週刊テクニカル分析
前号のおさらい:東京金の平均足、パラボリック、MACD
発行日
:
2015/11/27
前回のレポート
11月13日
前回11月13日発行のテクニカル分析において「東京金は-2シグマをその日の安値としてバンドウォークと
なっている。下落してくる-1シグマと-2シグマのあいだに価格がある限りは下落が続くこととなる。-1シグ
マを超えることができれば反発となるだろうが、その際の目標は中心線までが目途となる。」と分析した。その
後は-1シグマまで反発するもののそこを超えていくような反発力はなく再度反落し、-1シグマに沿ったかたち
で価格は下落している。下落が続くことが予測されるが、-1シグマを超えるまではこのまま続落となるだろう。
TOPICs 平均足、パラボリック、MACD
平均足(コマ足)は、値動きのブレを排除してトレンドをわかりやすく捉えられるようにローソク足に修正を加えた
指標で、平均足を使うとトレンドを明確にとらえることが出来る。
平均足の算出方法は高値・安値はローソク足の高値・安値と同じで、始値と終値の計算方法が違う。始値は(前日始
値+前日高値+前日安値+前日終値)÷4、終値は(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)÷4となる。
パラボリックは、J.W.ワイルダー氏が考案したSAR(Stop And Reverse)という指標を使用して、相場のトレンド転
換点を計るトレンドフォロー型の指標で、パラボリックは価格が長期間にわたって一方向に動く場合に有効だ。
MACDのクロスは、トレンド転換を捉えるタイミングが若干遅れる欠点があるが、MACDが上昇過程にあるときには
平均足が陰転した場合でも、MACDのシグナルがクロスしていなければトレンドが転換と判断しない。その後、平均足
が陽転や陰転した場合でも、MACDを併用することで、平均足のトレンドが継続しているかどうかの確認をすることが
できる。
これらの指標はトレンドフォロー系の同じようなシステムで長所と短所が似ているが、すべてのサインが揃ったとき
に売買することで有効なサインとなる。
- 1 -
TOPICs 金市場を平均足、パラボリック、MACDで見てみよう
NY金
NY金は次の値動きを注視
NY金は下落が続
いているが、パラボ
リックは上昇のサイ
ンを点灯し、
MACDもゴールデ
ンクロスが間近と
なっている。となっ
ている。下値で横ば
いとなっているが、
パラボリックの値は
1063ドルと直近高
値とほぼ同値で、陰
転した場合には再度
大きく下落すること
が予測される。反対
に平均足が陽転する
と上昇となりそうで、
MACDもゴールデ
ンクロスとなり下落
トレンドから上昇す
ることとなるだろう。
東京金
東京金は続落か
東京金は一度パラ
ボリックが陽転した
ものの、MACDは
下向きのままで再度
パラボリックが下落
のサインとなり、続
落することが予測さ
れる。安値の目標は
昨年10月の4176
円や6月の4075円
となるが、まずはど
れか指標のうち少な
くても2つが上昇の
サインを示すまでは
下落することが予測
される。
- 2 -
TOPICs 他市場はどうか
東京白金
東京白金はさらに下落か
東京白金はパラボ
リックの値が3390
円と目前に迫ってお
り、これからの値動
きによっては上昇の
サインが点灯する可
能性がある。ただし、
その場合でも下落ト
レンドが弱まりひと
まず下げ止まったこ
とを確認できるだけ
であり、MACDが
ゴールデンクロスす
るまでは本格的な上
昇は見込めない。
東京ガソリンは戻り売りのポイントとなるか
東京ガソリン
東京ガソリンはレ
ンジ下限を下回り下
落となったが、反発
し平均足が陽線と
なっている。ただパ
ラボリックまではま
だ値が大きいうえに
MACDがゴールデ
ンクロスしておらず、
ダマシの可能性が現
時点では高い。再度
平均足が陰転する場
合には戻り売りのポ
イントとなる。
- 3 -
東京ゴム
東京ゴムは上昇へ
東京ゴムは下落
トレンドが続いて
いたが、すでに
MACDはゴールデ
ンクロスしており、
パラボリックが上
昇のサインを示し
たあと平均足が一
度陰線となったが
ダマシとなり、平
均足が再度陽線と
なると上昇してお
り押し目買いのポ
イントとなった。3
つのサインが上昇
で揃っており、し
ばらくは上昇する
ことが予測される。
今後の予想
今週は平均足、パラボリック、MACDを利用し分析した。
金市場はNY金がパラボリックが上昇のサインとなっているが底値で横ばいとなっており、次に値動きにより上昇か下
落かを判断できる。東京金はすべてのサインが再度揃ったことにより続落することが予測される。
東京白金はパラボリックが陽転となれば一度下落トレンドが終わりとなることが確認できるが、MACDがゴールデン
クロスするまでは本格的な上昇は見込めない。
東京ガソリンは下落から反発し平均足が陽線となっているが、MACDがゴールデンクロスしておらず、ダマシの可能
性が現時点では高い。再度平均足が陰転する場合には戻り売りのポイントとなる。
東京ゴムは3つのサインが上昇で揃っており、しばらくは上昇することが予測される。
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