龍谷大学のごみ減量に向けた提案
平成26年2月
龍谷大学 ごみ減量ワークショップ
目
次
はじめに ………………………………………………………………………………
1
1 龍谷大学のごみの現状
2
…………………………………………………………
2 ワークショップにおける試行的な取組 ……………………………………… 6
試行1 古紙回収ボックスの設置 …………………………………………………… 7
試行2 透明分別ボックスの設置 ……………………………………………………10
試行3 分別ボックスの設置及びわかりやすい表示の掲示
…………………………12
3
課題解決に向けた19の提案 …………………………………………………15
各提案の概要 …………………………………………………………………………15
提案1 古紙回収ボックスを設置しよう
……………………………………………18
提案2
ごみ箱の足下に表示をつけよう/分別の判断が難しいごみの表示を
ごみ箱に貼ろう …………………………………………………………………18
…………………………………………19
提案4 透明のごみ箱を設置しよう …………………………………………………19
提案5 分別用のごみ箱の種類を増やそう
…………………………………………19
提案3
分別が進みやすいごみ箱を作ろう
提案6
アルミ缶のプルトップやペットボトルキャップの回収ボックスを
……………………………………………………………………20
提案7 食べ残し用のごみ箱を作ろう ………………………………………………20
提案8 音声ガイド等を設置しよう …………………………………………………20
設置しよう
提案9
出席カード等の無駄な廃棄を削減しよう/できるだけプリントを使わない
…………………………………………………21
プリントの裏紙を使うなど再使用をしよう …………………………………21
ごみについての知識・意識を高めよう
……………………………………22
ごみに関する学習会を実施しよう
…………………………………………22
ごみに関する情報発信を行おう ……………………………………………23
アンケート調査を実施して分別がわかりにくいモノを調査しよう …………23
レジ袋の削減を図ろう ………………………………………………………24
生協のレジ袋を有料化しよう ………………………………………………24
食べ残し等の削減を図ろう …………………………………………………25
落ち葉を資源化しよう ………………………………………………………25
キャンパス内を美しくしよう ………………………………………………25
ような講義形式で実施しよう
提案 10
提案 11
提案 12
提案 13
提案 14
提案 15
提案 16
提案 17
提案 18
提案 19
活動経過
………………………………………………………………………………26
はじめに
「大学のまち京都」と呼ばれる京都市には,現在37の大学があり,市内の大学に通学する
学生数は京都市の人口の約1割に相当すると言われています。学生の活動は京都市の重要な活
力の一つですが,当然その活動からキャンパス内を中心にごみが発生しております。
一方,大学は規模の大きな事業所として,京都市に対してごみの減量計画書を作成して提出
することとなっており,ごみの減量に取り組むよう求められております。
龍谷大学においても,CSRの観点などから京都独自の環境マネジメントシステムであるK
ESを取得し,環境にやさしいキャンパスづくりに踏み出そうとしており,大学から出される
ごみの減量を図りたい京都市の意向と合致したことから,「龍谷大学ごみ減量ワークショップ」
の実施に至りました。
本ワークショップに取り組むにあたり,ごみを出す主体である学生と教員,大学生協職員,
大学事務員,そしてキャンパス内のごみの現状を熟知している清掃委託業者が参加しました。
学生においては,環境サイエンスコースを受講している経済・経営・法・政策学部の学生が
参加しました。ワークショップでは,キャンパス内で人数が最も多い学生が活動の中心となり,
学生自身が自ら出すごみを減量するために問題意識を形成し,解決策を生み出していくかたち
で進めました。
なお,京都市環境政策局には,ワークショップにおいてごみの適正処理に関する専門知識や
減量方法に関する様々な事例紹介などのサポートをしていただきました。
ワークショップの大まかな活動として,まずは大学内において一日でどのくらいのごみ量が
発生し,どのような内容物(紙類や食べ残しなど)がどのくらい混ざっているか(割合)
,場所
ごとにごみの発生状況に違いがあるかなどを調べる組成調査を実施しました。
ワークショップは計3回開催し,第1回目にキャンパス内のごみ減量に向けた課題の洗い出
しを行い,第2回目に課題を解決するアイデア出しを行いました。そのアイデアのうち,実現
可能性が高く効果が見込まれそうなものを試行的に取り組みました。試行的な取組では,3班
に分かれて,実際に分別用の回収ボックスや分別を分かりやすくする表示を学生が製作し,回
収量も測定するなど,学生自身が直接汗をかくかたちで行いました。
試行的な取組はその効果を測定し評価・分析を行い,第3回目のワークショップで,それら
の改善点や今後の進め方を意見交換するとともに,ワークショップ活動の総括を行いました。
これらの取組を経て出てきた減量方策を提案として,この提言書の中にまとめております。
試行的な取組を行い効果を計測した減量方策から思いつきの提案まで様々なものが入ったもの
ではありますが,私たちの提案が,龍谷大学深草キャンパスのごみ減量につながることを切に
願います。
「龍谷大学 ごみ減量ワークショップ」 メンバー一同
1
1
龍谷大学のごみの現状
龍谷大学で発生しているごみの現状である。ワークショップではこれらの基礎的なデータ
として用い意見交換を行った。
(1) 龍谷大学(深草キャンパス)のごみ量
龍谷大学(深草キャンパス)のごみ量は,ここ数年,ほとんど変わっていない。
龍谷大学(深草キャンパス)のごみ量の推移
(t/年)
365
350
81
86
349
352
71
78
90
85
87
200
188
177
353
古紙
(リサイクル)
83
88
85
生ごみ
(焼却)
186
185
その他
(焼却)
出典:龍谷大学
減量計画書 H21~H25
(2) 龍谷大学(深草キャンパス)から排出される1日分のごみ量(燃やすごみ)
場所
ごみ量
教室(廊下)
63kg
16.8%
事務室・研究室
55kg
14.7%
教室・事務室・研究室の混合
30kg
8%
5kg
1.3%
26kg
6.9%
129kg
34.4%
生協食堂(ホール)
24kg
6.4%
屋外
34kg
9.1%
喫茶店
3kg
0.8%
トイレ
6kg
1.6%
375kg
100.0%
図書館
生協店舗
生協食堂(厨房)
合
計
段ボール(生協分,資源化)/1日分
ペットボトル(資源化)
132kg
-
90kg(約 2,100 本) -
/約1日分
2
(3) 龍谷大学から出される燃やすごみの組成調査の結果
大学から出される燃やすごみ(1日分)のうち,発生量,紙類や厨芥類などの品目,各
品目がごみに占める割合などを場所ごとに調べる組成調査を10月9日(水)に実施しま
した。
ア
龍谷大学から出される燃やすごみの全体像
・ 重量ベースで紙類が最も多く(約30%)
,厨芥類(約24%),プラスチック類(約
21%)と続く
・
紙類や金属類などのリサイクルが可能なものが混入
図:燃やすごみの全体<組成>
再資源化可能
なものがごみ
として廃棄
イ 排出場所別のごみの特徴
・ 重量ベースで生協食堂(厨房)のごみ量が最も多く(約35%),次いで教室(廊下)
(約17%)
,事務室・研究室(約15%)
・
表のとおり,資源化可能なものも燃やすごみに混入
各排出場所のごみの状況
排出場所
教室(廊下)
特徴
・
授業後にプリントが放置されていることが多い
・
学生の捨てる紙や弁当ガラなどが多い
事務室・研究室
・
プリントなどの紙が多い
図書館
・
紙が多い
屋外
・
他に比べると,分別状況が悪い
喫茶店
・
ごみ量が少ない
トイレ
・
ごみ量が少ない
生協店舗
・
商品の梱包や事務作業に伴う紙ごみが多い
生協食堂(厨房)
・
売れ残りや食べ残しが多い
生協食堂(ホール)
・
食堂の利用に伴う雑多なごみが多い
・
ペットボトル,缶等の混入も多い
3
教室(廊下)
▲授業のプリント
など
▲ペットボトル
▲レジ袋
▲食べ残しなど
▲リサイクル不可
の紙
▲割りばし
▲雑誌
▲ダンボール
▲OA用紙
▲シュレッダー
▲缶,ヘ ゚ ッ ト ホ ゙ ト ル
▲資源化できる紙
(チラシ,紙箱)
▲落ち葉
▲割りばし
事務室・研究室
▲レジ袋
屋外
▲ペットボトル
4
生協食堂(厨房)
▲売れ残りのごはん
▲仕入れ用のプラ
容器
▲キッチンペーパー
(リ サ イ ク ル不可)
▲売れ残りなどが
混ざったもの
▲紙パック
▲古紙(パンフレット,
ちらし)
▲カタログ(パンフレット)
▲宣伝用の紙
生協食堂(ホール)
▲ペットボトル
▲レジ袋
▲リサイクル不可の紙
(手ふきなど)
生協食堂(店舗)
▲期限切れで捨て
られた食品
▲商品仕入れ用の
容器,包装
▲事務等に使われた紙
5
2
ワークショップにおける試行的な取組
ワークショップの議論で生まれたごみ減量に資する提案(15 ページ以降参照)の中から,
容易に実行に移すことができ,実現可能性とその効果が高いと見込まれる案を選定し,3グ
ループに分かれて試行的に取り組んだものである。
<取組概要>
◆
古紙回収ボックスの設置(1班) <提案 1 関連>
プリント,冊子,チラシなどの資源化可能な古紙を回収するボックスをキャンパス内
の3カ所(2号館1階ロビー・コピー機横,3号館1階中央ロビー,22号館4階コピ
ー機横)に設置した。また,古紙の回収を促進するため啓発用ポスターを作成して掲示
板へ掲載するとともに,教職員向けの依頼文を作成して周知した。
◆
透明分別ボックスの設置(2班) <提案 4 関連>
生協店舗前に缶,びん,ペットボトル,プラスチック類,古紙を回収する透明分別ボ
ックスを設置(ごみ箱の中身が見えるようにすることで分別を促進)した。また,透明
分別ボックスには,見てすぐ分かるような分別表示を貼付した(燃やすごみ→赤,缶・
びん→黄,ペットボトル→青,プラスチック類→緑,古紙→橙)。
◆
分別ボックスの設置(3班) <提案 2,5 関連>
カフェ樹林前に缶,びん,ペットボトル,プラスチック類を回収する分別ボックスを
設置し,それぞれに捨てられるモノをイラストや写真でわかりやすい表示を掲載
◆ 試行的な取組の実施場所
試行的な取組のスケジュール
◆
キックオフ(取組の周知)
12月11日(水)12時~13時半
正門等の人通りが多いところで取組の
周知ビラを配布
◆
実施期間
12月11日(水)~24日(火)
各取組について,各班で回収や回収量の
計測を実施
◆
試行的な取組の振返り
各班で試行的な取組結果をもとに評価
分析
1班:12月26日(木)
2班:1月7日(火)
3班:1月6日(月)
6
試行1
●
古紙回収ボックスの設置(1班)
<提案 1 関連>
ねらい
古紙回収ボックスを設置することで,龍谷大学(深草キャンパス)から排出されるごみの
約3割を占める「紙類」のごみを減量する。
●
取組概要
プリント,冊子,チラシなどの資源化可能な古紙を回収するボックスをキャンパス内の3
カ所(2号館1階ロビー・コピー機横,3号館1階中央ロビー,22号館4階コピー機横)
に設置した。また,古紙の回収を促進するため啓発用ポスターを作成して掲示板へ掲載する
とともに,教職員向けの依頼文を作成して周知した。
▲3号館1階中央ロビー
▲2号館1階ロビー・コピー機横
▲掲示板への掲載ポスター
試行の結果
●
・
2号館は今回設置の3カ所の中で,一番回収量が多かった。
・
3号館はほとんど入っていなかった。
・
22号館は意外と回収量があった。
・
既存の古紙回収ボックス(紫英館)にも,試行期間終了時にはプリント類が多く入って
いた。
・
キックオフのチラシ配りは意外とみんな受け取ってくれた。
プリント
冊子
チラシ
合計
2号館
15.4kg
84.0%
2.9kg
15.7%
0.1kg
0.3%
18.3kg
100%
3号館
3.0kg
38.3%
4.9kg
61.1%
0.1kg
0.6%
7.9kg
100%
22号館
5.1kg
35.9%
7.4kg
52.7%
1.6kg
11.4%
14.1kg
100%
23.5kg
58.0%
15.2kg
37.6%
1.8kg
4.4%
40.5kg
100%
全体
※12月11日~24日(14日間)の回収量(1日平均2.9kg)
7
● 良かったところ
・
ごみや減量に対する意識が変わった。ワークショップや試行で刺激を受けた。
・
ホッチキスをはずして回収ボックスの上に設置したホッチキス入れに入れてくれてい
た。
●
見直すべきポイント
・
回収ボックスはコピー機の近くなど,紙を使う場所に設置するのが良いと思った。
・ プリント・冊子・チラシの分類が難しい(例:プリント複数枚をホッチキス止めした資
料が冊子の所に多く入っていたなど)
⇒紙類の分別は「①紙類の1種類にして,全ての紙を回収する」
,
「②プリント類とその他
の2種類にして回収する」,「③3区分以上の分別で分別の方法と内容の周知を徹底す
る」などが考えられるのでは。
●
・
ホッチキスをはずして入れることを徹底するのは難しい。
・
1つの授業で実施出来ると良かった(例:2限目が参加出来ない,先生が複数など)
試行の結果に対する評価
◆
回収量について
・
プリントが多く集まった。良い取組ができた。
・
1日3kg 近くリサイクル可能な紙類ごみを集めることができ,大学の全体から出すご
みの負担を減らせてとてもすばらしい。
・
多くの古紙を回収でき,効果があったようで良かった。
・
思った以上に集まり,みんなが意識してくれた印象。
・
想像以上の量が集まっていて意外だった。
◆
啓発
・
今回の試行で皆のごみに対する意識,見方を良い方向へ持っていけた。
・
環境が整えばみんな協力してくれる。
◆
その他
・
すばらしい取組だったと思う。
◆
今後に向けた課題
・
教職員トイレのごみ箱に入っているプリントが多い。
・
チラシや冊子は少なかった。
・
プリント・冊子・チラシという区別は無意味だったかも。
・
3号館はあまり効果がなかったようなので別の場所も試行すべき
8
● 今後に向けた提案
◆
環境の充実
・
手軽に金具をとれる道具を置いておく。
・ ホッチキスの回収率が悪かったので,ホッチキスを外す用具等を常設しておくと回収率
が上がるかも。
◆
活動の拡大
・ 3箇所でこんなに集まったのだから数を増やせばもっとごみ減量につながるのではない
か(各階,各建物)
。他の建物にも効果的に置いてはどうか。
◆
設置場所に応じた取組
・
3号館の回収ボックスの使用率が低く,もっとボックスの置く場所を考えるべき。(2
2号館のコピー機の横あたりなど)
・
場所によっては入りきらないところがあったので,場所によっては箱の増量が必要。
◆
情報関係
・
Twitter による学生への呼びかけ
・
ホッチキス,プラスチック等の禁忌品を入れないよう,周知の方法を検討
◆
アンケート実施
・ 「試行に参加しましたか?」
,
「今回の取組をどう思いましたか?」,
「回収ボックスはど
こにおけばいいか?」など簡単な項目で先生方に聞く。
9
試行2
●
透明分別ボックスの設置(2班)
<提案 4 関連>
ねらい
人通りが多くごみが多い生協前に透明分別ボックスを設置するなどを行うことで,分別率
の向上を目指す。
●
取組概要
生協店舗前に缶,びん,ペットボトル,プラスチック類,古紙を回収する透明分別ボック
スを設置(ごみ箱の中身が見えるようにすることで分別を促進)した。また,透明分別ボッ
クスには,見てすぐ分かるような分別表示を貼付した(燃やすごみ→赤,缶・びん→黄,ペ
ットボトル→青,プラスチック類→緑,古紙→橙)。
▲透明分別ボックス(生協店舗前) ▲目立つようのぼりを設置
●
▲古紙分別ボックス
試行の結果
・
燃やすごみの約半分は,食品袋やトレイ,レジ袋などのプラごみであり,プラマークを
見て捨てていない人が多い。
・
プラ用ボックスには,紙の箱や割りばしなど異物がたまに入っている。
・
缶・びん,ペットボトルもきれいに分別されていた。
・
ペットボトルは,キャップやラベルが外されていなかった。
・
生協前はもっとごみが出ていると思ったが,意外と少なかった(3班の方が多かった)。
もともとごみが少ないのか,他の場所で排出されているのか,理由は分からない。
・
古紙の回収量が少なかった理由は,屋外であったからでは。
燃やすごみ
8.0kg
30.9%
缶・びん
9.2kg
35.5%
ペットボトル
5.6kg
21.7%
プラスチック類
3.1kg
12.0%
合計
26.0kg
100%
※12月11日~24日(14日間)の回収量(1日平均2.2kg)
※古紙は14日間で1.86kg回収
▲燃やすごみ
▲プラスチック類
(レジ袋やプラ等が混入) (紙箱や割り箸等の
異物が入っている)
10
▲缶・びん
(分別できている)
▲ペットボトル
(キャップやラベルは
ついたまま)
● 良かったところ
・ 分別ボックスが透明であることで分別してくれた。透明は良かったのでは。
・ プラごみを分別することで,分別意識の向上につながるのでは。
●見直すべきポイント
・ ペットボトルは,キャップやラベルを外してほしかった。透明であることが裏目になっ
たのでは。
・ 看板,表示の強化が必要。透明のごみ箱のため表示を小さくしたが,ごみ箱の後ろなど
に看板を設置するなど,啓発を強化すべきであった。
・ 啓発は,キャッチコピー,呼びかけるようなフレーズ,また,チラシ等によるPRを行
えばよかった。
・ 捨てる時ではなく,買う時に啓発をしてもよい(生協の陳列棚,レジ等)
●試行の結果に対する評価
◆
透明化
・
ごみ箱を透明にするだけでは効果は少ない。併せて啓発が必要。
◆
啓発期間について
・
2週間は短かった。期間を長くとることで意識の定着が図られたと思う。
・
捨てる人に責任を持って貰うことが目的であり,時間が必要。
◆
ペットボトルの分別
・ 本来プラで捨てるラベル,キャップはほとんどついていた(学内の全てが同じ状況である)。
・
キャップを捨てるごみ箱(かご)にワクチンに代わるなどの呼びかけも必要。
●今後に向けた提案
◆
啓発の強化
・
啓発物に加えて,人による声かけ,また継続して行うことが大事。
(生協では,新学期にごみ箱の前で分別指導をしている(2~3週間))
・ 小さいチラシを配ってもよいのでは。ただし,ごみを配っていることにならないよう工
夫が必要。
◆
学内のごみ箱を減らす
・ 透明化とともに学内のごみ箱を減らすことで,透明ごみ箱に捨てる人が増えるため,啓
発がしやすくなる。
◆
学生への訴え方
・
「分別してください」だけでは弱い。
・
“分別すれば○○円費用が減る”というコストを見える化してはどうか。
(生協のカロリー表示は分かりやすく,見ている学生も少なくない)
・
年間のごみ処理費用をグラフ化してはどうか。
・
「一人ひとりの少しの手間」
,
「善意」という視点からの啓発があってもよい。
◆
情報の発信方法
・
学生部・放送部と連携し啓発してはどうか。
11
試行3
●
分別ボックスの設置及びわかりやすい表示の掲示(3班)
<提案 2,5 関連>
ねらい
キャンパス内に分別ボックスを設置し,写真等を用いて具体的な分別品目を分かりやすく
表示することで,分別率のアップを目指す。
●
取組概要
カフェ樹林前に缶,びん,ペットボトル,プラスチック類を回収する分別ボックスを設置
し,それぞれに捨てられるモノをイラストや写真でわかりやすい表示を掲載した。
▲分別ボックス
(燃やすごみ,缶・びん・
ペットボトル,プラスチック類)
●
▲看板やのぼりも設置
▲分別ボックスには写真等の
わかりやすい表示を掲示
試行の結果
・
総重量の約7割が資源ごみとなっており,予想していた以上に多かった。
・
試行を通じて,ごみに対する意識が変わった。
・
清掃業者の方が毎日掃除していることで大学内の美化が保たれていることが前より理解
できた。
燃やすごみ
13.4kg
35.5%
缶
4.2kg
びん
11.0%
8.5kg
22.4%
ペットボトル
7.4kg
19.7%
プラスチック類
4.4kg
11.6%
合計
37.8kg
100%
※12月11日~24日(14日間)の回収量(1日平均2.7kg)
▲燃やすごみ
(レジ袋やプラ等が混入)
▲プラスチック類
(比較的分別できている)
12
▲ペットボトル
(キャップやラベルはついたまま)
● 良かったところ
・ 写真やイラストを使用した分かりやすい表示にしたことにより,資源ごみの中に燃やす
ごみが混入されていることはほとんどなかった。
・ 総重量の約7割が資源ごみであったため,設置場所の増加や周知の徹底により更なる効
果が期待できる。
●見直すべきポイント
・ 燃やすごみの中に「プラ」が混入(特に,レジ袋,おにぎりやパンの袋)されているこ
とが多かった。また,ペットボトルのキャップとラベルの分別がほとんどされておらず,
飲み残しも散見された。
⇒表示を大きくする等の工夫や,分別を定着させるための環境教育の充実が必要である。
⇒レジ袋の中にすべてのごみをまとめて入れることが分別を阻害する要因となっている
ため,レジ袋を配らないようにすることが重要である。
・
「缶・びん」が混ぜて捨てられていた。
⇒ごみ箱が一緒になっていたことが要因と考えられるため,ごみ箱を分けるか,缶・びん
は一緒に集めるなどの検討が必要である。
●試行の結果に対する評価
◆
分別状況
・
ペットボトルのラベル・キャップもまあまあ分けられていた
・
燃やすごみのなかに,プラがたくさん混入していた
・
プラなどの分別に協力してくれる人も多くいた。
◆
課題
・
写真を用いた表示は,効果があった。
・ 生協の袋にごみが入っていると分別ができておらず,まとめた物をわざわざ分別するほ
どの意識を持っている人が少ない。
・
ラベル,キャップの分別がわからない人もいたのではないか。
・
ごみ中の7割が資源に出来るものであり,もっと資源化すべき。
13
●今後に向けた提案
◆
ごみ箱のさらなる工夫
・ 写真を大きくすることが重要である(捨てない人にも理解されるよう、大きく表示する)
。
・
ペットボトル用には、透明なごみ箱の効果が高いのではないか。
・
ペットボトルのキャップだけを入れるボックスを置くのもよい。
・
ごみ箱の設置場所を集中させ、分別できるようにすることが重要。
◆
レジ袋対策
・
レジ袋にごみをまとめる行為は分別を妨げとなっている。
・
資源化を進めるためにも、レジ袋の配布廃止、有料化に取り組むことが必要。
・
レジ袋のデポジット導入や返却すると返金やポイントが付くような仕組みを検討する。
デポジットや返金の金額は、50 円/枚などと高くする必要がある。
◆
分別排出に関する意識向上
・
ごみ箱の前や横に立って指導する、ごみについての教育をするなどが必要。
・
必修の授業の1回目で、分別等についてのレクチャーを実施するなどをしてはどうか。
・
分別行動が単位に関係する制度を導入すれば、意識が高まる。
▲燃やすごみの表示
▲缶の表示
▲プラスチック類の表示
▲びんの表示
14
▲ペットボトルの表示
3
課題解決に向けた19の提案
ワークショップの議論で生まれたごみ減量に資するアイデアである。
タイトル部分に★印が付いているものや「提案内容」でゴシック体になっているものは,
ワークショップの議論の中で重要と評価されたものや繰り返し提案されたもので一押しの提
案である。
各提案の概要
<分別の仕組みの構築>
提案1 古紙回収ボックスを設置しよう
再生使用
★★
大学から出されるごみの約30%を占める紙ごみの削減を目指して,古紙専用のボック
スを作成し,コンピュータ室,教室,コピー機横など,古紙がよく発生する場所に設置す
る。また,授業のプリント用の回収ボックスも設置する。
提案2 ごみ箱の足下に表示をつけよう
/分別の判断が難しいごみの表示をごみ箱に貼ろう
★★
再生使用
ごみ種が明示されていないところがあり,表示がないと分別のやり方が分からないため,
ポスター(写真や図付き)や目立つ表示の工夫(カラフルなごみ箱,大きなごみ箱など),
分別の難しいごみの表示の貼付(品目の捨て方等が分かりにくいモノの丁寧な説明書きを
貼付するなど)
,ごみ箱の足下にごみの品目等を表示したシール又はシートをひく工夫など
をすることにより,分別の徹底を図る。
提案3 分別が進みやすいごみ箱を作ろう
★
再生使用
分別が徹底されていないため,分別品目を増やしつつ,何をどのように捨てるかを説明
した表示を貼る。また,捨てられる品目が分かりやすいようごみ箱の色を変える。
再生使用
提案4 透明のごみ箱を設置しよう
ごみ箱の中身が見えないことで分別品目が分かりにくいため,ごみ箱を中身が見える透
明の分別ボックスに変更する。
提案5 分別用のごみ箱の種類を増やそう
★★★
再生使用
場所によって,分別用のごみ箱がないため,古紙,缶,びん,ペットボトル,プラスチ
ックなど分別を細分化する。また,個人が携帯ごみ箱を持ち歩き,たまったら分別ボック
スに適切に廃棄する活動を実施する。
提案6 アルミ缶のプルトップやペットボトルキャップの
回収ボックスを設置しよう
再生使用
ごみの再生利用に留まらず,社会貢献へとつなげる必要があるため,ペットボトルキャ
ップの回収ボックスや缶のプルトップ入れを設置する。
15
再生使用
提案7 食べ残し用のごみ箱を作ろう
食べ残しが他のごみと一緒にごみ箱に捨てられているため,水切りができる生ごみ用の
ごみ箱,食べ残しや飲み残し用のごみ箱を作る。
再生使用
提案8 音声ガイド等を設置しよう
ビニール袋1つでさえも燃えるごみなのか燃えないごみなのか判断できないなど,ごみ
種が明示されていないところがあり,表示がないと分別のやり方が分からないため,捨て
られるモノを音声で案内する分別ボックスや「分別してください」と音の出るごみ箱を設
置する。
<プリントの発生抑制>
提案9 出席カード等の無駄な廃棄を削減しよう
/できるだけプリントを使わないような講義形式で実施しよう
発生抑制
授業で先生が配ったプリント類が教室に残っている(欠席者や予備分等)ため,電子で
出欠を確認するシステムの構築や電子機器(スマートフォンやタブレット等)の活用,プ
リント余りを出さないよう教科書を多用する授業の進め方,プリントが必要な人のみ申請
する方法の導入等を進める。
提案 10 プリントの裏紙を使うなど再使用をしよう
発生抑制
余分のプリントが多数捨てられており,教室で残った古紙の取り扱いも定められていな
いため,表だけ印刷している用紙の専用回収ボックスの設置等により,再使用を進める。
<意識啓発・情報提供>
提案 11 ごみについての知識・意識を高めよう
★★★
啓
発
ごみの分別への意識が低く,ごみに関する知識も少ないため,オリエンテーションや環
境に関する授業等でごみ減量のための意識啓発やごみの捨て方等を説明するとともに,新
入生を対象としたフレッシュマンセミナーの開催や,表彰などごみ減量のインセンティブ
が働く制度の実施,入学後しばらくは,分別指導員が分別場所に立って指導するなどの取
組を行う。また,分別の大切さや分別ボックスの種類と設置個所,分別豆知識などを掲載
する啓発用冊子の作成や,事務室のごみ箱の数を減らす取組,収集をしない日(清掃の定
休日)を設ける等の取組を進める。
提案 12 ごみに関する学習会を実施しよう
啓
発
ごみの分別への意識が低く,ごみに関する知識も少ないため,教員,事務員,学生が参
加する学習会を参加する。また,学内の掲示板にごみ減量を促すポスターを掲示する。
16
啓
提案 13 ごみに関する情報発信を行おう
発
ごみの捨て方が大学内で周知されておらず,分別の必要性が理解されていないため,ツ
イッターやフェイスブック,大学のポータルサイト,音声ガイドなどを活用して,ごみ減
量のための意識啓発やごみの捨て方等に関する情報,大学のごみ量等を掲示するなどの情
報発信を行う。
提案 14 アンケート調査を実施して分別がわかりにくいモノを
調査しよう
啓
発
分別が分かりにくいモノ(お菓子の袋,おにぎりの袋,汚れたプラスチック,ビニール
袋など)を調べるため,アンケート調査を実施する。
<レジ袋の削減>
提案 15 レジ袋の削減を図ろう
発生抑制
★
缶やプラスチックを含めたごみをレジ袋にまとめて捨てる人が多く,分別の妨げになっ
ているため,レジ袋をもらわないようエコバッグの持参を呼びかける活動を実施する。
発生抑制
提案 16 生協のレジ袋を有料化しよう
生協のレジ袋について,欲しい人だけが持って行くシステムになっているが,ほとんど
の人がもらっており,機能していないため,レジ袋を有料化することで削減を目指す。
<食べ残しの発生抑制>
提案 17 食べ残し等の削減を図ろう
発生抑制
食べ残しを減らすため,食べ残しゼロ宣言活動や,残食を増やさないよう健康に訴えか
ける活動を実施する。
<落ち葉の資源化>
提案 18 落ち葉を資源化しよう
再生利用
資源化可能な落ち葉が燃えるごみとして処理されているため,腐葉土化するなどの取組
を行う。
<キャンパス内の美化>
提案 19 キャンパス内を美しくしよう
適正処理
カフェ近くのごみ箱など,捨てる頻度の多いところでごみがごみ箱から溢れているため,
使用頻度が高いごみ箱の回収間隔を他のものより高くするなどの工夫を施す。また,タバ
コの吸い殻が多いため,ポイ捨てに対するペナルティを設ける。
17
各提案の詳細
<分別の仕組みの構築>
提案1 古紙回収ボックスを設置しよう
■
再生使用
★★
課題
・
ごみのうち紙類の割合が30%と高いので,削減することが必要である。
・
分別にあたり,リサイクルに適していない禁忌品となる古紙を説明することが難しい。
・
コピーやプリントアウトで失敗したものが燃えるごみとして捨てられている。
・
授業後に余ったレジュメが教室に放置され,燃えるごみとして捨てられている。
・
教室で残った古紙の取り扱いが決まっていない。
■ 提案内容
・ 古紙専用の回収ボックスを作成し,コンピュータ室,教室,コピー機横など,古紙がよ
く発生する場所に設置する。
・
授業で余ったプリント用の回収ボックスを設置する。
■ 想定される成果
・ 燃えるごみ中に古紙が約3割含まれているので,ごみとなる古紙を減らすことができる。
・
古紙の再生利用を効率的に実施できる。
提案2
■
ごみ箱の足下に表示をつけよう
/分別の判断が難しいごみの表示をごみ箱に貼ろう
★★
再生使用
課題
・
何を捨ててよいかが分からないときがある。
・
ビニール袋1つでさえも燃えるごみなのか燃えないごみなのかが分からないことがあ
る。
・
分けることが面倒であり,面倒くさくなってまとめて捨てられている。
・
ごみ種が明示されていないところがある。表示がないと分別のやり方が分からない。
■ 提案内容
・
ごみ箱の足下にごみの品目等を表示したシール又はシートをひく。
・ 分かりやすさを向上させるため,ポスター(写真や図付き)や目立つ表示等の工夫(カ
ラフルなごみ箱,大きなごみ箱など)を行う。
・ 分別の判断が難しいごみの表示を貼付する(品目や捨て方等が分かりにくいモノの丁寧
な説明書きを貼付するなど)
。
■
想定される成果
・
分別が徹底される。
・
ごみの減量ができる。
18
分別が進みやすいごみ箱を作ろう
提案3
■
★
再生使用
課題
・
燃えるごみ,燃えないごみの区別が分からない。
・
何をどのごみ箱に捨てたらよいか分からない。
・
分別が徹底されていない。
■ 提案内容
・
分別品目を増やしつつ,何をどのように捨てるかを説明した表示を貼る。
・
適切な分別実施を図るため,ごみ箱に分別方法が分かりやすく書いたポスターを貼る。
・
捨てられる品目が分かりやすいようごみ箱の色を変える。
■
想定される成果
・
分別行動の浸透,適切な分別ができる。
・
分別率の向上を図ることができる。
・
古紙の資源化を図ることができる。
提案4
■
再生使用
透明のごみ箱を設置しよう
課題
・
分別することを知らない(意識が低い)方がいる。
・
ごみ箱の中身が見えないので,分別品目が分かりにくい。
・
駅のごみ箱のように中身を見せるなど廃棄する人の意識に働きかける必要がある。
■ 提案内容
・
■
ごみ箱を中身の見える透明の分別ボックスに変更する。
想定される成果
・
透明にしたことで自分の出すごみに責任を持たせ,意識の向上が図られる。
・
分別効果の「見える化」ができる。
提案5
■
分別用のごみ箱の種類を増やそう
★★★
再生使用
課題
・ 場所によって,分別用のごみ箱がない(22号館以外燃えるごみと燃えないごみの2種
類しかない,トイレ内に分別ボックスがないなど)。
・
ペットボトルのキャップ・ラベル(プラ)と本体(ペット)とが分けられていない。
・
分別ボックスがない箇所がある。
■ 提案内容
・
古紙,缶,びん,ペットボトル,プラスチックなど分別の細分化(品目数の増加)。
・ 個人が携帯ごみ箱を持ち歩き,たまったら分別ボックスに適切に廃棄する活動を実施す
る。
19
提案6
■
アルミ缶のプルトップやペットボトルキャップの
回収ボックスを設置しよう
再生使用
課題
・ごみの再生利用に留まらず,社会貢献へとつなげる必要がある。
■
提案内容
・ ペットボトルキャップの回収ボックスを設置する(キャップを集めてワクチンを購入す
る活動に寄与)
。
・
缶のプルトップ入れを設置する(プルトップを集めて車椅子を購入する活動に寄与)
・
ペットボトル容器で作ったプルトップ入れを設置する(同上)
。
■ 想定される成果
・ 社会貢献ができる(ペットボトル回収でワクチン,プルタブ回収で車椅子を購入する活
動に協力)
。
・
キャップ回収 BOX があれば,中の液体も最後まで飲みきり,ごみ量の削減につながる。
提案7
■
再生使用
食べ残し用のごみ箱をつくろう
課題
・
食べ残しが多い。
・
食べ残しが,他のごみと一緒にごみ箱に捨てられている。
■ 提案内容
・
生ごみの水切りができるごみ箱をつくる。
・
食べ残し用のごみ箱をつくる。
■ 想定される成果
・
水分が減ることで,ごみ減量に繋がる。
・
ごみ箱が汚れない(洗う手間の省略)
。
提案8
■
音声ガイド等を設置しよう
再生使用
課題
(提案2と同じ)
■
提案内容
・
「分別して下さい」と音の出るごみ箱を設置する。
・
捨てられるモノを音声で案内する分別ボックスを設置する。
■ 想定される成果
・
分別意識の向上が図れる。
20
<プリントの発生抑制>
提案9
出席カード等の無駄な廃棄の削減しよう
/できるだけプリントを使わないような講義形式で実施しよう
発生抑制
■ 課題
・
授業で先生が配ったプリント類が,教室に残っている(欠席者や予備分など)。
・
出席者数が読めないので,欠席者分も含めて多めに印刷されている。
・
出席率を考えるとかなりの量が余っている。
■ 提案内容
・ 出欠を確認する用紙の代わりに,ITで出欠を確認するシステムを構築する(授業の最
初に,教員「出席キーワード」を伝え,それを学生がポータブルサイトの出席確認(仮)
の e-ラーニングシステムで入力する)。
・ プリント余りを出さないよう教科書を多用する授業の進め方をする。また,プリントは
必要な人のみに配布する。
・
■
電子機器(スマートフォンやタブレット等)で授業を実施する。
想定される成果
・
余った出席カード用紙が大量に捨てられることを防ぐ。
・
深草キャンパスの1限当たりの受講学生が 2000 人,出席率 75%とした場合,一限当た
り 500 枚の用紙が節約される。
提案 10
■
プリントの裏紙を使うなど再使用をしよう
発生抑制
課題
・
余分のプリントが多数捨てられている。
・
教室で残った古紙の取り扱いが定められていない。
■ 提案内容
・
表面だけ印刷されている用紙の専用回収ボックスを設置する(裏紙入れの設置)
。
■ 想定される成果
・
古紙の発生抑制ができる。
21
<意識啓発・情報提供>
提案 11
■
ごみについての知識・意識を高めよう
★★★
啓
発
課題
・
ごみ量が多い(減量計画書から)。
・
分別することを知らない。また,ごみの分別への意識が低い。
・
分別の方法を知らない。ごみに関する知識が少ない。
・
分別の必要性が理解されていない。また,ごみの捨て方が大学内で周知されていない。
・
ごみ箱の数が多い(近くにあると捨ててしまう)。
■
提案内容
・ 新入生を対象にフレッシュマンセミナー等で減量のための意識啓発やごみの捨て方等を
説明する。
・ 環境に関する授業等でごみの捨て方を説明する(分別意識の向上,ライフスタイルの構
築)。
・ 啓発用冊子を作成する(分別の大切さや分別ボックスの種類と設置箇所,分別豆知識な
どを掲載)
。
・
4月の新入生が入る時期に分別指導員がごみの排出場所に立って指導する。
・
学生手帳にごみの分別方法のページを追加する。
・
事務室のごみ箱の数を減らす。
・
教員,事務員を対象にごみの分別徹底を図るための注意喚起を行う。
・
表彰するなどごみ減量のインセンティブが働く制度を実施する。
・
収集をしない日(清掃の定休日)を設ける
■ 想定される成果
・
ごみについての意識向上が図られる。
・
分別・資源化の徹底が図られる。
提案 12
■
ごみに関する学習会を実施しよう
課題
(提案 11 と同じ)
■
提案内容
・
教員,事務員,学生が参加する学習会を開催する。
・
学内の掲示板にごみ減量を促すポスターを掲示する。
■ 想定される成果
・
龍谷大学のごみ現状が認知される。
・
ごみに関する意識,知識の向上が図られる。
22
啓
発
提案 13
■
■
ごみに関する情報発信を行おう
啓
発
課題(提案 11 と同じ)
提案内容
・ ツイッターやフェイスブックでごみ減量のための意識啓発やごみの捨て方等に関する情
報を発信する。
・
大学のごみ量を定期的に周知する。
・
大学のポータルサイト等に分別方法を掲載される。
■
想定される成果
・
龍谷大学のごみ現状が認知される。
・
ごみに関する意識,知識の向上が図られる。
提案 14
■
アンケート調査を実施して分別が分かりにくいモノを
調査しよう
啓
発
課題
(提案 11 と同じ)
■
提案内容
・ 分別が分かりにくいモノ(お菓子の袋,おにぎりの袋,汚れたプラスチック,ビニール
袋など)を把握するため,アンケート調査を実施する。
■
・
想定される成果
ごみに関する意識,知識の向上が図られる。
23
<レジ袋の削減>
提案 15
■
レジ袋の削減を図ろう
★
発生抑制
課題
・ 缶・プラスチックを含めたごみを,レジ袋にまとめて捨てる人が多く,レジ袋が分別の
妨げになっている。また,マイバッグを持っている人は少ない。
■ 提案内容
・
■
レジ袋をもらわないようエコバッグの持参を呼びかける活動を実施する。
想定される成果
・
ごみ量の削減ができる。
・
適切なごみの分別が促進できる。
提案 16
■
生協のレジ袋を有料化しよう
発生抑制
課題
・ 欲しい人だけが持っていくシステムになっているが,ほとんどの人がもらっており,機
能していない。
・ 缶・プラスチックを含めたごみを,レジ袋にまとめて捨てる人が多く,レジ袋が分別の
妨げになっている。また,マイバッグを持っている人は少ない。
■ 提案内容
・
レジ袋を有料化する(例えば,1枚 5 円とするなど)。
■ 想定される成果
・
ごみ量の削減ができる。
・
適切なごみの分別が促進できる。
24
<食べ残しの発生抑制>
提案 17
■
・
■
食べ残し等の削減を図ろう
発生抑制
課題
食べ残しが多い。
提案内容
・
食べ残しゼロ宣言活動を実施する。
・
食べ残しを増やさないよう健康に訴えかける活動を実施する。
<落ち葉の資源化>
提案 18
■
・
落ち葉を資源化しよう
再生利用
課題
。
落ち葉が燃えるごみとして処理されている(量も多い)
■ 提案内容
・
学内の落ち葉を腐葉土化する。
<キャンパス内の美化>
提案 19
■
キャンパス内を美しくしよう
適正処理
課題
・
カフェ近くのごみ箱など,捨てる頻度の多いところでごみがごみ箱から溢れている。
・
たばこの吸い殻が多い(2号館のそば)。
・
ポイ捨てされている(ごみ箱があってほしいところにない)。
■ 提案内容
・
使用頻度が高いごみ箱の回収間隔を他のものより高くする。
・
ポイ捨てに対するペナルティを設ける。
■ 想定される成果
・
龍谷大学のごみ現状の認知が図れる。
・
ごみに関する意識,知識の向上が図れる。
25
龍谷大学ごみ減量ワークショップの活動経過
10 月 9 日(水) 深草キャンパスごみ組成調査の実施
・
大学から排出される燃やすごみ(1日分)のうち,発生量,紙類や厨芥
類などの品目,各品目がごみに占める割合を調査
・
生協や教室,図書館などの排出場所ごとに把握
11 月 1 日(金) 第1回ごみ減量ワークショップの開催(29ページかわら版参照)
・
ごみに関する基本的知識や龍谷大学のごみの現状を共有
・
キャンパス内のごみについて各自が問題と感じることやごみ減量を進め
るための課題とその解決アイデアについて4グループに分かれて意見交換
11 月 29 日(金)
第2回ごみ減量ワークショップの開催(31ページかわら版参照)
・
3グループに分かれ,学生が考えてきたごみ減量のアイデアを素材に意
見交換
・
意見交換を経たごみ減量方策の中から,実現可能性と実施効果が高いと
思われアイデアを選び,試行的に取り組むための意見交換
ワークショップにおける試行的な取組の実施
3グループそれぞれで選定した試行的な取組を実施(第1班:古紙回収ボックスの設
置,第2班:透明分別ボックスの設置,第3班:分別品目の増加と分かりやすい表示)
12 月 3 日 2班打ち合わせ(1回目)
・ 分別品目及び設置場所を検討(缶,びん,ペットボトル,プラスチック類,
古紙の5種類,2号館生協店舗前)
・ 透明分別ボックスのデザインや,それに貼りつける分別表示について検討
3班打ち合わせ(1回目)
・ 分別品目及び設置場所の検討(缶,びん,ペットボトル,プラスチック類
の4種類,カフェ樹林前)
・
既存のごみ箱を活用した分かりやすい分別の表示の検討
12 月 5 日 1班打ち合わせ(1回目)
・ 古紙回収ボックスの設置場所やデザイン,啓発用のポスター及び教員向け
依頼文について検討
3班打ち合わせ(2回目)
・ 分別を促進するための分かりやすい表示の作成(分別品目や注意点等を写
真やイラストも交えて記載)
12 月 6 日 1班打ち合わせ(2回目)
・ 古紙回収ボックスの設置場所の決定(2号館1階コピー機前,3号館1階
廊下,22号館4階コピー機前の3ヶ所)
・
回収ボックス,表示及び教員向け依頼文の作成(カラーボックスを購入,
回収対象やマスコットキャラを記載した表示の作成)
26
12 月 10 日
2班打ち合わせ(2回目)
・
透明分別ボックスに貼りつける表示のデザインを決定
各班作成の回収ボックス等の設置,1班の教員用依頼文の配付
12 月 11 日
試行的な取組キックオフの実施
・ 取組の内容等を紹介する周知ビラについて,昼休みに正門等の人通りが多
いところで配布
12 月 11 日
試行的な取組の実施
~24 日 分別ボックスの管理,古紙の回収及びごみの計量等を実施
12 月 26 日
1班打ち合わせ(3回目)
・
試行的の取組の回収量・分別の徹底などの結果を取りまとめて確認
・
良かった点や悪かった点,見直すべき点などを意見交換
1 月 6 日 3班打ち合わせ(3回目)
・
試行的の取組の回収量・分別の徹底などの結果を取りまとめて確認
・
良かった点や悪かった点,見直すべき点などを意見交換
1 月 7 日 2班打ち合わせ(3回目)
1 月 10 日
・
試行的の取組の回収量・分別の徹底などの結果を取りまとめて確認
・
良かった点や悪かった点,見直すべき点などを意見交換
第3回ごみ減量ワークショップの開催(33ページかわら版参照)
・
各班で取り組んだ試行的取組の結果の評価及び改善点について意見交換
・
これまでに出てきた議論を踏まえ,今後の大学のごみ減量に向けたアイ
デアの総括
27
28
29
30
30
31
30
32
30
33
キャンパスの
ごみ減量の第一歩!
「龍谷大学のごみ減量に向けた提案」
平成26年2月作成
龍谷大学ごみ減量ワークショップ
30
ダウンロード

龍谷大学のごみ減量に向けた提案(PDF 8.5MB)