キャンパスマスタープラン
(長期ビジョン)2012
【 概要版 】
国立大学法人 九州工業大学
平成23年度(2012年3月)
CHAPTER
01
キャンパスマスタープランの目的・策定の進め方
キャンパスマスタープランの目的
九州工業大学では、次の目的に向けて、キャンパス
大学の理念・方針・計画
マスタープランを策定します。
基本理念・基本方針、中期計画等
■大学の基本理念・基本方針の実現を支える
…わが国の産業発展のために、品格と創造性ある人材を
キャンパスマスタープラン
育成する大学の活動を、キャンパスづくりで支えます。
長期ビジョン…30年後のキャンパスの目指す姿・キャンパスづくりの指針(本プラン)
■社会環境のシビアな変化に対応する
…人口減少・グローバル化などの厳しい変化に対応する
中期プラン
ためのキャンパスづくりを行います。
…長期ビジョンをふまえた12年程度の整備計画(2012年度策定)
「人間中心」のキャンパスマスタープラン策定
■「人間中心」のアプローチ
A
聞
き
取
り
め、九州工業大学にかかわる人々の価値
観・想い・ニーズを共有してプラン策定に
活かすアプローチを採りました。
これに基づき右記の多彩な「人間中心」
調査を行うとともに、データ調査も行い、
必要な情報を幅広く収集しました。
…プロジェクトロゴ(下記)の作成、活動
3: ワールドカフェ
「
人
間
中
心
」
調
査
未来の九工大をよりよくする
ための具体的アイデアを3
キャンパスの学生・教職員が
出し合う
【2時間×
4回実
・関
想係
い者
・の
ニ価
ー値
ズ観
【2時間×
施】
4回実施】
C
:
報告誌や学園祭での広報等を行い、学生・
B
対
話
周辺地域、行政担当者、連携
企業の方々から、九工大への
ニーズ等を伺う
【計17人対象】
4: ワークショップ
九工大の現状やありたい姿に
ついて、3キャンパスの学生・
教職員が対話
:
■全学への活動周知、理解・協力の促進
2: ヒアリング
経営層、学生・教職員から九
工大に対する「想い」、九工
大の「価値観」を聞き取り
【計35人対象】
:
…30年後のキャンパスの目指す姿を描くた
1: インタビュー
ア
ン
ケ
ー
ト
教職員の理解・協力を促進しました。
学生・教職員・明専会員から、キャンパス・大学への認識や
ニーズを伺う
【計1161名回答】
6: フィールドワーク
:
D
5: WEBアンケート調査
観
察
E
:
デ
ー
タ
調
査
文
献
収
集
学生・教員にも協力を得て、3キャンパスと周辺地域を観察
する調査を実施、ユーザー視点から空間の現状を把握
7: 九州工業大学・周辺地域
8: 社会動向調査
の基礎情報収集
大学の理念・方針、歴史や、
施設関連データ、周辺自治体
の関連計画・施策等を調査
北部九州と密接に関わるアジ
アの動向、日本・キャンパス
周辺地域の人口動態等を調査
地キ
域ャ
のン
空パ
間ス
のと
状周
況辺
キ
ャ
ン
パ
ス
マ
ス
タ
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プ
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ン
とプ
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るン
基の
礎ベ
情ー
報ス
キャンパスマスタープランの構成
キャンパスマスタープラン策定の考え方
キャンパスマスタープランの構成は右の
通りです。
0章
学長からのメッセージ
1章
キャンパスマスタープランの目的・策定の進め方
まずキャンパスマスタープラン策定の考
え方(0章・1章)をふまえ、プラン策定
に向けた現状の把握(2章)を行います。
次に現状の把握をふまえ、キャンパスマ
スタープラン(長期ビジョン)を検討しま
プラン策定に向けた現状の把握
2章
と
九州工業大学の現状の把握
課題整理
キャンパスマスタープラン(長期ビジョン)
3章 キャンパスマスタープランの基本方針
4章 キャンパスマスタープランの基本方針
実現に向けたアクティビティ
5章 フレームワークプラン
す(3章・4章・5章) 。
最後に、キャンパスマスタープランの実
現に向けた考え方(6章)をまとめます。
キャンパスマスタープラン実現に向けた考え方
6章
キャンパスマスタープランの運用
CHAPTER
02
九州工業大学の現状の把握と課題整理
九州工業大学の現状把握から見える課題と方向性
九州工業大学の基礎情報、キャンパスと周辺地域の空間、関係者の価値観・想い・ニーズについての現状把握を行った結果、今後
に向けたさまざまな課題が浮かび上がりました。それらの課題の整理により導いた、下記の基本方針の方向性に基づき、キャンパス
マスタープランの基本方針(キャンパスづくりの目標と柱となる考え方)を3章で示します。
現状把握から導かれる今後の課題
九
州
工
業
大
学
の
現
状
把
握
基本方針の方向性
 大学の起源である、社会への価値還元を未来にわたって継続する
 九工大とかかわる人々の成長を支え、社会に価値を還元し続ける
人々の成長と社
会への価値還元
 「技術に堪能なる士君子の養成」に向け、教育の伝統を引き継ぐ
 品格と創造性を有し、志と情熱をもって社会に貢献する技術人材を養成する
 学ぶ意欲、グローバル社会で活躍する力を育む教育を加速させる
 密接なコミュニケーションの中で、技術者として、人として人材を育成し続ける
未来を拓く技
術者育成と人
間形成
 優れた研究成果を生み、融合技術や境界領域の創成につとめる
 社会と接し、課題解決能力を育む実践型教育を加速させる
 世界最先端の技術開発・社会をリードするものづくりを続ける
 社会とのつながりの中で、未来の社会をリードする先進的なものづくり・技術開発を実践する
社会をリード
する実践的教
育研究
 地域社会との連携・調和につとめる
 大学の社会的責任を重視する
 産学連携・地域貢献の取組を継続・加速させ、社会と共生し続ける
 アジアなど国際社会との結びつきを深め、優秀な留学生の獲得、教育研究の活性化につなげる
 地域社会・産業界との交流・連携を深め、共に成長・発展してくために活動する
社会と幅広く
交流し共に成
長する
 地域・世界との連携を深め、積極的に情報発信する
 九州工業大学の価値を知るとともに、それを表現する力を磨き、九工大ブランドの構築を目指す
自らの価値を
知り積極的に
発信
 学生の課外活動における多様なチャレンジを支え続ける
 人々が心地よく過ごすための環境・施設づくりを継続・発展させる
 留学生や社会人学生など、様な人々を迎え入れ教育研究活動を持続的に展開する
 多様な人々・考え方が共生し、自由に、快適に活動できる環境をつくる
多様な人と考
え方の共生環
境整備
キ
ャ
ン
パ
ス
マ
ス
タ
ー
プ
ラ
ン
基
本
方
針
(
3
章
)
九州工業大学各キャンパスにおける課題
九州工業大学は、専門分野、立地環境の異なる、戸畑(工学、小倉都心に近い都市型)・飯塚(情報工学、郊外型)・若松(生命
体工学、北九州学術研究都市に立地)の3キャンパスを有しています。それぞれ下記のように固有の課題があります。5章では、こ
れらの課題をふまえてフレームワークプラン(キャンパスづくりの指針となる計画)を検討します。
戸畑キャンパス
各
キ
ャ
ン
パ
ス
の
現
状
把
握
 まちとの共生
…商店街や北九州・関門・京築と共生
 市との協調
 明専の森の継承・管理
…周辺一体に親しまれる古くからある緑
の保存
 歴史の継承
…100年超のキャンパスの歴史の継承
 憩いの空間整備
飯塚キャンパス
 飯塚市・筑豊エリアとの連携
…まちづくりや産学連携等の連携強化
 外部とキャンパスをつなぐ
仕組みづくり
…郊外立地でも外部とつながる仕組み
若松キャンパス
 北九州学術研究都市・地域
との連携
…学術研究都市内に同居する他大学・機
関や周辺地域との連携強化
 戸畑・飯塚との連携
 わかりやすい空間・動線
 人の集まる空間づくり
 にぎわいと憩いの場づくり
 学内交流の活性化
…垂直方向の複雑な空間構成への対応
…芝生の活用などで活気ある空間構築
…研究室や階を越えた交流・連携創出
フ
レ
ー
ム
ワ
ー
ク
プ
ラ
ン
(
5
章
)
CHAPTER
03
キャンパスづくりの基本方針
キャンパスづくりの目標
未来の技術に出会うキャンパス
九州工業大学は、関わるすべての人々の成長の起点となり、
社会に価値を還元するとともに、未来の技術に出会えるキャンパスをめざします。
キャンパスづくりの基本方針
品格と創造性のある技術人材を育成するキャンパス
九州工業大学は、建学の理念にある「技術に堪能なる士君子」の養成を基本とし、すべての学生と教職員が
志と情熱を持ち、産業を切り拓く技術者・知的創造者として成長していくことができるキャンパスをめざし
ます。
先進的で実践的な技術・知識・能力を育むキャンパス
九州工業大学は、自律と実践を軸に、グローバルな視点で、実社会をリードする質の高い教育・研究を行う
キャンパスをめざします。さまざまな領域でダイナミックにチャレンジし、先進的な科学に裏付けられた融
合技術や境界領域の創成を行うキャンパスをめざします。
地域・国際社会・産業界と支えあい、成長しあうキャンパス
九州工業大学は、地域・国際社会・産業界と密な交流のなかで、自らに対するニーズや評価を知り、未来に
向けて成長していくキャンパスをめざします。本学は産業界資本の国家への還元を目的に設立されました。
今後も、ニーズや評価をもとに磨き上げた教育・研究の成果を地域・国際社会・産業界へ還元しつづけ、と
もに支えあい、成長しあうキャンパスをめざします。
自らの価値を知り、世界に表現するキャンパス
九州工業大学は、大学そのものはもちろん、学生、教職員が自らその研究や能力の価値と意義を把握し、社
会へ、アジアへ、世界へ、積極的にプレゼンテーションしていくことのできるキャンパスをめざします。
多様な個の共生と挑戦をささえるキャンパス
九州工業大学は、多様な個性・考え方を受け容れるとともに、異なる視点や専門性をもつ人々が共生し、刺
激しあいながら、人づくり、ものづくりに向けて新たな挑戦をつづけていくキャンパスをめざします。
多様性を受け容れる多種共生の環境のもと、
実学主義、人づくり、相互成長の 3 要素が
作用し合いながら、社会との接点において、
たえず積極的に自己表出を行い続けること
から社会に還元する価値を生み出し、また
その価値を大きく拡大していきます。
CHAPTER
04
キャンパスづくりの基本方針実現に向けたアクティビティ
人づくり・実学主義・相互成長・自己表出・多種共生という基本方針を実現するために、キャンパスづくりで展開していくべきア
クティビティを、学生・教職員の対話の中で生まれたアイデアを参考に検討しました。下記にその一部を示します。九州工業大学で
は、これらをはじめとして、多様なアクティビティを支えるキャンパスづくりを進めます。
基本方針
実現に向けた方向性
方向性に沿ったアクティビティ例
 ものづくりセンスを育むために、も
 ものづくり(構想を形にすること)に特化
 多様性から適応力を育むために、
 共同作業に適した施設や什器の重点整備
のづくりの現場や技術製品に触れる
様々なコミュニケーションを誘発す
る
 志と情熱を持って取り組む心を育む
ために、先人の思いやプロセスや成
果を学び、これからの課題を見つけ
課題解決にチャレンジする
 社会を学び、ニーズを知るために、
地域・国際社会・産業界と日常的に
対話する
 研究成果をもとに、技術を使い、製
品化するプロセスを実践できる社会
空間を構築する
 全学恊働で戦略的に境界領域・融合
技術を創成し、社会にシーズを提供
する
した講座の開設
 様々な人と対話できる機会と場所の常設化
 授業や研究室の枠を越え、共に課題解決に
取り組む仕組み
 「九工大チャレンジ」
~全学をあげてひとつのことに挑む
 まちなか研究室~商店街出店など地域を
舞台とした活動の展開
 世界の協定校や企業など海外の人々と
日常的に交流する場の構築
 リビング・ラボ~地域住民をユーザーに
見立てた製品化活動
 キャンパス間合同プロジェクトなどに
よる学際新領域の創出促進
 学内外の心理的・物理的な垣根を溶
 カフェやドリンクバーなど地域住民との
 社会からのニーズ・評価をもとに、
 企業などとの連携プロジェクトに柔軟に
かし、親密な交流・連携を生む
新規の取組みや活動の見直しを柔軟
に実施する
 全学の学生・教職員が幅広く社会と
の交流・連携の主体となり、持続的
に社会へ価値還元する
 教育・研究の取組みや、一世紀超の
歴史など、大学のあらゆる情報を整
理、共有する
 伝えるためのデザイン力、プレゼン
テーション力を強化し、情報発信し
ていく
 大学が発信するイメージを統一する
とともに、大学の魅力を伝え、価値
を高めるためのコミュニケーション
戦略を充実させる
「九工大チャレンジ」
~全学をあげてひとつのことに挑む
まちなか研究室~商店街出店など地域を
舞台とした活動の展開
コミュニケーションインフラ整備
利用できる施設の設置
 学生・教員・卒業生の出前授業など地域
への主体的な価値還元
 地域スポーツクラブなど世代を超えて
人々が交流する場の整備
カフェやドリンクバーなど地域住民との
コミュニケーションインフラ整備
 「九工大検定」~九工大の歴史を学ぶ
コンテンツの開発
 産学連携や地域共同の実績と歴史に
触れる仕組みの構築
 一般公開型の研究活動プレゼンテーショ
ンコンテストの開催
 研究成果のショールーム設置など主要
都市での大学の魅力の発信
一般公開型の研究活動プレゼンテー
ションコンテストの開催
 各キャンパスの災害時地域拠点化
 多様な国籍・年齢・性別・身体的特徴
 一般通行者の利用を想定した生活道や
 国籍、学部・学科、所属キャンパス
 「九工大万博」~地域住民や企業を
をもつ人々が共に心地よく過ごせる
などの壁を越え、多様な視点や専門
性をもつ人々が交流・協働する
 教育・研究・課外活動における新た
なチャレンジを積極的に支援する
遊歩道の整備
含めた合同展示会の主催
 学内施設をより柔軟・手軽に利用でき
る制度や仕組みの整備
 新たなチャレンジを表明・共有・応援
・援助し合える仕組み
新たなチャレンジを表明・共有・応援・援
助し合える仕組み
CHAPTER
05
フレームワークプラン~30年後のキャンパスをみつめて~
各キャンパスの戦略と重視すべき項目
目標・基本方針(3章)と各キャンパスの課題(2章)から、キャンパスづくりの戦略と重視すべき項目を次のように設定します。
戸畑
戦略
Ⅰ:まちが大学に入り込む
―地域づくりとものづくりの拠点
 戦略Ⅰ
戸畑
 戦略Ⅱ
重視すべき
事項
 戦略Ⅲ
飯塚
戦略
 戦略Ⅰ
 戦略Ⅲ
若松
戦略
⇒県道271号線と接続する出入口整備により、戸畑駅との繋がり、明治学園や夜宮公園に続く明専の森の連続性を強化する
⇒正門付近や鳳龍会館を中心としたエリアを九工大の歴史と未来の象徴として整備する
⇒豊かな植生や生態系の継承を図り、地域の財産としての明専の森を守る
⇒緑の環境を活かして屋外空間を整備し、潤いのある心地よいキャンパス空間を創出する
 戦略Ⅰ
 戦略Ⅲ
Ⅱ:市民が立ち寄る開放空間
Ⅲ:活気あふれる立体空間
⇒学内外の人々が集い、多様な目的に向けて自由に挑戦・協働するためのスペース・施設の整備を進める
⇒飯塚市の掲げる学園都市・情報産業都市づくりや、筑豊エリアのまちづくりの核となるため、セミナー・イベントの開催
や施設開放などにより、地域の人が立ち寄れるアクティビティを提供し、地域との関係を強化する
⇒正門から中庭へ抜けるアプローチと、中庭を中心に各棟をつなぐ回遊型の動線を、人々の活動と交流の中心として整備する
Ⅰ:アジアを牽引する学研都市の中心
若松
重視すべき  戦略Ⅱ
事項
Ⅲ:オープンで快適な都市のオアシス
⇒大学とまちの人々が集い、交流し、まちづくりやものづくりに自由に取り組むための場を整備する
Ⅰ:まちの魅力の創造拠点
―多様な挑戦と協働の場
飯塚
 戦略Ⅱ
重視すべき
事項
Ⅱ:歴史と緑あふれる
地域環境形成の拠点
Ⅱ:外部との交流を支える空間
Ⅲ:内部の多様性が交わる空間
⇒ 「未来をひらくアジアの学術・研究都市」という都市像の実現に向けて開設された北九州学術研究都市を、一つのキャン
パスととらえ、他大学・研究機関との調和・交流・連携を意識して整備を行う
⇒北九州学術研究都市内の他大学・研究機関だけでなく、近隣地域の大学や近隣住民、企業等にとっても、開放的で親しみ
やすいキャンパスづくりを行う
⇒研究室や階をまたいだ繋がりの創出や、キャンパスを越えた交流・連携を促す、利用率の高いリフレッシュ空間整備を行う
30年後を見据えたキャンパスづくりに向けて、戦略と重視すべき項目に基づき、キャンパスづくりの指針となる各種の計画を示します。
動線・ゾーニング計画
A: 人と技術が出会う交流の中心
戸畑キャンパス
…学内外の人々が集うコミュニケーションの中心
B: 教育・研究ゾーン
…高度な専門教育・研究、産学連携を支える場
C: 共通・管理・厚生ゾーン
…基礎教育・事務・管理、福利厚生施設などを配置
D: 社会共生ゾーン
…生活・居住系施設を配置、周囲と調和する開放的な場
キャンパスづくりに
尽力した辰野金吾や
清家清の思想を継承
し、大学の歴史とこ
れからを表現
E: 運動施設ゾーン
…学内だけでなく地域にも開放された運動施設
F: 周辺ゾーン(エネルギーコア)
F: 周辺ゾーン(駐車場)
F: 周辺ゾーン(緑地帯)
a: 歩行者優先ストリート
b: 歩車共存ストリート
c: 学内インフラ
九工大のシンボル
…建学からの歴史とこれからを意識して整備する場
エントランス
新たなエントランス
により戸畑駅や明治
専門学校・夜宮公園
との繋がりを深める
パブリックスペース計画
■ユニバーサルデザイン
■オープンスペース計画
■施設計画
・国籍や性別、年齢などの
・学内外の人々のコミュニケーションや自
・施設の低層部などでの、人の気配や活動の様
差異を超えて自由に活動
できるキャンパス整備
子がわかる、活気の感じられる整備
由な活動を誘発するスペース整備
・コミュニケーションを誘発する施設整備
・緑地や中庭の憩いの場としての活用
・移動や情報取得に困難を
抱える人も自由に活動できるキャンパス整備
・学内外の多様な人々が入居し、活動できるス
■キャンパスエッジ計画
ペースの創出
・周辺地域と調和した周辺部の整備
■出入口、街路計画
・安全・快適に通行でき、豊かなキャンパス景観の形成に寄
・周囲と視覚的な連続性やフットパスなど
で物理的連続性を持たせた整備
与する出入口、街路づくり
■サイン計画
■照明計画
・安全性(夜間など)と周辺への影響を考慮
・学内外の人々にとってわかりやすい
サイン整備
サステイナブルな環境・建築計画
■技術・研究成果の活用
■エネルギー創出・供給
■生態系保全
・学内の先進技術・研究成果を活用した社会をリードする環
・エネルギー自給に向けた、学内技術や研
・緑地の生態系調査、生物多様性維持活動
境形成
・枯葉や雑草の再利用などの取組み推進
究成果を活用した低炭素型エネルギー創
出
■実証実験の場の提供
・学内の研究室や学外の企
業・機関が先端的環境配慮
技術を実証実験できる機会
・地域に対する余剰電力供給、災害時電力
■啓発・運用
供給の仕組みの検討
・学生や教職員にサステイナブルなエコ・キャ
・エネルギー需給を自立的に調整しキャン
ンパスづくりの取組みへ動機付けする制度の
パス全体で最適化する仕組みの実現
検討
とスペースの提供
■省資源
■省エネルギー
・エネルギー使用状況モニタリング、デマンド警報などの取
組み推進、省エネルギーに適した設備・システム導入
飯塚キャンパス
・資源使用状況のモニタリングと見える化、
省資源に向けた啓発
・3R(Reduce, Reuse, Recycle)推進
若松キャンパス
正門から中庭への軸、中庭を中
心とした施設の3階レベルをコ
ミュニケーション、情報発信の
中心に整備
中庭の一部に情報交換とコミュニ
ケーションを誘発するスペースを
設け、専門領域を横断した交流の
場とする
インフラストラクチャー計画
・電気、ガス、水道などのインフラを、安全性や効率性を考慮して整備する。
・有事を想定し、被害を最小限に抑える計画を行う。また、有事の後には供給計画の点検・見直しを行い、キャンパスのインフラ維持対策を講じる。
学外活動計画
■教育・研究
■情報発信
・戸畑・飯塚・若松キャンパスの連携、異
・サテライトキャンパスを積極的に活用し、
学生・教職員による教育・研究成果の積
分野(医療、福祉、デザイン、芸術、自
極的な発信を行う。
然科学など)との連携を密にし、新たな
・様々なメディアを通じて情報発信と相互
分野とテーマを開拓する。
コミュニケーションを図る。
■産学連携・地域貢献
・学生や教員が企業・研究機関に出向き、ものづくりや技術開発に従事できる仕組みと環境を整備する。
・学生や教職員が持つ知識や技術を地域住民に公開し、地域に還元する。
CHAPTER
06
・地域で生活する一員として、地域活動に積極的に参加する。
キャンパスマスタープランの運用
PDCAサイクル・組織体制等
資金・コスト管理
 PDCAサイクル
 資金調達
・長期ビジョンに基づき12年の整備となる中期プランを策定
・キャンパスマスタープランに基づく概算要求
・長期ビジョン・中期プランを定期的に点検・評価、改訂
・学内予算、スペースチャージ収入、施設利用料、寄付金、長期借入金、
間接経費、外部事業者との連携(例:PFI、定期借地権、他大学と共
 組織体制
同での施設整備)など、多様な財源の確保
・学生がPDCAサイクルにかかわる仕組みの検討
 コスト軽減
・周辺地域との連携に向けた「地域意見交換会」の実施
・長寿命化に向けた修繕・維持管理
 実践手法
・ストックの縮小による人口・財政規模に見合った施設運営、良質な教
・第一に老朽・狭隘解消、安全性確保、第二に教育・研究上の優先度の
高い計画を重視して予算配分
育・研究環境の提供
・他大学や外部機関との施設・設備共有
・学生・教職員・卒業生・地域住民の協力のもとでのプラン実践
施設・スペース管理
安全管理
 災害対応
・災害時利用施設(避難場所)の設定・整備、災害時のエネルギー・資
 ファシリティマネジメント
源確保などの推進
・利用者ニーズやメンテナンス履歴などの蓄積・分析システム導入
・近隣大学や工科系大学と連携したファシリティマネジメントの
大学
間ベンチマーキング
・緊急時行動計画の策定、周辺住民と共同での避難訓練などの実施
 耐震改修
・施設の現況把握、安全性を最優先にした改修の実施
 スペースマネジメント
・全学スペースチャージなどの先進的取組みの継続
 防犯
・スペースチャージの改善(例:施設立地・階層・用途などに応じた料
・階層に応じたセキュリティレベルの設定(高階層でセキュリティレベ
ルを高める)による安全と開放性の両立
金設定の見直し)によるさらなるスペース流動化
・地域との防犯情報の共有
品質管理
・学生・教職員、地域住民などの利用者の生の声を吸い上げる仕組みの構築による、満足度の高く、質の高いキャンパスづくり
ダウンロード

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