プライバシーパフォーマンス・マ
ネジメント診断システムの作成
発表者
岩手県立大学鈴木研究室
大学院2年
楚 世斌
発表の流れ
•このテーマ生まれた背景
•研究目的
•「できるチカラ」診断メカニズムとは
•プライバシーパフォーマンス・マネジメントの診断システム概要
•診断システム作成プロセス
•「ツボ」設定プロセス(仮説)
•「ツボ」と選択肢作りのつながり
•完成した診断システム
このテーマの生まれた背景
き
っ
か
け
大学のインターンシップ制度を利用し
(株)ジェックで企業内教育体験
診断システムを通じて、教育の成果と実務に
つながることができるかどうか
目的
人間の意識や感
情など、客観的に
は測定が困難なこ
とである。
行動で分析できる。
目的
行動はその人の行動選択
チェックできるのは
を方向づけている「こうす
ればこうなるだろう」という、
その人なりの因果理論である。
診断システム
「できるチカラ」診断メカニズムとは
日常、仕事として個人情報を取り扱っている「現
場の管理(マネジメント)」を実際に「できる」かどう
かが課題になる。この課題に対して本件診断シ
ステムは、個人情報保護に関わる責任者の保有
する「知識」だけではなく、現場でマネジメント「で
きるチカラ」を測定(推定)する診断システムを目
指している。
このノウハウを一般化するために、プライバシーパ
フォーマンス・マネジメントの診断システムの作成を試みた。
プライバシーパフォーマンス・マネジメ
ントの診断システム概要

平成17年4月に罰則つきで施行される「個人
情報の保護に関する法律」に備え、各企業で
は、顧客の個人情報保護の体制づくりが必
須である。しかし、情報システムのセキュリ
ティを高め、マニュアルを整備し、社内研修を
受けさせ修了証を発行しても、情報漏洩など
は「人間」が関わる問題であるだけに、日常、
仕事として個人情報を取り扱っている「現場
の管理(マネジメント)」を実際に「できる」かど
うかが課題になる。
プライバシーパフォーマンス・マネジメ
ントの診断システム概要

設問と選択肢の設定は、個人情報保護法が
準拠しているJIS Q 15001が求めているマネ
ジメント50項目に対して、重複出題を避け、40
問設定した。各設問には4~5つの選択肢を
設け、正解は一つしかない単択選択問題で
ある(表1)。40問は、五つの分野にわかれ、
各分野の正解数を反映したレーダーチャート
が表示される。これにより被験者の強みと弱
みを見つけることができる。
診断システム作成プロセス
ス
テ
ッ
プ
1
ス
テ
ッ
プ
2
ス
テ
ッ
プ
3
OECDプライバシーガイドラインを準拠とし
て使う。
プライバシーパフォーマンス・マネジメント診断の設問を設ける
設問から要求されるコンピテンシーを洗い出す
診断システム作成プロセス
ス
テ
ッ
プ
4
④できるとできない区別ポイント(「ツボ」)を設定
(知識・技術・意識の観点で絞込み)する
ス
テ
ッ
プ
5
設問をつくる
ス
テ
ッ
プ
6
選択肢を作る
「ツボ」設定プロセス(仮説)
1.理論の裏づけ-- ABC分析理論
この理論は行動分析学のABC分析理論であ
る。先行条件と行動結果の関係を行動随伴性
という。この診断システムの中には、場面設定
は先行条件とし、結果はほぼ2つで、1つはお
客様のプライバシーが保護された、もう1つは
お客様のプライバシーが漏洩されたと想定す
る。
「ツボ」設定プロセス(仮説)
「ツボ」設定流れ
1.まず、ある業種に要求されるコンピテンシー
に基づき、「できる人」と「できない人」がいると
想定する。
2.理論的な裏付けを決めて、「できる」と「で
きない」境目を探し出す。これは専門家とし
て鋭い目で、実務の仕事の中で、間違いを
生じやすいところを着目し、要求されるコンピ
テンシーに対応できるように、大切な「ツボ」
を抽出する。
「ツボ」と選択肢作りのつながり
選択肢1
選択肢2
選択肢3
選択肢4
選択肢5
「ツボ」1 ○
「ツボ」4 ×
「ツボ」 1 ○
「ツボ」 4 ○
「ツボ」 5 ○
「ツボ」 1 ○
「ツボ」 5 ×
「ツボ」 3 ×
「ツボ」 2 ×
個人情報保護
方針には社長
のサインを入
れた上で、外
部からアクセ
スできない社
内専用のHP
に保管し、一
般の人が入手
できないよう
にした。
社長自らが、 社長の権限で、 個人情報保護 個人情報保護
自社の個人情 個人情報保護 方針は社内外 法だけを参照
報保護方針を プロジェクト の環境変化に して、自社の
つくり、それ チームを立ち 応じて、頻繁 実情にあわせ
を文書化し、 上げ、個人情 に変更してい た個人情報保
全ての役員と 報保護の取り くほうが良い。 護方針を作成
した。
従業員に周知 組みの一切を
さるとともに、 プロジェクト
社外にも公開 チームに一任
した。
した。
ノウハウの検証
検証方法そのⅠ
(株)ジェックで取り組んでいる「個人情報の保護」の企業人教育にサポー
トする診断システムを作って、 公開し、アンケートでノウハウの評価をする。
検証方法そのⅡ
評価により、新たにID関連ある診断システムを作って、再検証する。
完成した診断システム
協力者と参考資料
協力者
小林 英人
(株)ジェックの個人情報保護の専門家
畑田 敏雄
(株)ジェックの行動理論研究所
参考文献
[1].日本テスト学会 第1回 日本テスト学会ワークショップの
ご案内、2003、 URL:http://www.jartest.jp/
[2]、日本テスト学会 日本テスト学会設立趣意 2003、
URL:http://www.jartest.jp/
[3].(株)ジェック 企業理念 http://www.jeccnet.co.jp/cmpny/rinen.html
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診断システム