私の体験した疾患とその病理
手 湿 疹
・診断名
・診療機関
.・罹患時期
手湿疹
(別名:主婦湿疹)
皮膚科
平成10年~現在
手湿疹とは?
• 手指に接触する物質の刺激(主に洗剤)やア
レルギーによって生じる手のひらや指の皮膚
の炎症
• 主婦が罹患すると「主婦湿疹」と呼ばれる
疫学的背景
• ・年齢分布
20代 42.4%
30代 30.3%
と20~30代の若年者が全体の73%を占
める。
(2002年度調査)
• ・高発生率は
•
女性、(金属等の)接触アレルギー、水仕事
(家事全般・美容師・調理師)、などである。
•
またアトピー性皮膚炎は手湿疹のもっとも
重要な危険因子である。
小児期にアトピー性皮膚炎を罹患し、背中、
尻から、手など四肢に移行し、最後に手湿疹に
なる人が多い
症候
• 一般的症状・特徴的症状
水泡(水ぶくれ)、丘疹(ブツブツ)、膿疱(うみ)
• 自覚症状・
•
強いかゆみ、痛み、ヒリヒリ感、
•
手掌のほてり
・他覚症状
手掌紅斑、手指の亀裂(アカギレ)
爪の変形
症例
乾燥型
湿潤型
手当て・治療
外用薬
(抗炎症・ステロイド剤)
症状がひどいときに使用
• 内服薬
• ミヤBM錠
• 整腸剤
• ビオチン酸
• ビタミンH。bビタミンB1
群の1種。
• 汗腺、神経組織、骨髄、
毛髪、皮膚の組織を正
常に保つのに必要な栄
養素
• シナール
• ビタミンCを補い細胞と
細胞をつなぐコラーゲ
ンの生成を助け毛細血
管を丈夫にする
病因の病理学的考察
2. 病因の性質
•
外的要因の刺激、内的要因の刺激に対
して表皮・真皮上層において、痒みないしヒリ
ヒリ感を伴う無菌性、可逆性の皮膚疾患
※外的要因・内的要因は1つの原因で
起きるのではなく色々重なり合って発症
することが多く治癒が困難な場合も
湿疹の発症の過程
湿疹として生じる皮膚の発疹の形態の移り変わりを、湿
疹が一般的にとりうる時間経過を考慮して図示したもの
※どの段階でも痛み、ヒリヒリ感は存在
病変部の解剖と生理
皮膚の構造
(1)表皮
・厚さは0.06mm~0.2mm
・重層扁平上皮
・基底層、有棘層、顆粒層、角質層、(淡明
層:足底、手のみ)で構成。表皮のその他の細
胞成分として、色素細胞、ランゲルハンス細胞、
メルケル細胞など
• (2)真皮
皮膚の大部分(70%)を占めタンパク質の繊
維(コラーゲン)でできている
(3)皮下組織
大部分が脂肪細胞で占められ、全身のエネ
ルギー代謝に重要な働きをして体の保温の機
能をもつ
皮膚の生理機能
(1)角質層のバリア機能
皮脂膜が水分喪失防止をする。また、保湿には天然保湿因子
脂、角質細胞間脂質が重要。
(NMF)、皮
(2)体温調節機能
環境温度の変化に合わせて調節
(3)静菌・緩衝作用
皮膚はpH4~6の弱酸性で、皮脂膜では有毒物質の侵入を防ぎ、抗菌作用を
発揮。
(4)免疫機構
(5)皮膚のその他の役割
スキンシップのコミュニケーションとしての役割(皮膚刺激は自律神経系が正
常に発達するために必要)
組織・細胞の傷害の状況
急性
慢性
・全身への影響
手指の限局性なので特になし
・疾患の法的背景
なし
その他
かゆみの悪化の原因の除去
湿疹になりやすい人の食事
・脂っこいものが多い(カレー・グラタン・てんぷら・から揚げ)
・ 外食が多い。
・ 洋食・(イタリアンなども含む)が多い。
・ 甘いものが大好きである
(口に入って甘いと感じるものは全て含まれる)
・ 卵類を沢山食べている、又は大好きである。
卵は一日1個から2個以上食べる。
・ おもちやせんべいを沢山食べている。
・ 野菜を毎食、赤白緑と食べていない。
・ バランスが悪い。
・ たんぱく質を食べていない。
・ おかずが多く、高たんぱく過ぎる食事をしている。
改善策?
・炭水化物はご飯のみ。(パンなどは1週間に一度まで、
しかも菓子パンはおやつとして食事にしない )
・ たんぱく質は、肉魚大豆を一食50グラムまで。
・ 甘いものは1週間に一度まで。
・ 外食・油物は1週間一度まで。
・ 野菜を毎食、赤白緑全色取り入れ沢山食べる。
(温野菜と生野菜をバランスよく取り入れる)
・ 調理方法で”揚げる”という方法を取らない。
・ マヨネーズは控えてノンオイルドレッシングで。
・ 卵は3日に一度又は1週間に一度までとし、
魚卵はめったに食べない。
・ もち米類は1週間に一度まで、沢山食べない。
東洋医学的考察
体表面を覆っている外邪から身を守る肺の病症
(肌毛=五主)
外邪に対する防衛を行う衛気の不足
アレルギー性湿疹やアトピー等は
先天の腎気の虚弱によって起こる病気とも考えられる。
この腎気の虚弱は体内にほてり(内熱)を生じ、
このほてりが肺へいけばぜんそく、鼻へいけば鼻炎、
皮膚にいけば湿疹やアトピーになると推測
その腎の気をさらに弱めてしまうと、症状
は悪化(夜更かしなど)
甘い物の過食、甘い物は五行では土の
性質で脾に作用し、土である脾が旺盛と
なって腎の気を抑え、腎の気を弱める。
土剋水という相剋の関係に。
甘い物、乳製品、たまごなどは控えその
うえで、皮膚炎やかゆみを起こしている
身体内のほてり(内熱)を発散するため
に、灸を行う。
経穴としては身柱、曲池など
まとめ
・湿疹と皮膚炎は同義
・臨床的には掻痒や発赤、落屑、漿液性丘疹を
呈し、湿疹三角と呼ばれる一定の炎症性皮
膚反応をの経過をたどる。
・外的因子と内的因子が重なって発症。
・治療はステロイド外用などただ薬に頼るだけ
でなく、食べ物・睡眠などの養生(規則正しい
生活)で体内環境を改善
参考文献
Wikipedia
手湿疹net
http://www.teshisshin-net.com/index.html
田辺三菱製薬 ホームページ
http://www.hifunokoto.jp/index.html
漢方サロン アクシスアン
http://www.acsysun.co.jp/counseling/
美しさは健康の表現!心と体を磨く東洋医学の話
品川イーストワン スキンクリニック
http://bihadahime.com/
クラスの評価 4,7
• 手湿疹について、よく理解できた。
• 自信をもって話せばもっと良かったです。
• 湿疹三角の図が分かりやすかったです。
よくまとまっていたと思います。
ダウンロード

手湿疹(PDF:768KB)