第18回天文教育普及研究会
「天文学とプラネタリウム」
略して「天プラ」
東京学芸大学教育学部 塚田 健
はじめに・・・おことわり
名前は「天文学とプラネタリウム」ですが・・・
ここで言うプラネタリウムとは、装置としてのプラネタリウ
ムではなく、スタッフやお客さんも含めた総合的な施設と
してのプラネタリウムです。
また
プラネタリウムに限らず、科学館などの科学教育施設全
体を対象としてします。
天プラの目指すものとは・・・
1. 様々な専門性を持った人に交流の場を提供し、
2. どのような協力が可能かを探り、
3. 具体的な活動へ昇華し、
4. 天文学普及の新たなチャンネルを開拓する。
JPS・AJPA合同大会での高梨・平松(東大)発表より
わかりやすくすると・・・
1. 色んなジャンルの人と、
2. どんなことがしたら楽しいかを考え、
3. 実際にやってみて、
4. その結果、天文普及になったら嬉しいね。
JPS・AJPA合同大会での高梨・平松(東大)発表より
一般社会と天文学のつながり 線の太さは情報量に対応
学生は普及活動に前向きか?
2003年度天文天体物理若手の会・夏の学校にて、高梨・
平松が調査。
Q「 天文学の普及活動に興味はあり
ますか? 」
全体的に前向き
しかし、
実際の活動例は少ない
プラネタリウム・科学館側は?
2003年度JPS(日本プラネタリウム協会)佐賀大会にて、
高梨・平松が調査。
Q「天文学の普及に興味を持つ学生と
の協力事業に興味はありますか?」
興味のある館は多い
しかし、
実際の活動例は少ない
なぜ、活動例が少ないか?
<学生側>
したくとも、そんな話が来ない
どうしたらいいかわからない
<プラネタリウム・科学館側>
学生のことはよくわからない
知り合う場がない
↓
お互いの素性を知る必要がある
↓
交流の場があればいける(かもしれない)
「天文学とプラネタリウム」ML
☆ MLの役割
・ プラネタリウムと学生の交流機会の提供
・ 新たな普及方法を提案
☆ 現在MLに参加しているメンバー(約90名)
・ 天文学の普及に興味を持つ学生
・ 天文学の普及に興味を持つ科学館関係者
関東や関西など大都市圏に集中してしまっている。
プラネタリウム見学会
天プラから派生した活動の紹介
会報「テンプラネット」の作成(東大+学大+京大)
明石市立天文科学館でのミニ座談会(京大M)
相模原市立博物館での「子ども天文教室」
(宇宙研D)
葛飾区郷土と天文の博物館でプラネタリウム
番組にゲスト参加(東大M)
天プラの現状
天プラが誕生して、ほぼ1年が経過
さまざまな問題点が浮上
メンバー同士の顔が見えにくい。
天プラ全体の意思があるのか?
天プラがそもそも何なのかわからない。
天プラをどう使えばいいのかわからない。
メンバー各自、天文普及のコンセプト、天プラに求めるものが違う。
メンバーが天プラに求めるもの
<学生>
多くの人と活動したい。
天文普及に関する情報を知りたい。
プラネタリウムや科学館と交流したい。
他の学生が何をしているのかを知りたい。
自分の主張を広げたい。
etc…
<プラネタリウム・科学館関係者>
アカデミックなものがほしい。
学生を使ってみたい。
etc…
「天プラ」とはなにか?
学生とプラネタリウム・科学館関係者が出会い、お互い
を知り合う「場」である。
双方にとって、お互い協力した活動ができるようになる
ためのきっかけが作れればよい。
天プラでエネルギーをもらって、各自、自分のコンセプ
トで天文普及の場へと広がっていければよい。
そのため、天プラとしての企画というものがあるわけでは
ない。
先ほど紹介した活動例は、天プラがきっかけとなって実現したものの一例。
今後の展望
メンバーの「顔」が見えるコミュニティへ。
互いの主張・方向性・専門性などがわからなければ、協力関
係は生まれない!
Webに学生紹介の場を。プラネタリウム訪問ももっと
活発に。学生の研究室訪問があってもいいかも?
もっと幅広いジャンルの人の参加を。
例えば、学生であれば天文学を研究している必要はない。教
育系や芸術系なども。
さまざまな企画を提案、実現へ、お互いを補い合う。
天プラへのアクセス
http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/~takanashi/tenpla/
MLへの参加:[email protected] (塚田)
ダウンロード

天文教育普及研究会 発表資料(pptファイル)