北軽井沢駿台天文講座
日食はどのように起こるか
相馬
充(国立天文台)
北軽井沢駿台天文台(北軽井沢「一心荘」)
2012年8月3-6日
半径は
月:1738km 地球:6378km 太陽:696000km
半径の比はおよそ
月:地球:太陽 = 1 : 4 : 400
半径(直径)の比は
月:太陽= 1 : 400
地球からの距離は
月まで38万km
太陽まで1億4960万km
距離の比も
月:太陽= 1 : 400
太陽と月はほぼ同じ大きさに見える
地球が月の軌道の中心にあるのは間違い
軌道の離心率
水星
金星
地球
火星
月
0.2056
0.0068
0.0167
0.0934
0.0549
地球-太陽間の距離 1億4710万~1億5210万 km
月-地球間の距離 35万6400~ 40万6700 km
主として月までの距離が変わるために
皆既日食と金環日食の両方が見られる
ほぼ半年毎に起こるが,時期は徐々に早まる
欠け始めが西から東でなく,南から北に進む
5月21日の日食の予報時刻
東京
部分日食の始め 6:19:02
金環日食の始め 7:31:63(59)
日食の最大
7:34:29
金環日食の終わり 7:36:57(60)
部分日食の終わり 9:02:38
三鷹
6:19:02
7:31:57(53)
7:34:23
7:36:49(52)
9:02:19
(括弧内は月縁補正を行わない従来の方法によるもの)
東京 139°45′00″E, 35°39′00″N,
三鷹 139°32′12″E, 35°40′27″N,
0m H
66m H
太陽の視半径 s ′ 15′43″.83
月の視半径 s
14′41″.48
太陽の地平視差 π′
08″.65
月の地平視差 π 61′31″.77
月の軌道傾斜角 i
4°58′48″
食限界
16′15″.98
16′45″.98
08″.94
53′54″.82
5°18′13″
15°21′48″ 18°26′29″
朔望月
29.530589日
交点月
27.212221日
近点月
27.554550日
食 年
346.62008日
29.53059日÷(29.53059日÷27.21222日−1)=346.61979日
29.53059日÷(29.53059日÷346.62008日+1)=27.21222日
サロス周期
223朔望月
242交点月
239近点月
19食 年
6585.321日
6585.357日
6585.537日
6585.781日
この日食は何年ぶりか?
2011年6月2日早朝に北日本で軽微な部分日食
2010年1月15日夕方に西日本で部分日食
(東京では欠け始めが日入とほぼ同時)
2009年7月22日に九州の南の島や硫黄島で皆既日食
(東京では11:13に最大食分0.75の部分日食)
日本で見られた金環日食:25年前の1987年9月23日
に沖縄で見られた
この日食は何年ぶりか?(続き)
東京都で見られた金環:54年前の1958(昭和33)年
4月19日に八丈島で見られた
首都圏で見られた金環:129年前の1883(明治16)年
10月31日に北関東の一部と東北南部
東京都(島を除く)で見られた金環:173年前の
天保10年8月1日(西暦1839年9月8日)早朝
関西で見られた金環:282年前の享保15年6月1日
(西暦1730年7月15日)
日本の広い地域で金環:932年前の承暦*4年11月
1日(西暦1080年12月14日)に見られたもの
*「じょうりゃく」または「しょうりゃく」とよむ.
平安時代の白河天皇の時代.
将来の日食は?
半年後の11月14日に皆既日食が
オーストラリアで見られる
11月5日~18日の皆既日食クルーズなどあり
将来の日食は?(続き)
日本で見られる次の日食は
2013年5月10日 南鳥島のみ
2016年3月9日 部分日食
(東京で11:08に最大食分0.26)
金環日食や皆既日食は
2030年6月1日 北海道で金環日食
2035年9月2日 北関東で皆既日食
近畿地方近辺では
2041年10月25日 金環日食(東京大島でも)
2095年11月27日 金環日食(明石などを限界線)
日本の広い地域で見られるのは300年後の
2312年4月8日 金環日食(本土の東京で次の金環)
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日食はどのように起こるのか