世間の法に染まらざること
蓮華の水にあるがごとし
『妙法蓮華経』従地涌出品
寺誌と霊宝
当山は、鎌倉時代の仏教者 日蓮聖人
(1222~1282)を開祖とする日蓮宗の寺院で
す。総本山は、山梨県の身延山久遠寺です。
当山の創建は江戸時代初期の元和元年
(1615)3月28日。開山は、本是院日厳
(1538~1668)上人と伝えられます。
図は、安政6年(1859)刊『分間江戸大絵
図』(須原屋茂兵衛版)より、現在の根岸・
上野寛永寺界隈を拡大したものです。
池波正太郎の時代小説『鬼平犯科帳』
『剣客商売』『江戸の暗黒街』などにも登
場する、幕末期の要伝寺一帯の様子が
描かれています。
明治37年(1904)、龍賀の画、如水の
刀になる銅板画『東京市下谷区上根
岸町 日蓮宗法住山要伝寺之景』(審
美館製版)。
寄棟造り瓦葺きの本堂、祖師堂、清正
公堂、浄行堂、鎮守堂など、明治期の
当山の寺観をうかがい知ることができま
す。
本
堂
祖
師
堂
鉄道
浄
行
堂
鎮
守
堂
札
ノ
辻
清
正
公
堂
庫
裡
昭
和
二
二
年
当
時
の
要
伝
寺
昭
和
三
八
年
当
時
の
要
伝
寺
当山は、言問通りの拡張工事に伴い、
昭和46年(1971)、現在の堂宇に改築・
再建されました。平成26年に開闢400年
を迎えるにあたり、記念事業を発願。檀
信徒の浄財により、平成20年(2008)11
月には本堂・庫裡の改修工事も終了し、
本日の寺観を整えることができました。
平
成
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〇
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撮
影
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大
改
修
前
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撮
影
平
成
の
大
改
修
後
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要
伝
寺
木造 日蓮聖人坐像
木造 日蓮聖人坐像
桧材、寄木造。本像は端正な面貌をもち、
典型的な日蓮坐像の特徴をあらわしてい
ます。本格的な中世以来の割矧造を用
い、近世初期の制作と推定されています。
木造 日蓮聖人坐像
制作:日蓮宗 法住山 要傳寺
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