このページは、子育てをがんばっている、全ての
お母さん・お父さんを応援するページです
(1) 子どもの事故予防-特に誤飲について-
監修 山中龍宏
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1
お母さん業って、やっぱり大変!
もちろん、お父さんも手伝ってくれるけど…。
実際に、どんなことに気をつけたらいいのか、
簡単に、知っておきたいな…。
まずは、事故予防について、お話しさせて下さい!
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それでは、質問です。あなたはどちらに近いですか?
事故予防については、いつも気をつけているので、
多分、大丈夫だと思う!
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「気をつけているから大丈夫!」
が、実は一番危険です!
気をつけているから、予防の必要はないというお母さんは、具体的
に事故予防点検を行ったお母さんよりも、事故の発生率が高いの
です!
気をつけることは、とっても大切なこと。
でも、どんなに気をつけても、24時間目を離さないで
見ている事は難しいことですね。
そして、目を離した一瞬に、多くの事故が起こっています。
具体的な対策をされていない方はもちろん、されている方も、
もう一度、家庭の安全度をチェックしてみませんか?
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「やっぱり、不安・・・」と思ったら、
具体的な対策を取りましょう!
具体的に事故予防点検を行ったお母さんは、気をつけているから予防
の必要はないというお母さんよりも、事故の発生率は低いのです!
気をつけようと思っても、
具体的にどうしたらいいかわからない…
そんなあなたにぴったりの内容になっています。
安全ママ・パパになるために、早速はじめてみませんか?
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5
もっと
詳しく!
のペー
ジ
具体的に事故予防点検を行ったお母さんは、気をつけている
から、予防の必要はないというお母さんよりも、事故の発生率
は低いことがわかっています!
「事故なし」の割合
実際に、ある事故予
防対策を行ってみた
お母さん
21%
190名
事故が少ない
7か月間の事故
発生状況を調査
気をつけているから、
特に対策は必要ない
と答えたお母さん
11%
145名
0
10
20
30%
事故が多い
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参考文献:山中龍宏、渡辺博.「小児の誤飲防止の指導効果についての検討-その2-」
(平成8年度厚生省心身障害研究報告書 p170-173 http://webabst.niph.go.jp/content/shinshin/ssh_1996_08.htm)
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Q1 不慮の事故のために、病院にかかる(外来
を受診する)子ども達は、一年間でどれくら
い、いると思いますか?
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A1 正解は…2人に1人です!
不慮の事故のために、病院にかかる子どもの数
0歳
約4人に1人
1~4歳 約2人に1人
5~14歳 約3人に1人
社団法人 日本家族計画協会 子どもの事故予防データベース http://www.jfpa.or.jp/14-jiko/05.htmlより作成
つまり、ほとんどの子どもが、病院にかかるほどの事故を
経験しているのです!
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Q2 事故はどんなに気をつけても、予防できない
と思いますか?
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A2
事故は予防できます!
乳幼児の事故は、予測ができ、予防可能な事故であることがわかっ
ています。「事故」は、「病気」と同じように、予防することができるので
す。
もっと詳しく知りたい方は下記のサイトへ!
子どもの事故予防情報センター
http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/youbouheno/002/index.htm
けれど、そのためには、きちんとした予防策が必要です。
予防策を実行して、家庭の安全度UPをめざしましょう!
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10
最初のテーマは・・・ 0-1歳の子どもの誤飲についてで
す!
Q1-1 誤飲事故(異物を誤って飲み込むこ
と)は、どれくらいの赤ちゃんが経験し
ていると思いますか?
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A1-1 正解は、100%です!
ほぼ全ての赤ちゃんが、誤飲事故を
経験していると言えます。
もっと詳しく知りたい方は下記のサイトへ!
子どもの事故予防情報センター
http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/goin/001/index.htm
なぜ、このようなことが、起こるのでしょうか?
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Q1-2 3歳の子どもが大きく口を開い
た時の口径(直径)はどれくらい
でしょうか?
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A1-2 正解は3.9cm!
ピンポン球一つ分位の大きさです。
この値って実は、とても大切!
もっと詳しく知りたい方は下記のサイトへ!
子どもの事故予防情報センター
http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/goin/005/index.htm
ピンポン球大のものや、もっと小さいものが、部
屋にないか、チラッと眺めてから、次へどうぞ!
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14
Q1-3 それでは、子どもの身の回りに、径が
3.9cm以下のものをみつけたら、あな
たは、どうしますか?
*1歳の子どもの身長を80cmと考えてください。
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A1-3 1m以上の高さに移動させましょう!
1歳の子どもの手の届く範囲が1mと証明されています。
参照文献:中村孝之 他.「乳幼児を対象とした動作計測データ収集による
建築安全計画への考察-乳幼児の家庭内事故防止に関する研
究 その3-」(2002年日本建築学会大会梗概集:E-1分冊
p639)
原則:子どもの口に入るものは、何であっても、1m以下におかない!
それでは早速、実践編であなたの安全ママ・パパ度をチェックしてみましょ
う!
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Q1-4 3歳の幼児がリモコンで遊んでいま
す。リモコン本体は3.9cm以上あり
ます。あなたはどうしますか?
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A1-4 正解は「移動する」です!
実際に、リモコンをいたずらしてボタン電池を飲み込んだ事故が起き
ています。
→(2歳2か月)胃の中の電池を全身麻酔をして取り出しました。
(注 電池が自然に出てくるのを待つ場合もあります。)
この事例の詳しい情報は右記のサイトへ!
子供の安全ネットワーク・ジャパン事務局
http://safekids.ne.jp/childaccidentreport/report07.html
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Q1-5 あなたの部屋だと思って危険なもの
をクリックして見ましょう!
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正解を見る
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①タバコ(誤飲の第1位)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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20
②ボールペン(太さが3.9cm以下なら、長くても口に入
るので、口腔内を傷つける危険あり)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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21
③化粧水(マニキュアも多い)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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22
④体温計(温度計も含む)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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⑤ぬり薬(飲み薬も多い)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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⑥シャボン玉(おもちゃ箱の中もチェック!クレヨン等も多い)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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⑦タバコ(1m以上にあげておいたものでも落ちる危険あり)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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⑧マグネット(つい見落としがち。手の届く範囲をもう一度確認して!)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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⑨防虫剤(チェストの下に見落としがないか、要チェック)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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⑩10円玉(チェストの下に見落としがないか、要チェック)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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⑪液体蚊取り (ほう酸団子の誤飲も多い)
戻る
アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
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A1-5 この部屋で誤飲の可能性のあったものは11種類
でした。あなたは全部移動できましたか?
見落としてしまったものは、再度、クリックして確認して下さい。
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A1-5 誤飲の危険を見破る「赤ちゃんの視点」を持ちま
しょう!
気をつけるもの
・壁等手の届く範囲にあるもの (マグネット等)
・丸飲みしてしまうもの(食べ物やおもちゃ、ペン等の細長いもの等)
・見落としがちなところのもの(チェストの下等)
・下に落ちそうなもの (チェストの上等)
を、1m以上の場所に落ちないように移動することです。
実際に起きている事故について知りたい方はクリック→
赤ちゃんの口に入るものをチェックするための「誤飲チェッカー」があります!
いつも手元において、赤ちゃんの視点でお部屋の安全をチェックしましょう!
誤飲チェッカーの詳し
い情報は右記サイト
へ!
子どもの事故予防情報センター
http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/goin/005/index.htm
この視点で、あなたの実際のお部屋をチェックして見てください! 次へ
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もっと
詳しく!
のページ
実際に、5歳以下の誤飲・誤食事故の起因物質を
見てみましょう!(2002年に日本中毒情報センターが受信
した27,678件の誤飲・誤食事故の起因物質割合)
(財)日本中毒情報センター・ホームページ2002年受信報告より作成
http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf
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次へ
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Q1-6 それでも、事故が起こった時、
あなたはどうしますか?
気をつけていたんだけど、子どもが誤飲してしまいまし
た!
その時あなたは、どうしますか?
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A1-6 正解は飲んだものを確認すること!
まず、何を飲んだのかを確認することが大切です。
次に、吐かせます。吐きにくいときは、水や牛乳を少
し飲ませると吐きやすくなります。
ただし、尖ったもの(画びょうやホッチキスの針等)や、危険な薬
品(トイレの洗剤等)は、吐かせないで下さい。
次へ
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もしも・・・の時のためにメモしておきましょう!
原則 ①飲んだ物質を確認しましょう
②吐かせましょう
(舌の奥を押したり、水や牛乳を飲ませると吐きます。)
は
*飲ませたり、吐かせてはいけないものもあるので、分からない時
情報を問い合わせましょう。
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Q1-8 誤飲で一番多いのはタバコです。
タバコは状態によって危険度が違
います。次の内、最も危険なのはど
れだと思いますか?
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A1-8 正解は、灰皿にした缶ジュース等に
溶け出したものです。
水に溶け出したニコチンは体内で吸収されるのが早く、
非常に危険です。
たばこは、2cm以上飲み込んでしまったら、吐かせて、
すぐ病院へ連れて行きましょう。
タバコの事故事例は右記サイトへ!
子どもの事故予防情報センター
http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/goin/002/index.htm
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①子どもの口に入るものは、何であっても、1m
以上の高さに移動するよう習慣づける。
②誤飲が起きたときには、何を誤飲したのかを
確認すること。
③基本的には吐かせるが、判断が難しいので、
わからない時はかかりつけ医や、中毒110
番に問い合わせて、対応を考える。
④たばこの管理は(吸殻を含めて)特に注意!
印刷等をして、常に安全ママ・パパを目指して下さいね!
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参考文献
1.山中龍宏、渡辺博.小児の誤飲防止の指導効果についての検討-その2-.平成8年度厚生省心身障害研究報
告書 p170-173 (http://webabst.niph.go.jp/content/shinshin/ssh_1996_08.htm)
2.中村孝之、田中賢、八藤後猛、野村歡.乳幼児を対象とした動作計測データ収集による建築安全計画への考察
-乳幼児の家庭内事故防止に関する研究 その3-.2002年 日本建築学会大会梗概集(E-1分冊)p639
参照サイト
1.子どもの事故予防情報センター(http://www.jikoyobou.info/)
2.社団法人 日本家族計画協会 子どもの事故予防データベース( http://www.jfpa.or.jp/14-jiko/index.html)
3.子供の安全ネットワーク・ジャパン事務局(http://safekids.ne.jp/childaccidentreport/)
4.(財)日本中毒情報センター(http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf)
制作・監修
制作 厚生労働科学研究費補助金「地域における新しいヘルスケア・コンサルティングシステムの構築に関 する
研究」研究班
山縣然太朗(厚生労働科学研究費補助金「地域における新しいヘルスケア・コンサルティングシステ ムの
構築に関する研究」主任研究者、山梨大学大学院医学工学総合研究部保健学Ⅱ講座教授)
山田七重(山梨大学大学院医学工学総合研究部保健学Ⅱ講座:厚生労働科学推進事業リサーチ・レ ジデン
ト)
監修 山中龍宏(厚生労働科学研究費補助金「地域における新しいヘルスケア・コンサルティングシステム の構
築に関する研究」分担研究者、緑園こどもクリニック院長、子どもの事故予防情報センター代
表)
著作権
このPPTに掲載した文章・イラスト・写真等の著作権は、山縣然太朗に帰属します。
無断転載をお断りします。
健やか親子21ホームページ
http://rhino.yamanashi-med.ac.jp/sukoyaka/
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気をつけているから - 母子保健・医療情報データベース