オムロンの 80 年の歴史
社会の持続的発展に貢献し、
成長し続けてきた
オムロンの 80 年
オムロンは企業理念の中で、
『企業は社会の公器である』という基本理
念を掲げています。これまで社会の持続的発展に積極的かつ先駆的に
寄与することで、率先して「公器」としての役割を果たしてきました。
1933
1948
1960
オートメーション時代への挑戦
サイバーネーション革命への挑戦
に立石電機製作所を創業
1968 年 英文社名を OMRON TATEISI
ELECTRONICS CO. に決定
レントゲン写真撮影用タイマの製
造を開始
1969 年 世界最小の卓上電子計算機
「CALCULET-1200」を発表
1933 年 立石一真が大阪市都島区東野田
1945 年 京都市右京区花園土堂町に工場を
移転
1948 年 商号を立石電機株式会社に変更
1959 年 商標をOMRONと制定。社憲制定
1960 年 世界初の無接点近接スイッチ
を開発
1960 年 京都府長岡町(現長岡京市)に
中央研究所を竣工
1964 年 世界初の電子式自動感応式信号
機を開発
1967 年 世界初の無人駅システムを開発
4
1970
Omron Corporation
1971 年 世界初のオンライン現金自動支払
機を開発
1972 年 日本初の福祉工場であるオムロン
太陽株式会社を設立
1983 年 電子体温計「けんおんくん」を
発売
1987 年 世界初の超高速ファジィコント
ローラを開発
1988 年 オランダに欧州地域統括会社
(OMRON EUROPE B.V.)
を設立
1988 年 シンガポールにアジア・パシフィッ
ク地域統括会社(OMRON ASIA
PACIFIC PTE.LTD.)を設立
1989 年 アメリカに北米地域統括会社
(OMRON MANAGEMENT
CENTER OF AMERICA,INC.)
を設立
1989 年 長期ビジョン「ゴールデンナイン
ティーズ構想(G 90S)」を発表
1990 年 社名をオムロン株式会社に変更
1991 年 インライン検査機器「画匠」を開発
1994 年 中国に地域統括会社(OMRON
(CHINA)CO.,LTD.)を設立
1995 年 車間距離警報装置を開発
1996 年 基板はんだ検査装置「VT-WIN」
を開発
1980
日本
米州
欧州
東南アジア他
中華圏
* 売上高の地域分類については米州・欧州・東南アジアは 1990 年から、中華圏は
2004 年から表示しています。
どんな会社か
売上高
(単位 : 億円)
?
6,000
3,000
0
1990
2000
2010
2012
高度情報化への挑戦
G 90s
1998 年 グローバル紙幣真贋判別装置
を開発
1999 年 事業部制を廃止し、カンパニー制
を導入
2001 年 グランドデザイン2010(GD2010)
を発表
2003 年 グローバル R&D 協創戦略の中核
拠点として京都府相楽郡に「京阪
奈イノベーションセンタ」を設立
2004 年 携帯電話搭載の顔認証技術
を開発
2006 年 新企業理念制定
2006 年 中国上海に制御システムのグロー
バル中核拠点を開業
VG2020
GD2010
2007 年 生産現場でのセーフティ事業を
本格展開
2007 年 中国における新研究開発拠点
を開所
2007 年 世界初のリアルカラー 3 次元視覚
センサ 3 次元画像センシングを実
用化
2009 年 環境関連事業へ本格的に参入
2010 年 『京都市立学校での電力使用量
の「見える化」と省エネ教育活動』
で京都市教育委員会と共に省エ
ネ大賞経済産業大臣賞を受賞
2010 年 IT を活用した健康管理サービス
「ウェルネスリンク」事業を開始
2011 年 長期経営ビジョン VG2020
(VALUE GENERATION 2020)
を発表
2011 年 機械制御に必要な機能を統合した
マシンオートメーションコントロー
ラ、SYSMAC NJ シリーズを発売
2012 年 インド地域本社(OMRON
MANAGEMENT CENTER OF
INDIA)を設立
2012年「誠実な企業」賞2012最優秀賞を
受賞
2012 年 ブラジル地域本社(OMRON
MANAGEMENT CENTER OF
LATIN AMERICA)を設立
2013 年 環境事業分野で省エネ大賞・新エ
ネ大賞の最高峰である「経済産業
大臣賞」をW受賞
Integrated Report 2013
5
オムロンの 80 年の歴史
先進的な技術で
社会にイノベーション
を起こす歴史
戦後の電力危機を
克服する商品開発
1933年5月、立石一真がオムロンの前身で
ある立石電機製作所を創業。日本初・世界
初の商 品を次々と世に送り出しました。
1948 年には、戦後の電力危機に対応して
開発した電流制限器の量産化を機に、立石
電機株式会社が誕生しました。
絶えざるチャレンジ精神が
新しい時代を拓く
1948 年
電流制限器
オムロンの挑戦は、レントゲンタイマにはじまり、
日本初の国産マイクロスイッチ、世界初の無接
点近接スイッチなど、産業の革新を牽引してき
ました。
創業 1933 年
1960 年頃
オートメーション時代への挑戦
オムロンは、オートメーション
時代の到来を見据えて、1955
年を「オートメ創業元年」と位
置付けました。以降、「技術の
オムロン」へとさらなる進化を
遂げました。
1943 年
日本初のマイクロスイッチ
6
Omron Corporation
1960 年
世界初の無接点近接スイッチ
1970 年代
どんな会社か
1960 年頃
サイバーネーション革命への挑戦
?
鉄道業務効率化と
自動化の実現
鉄道業務の効率化と自動化へのニーズの
高まりに応えて、オムロンは1965年に国鉄
(現 JR)神戸駅に多能式電子自動券売機を
導入。1966 年には近畿日本鉄道、近畿車
輛技術研究所と共同開発で「自動改札機」
技術者たちに囲まれる創業者立石一真氏
を開発。そして大阪万博の開催を 3 年後に
控えた 1967 年に、京阪神急行電鉄北千里
駅で世界初の「無人駅システム」を実現さ
せました。
1960 年 竣工時の中央研究所
生産現場の
自動化を推進
製造業におけるオートメーション化の流れが
多品種少量生産に向かう中、オムロンはプロ
1967 年 グラムの書き換えができ、処理速度が速い
世界初の無人駅システム
コントローラのニーズをいち早く捉えました。
1968 年に工作機械用シーケンス・プログラ
マを、1972 年にはプログラマブル・シー
ケンス・コントローラ SYSMAC を先駆けて
開発。以降、プログラム制御というスタイ
ルを定着させ、生産現場の自動化、生産性
の向上に大きく寄与しました。
「機械にできることは機械に任せる」という考え
方のもと、オムロンのオートメーションは生産性
や効率性を追求するという社会のニーズに応
え、豊かな社会の実現に貢献してきました。さら
に、社会インフラ、人間の健康管理のオートメー
ション化にも挑みました。
オムロンの歴史は
オートメーション技術で
社会に貢献し続けた 80 年です。
SYSMAC フェアでのプログラミング体験コーナー
制御機器事業(IAB)
電子部品事業(EMC)
社会システム事業(SSB)
7
オムロンの 80 年の歴史
グローバルで安心で快適な
社会づくりに貢献
上海でセンサ・FA システム機器・制御機器
の生産会社を設立・操業
上海華一との委託生産覚書調印
中国社会への
貢献
中国の産業発展に貢献したいという想いか
ら、オムロンは 1980 年に上海華一電器と
の委託加工生産をスタートしました。以降、
代理店や合弁会社、独資会社を次々と設立
1970 年代
現在
高度情報化への挑戦
し、中国での事業拡大を図りました。1994
年には傘型会社(持株会社)に移行。それ
は日本のメーカーに対する中国政府による
初めての認可でした。現在オムロンの中国
事業は大きく成長しており、中国の経済と
現在発売している
ロシア向け血圧計
社会の発展に貢献しています。
「OMRON を世界のマークに」̶オムロンのグ
初代電子血圧計
(1973 年発売)
ロー バ ル 化は 1960 年 代にスタートしました。
「世界で考え、世界でつくり、世界で売る」、この
世界戦略に基づき、1980 年代後半からオラン
理念と想いが
人を動かす
家庭で患者自身が血圧測定をする̶約 30
年前には考えられなかったことです。今で
は家庭で血圧を測ることの重要性が広く認
ダ、シンガポール、アメリカ、そして、中国にそ
知されていますが、当時は「血圧は医師が
れぞれ地域統括会社を設立しました。
測るもの」というのが常識でした。医療機
関での臨床活動や法規制対応、販売チャネ
ル開拓、そして啓発活動など幾多の取組み
を経て、オムロンの血圧計は現在世界 110
カ国以上で使われるようになりました。病
院から家庭へ−健康への想いが多くの人を
地域統括会社(オランダ)
* 写真は当時
8
Omron Corporation
同(シンガポール)
同(アメリカ)
動かし、世界に広がっています。
どんな会社か
80 周年を通過点に新しい挑戦。 ?
アジアで、世界で、
確かな価値の創造を
未来
現在
80周年は一つの区切りであり通過点です。オムロン
は決して現状に満足せず、安心・安全、健康、環
環境関連事業への
本格参入
境といった社会のニーズをいち早く捉え、新しい
地球温暖化などの環境問題が大きな社会
オートメーション技術で地球環境づくりに貢献し、
課題として高まる中、オムロンは2009年に
世界中の人々の豊かなより良い暮らしを支えて
環境事業に本格参入しました。
いきます。
エネルギーの変換技術と制御技術をベース
に、
「ムダなく創る」
「上手に貯める」
「かしこ
く使う」でエネルギーライフサイクル全般を
独自のバリューチェーンで支援し、エネル
ギー効率の最大化に貢献します。
クルマ社会の進化を支
えるカーエレクトロニ
クス事業
オムロンは 1983 年にカーエレクトロニクス
事業に本格参入して以来、さまざまな技術
を確立するとともに、お客様のニーズを満
たす商品を創出し続けてきました。これから
環境車対応商品
の社会ではもっと環境にやさしい、もっと快
適で便利な、そして安全で、安心できるク
ルマへのニーズが高まっていきます。オム
ロンはクルマ社会の新たな進化、新たな価
地球価値創造へ
オムロンの新しい挑戦が
始まっています。
値づくりに向けてチャレンジし続けます。
制御機器事業(IAB)
電子部品事業(EMC)
車載事業(AEC)
社会システム事業(SSB)
ヘルスケア事業(HCB)
その他事業
Integrated Report 2013
9
ダウンロード

社会の持続的発展に貢献し、 成長し続けてきた オムロンの80年