
て行われる大きな法要です。多くの人が楽しみにしているのは、このお水取りが終わると春が来るといわれるからで
しょう。
春はもう、そこまでやってきているのですね。
※参考:東大寺 http://www.todaiji.or.jp/
奈良市観光情報センター http://narashikanko.jp/
奈良県観光連盟 http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/
●カタログで検討、店頭で比較。「省エネラベリング制度」。
新生活スタートを控え、引越しのシーズンを迎えるこの季節。家電製品を新調する人も多いでしょう。環境問題が
クローズアップされる時代の上手な家電購入は、ずばり「省エネ」。地球にやさしいだけでなく、電気代が安いため
家計にやさしいのも特長です。
例えばエアコンを買い替えたら電気代が安くなった、などという話もあります。
そんな家電の省エネ情報を提供するのが「省エネラベリング制度」です。その製品が国の省エネルギー基準をクリ
アしているかをラベルで表示するもので、2000年8月、日本工業規格(JIS)により導入され、現在エアコン、テレビ、
蛍光灯器具など16品目が対象になっています。製品本体やカタログに表示されているので、選ぶ時の目安にするとよ
いでしょう。
また、冷蔵庫やエアコン、テレビの売り場で星マークを見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは
「統一省エネラベル」といって、星の数で省エネ性能がひと目でわかるシステム。機種ごとの省エネ度を簡単に比較
できるようになっているので、購入の参考にしてみてはいかがでしょうか。
※参考:財団法人ECCJ省エネルギーセンター
環境省 http://www.env.go.jp/
http://www.eccj.or.jp/
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