GLOCOMイノベーション行動科学 — 社会イノベーション研究分科会
【プラカデミア・サロン for social innovation】
第1回のご案内
社会変革に結びつくビジネスは世界的に着目されるようになりました。ダボス会議を主催するクラウス・
シュワブは社会起業家精神を支援する財団を設立し、ビル・ゲイツは創造的資本主義と名づけて、21
世紀の目指すビジネスの道を訴え始めました。「社会課題」とビジネスの融合は新しい潮流として顕在
化してきました。既に、欧米(アジアの一部)では、主要なビジネススクールで研究が盛んとなり、社会
事業への実践と成長の鍵を分析する試みがなされています。社会起業家、CSRなどをテーマとした海
外の最新のトピックスを含む論文の論点や事例を用いて、実務面からみた社会イノベーションの可能
性を探る【交流サロン】を開催します。
本サロンは、国際大学グローバル・コミュニケーションセンター(GLOCOM)で開催している新たな学問領域「イノベーショ
ン行動科学」研究会の分科会として実施します。イノベーションを起こす行動を学際的に解明し、個人のイノベーション
行動、ひいては社会変革を促進することを目的とするものです。
国際大学グローバル・コミュニケーションセンターとは
1991年、学校法人国際大学に所属する研究機関として設立。情報社会および日本社会を多面的に研究することを使命
とし、同時に、企業や国(政府)とのさまざまな協業を積極的に展開する“智業”であることを目指している。実践につな
がる研究センター。現理事長:小林陽太郎
「プラカデミア・サロン」の「プラカデミア」とは、実務家(プラクティショナー)と大学関係者(アカデミア)との造語です。本
サロンでは、実務家の実績と研究者の研究成果を活かした新たな実践の創造を目指します。
「ソーシャル・イノベーション」とは、社会の課題に対する新たな挑戦が普及することを指し、社会的ミッションを実現する
個人の力と市民社会の成熟の上に成り立つものと考えています。
記
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日時:2008年5月19日(月) 18時半~21時(15分前開場)
会場:国際大学グローバル・コミュニケーションセンター(GLOCOM) http//www.glocom.ac.jp/
(東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階)
最寄駅:六本木 アクセス:http://www.glocom.ac.jp/access/
(地下鉄六本木駅からグランドハイアット東京方面を経て7~10分)
主催:GLOCOMイノベーション行動科学研究会(IBS)分科会 http://www.glocom.ac.jp/project/ibs/
共催:CAC社会起業家研究ネットワーク http://cacnet.org
会費制:2,000円/回 (軽食付き、領収書をご用意します)
定員:30名程度
お申し込み、問合せ先:CAC社会起業家研究ネットワーク [email protected]
[email protected]添えてお申し込みください。
ご関心領域、申し込み理由など一言お願いします。
■プログラム内容
本サロンは、2部構成からなります。
<前半>座談会「イノベーション行動の哲学」
18時半~19時半
実務家のその行動に出るに至った転機とアイデア発想時の想いについてお話いただきます。
どのような環境のもと、そして、何にインスパイアされてイノベーション行動に出るのでしょうか?
あわせて、20~30代に向けたメッセージも頂戴します。
*営利・非営利セクターにとらわれず、社会的ミッションの強い人材や組織を見出しお招きします。
<後半>意見交換
19時半~21時
最初に、社会性評価やエコシステム、CSRと人材などテーマごとに関連する最新の論文の論点や注目されている
事例をご紹介します。その後、自由に、意見交換を行います。
自らのイノベーション行動につながるサロンを目指していきます。
第1回5月19日(月)18時半~21時
「グローバル・エコノミーと社会起業家(1)」
ご紹介文献
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社会起業家は、主体的に社会の問題に取り組む人々。
資本主義が引き起こした問題を資本主義の力で解決す
る試み?社会変革を起こすことにつながると注目を得
ている。起業家との相違はあるのだろうか?
① 数多い定義に関する論文の中でもよく引用される論文
の1つ。
Roger L. Martin & Sally Osberg(2007), Social
Entrepreneurship: the case for definition, Stanford
Social Innovation Review, 2007spring
E-bayのジェフ・スコールが創設したスコール財団CEO
とBusiness Weekの7人の”Innovation Gurus”に任命され
たトロント大学研究科長の論文。
② John A. Quelch and David Chen, (2008), Marketing the
“$100 Laptop”, Harvard Business School
One Laptop Per Child: OLPC 世界の子どもたちに教育
を提供するため、100ドルのPCを提供しようとしている
ニコラス・ネグロポンテ氏(マサチューセッツ工科大
学(MIT)メディアラボの創設者)。非常に挑戦的な発想
に支援者が多いものの、今年に入って、インテル撤退
のニュースが入った。同様のミッションでウインドウ
ズ搭載のClassmate PCを販売するインテルの動きはCSR
と経営の視点からも興味深い。
http://laptop.org/index.en_US.html
ゲストプロフィール
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中多広志さん
株式会社ベルロックメディア代表取締役、吉本興業株式会社
執行役員CFO
米国公認会計士
1961年4月生まれ。関西大学社会学部卒業、Thunderbird,
The Thunderbird School of Global Managementにて経営学修
士号取得。
1987年 長銀総合研究所 入所、国際事業部において欧米企業
の日本市場進出を支援。
Cowen & CompanyのNY本店においてメディア関連のM&A
アドバイザリーチームにて研修。その後日本長期信用銀行企
業金融部においてM&Aのアドバイザリー業務。日本におい
て最初のコンテンツファンド、コンテンツの証券化、映画投
資スキームを行う。
1997年に吉本興業グループに入社。
長銀時代のクライアントであるKDDIと吉本興業で株式会
社ファンダンゴを2000年に設立、2006年2月上場。また東京
電力と株式会社キャスティを設立し、東京電力のBBネット
ワーク向けにコンテンツを配信している。
2005年にインテル、吉本興業グループ、フェイスなどと米国
にBellrock Media,Inc.を設立。CEOに就任する。当社では
日米で全く新しいスポンサード・コンテンツを開発中。また
子会社として新生銀行などと株式会社セドナ・キャピタルを
設立し、エンタテインメント分野への投資を行うファンドを
100億円で組成した。
http://www.bellrockmedia.com/jp/index.html
2008年度プラカデミア・サロンのテーマ一覧
ゲスト及び使用論文は、決定次第、サイトにて掲示してまいります。http://cacnet.org
回数
テーマ(予定)
ゲスト(第一部にて対談もしくは、講演)
第1回
「グローバル・エコノミーと社会起業家(1)」
社会起業家は、主体的に社会の問題に取り組む人々。起業家との相違はあるのか?
One Laptop Per Child; OLPC を事例に。
中多広志さん
㈱ベルロックメディア
第2回
「グローバル・エコノミーと社会起業家(2)」
世界経済フォーラム&シュワブ財団(社会起業家支援)のクラウス・シュワブのフォー CSR
リン・アフェアーズ掲載論文と、財団の評価レポートを用いて。
第3回
「英国のソーシャル・エンタープライズ」
英国の事例と英国で社会起業家の概念を広めたチャールズ・レッドベターの最近の論文 地域再生
を用いて。
第4回
「持続可能性」
地域開発
第5回
「米国社会起業家の評価」
企業評価
第6回
「社会性と技術(1)」
環境ビジネス
第7回
「社会性と技術(2)」
農業ビジネス
第8回
「BOPビジネス」
医療、BOPビジネス
第9回
「CSRと
教育関連
第10回
「創造的資本主義」
人材」
エコシステム関連
代表取締役吉本興業㈱執行役員CFO
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