第5学年1組 30名
授業者 主任教諭 小出 美和子
第5学年算数科学習指導案
単元名「比べ方を考えよう(1)」
1 単元のねらい
異種の2量の割合としてとらえられる数量について、比べることの意味や比べ方、
表し方を理解し、それを用いることができる。
2 単元の評価規準
評価の観点
評価規準
関心・意欲・ 単位量当たりの大きさを用いると、異種の2量の割合としてとらえられる数量
態度
を数値化して表せたり能率的に比べられたりすることのよさに気付き、生活や
学習に生かそうとする。
数学的な
異種の2量の割合としてとらえられる数量について、単位量当たりの大きさで
考え方
比べることの有用性をとらえ、用いることができる。
技能
異種の2量の割合としてとらえられる数量を単位量当たりの大きさを用いて
比べることができる。
知識・理解
異種の2量の割合としてとらえられる数量を単位量当たりの大きさを用いて
比べることの意味や比べ方について理解する。
3 単元指導計画(7時間)
時
目標
1
面積、人数が異なる場合の混み具合の
(
2 本
比べ方を考え、比べることができる。
・ 時
3 )
4
5
人口密度の意味とその求め方を理解す
る。
単位量当たりの大きさを用いて、問題
を解決する。
活動内容
・大きさの違うエレベーターで、乗っている人数
も違う場合、どのように比べたらよいか考える。
「単位量当たりの大きさ」という考え方を知る。
・北京市とバンクーバー市の、人の混み具合を比
べてみる。
・単位量あたりの大きさを用いて比べるとよいと
いう既習事項を使い、数直線を用いて、数量関
係を明確にして適用問題に取り組む。
既習の乗除の場面を単位量当たりの大 ・
「単位量当たりの大きさ×何個分=全体の量」の
きさの考えを適用して解決し、単位量当
関係を確認する。
たりの大きさについて理解を深める。
4 主題に迫る本時の手だて
①問題把握
最初から問題の内容を全て言わず、問題に必要な条件について自分たちで考えを出
し、意欲的に取り組めるようにする。
②自力解決
考えがもてない児童には状況に合わせて個別支援を行い、数直線の考え方を用いれ
ば問題解決ができそうだという見通しをもたせる。
③練り上げ
さまざまな考えの良さを尊重しつつ、同様の課題を解決する際にも使えるよう、「い
つでも・簡潔・明瞭・正確」に解決できる方法を追究できるように論点を提示する。
5 本時の学習(1/7)
(1)ねらい
混み具合を比べることにより、2量のうちの一方の大きさをそろえれば、
数量の関係が比べることができることを理解する。
6
・
7
(2)展開
学習活動
○留意点
1 問題場面を把握する。
「混み具合」は何によって決まるか考える。
・人数 ・広さ
問
題
把
握
AのエレベーターとBのエレベーターで
は、どちらが混んでいますか
広さ(㎡)
人数(人)
A
B
6
5
9
8
自
力
解
決
発
表
ま
と
め
18
10
16
27
15
24
36
20
32
45
25
40
◆評価
○児童がイメージしやすいように問題を
出す。
○初めは人数だけを伝え、他に必要な条
件を児童に考えさせてから問題に取り
組ませる。
○「混む」という概念の理解を深める。
2 見通しを立て、自分の考えをノートに書く。
C1 表
A
広さ
6
12
18
24
30
36
人数
9
B
広さ
5
人数
8
C2 数直線
☆支援
◆面積と人数が違う場合の混み具合を比べ
るときに、単位量当たりの大きさを用い
て比べるとよいことを考え、説明してい
る。
(考)
54
30
48
C3
公倍数
A6×5=30
B5×6=30
9×5=45
8×6=48
Bの方が混んでいる。
C4 1㎡あたりの人数(混み具合)
A9÷6=1.5
B8÷5=1.6
C5 1 人当たりの広さ(すき具合)
A6÷9=0.6666
B5÷8=0.625
C6(誤答) 9-6=3
8-5=3
混み具合は同じ。
C7 わからない
3 考えを発表し検討する。
C C1、C2 は分かりやすいけど書くのが面倒くさい。
C C3 なら今までの学習でできそうだ。
C C4 は1㎡あたりの人数だから人数が多い方
が混んでいる。
C C5 は1人当たりの広さだから、狭い方が混んでいる。
T 「いつでもはかせ」はどれか。
C いつでも使えて分かりやすいのは C4 ではないか。
4 まとめと振り返りを書く。
C 混み具合を調べる時は、一方の大きさをそろ
えれば比べられる。
○C1、C2 の児童には、なぜ表や数直線を書こ
うと思ったのか説明させる。
☆C3、C4、C5 の児童には
①式の根拠を口頭や図で説明させる。
②何をもとにして考えたのか発問する。
③単位あたりの意味を再確認する。
④その答えが何を求めたかを確認する。
☆C6 の児童には
何を求めたのか考えさせる。
☆C7 の児童には
①何がつまずきの原因かを考えさせる
②何が分かればこの問題が解けそうか見
通しをもたせる。
③②でも分からない場合は簡単な数字に
置き換えて考えさせる。
○式や数直線、言葉での説明をそれぞれ違
う児童に説明させ、多くの児童に発表の
機会を与える。
○共通点やよいところを考えさせながら友
達の考えを聞くようにさせる。
◆単位量あたりの大きさを用いて比べるこ
との意味を理解している。(知)
6 本時の視点
・本時の課題は、児童が既習事項を生かして自力解決するのに適切な課題であったか。
・それぞれの解決方法の共通点や良さを考えられる練り上げとなっていたか。
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単元名「比べ方を考えよう(1)」