医療者のための
1 応答・感嘆
患者さんの応答を知るために
鹿児島方言
しょっきれ、えぎれ
→低血糖状態・空腹でふらふらする
せく →さすような痛み(腹や胃部)
○イガ
医療・看護の場面で重要な順に
編集してあります
やっせん →だめ
んだもしたん →おやまあ
数字の順に折っていくと、手帳に
2 挨拶
○ジッダレタ。(ひどく疲れた)
コエトナー。(体がだるいなあ。)
セク。
○ハラガ
セク
のさん
→つらい、きつい、困る
*思いどおりにならない様をいう
ちのやんめ →うっ屈状態
更年期の不快感やうつ状態
てせー、てそい
→病的なだるさ(高齢者が使う)
やっせん →だめ
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ここに示した方言は鹿児島市を
⑤ 山折 り
→熱い!、痛い!
○カラダガ
④谷 折り
いてっ
がっつい →とても、ぴったり
じっ
→ひどく
あんべ →具合、体調
こえ
→倦怠感がある
「はい・いいえ」に関しては
独特の表現はありません。
③ 山折 り
鹿児島市を中心とする地域
Ver.1.0
4 程度・頻度・擬態語
3 不快感・症状・病名
ずるっ
→全部
ずんばい →たくさん
ひん、ひっ →強調することば
○ヒンダレタ。(とても疲れた。)
○ヒッパスンダ。(指などを烈しく挟んだ。)
まねけん →たまに
○イタミガ
中心に使われる方言です
たい
→帯状疱疹
つ
→かさぶた
つぐろじん →内出血
アル。
(痛みがたまにある。)
まんぼとも →両方とも
よいなこっ →ようやく、やっと
○ヨイナコッデシタ。(やっと来ました。)
わっぜ →とても
○ワッゼ
あいがて →ありがとう
ゆくさ
→ようこそ
マネケン
イタイ。(とても痛い。)
じんがじんが、ひりんひりん→ひりひり
ずーっとした
→寒気がした
②山折り
5 感情・様態・態度
6 動作
うぜらし →うるさい
きばる →頑張る、我慢する
ぐらしか →うれしい、かわいそう
げんね →はずかしい
せっぺ →精一杯
てげてげ→いいかげん、ほどほど
おなけ
○テゲテゲニ
シトケバ
エー
とぜんね・とじんね
→寂しい、手持ちぶさた
ぬき
→温かい
はらかく →怒る
○アー
*反対は「はらばい」
かかじる
→引っ掻く
はんとける →つまづく
ひっころぶ →転倒する
8 人称・親族
つんぶし →膝から下の部分
どて
→歯茎
あたい
→私(女性)
あにょ・あんさん →兄
あねじょ・あねさん→姉
うっかた
→妻・女房
しんじ
→親類
わい
→お前
○ドテガ
ハレチョットデス。
(歯茎が腫れているんです。)
びんた
→頭
「ひっ」は強調
ヤ。
(ほどほどにしておけばいいや。)
→仰向け
7 身体部位
ぷ
→食べる
「食べない」は「ぱん」
*ほとんど聞かれない
へっ →背中、肩甲骨のあたり
○ヘッガ
ヘッガ
ハラカイタ。(ああ、腹が立った。)
マエニ
マエ
マワッタ。
呉工業高等専門学校 人文社会系分野
岩城裕之
モタ。
(背中あたりの痛みが広がった。)
むいなか →かわいそう
やからお ほい →だだをこねる
「やから」が「駄々」のこと
ゆっくい →ゆっくり
**ご意見・ご要望をお知らせ下さい**
*よく使う表現
むかすね
→向こうずね
研究室
プロジェクトのページ・方言データベース
http://ww4.tiki.ne.jp/~rockcat/hoken/index.html
①山折り
10 その他
9 食物
注意すべき方言の特徴
③<同音異義語が多い>
さしん
けもん
→刺身
○サシンガ タベタカ
チ。
(刺身が食べたいよ。)
しおけ
→酒の肴、おかず
しめもん
→煮染め
だいやめ
→晩酌
だっきしょ
→落花生
でこん
→大根
にがごい →にがうり
ぶえん
→鮮魚
→買い物
こそくい
→修理、修繕
すんくじら
→隅っこ
ずんだれ
→怠惰な
ちょのげ
→手ぬぐい
なー
→ねー
①<地域による違いが大きい>
鹿児島方言では、単語の末尾が
鹿児島方言は、大隅と薩摩、
「っ」になることが多く、注意が必要
奄美では大きく異なります。
です。
次のような例があります。
②<アクセントでは区別しない>
鹿児島方言は、アクセントの区別
とっ →
飛ぶ・時刻・時
ぼっけもん →向こう見ず
をしません。例えば、「雨」と
みっ →
水・右・道
やっぱれ
→厄払い
「飴」はアクセントの区別がない
ゆえ
→お祝い
ため、文脈で判断します。
ひえ
→菌、バイキン
○タイインシテ
ユエオ
スルゾ。
(退院してお祝いをするぞ。)
こちらがアクセントで意味を区別
したつもりでも、伝わっていない
ことがあるので注意が必要です。
文脈で判断する必要があります。
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鹿児島方言