すずかけの木通信
平成25年2月号
顎関節症って知ってますか?
以下の症例報告に関しては、事前にこの「すずかけの木通信」をご本人に見て頂き、皆さんにご報告することに
承諾を得ています。他の患者さんの為になるならと、快諾して頂きました。スタッフ一同、心より感謝いたします。
1週間後
ある日、女性の患者さんが来院されました。
話を聞くと・・・・・
「数日前、朝起きると、突然、顎が開かなくなっていた。
痛みを我慢し無理して開けると、上の歯と下の歯が
1センチくらい開くので、そこからスプーンで流動食を
流し込んで食事をしているので、なんとかして欲しい。」
診査の結果
「左側顎関節症および左側胸鎖乳突筋障害」と診断。
早速、顎関節症治療装置を装着しました。
1週間後に来院してもらうと、
「痛みは、すっかり治った。口も以前の様に開くように
なって、食事もできるようになった。しかし、右の歯しか
噛み合わない。」とのこと。
左の写真でも分かるように、左側の奥歯に隙間ができ
て噛み合っていません。
この患者さんにとっては、この位置が本来あるべき状態
だったようで、早速、3か月かけて、下顎の両臼歯部の
冠を作り直しました。
現在、治療後1年以上経過していますが、
大きな問題は発生していません。
この関患者さんは、生まれてから今まで、何十年間と何ともなかったが、ある日突然、顎が
開かなくなってビックリしたようです。
実は、我々の体は、日々変化しているのです。ミクロの話しになりますが、顎関節も、歯も
使えば使っただけすり減ります。噛み癖や、様々な習癖により、かみ合わせも日々変化し
ていきます。コップに水を注ぎ続けると、その量が僅かであっても、いつかコップの水があ
ふれるように、かみ合わせの日々の僅かなズレも、長い月日の中では、その蓄積された総
和が体の許容量を越す瞬間が訪れます。その瞬間、病気が発症するということになります。
当医院では、かみ合わせが変わらないように、ナイトガードを装着することを、おすすめ
しています。
平成24年2月1日 院長 丸山誠二
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