概 要
地震被災後の下部構造物の損傷診断を行う場合,目視などの直
接的調査が困難であるため,例えばAEなどの間接的手法が試みら
れてきた.AEによる杭の損傷診断は,既存損傷から生じるAE波の
利用を前提として考案され,そのAE励起には,外力や内力変動が
用いられた.例えば,活荷重が期待できる構造物(鉄道構造物)に
手法適用を限定することで,損傷箇所からのAE励起や損傷評価が
可能と考え,一連の実験が実施された.まず,損傷の進行によるAE
と損傷程度の評価を目的に模型杭の載荷実験が実施された.そし
て,実構造物への適用性検討を目的に実橋脚基礎のAE原位置調
査が実施された.その結果,損傷部からの二次AEの存在が明らか
になるとともに二次AEを検討することで,破壊箇所の特定,破壊程
度の把握が可能であることがわかった.
NIPPON
PHYSICAL
ACOUSTICS,LTD.
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センサ配置
NIPPON
AEセンサ
PHYSICAL
ACOUSTICS,LTD.
全 景
クラック
正面センサ
クラック
裏面センサ
クラック全体配置
クラック詳細配置
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一次AEと二次AE
材料の破壊にともない発生する弾性波,ひび割れの発生,
進展に起因したものを一次AE,既存ひび割れの開閉,摩擦
等から生じる弾性波を二次AEという.
詳細はAEスクールをご覧下さい.
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PHYSICAL
この論文の詳細については 社団法人 土木学会に
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問い合わせ下さい.
http://www.jsce.or.jp/
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5. AE法による橋梁基礎の損傷調査