コンテンツ・クリエイティビティ・ビジネス
2012年7月3日
廣瀬 禎彦
http://www.hirose-sadahiko.com/
これまでのまとめ メディアはメッセージ
• メディアの枠組みが伝えたい内容を制約・規定する
• メディアの性質が伝える内容の質、あり方を変える
• 中心のあるメディアから中心のないメディアが登場
• メディアはブランドからパーソナリティへ
• そのメディア出なければ表現できないコンテンツがある
聴覚から視覚へ、さらに触覚、さらに聴覚
• グーテンベルグ以前は話をし、話を聞くコミュニケーション
• グーテンベルグは話す内容を印刷し、流布。知識、情報の大衆化とメディ
ア化
• テレビでメディアが視覚化、しかし、まだ一方通行。
• パソコンでは情報を視覚で受け取り、文字でコミュニケーション
• スマートフォンで触覚で対応。触りたくなる感覚のコミュニケーション
• さらに言葉で問いかけ言葉で返ってくる、聴覚のコミュニケーション
表現の拡大と変化
• 文字列の表現に限らなくなってきている
• ひとつの表現をいろんな表現方法を組み合わせ、断片的ではあるが関
連付けをして表現するようになる
• 文字に課せられていた連続的な表現ルールにとらわれない表現が可能
になる。
文法は?
• 視覚、聴覚、触覚の組み合わせ。聞きたくなる声、触りたくなるアイコ
ン、、、、
• 表現の立体的な構成、、、断片から全体へ、、増幅するコミュニケーション。
表現文法が無い、、表現を作った人と受け取る人が意図どおり受け取る
かどうか、、、表現を解読するための情報の付与、(奥行き)
クリエイティビティ
• クリエイティビティ:クリエイティブであること
• 表現の目的:何のために表現するのか
• 狙いはコミュニケーション:意思の伝達
• コミュニケーションの道具:メディア
• コミュニケーションの中身:コンテンツ
• コンテンツをつくりだすには:クリエイティビティ
‘科学的‘なクリエイティビティ
• ‘科学的‘:突発的ではなく、思いつきでもなく、継続的で再現性のある、、、
• 創造的思考の基礎は豊富な知識
• 知識は良く消化されて、最終的に新鮮な組み合わせと関連性を持った姿
として心に浮かび上がってこなければ意味が無い
• 心に浮かび上がってくる‘直観‘、その直観だけが新しい洞察に到達する
唯一の道
• クリエイティブなアイデアが生まれることとそれが価値があるかどうかは
別の問題。人の資質と能力が関与する。
参考文献
• アイデアの作り方: ジェームス・ヤング著、阪急コミュニケー
ションズ出版、
• 本文は62ページ、
• 竹内均氏の解説が22ページ
• ジェームス・ヤング
1886年 ケンタッキー生まれ
オフィスボーイ、メールボーイから社会経験をスタート
31歳でJ.W.トンプソンの副社長
42歳で引退
アメリカ広告審議会(AC)の設立者で会長
クリエイティビティ
アイデアの作り方
• 南の海に突然美しい島が出現する
• 海図では海なのに、珊瑚の環礁が出現する
• 無数の海中の珊瑚虫が集まって環礁が出来る
• 意識の下にあるいろいろなちいさなもの
• それがばらばらにつながりを持ち始める
• あるとき、突然そのつながりから新しい形が生まれる
• 意識の下で進行するアイデア形成のながい、眼に見えない
一連の心理過程から生まれる形
• その流れを心理過程として公式化できないか
クリエイティビティ
アイデアの作り方(2)
• アイデアの生まれる過程は自動車の製造工程と同じような一連の明確な
プロセスである
• アイデアの作り方は明確なプロセスとして定義できる
• 我々の心理で習得したり制御したりできる操作技術がある
• 道具を効果的に使うために使い方を習うのと同じようにこの技術を習得
することが効果的にアイデアを生み出すのに必要である
• その方法は簡単だが、信用する人は少ない
• 方法の説明は簡単だが、実際に実行するには困難な種類の知的労働が
必要になる
• 従って、その方法を知ったからといって誰でも実行できるわけではない
クリエイティビティ
アイデアの作り方(3)
• 世の中には二つのタイプのひとがいる。ひとつは投機的な人、
このタイプの人は常に新しい組み合わせの可能性について
夢中になっている。このタイプには企業家、発明家、革新的
な政治家などがいる
• もうひとつのタイプは型にはまった物事を着実に進めていく
人でどちらかと言えば創造力に乏しい保守的なタイプ
• アイデアを創りだすのに先天的な資質を持っている人は前
者のタイプの人たち
• 先天的に持っている才能を訓練によって伸ばすことが出来
れば藍ではを生み出す能力、すなわちクリエイティビティを高
めることができる
クリエイティビティ アイデアの作り方(4)
• 知っておくべきことで最も重要なことは、特定のアイデアをど
こから探しだしてくるか、ということではない
• 全てのアイデアが作り出される方法を心に植えつける訓練
の仕方がある
• 全てのアイデアの源泉にある原理を習得するーーアイデア
の作り方
クリエイティビティ アイデアの作り方(5)
• アイデアの作り方の基礎となる一般原則
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外、
なにものでもない
既存の要素を新しいひとつの組み合わせに導く才能は
事物の関連性を見つけ出す才能に依存するところが
大きい
• 個々の事実をそれぞれ断片的な事実として捉えるか、あるいは一連の知
識の鎖の環のひとつとしてとらえるか、関連性と類似性から全体的なイメ
ージを作り出す能力を持つことが鍵である
クリエイティビティ アイデアの作り方(6)
• 事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性がアイデ
アを生み出すにはもっとも重要
• この心の習性は訓練によって強化することができる
• 連想力を鍛える
• 断片的な情報、あるいは事実をジグゾーパズルの一つ一つ
だと意識して、その断片から全体像をイメージする訓練をす
る
• 訓練をすると、少ない断片からいろんな全体像を思い浮かべ
ることができるようになる
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