第 57 号
発行日:H23. 12. 15
こんにちは!栄養科です。
PFC比って知っていますか? もちろん栄養に関することです。今頃は英語の頭文
字をとって表現するものが多くて、私などは混乱するばかりです。PFCとは、たんぱ
く質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)のそれぞれの英語の頭文字を
とったものです。それでPFC比とは、これら栄養素(三大熱量素)のエネルギーが 1 日
にとる食事全体のエネルギーに占める割合(%)をいいます。望ましい割合は、たん
ぱく質エネルギーは 12~15%、脂質エネルギーは 20~25%、炭水化物エネルギ
ーは 60~68%と言われています。それで、私たち栄養士は 1 日の食事の内容がこ
のような内容になるように食品を配分し献立を考えています。
では、計算方法を披露いたします。
先日私はコンビニで、エネルギー556kcal たんぱく質 25.5g 脂質 30.2g 炭
水化物 45.5g と表示してある弁当を買いました。この弁当はバランスのとれた弁当
かどうか判断してみましょう。
まず、たんぱく質・炭水化物は 1g あたり 4kcal として、脂質は 1g あたり 9kcal
として計算し、それぞれのエネルギー量を計算します。
たんぱく質 4kcal×25.5g=102 kcal
脂質 9kcal×30.2g=271.8 kcal
炭水化物 4kcal×45.5g=182 kcal
たんぱく質と脂質と炭水化物のエネルギー量をたすと
102 kcal+271.8 kcal+182 kcal=555.8 kcal とほぼ総エネルギーと同じ
数値となりました。
次は総エネルギーに対する割合を計算します。
たんぱく質エネルギー比 102÷555.8×100=18.4%
脂質エネルギー比
271.8÷555.8×100=48.9%
炭水化物エネルギー比
182÷555.8×100=32.7%
結果です。望ましい割合と較べてみると、この弁当は脂質が多く、炭水化物が少ない
という評価になります。
皆さんは、こんなめんどうな計算をする必要はありません。でも気になったら計算し
て、栄養量表示をみる時の参考にしてね。
★簡単な評価方法(私独自の考え方です)は、
炭水化物を 4 倍してその数値が総エネルギー量の 1/2 よりも多ければ OK。
脂質を 10 倍してその数値が総エネルギー量の 1/4 程度であれば OK。
たんぱく質は、体重とほぼ同じ量を 1 日でとると考えてその量と比較して考える。
今回の執筆は、西本善子でした。
引き続き栄養科をよろしくお願いします。
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